フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
全328件中、261~280件目を表示
都市伝説を逆手にとったスリリングな物語
ヒューストン宇宙センターで、アポロ11号のカウントダウンが始まる。固唾を飲んで見守るスタッフの緊張感がビリビリ伝わってくる。
このシーンからギアが上がって、断然面白い。フェイク撮影側とNASAのエンジニアたちとの攻防が始まる。黒猫ちゃんも参戦して、どうなるのか予測がつかない。
1969年当時のビデオ撮影の解像度もあって、フェイク映像説がまことしやかに流れた。僕もフェイク説を一時は信じてしまった。
スカーレット・ヨハンソンのセリフのキレと表情の巧みさはさすが。ウディ・ハレルソンとのかけ合いも小気味よく、テンポよく最後まで楽しめる作品でございます。
うーん、つまらなくはなく、、、いい作品だけど。
結構こすられてる素材を、スターを起用してどう映画化されるのか楽しみに行きました。
丁寧に作り過ぎて前段が長く、伏線もミエミエでもう少し捻ってほしかったです。
個人的な印象かもですが、チャニングが賢そうには見えず、感情移入できませんでした。スカーレットも綺麗だけどちょっと老けたなぁと。ただ、ケリーの生い立ち、生き方にちょっと同情してしまいました。ハレルソンも政府機関の怖さを感じないし、世紀の撮影に立ち会いが1人だけってのもリアリティがなかったなぁ。家族持ちのコールの同僚はもっと活躍できて、面白くなったように思いました。
でも全体に何故か誠実さを感じる作りで、決して不満とかは感じず、こういう別の時間軸の世界線もあったのかもねと思いました。悪く無い作品でした。尺はもっと短くできましたよね。音楽はすごくよかったです!
想像力が働かされる
陰謀説の真偽はともかく、フェイク映像を用意していたことは事実ではないだろうか?
そして、映画さながら、どっちが世界に放映されたのかは闇の中なのかも?
そして、劇中のように本物と偽物の区別がつかないということはなかったと思われることから、真相を知る人は、どっちが公開されたかは知っているのだろう。
さらに、それを知っている人は早々に消されているのではないだろうか?
だから、陰謀説が成り立っているんだろうかと感じました。そういう意味で、すごく面白かったです。
もっともアポロ12号以降も、フェイク映像を作ったとは考えにくく、もし、フェイク映像があるのなら13号も着陸していると思うけど…。
スカーレット・ヨハンソンは大好きな俳優さんなんだけど、加齢には勝てないなぁ…と少し残念な気持ちで観ていました…
意外と真面目なアポロ11号映画 ✕ ロマコメ
予告では、月面着陸失敗に備えてフェイク動画を作成することが強調されていたので、カプリコン1路線かぁ、どうしようかなぁと観るのを迷っていたんだけど、小難しいことを考えずに楽しめてヨカッタ。
計画推進に取り組む真面目なNASA職員のチャニング・テイタムと、関心が薄れたアポロ計画のPRに携わることになった訳ありの広告屋スカヨハの2人に、怪しげなGメンウディ・ハレルソンと黒猫を中心に話が展開。
ロマコメ要素を混ぜつつ、アポロ11号の月面着陸に向けて盛り上がっていき、カプリコン1要素はごく一部なので、宇宙開発史が好きな者は必見でしょう。
アップル制作なので、近いうちにApple TVで配信されるんだろうけれど、打ち上げシーンなどぜひ大画面&大音響の劇場で観るべき作品。
久々王道ハリウッドエンターテイメントを観た
ニャンコのファインプレー
あの歴史の裏で実はこういう事が起きてました系
軽いタッチの大人のロマコメ風だが最後は感動しスカッとした。
アポロ11号の月面着陸映像はフェイクという都市伝説を逆手に取ったトンデモ発想が面白い。
映像だけでなくアポロ計画のPRスポンサー契約や予算に大きな影響力を持っている上院議員の支持獲得など、アポロ11号に関わるみんなが知っている有名な逸話を面白く描いており楽しい。
プロデューサーも兼任したスカーレット・ヨハンソンが嘘とハッタリと勢いで次々と契約を成功させていく有能なマーケッターを演じているが、嘘が嫌いな堅物のチャニング・テイタムも最後には方便とばかりに嘘をつく流れが二人の和解への布石の一つとしているのは素敵な脚本と演出。
アポロ計画を対ソ関係で力を見せつけるために利用しようとする謎の国家エージェント役のウッディ・ハレルソンは、ああいう胡散臭い役をやらせるとピッタリはまるから欠かせないピース。
あの映像はアメリカだけでなく世界中で衛星中継され、日本でもテレビ局がこぞって特番を組み、家電メーカーもカラーテレビの生産台数を何倍にも増やしたそうだが、結局月面着陸はモノクロ映像だったというオチはがついた事でも有名だが、強い国アメリカの一番いい時代のアメリカ人が大好きなエピソードという事もあり、全編明るい感じに仕上げているので楽しく鑑賞する事ができた。
見たか?黒猫だ!
