劇場公開日 2024年9月27日

「個人的には、原作小説のラストを映像で観たかったなぁ」傲慢と善良 msさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5個人的には、原作小説のラストを映像で観たかったなぁ

2024年9月29日
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鑑賞方法:映画館

単純

原作小説では、婚活で知り合った男女の突然の別れと再会を、ミステリーを解き進めるように登場人物の心情や背景を精緻に、ときに容赦なく、描かれています。(良し悪し含め、地方都市と東京の価値観の違いとかも。)

それを2時間の映画に収めるには、大幅な省略やアレンジも仕方がなかったのかな、と思いました。(原作を読まずに鑑賞しても大味な印象を受けるはず。)
もし1クールのドラマ版ならば、同じキャスト・監督でぜひ観たいです。

ただ、原作小説で言うところの「傲慢さ」「善良さ」って、そういう意味だっけ?とは映画を観て正直思いました。(ただの見栄っ張り、やさしい、だけの意味ではないはず。。)

ms