教皇選挙のレビュー・感想・評価
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少しだけ前情報は入れておくほうが良いかも
音楽がとても印象に残った。
ストーリーはわかりやすいように見えて、色々複雑な事情が絡み合ってて分かりづらい笑。でも、【教皇になりたいやつらの蹴落とし合い】という一本筋が通ってるので、鑑賞前にそこを覚えてさえいれば楽しく鑑賞できるだろう。
自分はなんの情報も無く映画館へ行ったため、何を楽しむ映画なのかよくわからない状態が前半続いていたので、少しもったいない事をした気がする。
神聖な選挙の裏には様々な秘密が!
「選挙は戦争じゃない」「いや、戦争だ!」
▼感想
評判が良いので鑑賞!
序盤は登場人物が頭の中で整理できず少し置いてかれたけど、選挙が始まったら一気に面白くなった!
この選挙のシステムは「隔離」、「立候補しなくても票が入る」、「教皇が決まるまで何度も繰り返す」など独自のルールがあり面白い。選挙が長引くと教会の信用に関わる、というリアリティもあった。この選挙の間はずっと重苦しい雰囲気が続き、水面下に様々な思惑がうごめくのはまさにただの選挙ではなく冷戦のようだった。
登場人物は全員赤の服を身に纏っているが、これが驚くほど映像を美しく見せた。礼拝堂の建造物や壁に描かれた絵も美しく、ストーリーだけでなくビジュアル面も楽しめた。
主演のレイフ・ファインズはさすがの存在感で、表情一つ一つに目が離せなかった。終盤は自分が期待していたほどの衝撃はなかったが、物語の全貌が分かったので改めてもう一度観たい。
▼お気に入りのシーン
選挙のシーン!
投票用紙の入れ方や用紙を燃やしたりなど、細かい所作も印象に残った。
割かし気軽に見れる
美!
コンクール
大ドンデン返し!!
教皇選挙というテーマに共感できないかもしれないが…と小島秀夫さんが言ってましたが、
えー興味ないのでスルーしようかと思ってたんだけど、良作っぽいので観てみました。
猜疑心を煽る音楽が秀逸で、緊張感があってクールでいいけど、あまり抑揚がなく静かでシリアスな作品なので眠くなる人が多いでしょうね(笑)
かくいう自分も、前日よく寝たけど少し眠くなりました(笑)
評判より良くないかも…と思って観てたけど、最後の最後に、
だーい!ドン!デン!返し!!(ねるとん風で)
ひっくり返された…
このドンデン返しで、この評価。
欠点を挙げると…
教皇候補の面々の名前を覚えるのが少し大変で、特にテデスコとベニテスって似た名前の2人は途中こんがらがった(笑)
あと、静かで長く感じる作品なので、今より10~15分ぐらい短いほうがいいかもね(笑)
ネタバレ厳禁、あまり調べずに観て下さい。
神の息吹を感じながら
我ながら陳腐な見出しやと思うんですが、しかしシスティーナ礼拝堂を舞台に起こる出来事は、神の御意思が働いているかのような・・・そう思わせるに十分な見ごたえある映画です。
タイトルが指し示すように、ローマ教皇を決める選挙「コンクラーヴェ」がテーマの物語。先代の教皇が亡くなり、新たな教皇を擁立するため世界中の枢機卿がシスティーナ礼拝堂に集結。執り行うのは本作の主人公で首席枢機卿:ローレンスとなった。選挙は誰かが教皇選出条件である3分の2の得票を得るまで缶詰め状態にて投票を繰り返すシステムなのだが、そこは野心と陰謀が蠢いていた・・・てな感じのあらすじです。
観てて、もはや政治の世界。
教皇に選ばれればキリスト教で最も高い地位に就き、また後世に名が残る。その権力や今でも絶大であることから、選挙期間中、派閥やら野心やら過去の粗探しやらと、誰もが自分が教皇になりたいと感じているのがよくわかる。主人公の首席枢機卿:ローレンスは「自分がならなくても」と思いながら、また彼の旧知の仲であるベリーニも「自分はなりたくない」と言いながらも、結局は心の底に野心を持っている。やはり人間とは利己的な人間であると変に納得してしまう。
