劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全501件中、41~60件目を表示

4.5何と戦うのですか

2025年5月10日
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鑑賞方法:映画館

予告見たとき、同じような服装のおっさんばっかりでキャラの区別つくかな?と心配しましたが、見事に分かりやすい濃い顔とキャラばかりで、説明にも全く無駄がなく解りやすかった。
映像も荘厳で美しく、窓ガラスが割れて光が差し込むシーンなど宗教画のよう。
投票シーンで票を壺?に落とすシーンがどれもとても好き。

テデスコに対するベニテスの語りは、なるほど、と考えさせられた。
SNSでヘイトをもっともらしく声高に書き散らす人たちに対しても言いたくなる😆
ローレンスとベリーニや、ローレンスに頼まれて調査する男性との会話とかも色々深いし、脚本が素晴らしいな。
無宗教ではあるけど、宗教に関して寛容でありたいと思っているし、リアルにフランチェスコ教皇の演説とかも素晴らしかったので、宗教興味ないとか言わず沢山の人に観てほしいてす。実際現実とリンクしてロングランしているし、かなり観てる人は多いのかな?
現実の新教皇はベニテスの秘密を知ったら立ち位置的に拒否しそうだけど、ここは映画ならではのびっくりあっぱれな展開でした。
うーんもっと書きたいことはあるのだけど…崇高な文才が欲しいです。

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kogeru

3.5世界平和を心から願う今日この頃

2025年5月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

驚く

なんというタイミングでの上映でしょう
運も味方したかのように思います。

始まりから既に壮厳な雰囲気と音楽
1度観ただけでは知識の泉が深くなければ、退屈に感じうるかもしれない。
しかし見終わった後、改めて公式サイトや鑑賞者の考察を読み解くと
巧妙なミステリーに巻き込まれていることに気付く。
現実世界で起きていることながら絶対に足を踏み入ることができないビッグイベントを映画という形で疑似体験できることが素晴らしい。
旅行気分よりももっと深く、神秘的な2時間を過ごせた

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葉

3.5混んでます。

2025年5月10日
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鑑賞方法:映画館

これほどタイムリーな映画は無いので
見逃していましたが興味が湧き見に来ました

上映回数も少なく年配者にて劇混み
前回は売り切れだったので今回は少し早めに
チケット売場に、来ましたが前から3列の端

行かれる方は
お早目のチケット購入を、お勧めします

映画の方は途中、結構眠くなりました
まさかの展開に驚きましたが

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Leojiji

3.5ローレンス枢機卿の最後の表情とは

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

なかなか面白かった。
テンポよく展開が進むので長いと感じない。
イタリア ローマは歴史的にも見所が多いがこの作品はコンクラーベにのみ焦点を当てており、見る側にも余裕を与えることなく閉塞感を感じさせる。

最後の表情の意味が知りたい。
あのシーンはもう一度見る価値ありかな!

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ぴょん

2.0変わらない選挙システムと変われない組織

2025年5月9日
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教皇の突然の病死から新教皇選出に至るまでの教会内部のドタバタ劇を描く本作。教皇が亡くなるとすぐさま教皇の「印」が破壊されます。偽文書発行を防ぐためですが、そこまでしても権謀術数や欺瞞や不正を防ぐことはできません。そもそも亡くなった教皇自身が重要情報を首席枢機卿に伝えず、こっそり隠しています。理由は不明です。組織ガバナンスが機能していません。

主人公は首席枢機卿として教皇選挙を取り仕切る男、ローレンス枢機卿です。彼には首席枢機卿を辞任したいと申し出て教皇に慰留された過去があります。彼はなぜか教皇に心酔しており、亡き教皇を偲んで一人涙を流す男です。なぜローレンスがそこまで前教皇を絶対視しているのか、理由は不明です。そんな忠僕のようなローレンスですが、教皇は生前に次期教皇有力候補のトランブレ枢機卿を馘首にしようとしていたこと、新たにカブールからベニテスさんを新枢機卿としてこっそり任命していたことを知らされていませんでした。なぜ教皇はそんな大事なことを首席枢機卿に伝えなかったのか。気まぐれな教皇のお陰で右往左往させられるローレンス、中間管理職の悲哀が滲みます。