笑えるロマコメ ✕ かけた想いに胸熱くなる歴史・人間ドラマ = 見やすくも充実のアメリカン・ロマンス、そこに人々は今日も夢を見る。スカヨハ ✕ チャニング・テイタム = 魅力的な2人!"嘘も方便"を体現するような口八丁っぷりで仕事を獲得しまくる敏腕PRマーケティングのケリー、実直で真面目なNASAの発射責任者コール、そして裏で糸を引く"マン・イン・ザ・チェアー"なモー。モー(ウディ・ハレルソン)がケリーの部屋にいるのは、『ノーカントリー』でアントン・シガー(ハビエル・バルデム)にされた仕返し?
『コーダ』のオスカー受賞に始まり、スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、リドリー・スコット『ナポレオン』、そしてこれからはブラピの『ウルフズ』『F1』にマット・デイモン『インスティゲイターズ』と強いラインナップが続いて控え、飛ぶ鳥を落とす勢いで今一番アツい映画スタジオApple Studios(Apple TV+、Apple Original Films) & コロンビア・ピクチャーズ100周年が贈る。
"あのウワサ" 捏造映像 vs 真実の重み・価値で戦う!今までウソをついてきた彼女と対照的にバカ真面目にやってきた感のある彼、そんな主人公2人の一貫した衣装も時代性+キャラクター描写としてよかった(ケリーは女性性を出すように?)。その時代を感じられるプロダクションデザイン。黒猫をもっとガッツリとケリーが飼うのかな(的外れではなかった)とか、ベトナム戦争で暗く沈んだ国に希望をもたらしすのかな…なんて思ったりしながら見ていたから、「そこ深掘りしないんだ」ってところもあったけど、別に深くは気にならなかった。
おもろい
期待してなかったのに。。
何故か予告見てたら、
また、アメリカ万歳映画かー!
て、わたしのアンテナが鳴っていたのです。
でも、スカーレットヨハンソンの
アクション!の掛け声シーンが頭に残り、
観劇しました。
派手なアクションも笑いも、号泣もないけど
いやー!良かった!ありがとうございました
恋も良し。
最後はハッピーで、ほんとにありがたい
偏見で映画を見ちゃいけませんね、しみじみ。
NASA信奉者だった者からのレビュー
実はNASAの権威に踊らされた世代です!
