「“リアル”か“フェイク”か?どっちでもいい!?」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5“リアル”か“フェイク”か?どっちでもいい!?

2024年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

久し振りに、合衆国らしく良くできていて楽しい映画だった。

ロケットに乗って人が月に行って帰ってくることより、アポロクラスの大きなロケット打ち上げの迫力は半端ない映像で感動的だった。

キュートでポジティブなケリーは見事だった。
それにしても、カメラアップになると流石に厚化粧で年齢フェイクを何度も見せるのスカーレット ヨハンソンらしい。

秘密の政府関係者モーの奇妙に怪しい名演技は何度でも観たくなる。モーの戦歴集が見たい。

1960年代のファションや音楽もポップに仕上がりカメラも行けていい仕上がりの作品、楽しかった。
スタッフのチームワーク良さが現れたのかな。

(o^^o)

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演し、
人類初の月面着陸にまつわる噂をモチーフに、奇想天外な極秘プロジェクトの行方をユーモラスに描いたドラマ。

1969年、アメリカ。
人類初の月面着陸を目指す国家的プロジェクト「アポロ計画」の開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れつつあった。

ニクソン大統領の側近モーは悲惨な状況を打開するべく、PRマーケティングのプロフェッショナルであるケリーをNASAに雇用させる。

ケリーは月面着陸に携わるスタッフにそっくりな役者たちをメディアに登場させて偽のイメージ戦略を仕掛けていくが、NASAの発射責任者コールはそんな彼女のやり方に反発する。

ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるなか、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という前代未聞の極秘ミッションがケリーに告げられる。

ケリーをヨハンソン、コールをテイタムが演じ、物語の鍵を握る政府関係者モー役でウッディ・ハレルソンが共演。
「Love, サイモン 17歳の告白」のグレッグ・バーランティが監督を務めた。

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
劇場公開日:2024年7月19日 132分

カール@山口三