フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
全319件中、261~280件目を表示
予告編に騙されました
予告編にいい場面を見せて本編ダメダメな映画が多いのにこの映画は逆でした
予告編嫌いな自分としてはあの予告編をわざとつくったならお見事です
おもろい
チャニング・テイタムさんってスタイルいいなあ。顔ちいさい。 スター・トレックっぽい感じがした。スカーレット・ヨハンソンもはまり役で良かった。個人的には太めの二の腕にロマンを感じた。
全体的に「あの頃のアメリカ」っぽさがみなぎってて好き。いまだに巷間をさわがせる月着陸ヤラセ疑惑に真っ向から?挑んじゃった怪作。
期待してなかったのに。。
何故か予告見てたら、
また、アメリカ万歳映画かー!
て、わたしのアンテナが鳴っていたのです。
でも、スカーレットヨハンソンの
アクション!の掛け声シーンが頭に残り、
観劇しました。
派手なアクションも笑いも、号泣もないけど
いやー!良かった!ありがとうございました
恋も良し。
最後はハッピーで、ほんとにありがたい
偏見で映画を見ちゃいけませんね、しみじみ。
NASA信奉者だった者からのレビュー
実はNASAの権威に踊らされた世代です!
しかし、冷静に考えれば「あのNASAの宇宙開発で採用された素材」とか言われてもピンキリだよな・・・と、この作品のみてふと気づきました。
別にそれが宇宙服やらロケット部品に使われたと明言されておらず、極端に言えばNASAの事務所のトイレのペーパーくらいの関与度でも、おそらくその誇大広告をまにうけて関連商品を有り難がって購入してきたんじゃないかと恥ずかしく思います。
なお作中登場したオメガのスピードマスターは現代においても高品質の機械式時計であることは揺るぎのない事実ですが、月に行った時計という宣伝文句が購買意欲をブーストさせたのは言うまでもありません。結局、悩んだ挙句買えませんでしたが、これは円安で価格高騰した昨今、買っておけば良かったなあと激しく後悔しております(笑)。
NASAネタで引っ張ってしまいましたが、本作は天才女性詐欺師がNASAの宇宙開発が存続できる様、広告宣伝活動担当に謎の国家組織の人間?から任命され奮闘するというお話。その過程においてNASAの打ち上げ総責任者(イケメン)との恋愛模様も描かれるが、イケメン担当者が嘘つき嫌悪=不誠実=絶対許さん=黒猫め!(??)・・・みたいな堅物でさあ大変ってなコメディっぷりです。コメディタッチではありますが、詐欺師がド誠実に接触し、反発しながらも次第に互いに影響受け、いい感じで矯正され人間性を取り戻していくところは、ヒューマンドラマとしても上質でした。
なお月面着陸の映像が実はフェイクだったんじゃないか、という検証が仮想敵国のソ連から発信され現在の陰謀論まで続き、この作品の中核をなすのは予告編からも明らかなんですけど、まあうまく「肯定的」に結論づけたと思います。
60年代のアメリカの光と影も若干誇張しつつも綺麗に織り込んで、大変印象的な絵作りでした。
結論、アメリカ礼賛なんですけど、しかしそれは今や過去の栄光・・・叩き上げのNASAファンからしたら寂しい限りですね。
Black
月へ行ったというシチュエーションのフェイク映像を現地とは異なるものを撮影するという情報だけ片手に鑑賞。
話術で人々を虜にしていくPR担当のケリーの強引かつ悪気のない行動があまり好みでは無く、コメディという事は分かってるんですが、スカジョの美しさ以外に惹かれるポイントとは…と劇中ずっと思っていました。
カールは真面目に仕事してるだけに、色々と画策するケリーに振り回されてんなぁってずっと観ていました。
何故か2人が恋愛関係になっていくのが今作に限らずアメリカ映画の不思議なところで、本当にビジュアル以外に良いところあったか?と疑いたくなるレベルで2人がくっつく理由が分からず、それ故にラストシーンも腑に落ちませんでした。
ロケットが飛び上がるところは否が応でもテンション上がっちゃうよなと子供心が蘇ってきました。
とんでもない数の人々が集まって、多額の資金を投入して打ち上げるという努力の詰まったシーンには思わずおぉ〜と唸っていました。
