劇場公開日 2024年7月19日

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価

全269件中、61~80件目を表示

4.0黒猫の演技×縁起

2024年8月4日
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鑑賞方法:映画館

冒頭からビジュアルや編集がとても凝っていて、目を楽しませてくれました。ストーリーも盤石な感じで、とても手堅い仕上がり。とはいえ、あまりにも定石通りだと既視感を覚えて退屈!ってことが個人的にはよくあるのですが、今作は緊張感が途切れることなく、ワクワク感がずっと楽しめました。これまでにも多くの映画の題材になってきたアポロ計画の舞台裏を従来とは少し違った視点で描いていること、そして、主人公の二人をスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムという華のある俳優が魅力的に演じていることが成功の理由かなという気がしました。科学の最先端に身を置くコール(チャニング・テイタム)が黒猫の縁起を担いでるところも可笑しかったし、単なる小ネタじゃない見せ場もあってよかったです。見終えたときの充実感が心地よかったです。

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赤ヒゲ

3.5黒猫注意

2024年8月3日
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鑑賞方法:映画館

人類初の月面着陸をしたアポロ11号を軸に、NASA発射責任者の男と、米国の裏幕側としてPR活動に専心する女の話。

米国の月面着陸は陰謀論だ! とする話を
逆手にとったエンタメラブストーリーに小気味よく仕立てられている。

黒猫ちゃんの使いどころもセオリー的ですが良かった。

どこまでがフィクションでノンフィクションなのか、あまり知識が無い私にはわかりませんでしたけども。
管制室(?)の巨大なモニターが見た感じではほぼ平面でしたけども、当時に既にあのような巨大で平面なものがあったのかな?と少し気になりました。

月面探査について少し調べたら、今年2024年の年明けに日本のJAXAの(有人機ではありませんが)小型月着陸実証機SLIMが着陸していたのですね。知らなかった!

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寝落ち中尉

4.0信じなくても真実は真実 信じてもウソはウソ

2024年8月3日
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アポロ計画のアナザーストーリー

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
その一歩はフェイクだった?
そんなユーモアなテーマ設定から1960年代のおしゃれなアイテムや音楽、コメディちっくな会話、アメリカンドリーム、ロマンス、二次情報への皮肉etc...
渋滞しそうでうまく流れる感じが気持ちいい快作

特に誠実なコール(チャニング・テイタムさん)と彼を振り回すケリー(スカーレット・ヨハンソンさん)の構図が楽しく、内容にしては上映時間が長めなのに2人の掛け合いが短く感じさせてくれました💯
変な放題にならなくて良かったと最後思った

アポロの打ち上げ時にアメリカ国民皆が顔を上げて見ていた
偉業を夢見て
当時のアメリカの政治経済背景を予習すると更に楽しめるかもですね!

ありがとうございました

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KEN

4.5宇宙開発の話が好きで、それだけで高い点数をつけてしまうのはご容赦く...

2024年8月3日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

知的

宇宙開発の話が好きで、それだけで高い点数をつけてしまうのはご容赦ください。
巨大なロケットエンジンが工場内を移動している映像だけでご飯3杯いけます。映画館の大きなスクリーンで見るのにふさわしかったです。

ストーリーは陰謀論者もそうでない人も両方楽しめる設計になっております。余談ですが、陰謀論者の人と話すと、彼らの多くが月に行った(とされる)のは1回だけだと思っていて、アポロ17号まであったんだよと教えてあげるとびっくりされます。こっちがびっくりです。「アポロ13」は何だと思ってたんだろう。

スカーレット・ヨハンソンさんの出演作はいくつか見ましたが、どれも物憂げで気だるい女性の役ばかりで、こんなに活き活きとしている役を見たのは初めてでした。スカヨハ最高傑作だと思います。もしかしたらオスカーも取るかもしれません。

制作会社がAppleスタジオだそうで、映画の最後に「この映画は全部iPhoneで撮影しました」とテロップが出てきたらびっくりだなと思ったけど、さすがにそんなことはありませんでした。

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jfs2019

3.5楽しい作品です

2024年8月3日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

史実とフィクションを、うまく絡めたストーリー。
テンポがよい作品で、結構楽しめました。
ロケットの発射を間近で観たくなった。
轟音でビリビリと空気が振動するのを体感したい。

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koji

3.5あかんあかんっ!

2024年8月3日
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鑑賞方法:映画館

純粋で真っ直ぐな、育ちの良い皆さんが、実話のように思ったらどうすんだ?っていう、コメディを、とてもシンプルスマートに描いています。
スカーレットヨハンソンが、またもやセクシーなので、観にいってしまった次第です。

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khanibal

4.0チャニング、スカーレットちょーイイ演技

2024年8月2日
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鑑賞方法:映画館

都市伝説的な話をより説得力あるシナリオになってる。ちょっと長いけど、キャストもサイコーな演技!黒猫がここでね

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ムロン

4.0月面着陸の裏側

2024年8月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

事実は小説より奇なり。そこまでではないが、様々なドラマあり。ヨハンソンといえばブラックウィドゥなんだろうけど、ジョジョ・ラビットといい、アステロイド・シティとか隠れた名作にどんどん出ている印象。今回もそういう系。かなり良いと思う。

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印刷局員

4.0未だに論議されているフェイク説

2024年8月2日
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鑑賞方法:映画館

「私を月に連れてって」

未だに論議されているアポロ11号の月面着陸がウソと言われている話しが元。

映画を観て思いお越しました。
1970年の大阪万博でアメリカ館のアポロ11号が持って帰ってきた「月の石」を見るためにアメリカパビリオンに2時間も並んだことを。。。
あの石はニセモノ?