しかし、冷静に考えれば「あのNASAの宇宙開発で採用された素材」とか言われてもピンキリだよな・・・と、この作品のみてふと気づきました。
別にそれが宇宙服やらロケット部品に使われたと明言されておらず、極端に言えばNASAの事務所のトイレのペーパーくらいの関与度でも、おそらくその誇大広告をまにうけて関連商品を有り難がって購入してきたんじゃないかと恥ずかしく思います。
なお作中登場したオメガのスピードマスターは現代においても高品質の機械式時計であることは揺るぎのない事実ですが、月に行った時計という宣伝文句が購買意欲をブーストさせたのは言うまでもありません。結局、悩んだ挙句買えませんでしたが、これは円安で価格高騰した昨今、買っておけば良かったなあと激しく後悔しております(笑)。
NASAネタで引っ張ってしまいましたが、本作は天才女性詐欺師がNASAの宇宙開発が存続できる様、広告宣伝活動担当に謎の国家組織の人間?から任命され奮闘するというお話。その過程においてNASAの打ち上げ総責任者(イケメン)との恋愛模様も描かれるが、イケメン担当者が嘘つき嫌悪=不誠実=絶対許さん=黒猫め!(??)・・・みたいな堅物でさあ大変ってなコメディっぷりです。コメディタッチではありますが、詐欺師がド誠実に接触し、反発しながらも次第に互いに影響受け、いい感じで矯正され人間性を取り戻していくところは、ヒューマンドラマとしても上質でした。
なお月面着陸の映像が実はフェイクだったんじゃないか、という検証が仮想敵国のソ連から発信され現在の陰謀論まで続き、この作品の中核をなすのは予告編からも明らかなんですけど、まあうまく「肯定的」に結論づけたと思います。
60年代のアメリカの光と影も若干誇張しつつも綺麗に織り込んで、大変印象的な絵作りでした。
結論、アメリカ礼賛なんですけど、しかしそれは今や過去の栄光・・・叩き上げのNASAファンからしたら寂しい限りですね。
Black
月へ行ったというシチュエーションのフェイク映像を現地とは異なるものを撮影するという情報だけ片手に鑑賞。
話術で人々を虜にしていくPR担当のケリーの強引かつ悪気のない行動があまり好みでは無く、コメディという事は分かってるんですが、スカジョの美しさ以外に惹かれるポイントとは…と劇中ずっと思っていました。
カールは真面目に仕事してるだけに、色々と画策するケリーに振り回されてんなぁってずっと観ていました。
何故か2人が恋愛関係になっていくのが今作に限らずアメリカ映画の不思議なところで、本当にビジュアル以外に良いところあったか?と疑いたくなるレベルで2人がくっつく理由が分からず、それ故にラストシーンも腑に落ちませんでした。
ロケットが飛び上がるところは否が応でもテンション上がっちゃうよなと子供心が蘇ってきました。
とんでもない数の人々が集まって、多額の資金を投入して打ち上げるという努力の詰まったシーンには思わずおぉ〜と唸っていました。
終盤のドタバタ撮影に黒猫が絡んでくるという王道コントは結構楽しかったです。
もうハチャメチャだけどなんか丸く収まっているのもらしくて無難な着地じゃないかなと思いました。
笑いどころはありつつも、ちょーっとハマらずのシーンが多くかったです。上映時間も2時間オーバーはちとやりすぎな気が…。
こればっかりは相性だよなーと思いました。
月面着陸についての陰謀論を映画にしてやろ!というアイデアはめっちゃ褒めたいです。
地味に同じ劇場にビニール袋族とゲラの人がいたのもよろしくなかったのかも…。
鑑賞日 7/19
鑑賞時間 15:00〜17:25
座席 G-3
行ったのかなと
ケリーのPRマーケティングが面白かった。思ったよりコメディ調かも。
1番面白く思ったのが、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)の強引とも思える広報活動。もうハッキリ言って詐欺だけど、予算が取れたので結果オーライ。
ポスター、予告編、解説から予想した物語よりコメディ調だと思った。
予算獲得のためには、世間の注目、賛同と、政治家の賛成が必要だ。
企業にはNASAのアポロ計画とタイアップすれば製品イメージが上がると喧伝して広告を打たせ、TIMEの表紙にも使ってもらって注目を集める。
スタッフに似た俳優を使ってインタビューする場面も面白い。当の本人は怒るどころか感心してる様も笑えた。
ある政治家をNASAに招いた時には、かつて聞いたあなたの講演に感銘を受けたと誉めちぎり、話ベタのコール(チャニング・テイタム)に代わって急きょケリーが案内役をつとめる。男性政治家は、おだてられた上、愛想のないコールなんかより美人のケリーに案内され、鼻の下を伸ばしてホクホク顔。
軍事優先の政治家には、ソ連が月に殺人レーザーを作るかもしれないと吹き込む。
目立ちたがり屋の政治家には有権者にアピール出来るよう、演説させ、有権者と一緒に集合写真も撮る。
政治家達は予定どおりアポロ計画賛成に回ってくれる。
何百キロも離れた場所の政治家を訪問した場面も面白かった。
ケリーは妻の出身地訛りで発音し、出身地まで変えて同郷をのよしみを装う。当の政治家が宗教的なことに重きを置いてると知るや、聖書の一節まで掲げて好感を得る。さすがケリー、きっと実は無神論者かもしれないと思った
コールまでなんか政治家が気に入るような神妙なことを言って政治家のご機嫌をとる。口が上手くなったのはケリーの影響か?