終盤のドタバタ撮影に黒猫が絡んでくるという王道コントは結構楽しかったです。
もうハチャメチャだけどなんか丸く収まっているのもらしくて無難な着地じゃないかなと思いました。
笑いどころはありつつも、ちょーっとハマらずのシーンが多くかったです。上映時間も2時間オーバーはちとやりすぎな気が…。
こればっかりは相性だよなーと思いました。
月面着陸についての陰謀論を映画にしてやろ!というアイデアはめっちゃ褒めたいです。
地味に同じ劇場にビニール袋族とゲラの人がいたのもよろしくなかったのかも…。
鑑賞日 7/19
鑑賞時間 15:00〜17:25
座席 G-3
行ったのかなと
100本目。
この始まり方、チャニング・テイタムがやると、筋肉バカな感じがして面白いけど、決して筋肉バカな作品ではない。
嘘で飾ってきた人、真面目な人との交わり、変化も面白いけど、これってテレビで月に行った行かないの都市伝説的なヤツを面白可笑しく描いてるし、ロケットが飛び立つ瞬間は、なんかワクワクしてしまう。
思ってた以上に、コメディだった。
ケリーのPRマーケティングが面白かった。思ったよりコメディ調かも。
1番面白く思ったのが、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)の強引とも思える広報活動。もうハッキリ言って詐欺だけど、予算が取れたので結果オーライ。
ポスター、予告編、解説から予想した物語よりコメディ調だと思った。
予算獲得のためには、世間の注目、賛同と、政治家の賛成が必要だ。
企業にはNASAのアポロ計画とタイアップすれば製品イメージが上がると喧伝して広告を打たせ、TIMEの表紙にも使ってもらって注目を集める。
スタッフに似た俳優を使ってインタビューする場面も面白い。当の本人は怒るどころか感心してる様も笑えた。
ある政治家をNASAに招いた時には、かつて聞いたあなたの講演に感銘を受けたと誉めちぎり、話ベタのコール(チャニング・テイタム)に代わって急きょケリーが案内役をつとめる。男性政治家は、おだてられた上、愛想のないコールなんかより美人のケリーに案内され、鼻の下を伸ばしてホクホク顔。
軍事優先の政治家には、ソ連が月に殺人レーザーを作るかもしれないと吹き込む。
目立ちたがり屋の政治家には有権者にアピール出来るよう、演説させ、有権者と一緒に集合写真も撮る。
政治家達は予定どおりアポロ計画賛成に回ってくれる。
何百キロも離れた場所の政治家を訪問した場面も面白かった。
ケリーは妻の出身地訛りで発音し、出身地まで変えて同郷をのよしみを装う。当の政治家が宗教的なことに重きを置いてると知るや、聖書の一節まで掲げて好感を得る。さすがケリー、きっと実は無神論者かもしれないと思った
コールまでなんか政治家が気に入るような神妙なことを言って政治家のご機嫌をとる。口が上手くなったのはケリーの影響か?
2人の訪問の甲斐あって、予算に賛成してくれた。
それから、ニセ月面着陸映像のために、着陸船や資料をバンバン写真に撮るところが笑えた。機密なので本来は写真も撮れないのだが、ケリーが、なんか「月面着陸までの記録」みたいな記録書誌を作るらしく、それの資料として載せるから特例としてOKをもらったみたいだ。
コールは浮かない顔だが、コールの同僚の責任者が記録誌の序文を任されたのが嬉しくて、ノリノリのイケイケである。さすがヤリ手のケリー。もしかしたら書誌を作ることはでっち上げで、ホントは作らないかも。
もう1つ気になったのが結末。大方の予想を裏切って、実はフェイク映像が全世界に放映されてたなんて結末も少し期待した。エンドロール後のオマケ映像でもしやと思って最後まで見たがなかった。そこまで変に凝ってなくて気持ちよく映画館をあとに出来たから、本編どおりが1番良かったと思う。
あと恋ばなパートについて。ラブストーリーって出会い方と、その時の会話が重要だと思うが、今回はなかなか宜しかったのではなかろうか。
現実的には今回の物語に恋愛は要らないけど、映画で美女と美男を使っといて何もないなんて有り得ん。
“リアル”か“フェイク”か?どっちでもいい!?
