「失踪。。」傲慢と善良 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
失踪。。
が、続きますね。安心出来ないな。
「四月に〜」の弥生(まさみ!)
「スオミのはなし〜」のスオミ
(まさみ〜!!)
本作の真実(奈緒ちゃん)
何だろ?失踪モノ、個人的にいまいちコナイなぁ〜('◉⌓◉’)
どれも失踪の背景が見えずらい共感しずらい。
もっとちゃんと"失踪"させて。
あ、でもそもそもその選択をする人の心って解らないのか??
まぁ、それは置いておいて。。
今月は観たい作品が多過ぎて、お小遣いオーバーだし、時間もしんどいし、辻村原作だけれど見送ろうかと思っていた本作。。
だがしかし!
アイラブ倉君が出ている!ぐぅぅ。。
コーポ・ア・コーポも観たかったのに近場での上映なしで行けず( ; ; )
市子は観たけど、その後の骨子は、、
へへへ( ̄∇ ̄)
って思って行ってない。
これじゃ、好きと言いづらいじゃないか!と悩み、、
。。。行ったれ!!行ってきました!
おかず減るけど仕方なし٩( ᐛ )و
笑っとけ笑っとけ٩( ᐛ )و
私は読書も趣味なので、辻村先生の作品も何冊も読んでおりまして、こちらも既読なのですが。。
んーーーー。。何でしょ??
(つか、男性って皆んな、奈緒ちゃんと
あいみょんと波瑠ちゃん好きですよね)
小説と映画は別モノとして楽しみたいし、比べても仕方ない。
わかっちゃいるけど、だって読んじゃってるからねムズカシイ。。
ちょっと厳しくなってしまったかも。、、
まず架。
藤ヶ谷さんのアレでは架の心の機微みたいなもの、未読の方に伝わったのでしょうか??
真実においても。。
奈緒ちゃんの演技力で補えてはいましたが、あれではただの"逃げ"では??
真実(奈緒ちゃん)と母親(宮崎さん)との関係性も、単純な"毒親と子"としては充分に描かれてはいましたが、真実がなぜ、こんな性格になったのか?
彼女の人格を形成する上で良くも悪くも介入してきた母親の存在感を、もっと強調して欲しかった。
いや、宮崎さんはとても良かったのですが、いかんせん前田美波里先生が良い所持っていってしまい過ぎww
すごいインパクト。さすが蔵人の母!
あと、女のイヤ〜な部分を見られたあのシーンは良かったです。
良い胸糞!頂きました♪
ただね。ちょっとフォローしますけど、架と美奈子は友達なので。
架に対しての真実の態度や嘘(裏切り)が許せなかったのだと思うのです。
だからあの発言も、美奈子にとってみれば
"善良"だったのでは?
自分に自信があって、自分の意思で発言できる彼女のようなタイプの女性からしたら、真実のような、あの手の女にイラつく気持ちも。。
ちょっとわかりますw
と、まとまりもない文章を連ねるだけになりそうなので、個人的な意見を。。
"結婚"って、究極の個人意思によるものだと思ってます。
してもしなくても個人が自分の意思で選択すれば良い。尊重されるべき。
うるさい外野は黙ってろと思う。
したいならマッチングアプリでも合コンでも何でもやって出会いを求めたら良い。肯定派です。
婚活なんて言葉すら生み出して定着している。
で、個人意思と書きましたが、結婚てやっぱり厄介で、家と家の繋がりが出来てしまう確率が高い。
好きだから結婚しましょ〜なんて簡単な事ではない。日本では特に。
周りが結婚して行き取り残される不安、親孝行としての一面、将来のある意味保険、社会的に安心したい。。
(あと、子、か。。)
単純ではない様々な事情も含むのが結婚だと思うが、やはり、個人として1人の大人として、自立していない人は、誰かと一緒になっても上手く行かないんじゃないかなぁ〜?と思うのです。
依存できる相手を探すのは違うんじゃないかなぁ〜?と思うのです。
覚悟がない半人前の人が婚活なんてしていいのかなぁ〜?と思うのです。
とかちょっと偉そうに書いてしまいましたが。。
すいません。自分の事は棚です(°▽°)
まぁ、そんなに出来た人間ばかりではないし、誰しも傲慢な部分も善良な部分も持っていますからね。
上手く折り合いを付けて生きている人が大半だと思います。
けれど、
結婚(だけじゃないけど)は
相手ありきなので、相手には真摯で誠実でありたいものです。。
そして、
自分の幸せ。自分の人生。
自分で考える事を放棄してはいけません。
真実ちゃん、もっと自分を出して生きていいんやで!
「自己評価は低いくせに自己愛が高い」
ヒィィ! _(:3 」∠)_
原作はとにかくイタイイタイ作品でして、、
痛い所ツイテくるなぁ〜!!なのです。
自分が持っているネガティブな感情を引きずり出された感覚になったし"まひちさ"にザクザク刺されたような痛みまで感じたのですが。。
本作はあれみたい。
刺すと引っ込むおもちゃのナイフ。
シャカ。シャカ。って感じ。
痛くなかったなぁ〜。。
あ!!!倉君!!
原作と全然違ったけど、良い奴だった〜!男前やった〜!君には違う人がいいよ絶対!
倉君もヤギも可愛かったです♡
(それだけか〜いw)
鑑賞後の気分も悪くはなかったが、もっと彼らの成長を感じたかった。
2人を信用したかった。
未来を想像させて欲しかった。
あ〜なったけど、別れるんじゃね?って思ってしまいました。大丈夫かなぁ?
私もそんな風に感じてしまって大丈夫かなぁ??
イヤな奴でごめんなさいm(__)m
みなさんには、映画の印象が薄れた頃に原作を読んで欲しいです!
原作はもちろん素晴らしいですが、朝井リョウ先生の解説がとても良いです!!
「自己評価は低いくせに自己愛が高い」…自分も心当たりが…
原作読んでると色々足りなく感じるんですね。
演技や演出に違和感もなく、脚本の破綻もなかったので作品としては纏まってたと感じました。
ホームパーティでの女友達ふたりの目と、フラレた倉くんに寄り添いにいくヤギ。
この二つだけでも個人的には高評価です。笑