2時間11分の上映時間は全く長く感じませんでした。

スカヨハのファンであるからかもしれませんが😅

相当、制作費を掛けているのは間違いないです。
面白いです👍

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ウルフ

4.5文句なし

2024年8月2日
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興奮

知的

色々楽しめた
ケリーさんは営業マンの神様みたいなヒトなのかな?

衛星放送来たら永久保存予定

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サジタリウス

4.5フェイクかリアルか

2024年8月1日
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鑑賞方法:映画館

上品なユーモアを感じる映画でした
アポロ11号の真相がどうなるかが
この映画のメインストーリーではあるのですがその真相とスカーレットヨハンソンが演じるケリーのフェイクかリアルかで揺れる気持ちが対比として描かれていてとても良かった
60年代後期のファッションや車のデザイン、ミュージックなどとても鮮やかで素敵だった
ここ最近見た映画の中でもかなり良いムードの映画で見れて良かった!

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sasaki

3.0良作

2024年8月1日
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鑑賞方法:映画館

途中で中だるみはするが、全編を通すと面白く仕上がっている。都市伝説を逆手に取ってシナリオを作っているところも評判高い。
黒猫のラストの使い方なども良い。
70年代を描いている映画らしく、大ラスもその演出で終わるんだ〜って関心も出来る。
もう少し作品に深みのあるエピソードが欲しかった、主人公の家族話などベタすぎて少し冷める設定。

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ルイ

4.0有名な茶番の噂を映画化

2024年8月1日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

アポロ11号は実は月に着陸していなく、映像はフェイクだった、という都市伝説のような噂を映画化。
この噂をコメディとして映画化する着眼点が素晴らしい。
PRマーケッターのケリー(スカーレット・ヨハンソン)は次々とヒット商品を生み出す辣腕マーケッター。
ある日、ニクソン大統領の側近という政府関係者のモー(ウディ・ハレルソン)が訪ねてきて、NASAのアポロ計画のPRを担当してほしいと雇われることとなる。
ケリーは実際の担当者でなく俳優を使ったプロモーションなど、手段を選ばないPR戦略で国民の注目を集めることに成功する。
一方アポロ11号の発射責任者であるコール(チャニング・テイタム)は実直で、そうしたPRを快く思っていない。
しかし、打ち上げ予算が逼迫しており、ケリーの政治家を利用した予算獲得戦略に協力するようになる。そうするうちに距離は近づいていく・・
と、この辺りはアメリカンコメディの定番の展開で先が読めてしまうのだが、モーがアポロ11号の着陸映像を茶番で製作することを依頼するあたりから俄然面白くなる。
アポロ1号での事故死という悲劇も描くことで、ヒューマンドラマとしての重みも描くことでエンターティメントとして完成度を高めることにも成功している。
何といっても、プロデュースも兼任するスカーレット・ヨハンソンがはまり役。
彼女の代表作の一つとなった。
クライマックスのアポロ11号の発射、着陸シーンはドタバタを織り交ぜ傑作のエンターティメントとなっている。
夏休みカップルで観るのには最適の映画。

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kozuka

4.5もっと堅苦しい話だと思っており、オッペンハイマーのような政治的な話...

2024年8月1日
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もっと堅苦しい話だと思っており、オッペンハイマーのような政治的な話をブツブツ言ってるだけの作品だとツラいなーと思っていたが、コミカルで笑えるポイントがたくさんあり、かなり楽に楽しく観れた。
それでいて、悪い事をしてきた過去や偽動画の撮影などの緊張感がずっとあるので、ダラダラしてしまわず、一度も集中が切れる事なく見れた。
テーマに惹かれて観た映画だか、観せ方に感動した。
そもそも月面着陸は、アメリカがソ連に勝った事を世界に知らしめるためなので、それ自体が目的ではなく、手段にすぎない。
そう考えるとか、皆んなが手段と目的を勘違いをしてる。
それに気づかせてくれたのが、ウッディ ハレルソンが演じるモー。
彼が完全な悪役ならそれに気づかないまま終わってた。
とてもいい作品だった。

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あきら

3.0なかなかの秀作だと思うけれど、それほど面白いとは感じませんでした

2024年7月31日
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米ソの対立というシリアスな問題を背景にしながらも、宇宙を目指す人々の情熱を軽やかなタッチで描いた、なかなかの秀作。
テーマの中軸を成している“虚と実”の扱いかたも巧みで感心させられました。

でも、正直いって、みなさんが評価しているほど面白いとは感じなかった。なんでかな?