コンクラーベと呼ばれる教皇選挙のシステムは、
・枢機卿108名による互選式匿名投票
・立候補ではなく、選挙演説もない
・自分の名を書いてもよい
・全員の投票が済めばすぐさま開票され、結果が読み上げられる
・誰かが2/3以上の票を獲得するまで延々と続けられる
・選挙は外部と遮断されたシスティーナ礼拝堂という密室で行われ、部外者や女性の立ち入りは許されない
・選挙期間中、枢機卿団はサン・マルタ館という宿舎に寝泊まりし、外部との連絡は禁止
・選挙情報を外に漏らしたら破門
・新教皇の選出の可否は煙の色で外部へ伝える

物理的にも心理的にも閉じられた選挙であり、枢機卿たちは派閥ごとに秘密会合を繰り返し、票読みと票集めにかけずり回ります。候補者も演説もないものだから、下馬評やうわさや人間関係に振り回されるばかり。

ローレンスはリベラル派ベリーニを推していますが、なぜか票は集まりません。ローレンス自身を推す声もありますが、「私は教皇の器ではない…」と固辞します。

トランブレ枢機卿の陰謀により、有力黒人候補アデイエミは過去の女性問題と隠し子がバレて脱落。つぎにトランブレ自身もシスターの「蜂の一刺し」により陰謀がバレて脱落。やばい!このままでは保守派のテデスコが教皇になっちゃう!ローレンスはやむなくベリーニに変わりリベラル派の代表になることを決意します。でも「もし僕がなったら教皇名はヨハネにする!」となんかまんざらでもない様子。「枢機卿はだれでも教皇への野心を胸に隠している」というベリーニの言葉が思い出されます。

ローレンスが投票用紙に自分の名を記し投票箱へ入れた瞬間、教会の壁もろとも吹き飛ばされます。まるで彼の内心の傲慢さが神の怒りを買ったかのようなタイミングでした。あれは爆弾テロだったのでしょうか。でも爆弾のお陰でコンクラーベに風穴が開き、新しい風が吹き始めます。

事故の影響で一旦お開きになったコンクラーベ。枢機卿たちは別室に集まっています。「テロもすべて前教皇のリベラルな姿勢のせいだ!このままではローマが異教徒に乗っ取られるぞ!そんな弱腰でどうする!もはや宗教戦争だ!」勇ましい演説をぶつ保守派代表テデスコ。それに対し、「あんたら戦争っていうけど、ホントの戦争の悲惨さ知ってるの?もう僕こんな茶番はうんざりなんですけど。みんな選挙とか、権力とか、そんなことばっかりで信者さんのことなんてこれっぽっちも考えてないでしょ?教会の伝統とかそんなのにしがみついててもしょーがないよ。いいかげん前に進まなきゃ」と反論する新任枢機卿のベニテス。

この二人の演説で一気に流れは決します。だったらさ、最初から候補者立てて演説会すればいいのに。あるいは有権者を司教レベルとか、シスターとか、もっと拡げればいいのに。もっと開かれて民主化された選挙システムに改善すればいいのに。

14億とも言われるカトリック教徒の頂点に立つ教皇は「世界で一番有名な男」であり、それを選ぶのが教皇選挙。でもその実態は閉鎖的で、外側ばかり立派で、権力志向丸出しで、権威主義的で、女性は完全に排除された、教会内部の論理に縛られた内向きの茶番劇のようなものでした。同じカトリック教徒同士であれなんだから、異教徒に対して「寛容」だなんてありえない。主人公は冒頭の演説で「確信よりも寛容」と述べますが、一神教が「確信」を捨てるなんて自己矛盾も甚だしい。「自分は正しい、あいつらは間違っているという確信」こそが一神教のキモであり、すべての宗教戦争のタネでは?性的スキャンダルやマネーロンダリング問題などを頑なに隠し通そうとする組織の隠蔽体質の根源は、どうやらこの教皇選挙のシステムにありそうです。選挙が変わらなければ組織も変わりません。