だが、神はそんな彼らの心を見透かし、教皇の器に非ずと言っているかのように騒ぎが起こり始めます。荘厳な舞台背景と格調高いカメラショットが、次々に起こる出来事を“神の御意思”かのように感じさせるんです。そして次々に起こる騒動の中で起こる一人のスピーチが、「ここでくるか!」と思わせるんです。このスピーチ、まさに教皇にふさわしいと感じさせ、「神はこの人を遣わしたか」とまた感じさせる。人間が執り行う教皇選挙なのに、
神が教皇を選出したかのような展開。
しかもクライマックスになってさらに一悶着あるのですが、これは現代に対するメッセージであるのでしょう。自分としては、
“多様性に対して寛容に”というものではないだろうか。
なんと格調高く、かつミステリックな面白さを兼ね備えた作品か。主演のレイフ・ファインズを含め全員が風格を纏っていて、さらに神の息吹を感じさせるような演出をしたエドワード・ベルガー監督。もちろんカメラマン:ステファーヌ・フォンテーヌの撮影があってこそ。そして訴えてくるは現代で最も叫ばれているであろうテーマの一つを、最も伝統的な行事の一つに取り入れたのも面白い。世の中は絶えず変化していて、そのままでいいものなどない。伝統に凝り固まらず、常に現状に対し疑念を持ち、前進という名の変革こそ大事であると訴えているのではないか。たしかに、“神は万人に対し寛容である”とも言うしなぁ。
コンクラーヴェを題材にしたミステリー作品である本作、その見ごたえは十分でした。これは、面白い!
バラエティ
まったく飽きさせない展開
選挙ディレクション
2つの謎解き
1つ目の謎は観ている途中で分かった。
2つ目の謎がこんなところに隠されているとは。
これはミステリーとして秀逸。
教皇(ローマ法王)は初代聖ペテロから現在まで266代、色々な教皇がいて中にはどうにも悪いのもいたらしい。 「神の代理人」(塩野七生著)にはそこら辺の事が描かれている。
疑問なのは何故多くの枢機卿が教皇になりたがるの?
名声を得たいため、金銭欲、それとも他の何か?
以下蛇足です。
1.コンクラーベが終了して新教皇が選出されたら教皇庁の煙突から煙が出ると思っていたのだけど、逆に不調に終わった時に出ていて、選出された時には煙の映像は無し。
記憶違いか?
2.周りの枢機卿から忌み嫌われていたテデスコ枢機卿、tedescoというのはイタリア語で「ドイツ人(語)」という意味です。
ちなみに先代(265代)のベネディクトゥス16世(生存中に辞任)はドイツ出身です。
そんなに嫌われていたのかというのは深読みし過ぎかな。
3.教皇庁のガードは昔からスイス人傭兵で、ミケランジェロがデザインしたと言われる制服をまとってます。
映像ではチラッとしか映らなかったのでよく分からなかったが、少し本物とは色合いが違ったみたい。枢機卿の緋色のケープの色合いは演出で違えてあるとあったけど。
神聖性の頂点を目指す世俗的な集団の物語
映画を見終わって改めて調べると、カトリックの聖職者は、司祭以上で40万人を超え、助祭、修道士、修道女、宣教師を含めると150万人以上になるらしい。
コンクラーベに参加する100人余りの枢機卿は、このヒエラルキーを昇りつめた一握りの集団であり、信仰心に加えて世俗的な政治センス無くしてここまで辿り着けなかっただろう。
この映画は、世俗的な政治家の集団が、選挙で神聖性の象徴を選ぶ根本的な矛盾を、陰謀やサスペンスの要素を取り入れながら、過度に貶めることなく見事に描き出している。
光と影、赤と白を象徴的に使う美しい映像とストリングを多彩に使った音楽、出演者の重厚な演技で彩り、宗教を取り巻く時事トピックスを取り入れながら驚きと希望を感じるクライマックスまで一気にテンポよく進めるストーリーで完成度の高い上質なエンターテイメントに仕上がっている。
多少ご都合主義なところはあっても、見終わった後、素直に良いものを見たなと感じられる映画だった。
人間なんてラララ〜ラララララ
諸事情を抱え教皇になるのも大変!
