「おじさん、おじさん、おじさん」教皇選挙 aossさんの映画レビュー(感想・評価)
おじさん、おじさん、おじさん
とにかく登場人物たちにおじさんが多く、顔にあまり特徴がないし、私には名前が覚えにくかった。徐々に誰が誰が分かってくると、その人間が選挙から脱落していく構成になっているが、よくある動機なので退屈そうなのに見入ってしまうのは監督の演出力だろうか。割と誰でも楽しめると映画だと思う。
ただ、個人的に途中から、あのラストの人間にはならないでくれよー、と思いながら見ていた。とにかく海外の映画は文化的や歴史的なもの壊したり腐して終わりたがる。文化を壊すなんて簡単だが、壊すこと自体の意味を考えなければそれに意味はないと思う。ただの破壊でしかない。この映画が文化を大切に思っている人を傷つける過去と同じパターンになってしまったのは残念でならない。
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