本作ではカトリック教会内でのリベラルと保守の対立、人種、言語、文化による分断が描かれ、枢機卿たち同士の派閥対立、教皇という権力への野望と「無謬性」「理想の父」という幻想に縛られる苦しさなどが描かれました。伝統と内部の論理に縛られて変わることのできない組織と個人は、今後も様々な問題に直面し、それを隠したり誤魔化したりしなければならないでしょう。

異教徒である自分から見ると、誰が教皇に選ばれてもそんなに大差ないように思えてしまいました。いずれにしろ今後も経済格差は拡がるし、戦争は止まないでしょう。あらゆる宗教は戦争の原因にはなり得ても現実に戦争を止める力は持たないでしょう。

本作中ではかなり劇的な効果音や音楽が使用されていますが、劇中ではそれほど劇的なことが起こっているわけではありません。ただ着飾った男たちが閉鎖空間でチマチマと権力闘争を繰り広げているだけです。こう言ったら失礼かもしれませんが、一生懸命な彼らの姿は外から見るとやや滑稽ですらありました。

現実世界でもカトリック教会は様々な問題に直面しているようです。
・重心がヨーロッパから中南米へ移動している
・イスラム教徒はどんどん増えていく
・科学の進歩に対応が難しい
・性的スキャンダルやマネーロンダリング問題でマスメディアの批判や教皇退任要求デモにさらされてしまった
・いくら祈ったところで世界の平和は実現しない
・伝統と権威を重んじる硬直化した巨大ピラミッド型組織である
・若者や女性が離れていく
・かといってリベラルに寄るともともとの保守層が離れていく

現代の教皇は、なかなか大変です。ちなみに今回のコンクラーベに参加した日本人枢機卿は事前に本作を観て予習したそうです。普段はベールに隠されている、現役枢機卿ですら知らないような、生々しい教会内部の様子をこっそり覗き見するドキドキ感、それが本作の魅力でした。

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jin-inu

神学的ビジョンは希薄

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

難しい

『教皇選挙』は美しい映像と緻密な演出によってバチカンの荘厳な雰囲気を描いていますが、神学的なビジョンはあまり描かれていないと感じました。

本来、教皇選挙は祈りと聖霊の導きによって行われる、極めて神聖なプロセスです。しかしこの作品中では、それを単なる政治的権力闘争として描かれているところが目立ちます。

ドキュメンタリー的に雰囲気の再現、現実のコンクラーベの緊張感と儀礼の形式を感じさせるものでしょう。また視覚的には魅力的で、ドラマとしては見応えがあるかもしれませんし、現代社会における教会の課題や内部対立を描こうとした試みは理解できます。しかし、そこに信仰の光や神学的深みがあまり見えなければ、「教皇選挙」という舞台を選んだ意味は希薄で、ただの政治ドラマの舞台にすらすぎないように見えてしまいます。

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tom

4.0パンフレット買えばよかった

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

前半は映画になかなか入れず睡魔との戦いでうつらうつら…
中盤からはやっと引き込まれ、ラストは目が覚めるような亀のどんでん返し
ん〜もっともっと隠された仕込みがありそうだからパンフレット読んでもう1回観たい

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moonsing

5.0面白かった

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

出だしからミステリ仕立てになっているなと感じ、とにかく引き込まれた。
登場人物が出る度に人となりがなんとなくわかるような作りになっているのがとてもよかった。今の状況とリンクすることが多々あり、ラスト近くではじんわりと涙しました。

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なのん

4.5タイムリーで興味深い

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

満席だらけでなかなか見れなかった映画。タイムリーでホントに興味深い。おじ様たちだらけで、だれがどれとしばらく分からなかったが、静かな映画ながら2時間があっという間。どうなる?どうなる?と面白すぎた。ラストの展開が素晴らしすぎて晴れ晴れとした気持ちになった。

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はち

5.0面白かった!