「確信」と「疑念」
見事にこの映画おっさんばっかりや…なんて渋さマックスの映画なんやろう。友達に最近観た公開中のオススメ作品は?って聞かれて教皇選挙と答えたら知らん!と即答された。洋画を観ない人は絶対知らんやろうなあ。
鑑賞前にカトリックやコンクラーベの仕組みについて少し頭に入れていった。これからみる方は事前に少し調べることをお勧めします!
教皇の死から物語がスタート。コンクラーベを仕切ることとなったローレンス(レイフファインズ)。選挙の間、様々な陰謀渦巻く。理知的で冷静なローレンスはこちらとしても思わずプレッシャーかかるよね!がんばれと応援したくなる人物。あいつもこいつもどいつも怪しく見えてきて終始疑心暗鬼に。
題材的にも絶対眠気との戦いになるやろうなと思ったけど、次の展開がきになり時間を忘れた。コンクラーベはシスティーナ礼拝堂で行われるため外に出ることは一切ない。しかし、建築物の美しさや華やかな赤い衣装は視覚でも訴えかけてきてとても印象に残った。効果音も重厚。これは映画館で観るのがおすすめやな〜
ちなみに、肝心の展開は私は読めてしまった。やけど、この物語は展開が読めないぞ!ってところを売りにしているわけではないと思うので、物語的にマイナスになることはない。最後の決断、皆さんはどう思うか。鑑賞後の感想を聞きたくなる映画やった。自分がローレンスならどうするやろうか…確信は判断を誤らせ、疑念を持ち続けることが重要。人間の本質を問う映画やった。
日プと創造営を思い出し 自分もアプリで投票したくなる
6年間カトリックの学校に通っていたので
コンクラーベがどんなものかは知っていた
金で票を買う者、
スキャンダルが露呈して脱落していく者、
中には「自分を選ばないでくれ。家に帰りたい」と言うもの、
選出を諦めた者のファンダム票がどの練習生に流れるのか?
「オーディション番組」みたいだな~って印象
奇しくもこれを見た2日前に タイ/中国の
オーディション番組で選出されたメンバーの中に
アンドロジナス/MTFの練習生のボーイズグループでのデビューが決定した
Sr.アグネスの
「私たちは裏方の存在ですが神は目と耳をくださった」
~という言葉の伏線が大団円の
「二つ目の爆弾」が回収。
無駄のないタイトな脚本はもちろん
美術・照明・音響・音楽も素晴らしい
特に建築物の撮影~画像処理の職人技よ!
これを見る一週間前に「片思い世界」の試写会に参加
「絶対にネタバレ厳禁」とのことだったが
本作の「ネタバレ厳禁度数」の方が100倍上!
これこそ、映画。
良いものを見せていただきました
好きなんだけど
レイフファインズ。
存在してるだけで良い。
コンクラーベ、というタイトルで唆られ、
しかし面白くなる要素あるのか心配だったが、
なるほどそーゆー事かと、
中盤から食い入る様に観てました。
故に、あの爆発はマジビビった😱
コンクラーベて、
昔世界史の教科書に載っていて、
(しかもすごい小ちゃい字で😳)
不意にテストで出題され解答できなかった
苦い思い出。
あの煙を炊く件とかも、
時事ニュースで見た事あるなーと
感慨深い。
それよりも
あのシスティーナ礼拝堂初め、
バチカンの風景の何と絵になる事よ❗️
バチカンも含めイタリアの景色好きだなー❤️
イタリア行った事のある親父から
「イタリア行くと人生観変わるぞ」
て言われたの思い出した。
親父は65歳くらいで行ったから
もう変わらなかったけど😅
話の流れは
ローレンスが教皇になって、
テロで巻き添え喰う話かとの予想を裏切られました。
ダイバーシティ的な要素まで入れるのねー😩
ちょっとオチ弱いかなー
でも彼が選ばれるべしなのは否定しない。
あ、何で中盤からかって❓
前半はね、あのー、
バースジャンプ、てやつですね🤣
もう古いか
全501件中、181~200件目を表示
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