2人の訪問の甲斐あって、予算に賛成してくれた。
それから、ニセ月面着陸映像のために、着陸船や資料をバンバン写真に撮るところが笑えた。機密なので本来は写真も撮れないのだが、ケリーが、なんか「月面着陸までの記録」みたいな記録書誌を作るらしく、それの資料として載せるから特例としてOKをもらったみたいだ。
コールは浮かない顔だが、コールの同僚の責任者が記録誌の序文を任されたのが嬉しくて、ノリノリのイケイケである。さすがヤリ手のケリー。もしかしたら書誌を作ることはでっち上げで、ホントは作らないかも。
もう1つ気になったのが結末。大方の予想を裏切って、実はフェイク映像が全世界に放映されてたなんて結末も少し期待した。エンドロール後のオマケ映像でもしやと思って最後まで見たがなかった。そこまで変に凝ってなくて気持ちよく映画館をあとに出来たから、本編どおりが1番良かったと思う。
あと恋ばなパートについて。ラブストーリーって出会い方と、その時の会話が重要だと思うが、今回はなかなか宜しかったのではなかろうか。
現実的には今回の物語に恋愛は要らないけど、映画で美女と美男を使っといて何もないなんて有り得ん。
“リアル”か“フェイク”か?どっちでもいい!?
久し振りに、合衆国らしく良くできていて楽しい映画だった。
ロケットに乗って人が月に行って帰ってくることより、アポロクラスの大きなロケット打ち上げの迫力は半端ない映像で感動的だった。
キュートでポジティブなケリーは見事だった。
それにしても、カメラアップになると流石に厚化粧で年齢フェイクを何度も見せるのスカーレット ヨハンソンらしい。
秘密の政府関係者モーの奇妙に怪しい名演技は何度でも観たくなる。モーの戦歴集が見たい。
1960年代のファションや音楽もポップに仕上がりカメラも行けていい仕上がりの作品、楽しかった。
スタッフのチームワーク良さが現れたのかな。
(o^^o)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演し、
人類初の月面着陸にまつわる噂をモチーフに、奇想天外な極秘プロジェクトの行方をユーモラスに描いたドラマ。
1969年、アメリカ。
人類初の月面着陸を目指す国家的プロジェクト「アポロ計画」の開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れつつあった。
ニクソン大統領の側近モーは悲惨な状況を打開するべく、PRマーケティングのプロフェッショナルであるケリーをNASAに雇用させる。
ケリーは月面着陸に携わるスタッフにそっくりな役者たちをメディアに登場させて偽のイメージ戦略を仕掛けていくが、NASAの発射責任者コールはそんな彼女のやり方に反発する。
ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるなか、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という前代未聞の極秘ミッションがケリーに告げられる。
ケリーをヨハンソン、コールをテイタムが演じ、物語の鍵を握る政府関係者モー役でウッディ・ハレルソンが共演。
「Love, サイモン 17歳の告白」のグレッグ・バーランティが監督を務めた。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
劇場公開日:2024年7月19日 132分
「(コールが)ウソをついた」「最近習得した技術だ」
久しぶりに公開初日の作品を劇場で鑑賞。
TOHOシネマズ日比谷のDolby-Atmosで「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を。
ソ連との宇宙開発競争で遅れをとっていたアメリカはNASAを創設し、有人宇宙飛行計画のマーキュリー計画を立ち上げた。そこで選ばれた7人の宇宙飛行士たちの物語はフィリップ・カウフマン監督の傑作「ライトスタッフ」に描かれた。