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

「裏切りのサーカス」の脚本家だと知り見てみたが、脚本よし・演出よし・演技よし!の三拍子で、とっても面白かった!

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胃袋

5.0「教皇選挙と大統領」

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

斬新

5月7日日本時間23時30分 (現地時間16時30分) から始まった、実際の教皇選挙に合わせた上映会に参加しました。(2005年、2013年、2025年に行われたコンクラーベは、いずれも2日間で終了)

3月20日の公開から、4月21日の第266代フランシスコ教皇の死去と葬儀で、興行収入は倍増、公開劇場は5月から1.5倍、映画館にも「教皇選挙には聖霊の風が吹く」ロングランです。

「コンクラーベ」は世界史の授業で習いましたが、キリスト教について思い浮かべるのは、「神の沈黙」という言葉と何作かの映画と小説くらいです。

NYCに滞在する時には、セント・パトリック大聖堂の礼拝とコンサートに参加していますが、これも信仰ではなくほぼ観光です。

友人から、公式サイトの人物相関図をチェックしてから観た方がいいと勧められました。これは大正解と思いながら観ていました。

『教皇・選挙』と邦題を2つに分けたくなる、宗教ミステリーの荘厳な映像美と密室の政治劇。『そして誰もいなくなった』のような自民党総裁選挙と、米国大統領選挙を思い出しました。

アカデミー賞は脚色賞のみの受賞でしたが、作品賞に相応しい作品だと思いました。と同時に、宗教的にも国際情勢的にも、受賞は難しいと思いました。

5月2日にトランプ大統領が、ローマ教皇の扮装をしたAI画像をSNSに投稿して、ホワイトハウスの公式もRTしたことで物議を醸し、今だに炎上しています。

その2日後の大統領のSNSの投稿は、「スター・ウォーズの日」のコスプレだったので、大統領の支持者に向けたファンサのようなジョークだと説明されています。

教皇選挙が現職大統領の広報戦略に利用されるSNSの時代に、トランプ大統領が次に“なってもいい”お仕事が教皇で、お得意のディールでコンクラーベを考えていそうなことは分かります。

“神無き時代”に、ローマ教皇が代わると世の中はどう変わるのでしょうか。もしトランプ大統領が教皇になったら、想像は容易いけれど想像だけで終わってほしいメタバースです。

映画鑑賞後に、報道番組と新聞社のインタビューを受けました。半分は映画と宗教について、半分はXで読むこの映画の感想の面白さを答えてきました。

P.S.
新教皇の名前「インノケンティウス」、調べていくと「えっ!?」と固まりました。全ては前教皇のシナリオ通りなのか、あるいは最も選んではいけない人物だったのか…思った以上に、奥行きの深い作品でした。

リアルなコンクラーベでも、第267代新ローマ教皇「レオ14世」が誕生しました。初の米国出身で中道派、ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿。保守派と改革派、そして世界の分断の架け橋となってくれることを期待します。

✎____________

P.S.2
このレビューを書きながら、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の世界最速ジャパンプレミアの配信を見ていました。

GW最終日冷たい雨の中、小池都知事から世界へのメッセージ、レッドカーペットでのファンサ神対応、都庁舎プロジェクションマッピングの「導火線に火をつけろ!“Light The Fuse!”」…
トム・クルーズ3年振り25回目の来日は、ド派手なプロモーションでした。

※レイフ・ファインズとトム・クルーズは同い年です。

✎____________

5月8日映画館で鑑賞
5月8日★★★★★評価
5月8日レビュー投稿
5月9日レビューP.S.追記

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ひな

5.0良作!!

