「クソ海女戦隊・クンチョンジャー」密輸 1970 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
クソ海女戦隊・クンチョンジャー
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良くも悪くも盛り沢山のエンタメ作品。
密輸に関わるまでのテンポはよいが、話が動き出す中盤までは割と退屈。
いきなり海女姿から入ったこともあり、キャラの把握もしづらかったんですよね。
チュンジャとジンスクがスーツの上下をそれぞれ着てるあたりは、関係性が見えて素晴らしかった。
なんでジンスクだけ捕まってたかはよく分からず。
中盤は騙し合いが横行しすぎて、一体いくつ巴やら。笑
ネタキャラだと思ってたモミアゲ眼帯が目茶苦茶強かったのは意外だが、ホテルでの乱戦はちと冗長。
何故かクォンさんがチュンジャを守って退場したこともあり、終盤には関係性もかなり整理された。
クライマックスは海女の本領発揮となる水中戦で、アイデアも見せ方も面白いが、やはり長い…
というか、ドリ以外モブなのに敵の数が多いんです。
海女側だけでもキャラ立ってればよいのですが、こちらも3人モブなので協力シーンが盛り上がりきらない。
しかも、水中+ゴーグルで見分けもつきづらいし…
話の展開をもっとスッキリさせて、キャラもの寄りに描いた方が映えたのでは。
とはいえ大筋としては面白いし、先が読めない展開はなかなかのもの。
やたらとチュンジャの谷間が迫ってくるなど、ちょっとしたサービスカットも有り。
度々かかる、チャカチャカしたギターにうねるベースラインが絡む曲など、BGMも好み。
個人的にはもっとコメディ色が強いとよかった。
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