久し振りに、合衆国らしく良くできていて楽しい映画だった。
ロケットに乗って人が月に行って帰ってくることより、アポロクラスの大きなロケット打ち上げの迫力は半端ない映像で感動的だった。
キュートでポジティブなケリーは見事だった。
それにしても、カメラアップになると流石に厚化粧で年齢フェイクを何度も見せるのスカーレット ヨハンソンらしい。
秘密の政府関係者モーの奇妙に怪しい名演技は何度でも観たくなる。モーの戦歴集が見たい。
1960年代のファションや音楽もポップに仕上がりカメラも行けていい仕上がりの作品、楽しかった。
スタッフのチームワーク良さが現れたのかな。
(o^^o)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演し、
人類初の月面着陸にまつわる噂をモチーフに、奇想天外な極秘プロジェクトの行方をユーモラスに描いたドラマ。
1969年、アメリカ。
人類初の月面着陸を目指す国家的プロジェクト「アポロ計画」の開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れつつあった。
ニクソン大統領の側近モーは悲惨な状況を打開するべく、PRマーケティングのプロフェッショナルであるケリーをNASAに雇用させる。
ケリーは月面着陸に携わるスタッフにそっくりな役者たちをメディアに登場させて偽のイメージ戦略を仕掛けていくが、NASAの発射責任者コールはそんな彼女のやり方に反発する。
ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるなか、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という前代未聞の極秘ミッションがケリーに告げられる。
ケリーをヨハンソン、コールをテイタムが演じ、物語の鍵を握る政府関係者モー役でウッディ・ハレルソンが共演。
「Love, サイモン 17歳の告白」のグレッグ・バーランティが監督を務めた。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
劇場公開日:2024年7月19日 132分
「(コールが)ウソをついた」「最近習得した技術だ」
久しぶりに公開初日の作品を劇場で鑑賞。
TOHOシネマズ日比谷のDolby-Atmosで「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を。
ソ連との宇宙開発競争で遅れをとっていたアメリカはNASAを創設し、有人宇宙飛行計画のマーキュリー計画を立ち上げた。そこで選ばれた7人の宇宙飛行士たちの物語はフィリップ・カウフマン監督の傑作「ライトスタッフ」に描かれた。
1961年5月にJFケネディ大統領が1960年代中に人間を月に到達させると声明し、NASAは人間を月に送り、安全に帰還させる事を目的にアポロ計画が実施される。
しかし、アポロ1号は発射台の予行演習時に火災が発生し3人の宇宙飛行士が焼死、その内の一人はマーキュリー計画で地球を周回したガス・グリソムであった。
アポロ8号で人類が初めて月の周回に成功したのは私が中学3年の時だった。
そして映画は1969年のお話。
打上責任者のコール(チャニング・テイタム)はアポロ1号の事故は自分のチェックミスのせいだと思っている。彼は1号の3人の宇宙飛行士の碑の花壇をこまめに手入れしている。
ニクソン大統領側近のモー(ウディ・ハレルソン)は、月面着陸で国民の関心を引くためにやり手のPRマーケティングのプロ、ケリーをNASAに雇用させる。ケリーは、宇宙飛行士を使って、食べる物、着る物(下着!)、OMEGAの時計までタイアップを取る。
実直なコールは、そんなケリーのやり方を心良く思わないが、ベトナム戦争の最中で予算が削られれば月面着陸が出来なくなるかも知れないのだ。アポロ計画に反対の議員も説得しなければならない。コールは、ケリーを朝鮮戦争の時の愛機P51Dに同乗させ800km先の議員の説得に向かう(このP51Dは単座を複座に改良したもので「トップガン マーベリック」でトム・クルーズがJ・コネリーを乗せていたのと同型である。「ライトスタッフ」でサム・シェパード演じるイェッガーが乗っていたF104も駐機していた)。コールとケリーの努力で反対派の議員は賛成に転じる。
「これで帰りの切符が買える」ってオイオイ。月面着陸を成功させると言う目的を果たすためケリーとコールは意気投合して行く。「ムーンリバー」と「ラブ・サムバディ」のかかるタイミングが良いね。
国民の、世界の注目を集めるために月面着陸を生中継しようとする。
コール「月着陸船に乗せるような過酷な条件に耐えるカメラは無い」
モー「あるんだな、これが」開発中のTVカメラを入手していた。
しかし、モーはいざと言う時のためにコールには内緒でフェイクの画像を用意する。ケリーの知り合いの監督を使うが融通が利かない。ケリー「キューブリックにしとけば良かった」(キューブリックが「2001年宇宙の旅」を発表したのは1968年)。
上部の決定と言う事で、モーからたとえ成功しても中継はフェイク画像を流すと聞かされ、良心の呵責に耐えかねたケリーはコールに中継のフェイク画像の件を話す。
フェイク画像を流せるようにしたカメラを直さなければ。部品が足りない。ケリーは電気店に行きSONYのトリニトロンカラーテレビを入手し、コールの部下がその部品でカメラを直す。アポロ11号の打上は既にカウントダウンに入っている。間に合ったのか。「時間がなくて動作確認出来ていません」
打上、月面着陸に成功し中継が始まる。
果たして送信された月面着陸の画像は本物か、フェイクか?ケリーとコールの恋の行方は?