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

キリスト教が身近ではない日本人がタイムリーにコンクラーベが始まるからといって観てキチンと理解できるのか、と思いながら行ってみたが全く心配いらなかった。
前半、二回目の投票まではよくある権力物かしらと映像の美しさは別にして少し白けた気持ちで観ていたが、後半からクライマックスに向けて一気に惹き込まれる。
ベニテス枢機卿のスピーチはもちろん感動するが、私はシスター・アグネスの「神は私に目と耳を与えて下さいました」という言葉にやられた。言う言わないという選択はあるだろうけれど、その「目と耳はある」という意識はもたなければと思った。
教皇に意外というべきかやはりというべき人が選ばれ、固唾を飲んて観ていた私たちはホッとするが最後の最後のオチにそんな……と絶句する。このオチは私的には蛇足かなとも思ったが、このオチがなければただの選挙戦映画にもなりそうなので、社会に問題提起を残すということかと納得した。
日本にも男系に限るか女系を認めるかという問題があるよねというのは飛躍し過ぎでしょうか。
伝統を延々と重んじていくのか、時代は進んでいるのだからと変革していくのか一人一人の問題でもあるよねと考えさせてくれる良い作品でした。

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エンドラ

5.0久々にすごい洋画を見てしまった・・・!

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

驚く

斬新

評価がよかったので見に行きました。
次期教皇を選らぶ、って以外は全くどんな話か想像もつかなかったけど、最初から最後まで緊張感あふれる映画でした。キリスト教のことはよくわからないけどこういう感じで教皇は選ばれるんですかね・・・ 現実でも教皇を選んでるので偶然ながらめちゃタイムリー。ストーリー自体は複雑ではないけど予想外の展開が続いて、食い入るように見てました。前日に新幹線のアマチュアのような映画みたこともあってあまりの出来映えのすごさにただただ感心。
バチカンの、古い儀式もあるけど同時に最新のテクノロジーも取り入れつつって状況も興味深いです。
映像は深く美しく音楽は緊迫感あり、主演男優はとにかくすごい・・・ としか言いようがない。舞台が舞台なのでよーこんなに老人俳優を集めたな!ってのがちょと笑えるポイント?
多くの人に見てほしいです!

p.s. 初めて日比谷シャンテで見ましたけど、劇場の作りが悪いですね。特に雨だったせいで1基しかないエレベータが混んで雨空の下で待つことに。昨日はほぼ満席。一番前の席はスクリーンめちゃ近い。日比谷東宝好きでよく行くけどシャンテは避けたい・・・

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ひろぴ

3.0コンクラーベ

2025年5月7日
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鑑賞方法:その他

ちょうど旬な内容になってしまったコンクラーベ。ラテン語で「閉じられた部屋」というような意味らしい。劇中では、閉ざされた内部で情報戦を含めてドロドロとした・・・。選挙はどこも一緒なのですかね。コンクラーベは根比べ。

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tigerdrver

5.0分断と盲信の時代に、この脚本に出会えたことの幸せ

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

どれだけ完璧な脚本なの!天才としか言いようがない。教皇選挙の趨勢が決した後に種が明かされてから、小気味いいラストシーンまで、ずっと心の中でスタンディング・オベーションでした。最高!
しかもジョージ・オーウェル『動物農場』のごとく、おそらく特定の何かを念頭に置きながら描かれつつも、しかし時代と地域を越えて語ることができる描き方なのではと思えた。これからの時代の「古典」となるべき作品!

