「選挙モノとして自分史上No.2」教皇選挙 ひみあさんの映画レビュー(感想・評価)
選挙モノとして自分史上No.2
コレ、高評価つけなアカンやつですか?
平日昼間にも関わらず場内は混雑。実際の教皇の死去が影響しているのだろう。
序盤は登場人物の顔と名前が一致せず、睡魔との根比べに…。
言われているほどのエンタメ性はなく、極悪人も登場せず、急展開や濃厚なドラマを期待すると肩透かしを食らう。
システィーナ礼拝堂に爆風が入る場面や黒人枢機卿のスキャンダルには、おっ、来たか!と一瞬ワクワクしたが、大きな展開はなかった。
いつもエンタメ性を求める訳ではない。
重厚な雰囲気や人間ドラマは味わい深いし、演技も映像も素晴らしい。だけど強い余韻は残らない。
最後のオチももう一波乱欲しかった。
個人的にもっと選挙でドキドキしたかった。
回ごとに変わる票数のカラクリをもっと知りたかった。レイフ・ファインズは終始リーアム・ニーソンの聖職者版のように孤軍奮闘してて応援したけど…。
個人的に選挙モノ(?)としては『白い巨塔』に次ぐNo.2ではある。
ドキドキしたなぁ…、財前と菊川の決選投票。
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