「満足度高し!」教皇選挙 ごーるどとまとさんの映画レビュー(感想・評価)
満足度高し!
タイトルから勝手に(これは少々退屈な映画かも?)と想像し、覚悟を持って鑑賞したものの、いやぁ面白かった!好きですね、こういうの。
序盤は人(役)の名前と顔が一致せず(誰のことかな?)と混乱したり、(ローマ法王とローマ教皇は一緒?違うの??)などと考えてたりしましたが、すぐに物語に引き込まれていました。(現在はローマ教皇の呼称で統一されているようですね)
重厚な雰囲気の中に枢機卿ら聖職者の俗っぽさもはさんでいてそのバランスがとても良いです。
ストーリーはコンクラーベという教皇選挙の裏側をミステリー仕立てで描いたもので、聖なるものと俗っぽいもののコントラストが時にユーモラスで興味深かったです。
衣裳や建築・美術、色づかいや構図など緻密に計算された映像がとても美しく、それを見てるだけでも大満足。
渋味の増したレイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴーらの演技も素晴らしかったです。
第97回アカデミー賞には8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞。十分それに値する作品。
いや作品賞も私はこちらが良かったですね(あくまで個人の意見ですw)。
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