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jo

4.5飽きないストーリー展開

2025年5月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

驚く

ドキドキ

コンクラーベがある度にどんなプロセスで教皇が選出されるのか興味があったけれど、プロセスの背後にある枢機卿たちの人間模様、ローマ・カトリック教会の抱える矛盾が選挙期間中に起きる様々なイベントを通じてあぶりだされる。
ドキドキ、ビックリ、観終わった後に宗教の持つ役割をあらためて考えさせられた。

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munezo

4.0根比べ

2025年5月6日
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鑑賞方法:映画館

とてもタイムリーであり、時代性も捉えた秀逸な作品
シーンは大きく切り替わらず、教会の中で繰り返される選挙
こういう風に選挙するんだ、、、
と見入ってしまったが、シーンが切り替わらない分、人の思考や感情がヒシヒシと冷たい空気の中で伝わってきた。

サスペンスというほど痺れる展開ではないけれど、表情と会話から生まれる人間の性がこうも伝わってくるものか、と展開が進むにつれて見入ってしまう。

最初がイマイチ入りきれず、、、
自分のアンテナ低さにバット

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ひろみちゃん

2.5皇帝

2025年5月6日
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難しい

選択ミスでした 内容もイマイチかなl

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おいちゃん

4.0野心とは、聖職を蝕む力

2025年5月6日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞後、本当のコンクラーベが行われることになって戸惑った。この映画の世界がこれから始まることに、不謹慎ながら興味がわいた。
汚れのない候補者などいない選挙。聖職者が集まりながらも、そこで行われる政治的駆け引き。陰謀、偽善、中傷、欲望、、、。やはりそこは人間が生きる世界なのだな。
その気がないのに勘ぐられ、祭り上げられそうにりながらも、おそらく物事の行く末は無難は結末へと落ち着くのであろうと思われた先にたどり着くどんでん返しのような驚き。昨今の"多様性"という括りでは処理しきれないような、どこか闇をも含む結末。キリスト教社会で育っていないので、おそらくいろんなメッセージは見落としているのだろうが、それでも十分興奮できた。

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栗太郎

3.58手先を読む教皇〜多様性の時代の宗教

2025年5月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

驚く

斬新

2024(日本は2025)年公開、アメリカ・イギリス映画。

【監督】:エドワード・ベルガー
【脚本】:ピーター・ストローハン
【原作】:ロバート・ハリス〜『教皇選挙』

主な配役

【ローレンス枢機卿】:レイフ・ファインズ
【ベリーニ枢機卿】:スタンリー・トゥッチ
【トランブレ枢機卿】:ジョン・リスゴー
【ベニテス枢機卿】:カルロス・ディエス
【アデイエミ枢機卿】:ルシアン・ムサマティ

アカデミー賞8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。

1.聖職者も人

コンクラーベのために世界各地から枢機卿がバチカンに集う。
喫煙者も多く、吸い殻が地面に放置されている。
ピンク色(だったと思う)の派手なケースに入れたスマホをいじる枢機卿もいる。
世俗にどっぷり染まった聖職者を表現している。

立原正秋の小説に出てきそうな連中だ。

教皇になるための多数派工作も、実に生々しい。

2.多様性とカソリック

同性愛、中絶などに厳しい姿勢なのがカソリックであり、保守ど真ん中のイメージを持っていたが、
近年は変化しているようだ。
この映画を観て学んだ。

3.8手先を読む前教皇

チェスを趣味としていたらしい前教皇。
先を読んだ仕掛けを多数残していた。

4.キャスティングとストーリー

権謀術数うずまくコンクラーベ。
シスターアグネス含め、主要な枢機卿たちのキャスティングが素晴らしい。

本作がどれほど原作に忠実かは分からないが、
◆教皇候補者の足の引っ張り合い
◆異教徒のテロ
◆多様性への対応
◆栄達欲
をうまく散りばめ130分に納めた。

教皇になったら「ヨハネ」を名乗る、と宣言したシーンは人間そのものだった。
素晴らしいワンシーン。

5.まとめ

よく出来た映画。
だが、見終えた後、スッキリしたり、
元気になったりすることはない。
☆3.5

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Haihai
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