「衝撃!まさかスプラッタームービーとは!ホラー苦手な人は見ないほうがいいかも!?」サブスタンス ノブさんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃!まさかスプラッタームービーとは!ホラー苦手な人は見ないほうがいいかも!?
デミ・ムーア主演の話題作ということであまり予備知識も入れずに鑑賞。
結果、あまりのグロさ、特にラスト20分くらいは何を見せられてるのかもはやわからなくなるほどの怪作に仕上がっており、見る人を選ぶ映画であると思いました。
私はホラーは苦手で、特に血しぶきの飛ぶような映画は見たくないのですが、この映画のチラシからはまさかこんなにグロいシーンが多いとは予想もつかず、見る羽目になってしまいました~(苦笑)
前半はいいのですが、エリザベス(デミ・ムーア)が怪しげな薬を注射し、背中から若く美しい自分の分身リー(マーガレット・クアリー)が出てくるあたりから、少しづつグロいシーンが始まり徐々に加速していきます。
「ヴィデオドローム」「ザ・フライ」などの鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の作品を想起しました。
エリザベスも年相応に魅力的だと思うのですが、自分の仕事を奪われ容姿の衰えを気にして若さと美に対する執着から、怪しげな薬に手を出し摩訶不思議な世界が幕を開ける…
どちらも自分なのに別人格というのが大きなポイントですね。
別人格ならエリザベスにとってそりゃあ面白くないでしょう。
というか別人格ならそもそもこの薬使う意味あるの?と思いました。
しかもリーがきちんとルールを守らないせいでエリザベスの老化がどんどん進行するし、、、
女性にとって美は何歳になっても意識するものだということが、男性との食事に行く前のエリザベスのメイクやり直し→結局満足できずイライラが爆発、場面に如実に表現されていました。
最後の二人の争う場面以降、とくに禁断の2回目の注射以降はもはやホラーコメディみたいになってて、やりすぎ感がありました。なんかお腹いっぱいになりました。
惜しいです、この結末。設定はよくできてるのでもう少し内面に踏み込んで、血しぶきやエイリアンみたいな場面を抑えたほうがよかったのでは、と思いました。
そして見終わってからコラリー・ファルジャという女性監督がこの作品を撮ったことを知り驚きました。
斬新な映画ではあると思います、が見る人を選ぶ映画ですね。
デミ・ムーアもマーガレット・クアリーも美しかったです。
ノブさんも広告とのギャップにやられちゃったのですね(笑)私もホラーと認識しながらも、予告を見てタカを括っていたので、後半の暴走っぷりには驚きました!!
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