1961年5月にJFケネディ大統領が1960年代中に人間を月に到達させると声明し、NASAは人間を月に送り、安全に帰還させる事を目的にアポロ計画が実施される。
しかし、アポロ1号は発射台の予行演習時に火災が発生し3人の宇宙飛行士が焼死、その内の一人はマーキュリー計画で地球を周回したガス・グリソムであった。
アポロ8号で人類が初めて月の周回に成功したのは私が中学3年の時だった。
そして映画は1969年のお話。
打上責任者のコール(チャニング・テイタム)はアポロ1号の事故は自分のチェックミスのせいだと思っている。彼は1号の3人の宇宙飛行士の碑の花壇をこまめに手入れしている。
ニクソン大統領側近のモー(ウディ・ハレルソン)は、月面着陸で国民の関心を引くためにやり手のPRマーケティングのプロ、ケリーをNASAに雇用させる。ケリーは、宇宙飛行士を使って、食べる物、着る物(下着!)、OMEGAの時計までタイアップを取る。
実直なコールは、そんなケリーのやり方を心良く思わないが、ベトナム戦争の最中で予算が削られれば月面着陸が出来なくなるかも知れないのだ。アポロ計画に反対の議員も説得しなければならない。コールは、ケリーを朝鮮戦争の時の愛機P51Dに同乗させ800km先の議員の説得に向かう(このP51Dは単座を複座に改良したもので「トップガン マーベリック」でトム・クルーズがJ・コネリーを乗せていたのと同型である。「ライトスタッフ」でサム・シェパード演じるイェッガーが乗っていたF104も駐機していた)。コールとケリーの努力で反対派の議員は賛成に転じる。
「これで帰りの切符が買える」ってオイオイ。月面着陸を成功させると言う目的を果たすためケリーとコールは意気投合して行く。「ムーンリバー」と「ラブ・サムバディ」のかかるタイミングが良いね。
国民の、世界の注目を集めるために月面着陸を生中継しようとする。
コール「月着陸船に乗せるような過酷な条件に耐えるカメラは無い」
モー「あるんだな、これが」開発中のTVカメラを入手していた。
しかし、モーはいざと言う時のためにコールには内緒でフェイクの画像を用意する。ケリーの知り合いの監督を使うが融通が利かない。ケリー「キューブリックにしとけば良かった」(キューブリックが「2001年宇宙の旅」を発表したのは1968年)。
上部の決定と言う事で、モーからたとえ成功しても中継はフェイク画像を流すと聞かされ、良心の呵責に耐えかねたケリーはコールに中継のフェイク画像の件を話す。
フェイク画像を流せるようにしたカメラを直さなければ。部品が足りない。ケリーは電気店に行きSONYのトリニトロンカラーテレビを入手し、コールの部下がその部品でカメラを直す。アポロ11号の打上は既にカウントダウンに入っている。間に合ったのか。「時間がなくて動作確認出来ていません」
打上、月面着陸に成功し中継が始まる。
果たして送信された月面着陸の画像は本物か、フェイクか?ケリーとコールの恋の行方は?
製作にも名を連ねるスカーレット・ヨハンソンがスタイル抜群のボディに60年代のカラフルな原色ファッションを身にまとってエンジン全開である。ハマり役。
月面着陸の映像がモノクロなのは、カラーカメラだと重量が数倍になるのと当時の技術だとカラー画像の伝送が大変だったようだ。
当時の技術で月面着陸を果たして無事に地球に帰還すると言う事がどれだけ困難を極める事だったのだろうか。
事実を生かしつつ虚構を盛り込む。こういうの大好きで、個人的には大変楽しめたからNASAへのリスペクト込みで☆4.5を献上します。
あ、猫にエサはやらないでください。
おまけ:月面着陸のNHKの瞬間最高視聴率は68.3%だったそうだ。私もそのうちの一人。
(関係無いけど)昔の旭化成の化学調味料ミタスの容器が(アポロ計画の前の)ジェミニ宇宙船の形だったのを知っているのは70ジジイの私位か?
美女とマッチョとオメガと黒猫
もう駄目だろう、
全328件中、261~280件目を表示