製作にも名を連ねるスカーレット・ヨハンソンがスタイル抜群のボディに60年代のカラフルな原色ファッションを身にまとってエンジン全開である。ハマり役。
月面着陸の映像がモノクロなのは、カラーカメラだと重量が数倍になるのと当時の技術だとカラー画像の伝送が大変だったようだ。
当時の技術で月面着陸を果たして無事に地球に帰還すると言う事がどれだけ困難を極める事だったのだろうか。
事実を生かしつつ虚構を盛り込む。こういうの大好きで、個人的には大変楽しめたからNASAへのリスペクト込みで☆4.5を献上します。
あ、猫にエサはやらないでください。
おまけ:月面着陸のNHKの瞬間最高視聴率は68.3%だったそうだ。私もそのうちの一人。
(関係無いけど)昔の旭化成の化学調味料ミタスの容器が(アポロ計画の前の)ジェミニ宇宙船の形だったのを知っているのは70ジジイの私位か?
美女とマッチョとオメガと黒猫
いつ見ても、アポロの打ち上げの映像は感動する。
よく考えたら、あの時代に月から映像を流すなんてすごいことだったのかも。意識してなかった。
NASAの人々の勤勉さと、嘘を使いこなす美女と、政治の世界の絡み合い。
昔からある構図ですが、中々良い映画です。
もう駄目だろう、
と思ってましたが、まだイケルじゃん純情スカーレットヨハンソン! でも蓮っ葉もイイネ、久しぶりにバックシャンというワードを思い出しました。
何でも世界初は盛り上がるね、なんちゃらアメリカグレートアゲインの原点かな。何か画が安っぽく見えるのは、古い映像を見慣れてるせいかな。でも偽物ぽいんだね?
1960年代世界の覇権をかけ米ソは宇宙開発競争をしてました。
人類の歴史の中でも最大の偉業の一つと言える月面着陸が世界の覇権争いの道具だったり、果ては商業ベースでいろいろ利用されたり、怒るべきなのか、笑っちゃうのか、そんな話です。そして"失敗するわけにはいかない″から″そうだ!失敗した場合(月面着陸そのものが、あるいは衛生生中継が)に備えてフェイクの映像をこしらえて世界に流しちゃえ"というバカバカしい(もしかしてホント?)お話でした。
世界の覇権をかけての"無謀"な"強引″な宇宙開発競争の犠牲になった多くの宇宙飛行士の存在を知っている元パイロットのコールと宇宙開発に便乗して成り上がろうとするケリーの二人の掛け合いとロマンスは面白い。
そして音楽好きな僕としては1960年代後半にヒットした(でも日本ではあまりヒットしなかった)名曲、特にソウルミュージックがたくさん流れていたのは僕のテンションを上げてくれました。
あの頃(月面着陸の映像に感動し、またラジオから流れるたくさんの洋楽聴いてた子供の頃)を思い出させてくれる楽しい映画だったな。
月は出ているか?