それから、むかし、「ほんとに魅力的だなぁ〜」と胸ときめかせた S・ヨハンソンがフツーのおばちゃんになっていて、ちょっとがっかり。

ちなみに、ジャズのスタンダード『Fly Me to the Moon』は、ぼくの生涯ベスト5に入る曲です(やっぱりベイシー楽団 & シナトラバージョンが1番かな)。

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peke

4.0これは愛すべき作品。映画そのものの如く。

2024年7月31日
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スカーレット・ヨハンソン × チャニング・テイタム

1969年、人類初の月面着陸、思えば小4の時の出来事。それまでに成果がなかった「アポロ計画」だけにフェイク疑惑が後を絶たず。

そんな周知の噂を塩梅よく盛り込んで爽やかなラブロマンスをまぶした。極上のエンターテイメントになった。

ちなみに自分はあの月面着陸の動画をフェイクだと思っている一人だが真実は如何に?

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エロくそチキン2

4.0嘘は嘘、でも真実は真実

2024年7月31日
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単純

人類初の月面着陸にまつわる噂話をベースに映画化?笑
1969年、人類初の月面着陸を目指すアポロ計画は失敗続き、
NASAに対し、国民の関心は薄れていく。
ニクソン大統領の側近モーは、PRマーケティングのプロであるケリーに依頼、
NASAに雇用させ、イメージアップ戦略を図る。
だが、NASAの発射責任者であるコールは反発。
少しずつ溝が埋まっていくのだが、ケリーに新たなミッション、
「月面着陸のフェイク映像を撮影し、失敗時に備える」
が課される。

といった展開。
アポロ計画、アポロ11号の話やPRマーケティングについては
割と忠実に描かれているらしい。
そこに、ケリーやコールの話をうまくくっつけて、面白かった。

フェイク映像を逆に・・・という展開は、そう来たか!という感じ、
その方のために、いくらつぎ込んで、この映像を、と思うと、
噴き出しそうだった。
そして、黒猫は万国共通で不吉な象徴ということを教わった笑

60年代のアメリカのファッション、ケリーはとても魅力的。
対するコール、オードリー春日かと思った笑

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よっしぃ

5.0真実は誰も信じなくても真実

Mさん
2024年7月31日
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何が真実かを判断するのはなかなか難しいことなのだろうが、「真実は真実」という言葉をフェイクニュースを流している人たちにも伝えたい、と思った。(伝わらないだろうけど)

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M

3.5肩の力を抜いて見れる

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

陰謀論の話ですが、ライトな感覚で楽しめました。
当時のコンピューターの能力は初代ファミコン以下とも言われますから、あながち無きにしも非ずと思っちゃいますよね。

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やまぼうし

4.5お仕事映画+健全ラブコメ

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

萌える

 何かの達成のために数人が力を合わせて頑張るという「お仕事映画」はついつい見てしまうジャンルだ。現実の仕事はもちろん一人でできるわけではなく、名もない様々な人びとが力を合わせて大きなプロジェクトを成功させているはずだ。その名もなき人々に、自然とスポットが当たって、キャラクターの魅力が引き出されるのがこのジャンルの映画の良さである。今作であればケリー(スカーレット・ヨハンソン)のアシスタントであるルビー(アンナ・ガルシア)やコール(チャニング・テイタム)をサポートするヘンリー、カメラ修理に大活躍するスチュワートやドン、映画監督のランスなど、目立ちすぎることなく、しかし確実に印象に残るキャラクターが深く丁寧にかつチャーミングに描かれている。この真摯なキャラクター造形が、「月面着陸はフェイクだった!?」というトンデモ陰謀論を下敷きにした、ともするとキワモノ映画になってしまいそうな本作を、落ち着いた見ごたえのある映画に押し上げている。

 また本作は、2000年代後半に下火になってしまったラブコメ洋画の復活を期待させる作品でもある。正反対の個性を持つ男女が同じ目的のために協力する中で次第に惹かれ合うというかなりテンプレートな物語を、ストレートに展開できているのが近年としては珍しい。1969年という時代の男女をそのまま映しているが、古臭くなく、押しつけがましくもない爽やかな男女の恋愛が描かれていることが、ジェンダーに関する話を以前のようにできなくなった(つまりそれが90、00年代的なラブコメが下火になった原因の一つでもあるのだが、)現代においては新たな見方を提示しているように感じた。ケリーは「誇張やときには嘘も交えて、現実をより魅力的にする」人物であり、反対にコールは「誠実に愚直に目の前の現実に向き合う」人物である。その二人が、互いの足りないところを補い合うように、そして互いに影響して自己の新たな面を引き出すことで、それぞれの問題を乗り越えていくという、恋愛の普遍的本質が描かれているように感じた。

スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム、ウディ・ハレルソンの主役級3人だけでなく、脇を固めるキャストの演技、虚実が入り混じるストーリー、当時の実際のものを活かしたロケット発射の映像、全編に効果的に流れるジャズなど、魅力が詰まった良作であった。

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のむさん