アポロ計画
冷戦下の1957年にスプートニクの
打ち上げに成功したソ連に
宇宙開発を先んじられたアメリカは
1960年代に人類を月へ送り出す
計画で大逆転を狙った計画
1969年にアポロ11号が月に降りたち
その計画は成功とともに
「一人の人間の小さな一歩だが
人類にとって大きな飛躍である」
人類史における
科学の進歩における偉業となった
今年でちょうど55周年である
たびたび映画になるこのテーマ
最近だとアポロ11号の船長
ニール・アームストロングを
主人公にしたディミアン・チャゼル
監督の「ファースト・マン」
もあった(これもいい映画)
自分も宇宙開発ものの
映画は大好きでロン・ハワード監督
「アポロ13」のED聞いただけで
条件反射で号泣できるくらい
今作はその中でも
計画の「広報」という部分から
長年言われてきたある種の「陰謀論」
を題材に取り扱ったがどうだったか
大変面白かった
最初は陰謀論寄りのアポロ計画を
小ばかにするような話なのかなぁとすら
思ったが全然そんなことはなく
「もう絶対に失敗できない」という
様々な人々の気持ちと思えば
本当に偉業を成し遂げたんだなと
改めて思わされるものでした
1960年代のアメリカは
天へ向かって宇宙開発も行っては
いたものの地上ではベトナム戦争も
やっており世論は揺れている中
アポロ計画も失敗の連続
アポロ1号では配線のトラブルから
訓練中に宇宙船内で火災が発生
3名の宇宙飛行士が亡くなる
悲劇もあった
自身の身体面の問題で
宇宙飛行士になれなかった
コール・デイヴィスは
これまでの犠牲に報いるべく
黒猫を不吉だと近寄らせない
ようにするほど縁起を担ぎ
アポロ計画の実行に心血を
注いでいたがそこへ
呼ばれたのが
殆ど詐欺のようなきわどい
やり口の広告屋で知られた
ケリー・ジョーンズ
戦況の悪いベトナム戦争などで
世論が批判的になっている
アポロ計画に理解を得るため
広報を改革してほしいと
政府筋の怪しいおっさん
モーから依頼されます
ケリーは張り切って
役者を使った
プロモーション映像を作る
など刷新しコールらNASA職員は
戸惑いますがそういう形で
予算が出てくるのも事実
アポロ計画は進み
10号で目処が立ったので
ついに11号で月面に向かいます
ケリーも喜んでいたところ
モーに呼ばれ
なんでも月面着陸の「映像」を
別撮りしてほしい
テレビ中継の際に実際の音声に
合わせて流す奴を作れと
指示してきます
要は月面着陸が失敗した時の
ための布石ですが
これが長年言われてきた
「アポロは月に行ってない」
「カメラアングルが不自然」
「国旗が不自然」
「地上でスタジオで撮影した」
などの都市伝説というわけ
ケリーは用意された
超巨大なハンガー内で
セットを作り月面に降り立った際の
生中継準備をしています
こういう事をこっそりやっていた
ケリーにコールは俺たちが
月に行けても行けなくても
関係ないのかと当然怒ります
ただ計画の成功へ向かって
犠牲者に花を手向けつつ
真っすぐに向かうコールに
ケリーも次第に惹かれていきます
そしてアポロ11号は月へ旅立ち
いよいよ全世界が注目する月面着陸
アームストロングの神業で
宇宙船イーグルは見事着陸
セットの宇宙船から役者が降りて
月面に足を付けた瞬間・・
そのセットの中にあの冒頭の
黒猫が走りこんできて現場は大混乱!
モーは真っ青になりますが
全米の生中継に写っていたのは・・
最初っから「本物」の方の映像でした!
ケリーはコールらの計画が
成功するのを信じたというわけです
いいオチじゃないですか
ちなみにアポロ11号が月面に
降り立った前年に作中でも名が出た
スタンリー・キューブリック監督の
「2001年宇宙の旅」が公開されており
その映像美に圧倒された関係で
陰謀論も盛り上がったのかもしれませんね
アメリカ人ってやっぱり宇宙人ネタが好きなのね
やっぱり、キューブリックの名前が出てきました。
そもそもアポロの月面着陸ウソ説を唱える人の根拠のひとつが、『2001年宇宙の旅』の撮影直後、或いは同時に裏でキューブリックに月面着陸のシーンを撮るよう極秘依頼があった、というのがあります。
それだけ、『2001年』が凄い作品であるということですが、もしかしたらキューブリックの熱烈な支持者が伝説を作るために、この噂を流したのかも知れませんね😄
どこかで読んだ記憶があるのですが、アポロ11号当時のコンピュータの演算能力は任天堂の初代ファミコンより劣るとか劣らないとか。これが本当かどうかは別にしても、確かにコンピュータもカメラの解像度も桁違いに進化した今の水準からみると、よくもまああの時代に!と驚嘆するしかありません。
もし、あなたが現代の宇宙飛行士だとしたら
もし、タイムマシンであの時代に行けたとしたら
人類初の月面の足跡をあなたが残せるのですよ、と言われても今の宇宙関連機器に慣れた身で、あのアポロ宇宙船に乗る勇気はありますか?
無理〜と逃げ出す人のほうが普通だと思います。
宗教と科学のシンクロを絡めた説得により、アポロ計画への支持を表明した大物議員がいましたが、このくだりは困った時以外、神を意識することのない多くの日本人にはピンとこないところです。
立花隆さんの名著『宇宙からの帰還』では、多くの宇宙飛行士へのインタビューを通して、宇宙に出ることでより神の存在を身近に感じることになるアメリカ人が実に多いことが分かります。
たぶんこのあたりの事情、つまりアメリカの政治家にとっては、信仰への向き合い方も支持者との関係でとても大きな意味を持つ、ということが窺えます。
そんなこんなも含めて(当時のガソリンがぶ飲みのアメ車だって好きな人にとってはたまらない!)、リアルでシュールで真面目に可笑しくて、ちょいとホロっと泣けて、最後は優しく笑える。
アクション無しのスカーレット・ヨハンソンがとっても素敵!そのうえ、テイタムもハレルソンもこれ以上ないほどピッタリと役柄にハマっていて超納得。
なんてことなさそうなのにかなりイケてる映画です。
ラブコメ
打ち上げのシーンの映像はみごと。
主人公は、女性。スカーレットヨハンソン。私はよく知らなかった。いろいろと出ているんだ。
ルーシーっていう映画を午後ロードでやってる。
もう少し、アポロ計画に敬意を持った感じが私は欲しかった。
まあそんな映画ではないんだろうけど。
⭐︎3.2 / 5.0
7月19日(金) @映画館
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
---
これはラブロマンスですか?終始睡魔と戦う🥱やたらと黒猫🐈⬛推しでオチもそれかーい😆っていかにもアメリカ映画でしたな
---
#movie 🎬2024
#備忘録
#flymetothemoon
#映画
#映画鑑賞
#映画レビュー
#映画好き
#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい
私をツキに連れてって
アポロ11号の月面着陸に纏わるアポロ計画のドタバタ裏話という体の話。
ソ連のスプートニック開発に遅れをとるアメリカが、口八丁な車のセールスマンの女性を広報としてNASAに引っ張り、ハッタリPRをかましていくストーリー。
お堅い発射責任者とイケイケドンドンなPR担当のカマシあいのコメディかと思っていたら、案外マジメでメンタルが削られていく感じをみせたり、これは個人的には余計だけどロマンスなんかもあったり、かと思えばやっぱり悪ふざけな振り回す子が登場したりw
噂話から生まれたある意味おふざけドラマで、そういう設定にストーリーが負けている感じではあるけれど、それでもなかなか面白かった。
APOLLOラブコメ!
大好きなテーマですし、月面着陸の映像がリアルなのかフェイクなのか、
どういうオチなのかが楽しみなことに加え、
スカーレット・ヨハンソンが主演とあっては観ないわけにはいかない!
というのが鑑賞動機です。
スカーレット・ヨハンソン演じるケリーの軽薄さというか
目的達成のためなら何でもやる的なPR手法、しかしながら天才的という
キャラ付けが抜群に面白いです。
一方の、チャニング・テイタム演じるコールは真面目で実直な
ユーモアの欠片もない堅物キャラであり、
ケリーと正反対なんですね。
このふたりが最初は反発しあう・・・というか、コールが一方的に
反発しているのが、徐々にお互いの仕事に対する“真摯さ”を理解できるようになり
心を通わせていく、その変遷の描き方が素晴らしいんですよね。
時にはコンフリクトが起き反発し合いながらも、実は徐々に心が近くなっているという
何ともロマンティックな展開が胸に沁み入りました。
楽しみだったオチについても、実に高揚感がありましたし、
ラストショットも素敵でしたね。
スカーレット・ヨハンソンは期待通りでした!!
全319件中、261~280件目を表示