アプレンティス ドナルド・トランプの創り方のレビュー・感想・評価
全208件中、21~40件目を表示
トランプ大統領の原点
この映画が製作された際、当のドナルド・トランプ大統領は激怒し、どうにかして公開を差し止めようとした話が伝わっています。この作品の最後でも、自分の伝記を書く作家に対して、過去は詮索するなというようなことを言っています。言行一致ですね。
作中、有名な“ロイ・コーンの3つのルール”が出てきます。
ルール1:攻撃、攻撃、攻撃
ルール2:非を絶対に認めるな
ルール3:勝利を主張し続けろ
この3つのルールって、今まさに、アメリカ大統領としてのドナルド・トランプの言行に見ているものです。ここに原点があったんですね。
中々面白いです。
上には上がいましたか・・
アプレンティス(Apprentice)とは見習いとか弟子の意、タイトル通り若き日のトランプの師匠となった剛腕弁護士ロイ・コーンとの出会いと別れまでの様々な出来事を描いていました。トランプも相当破天荒だと思っていましたが「1.攻撃!攻撃!攻撃!」「2.決して非を認めるな」「3.最後まで勝利を主張し続けろ」というドナルドに受け継がれたロイ・コーンの勝者の3原則を知ると、上には上がいたのだとわかりました。
エピソードはどこまで真実かは分かりませんが脚本のガブリエル・シャーマン氏はトランプ大統領取材歴20年の政治ジャーナリストだから全くのフィクションではなさそうですね。
不勉強なのでMake America Great Againというスローガンはてっきりトランプのものだと思っていたら元はレーガン大統領だったのですね。
映画としては必然性のないエロシーンも満載でB級映画風でちょっとがっかり、関税問題など世界を混乱に貶める破天荒な大統領の裏にこんな過去があったのですね、興味深く鑑賞しましたが製作できたのはトランプがバイデンに敗れたからでしょう、大統領のままだったら世に出せなかった話題作ですね。
ジェレミー・ストロングという役者も知らないが、 モリーズ・ゲーム、 デトロイト、 マネー・ショート 華麗なる大逆転、 ブラック・スキャンダル で見ていたようだ。 今回、記憶に残る演技を見せたと思う。
動画配信で映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」を見た。
2024年製作/123分/R15+/アメリカ
原題または英題:The Apprentice
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2025年1月17日
セバスチャン・スタン(トランプ)
ジェレミー・ストロング(ロイ・コーン)
マリア・バカローヴァ(トランプ妻)
マーティン・ドノヴァン(トランプ兄)
原題の『The Apprentice』は「見習い」という意味で、
トランプ自身が出演していたリアリティ番組と同じタイトルであるらしい。
アリ・アッバシという監督は知らない。
スウェーデンに移住したイラン人らしい。
ジェレミー・ストロングという役者も知らないが、
モリーズ・ゲーム、
デトロイト、
マネー・ショート 華麗なる大逆転、
ブラック・スキャンダル
で見ていたようだ。
今回、記憶に残る演技を見せたと思う。
ウインター・ソルジャーがドナルド・トランプを演じたのは意外だった。
トランプ大統領の20才台からを描いている。
若き日のトランプ氏が父親のビルの家賃を1軒1軒集金していたのが、
新鮮だった。
トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、
悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。
トランプはロイ・コーンからあらゆることを学んだ。
ロイ・コーンのやり方は脅迫である。
実力者の弱みを握るためにあらゆる場所を盗聴している。
当時のメディアはカセットテープ。
大量のカセットテープがロイ・コーンの手元にあった。
市長や判事や議会の副議長もロイ・コーンの脅しに屈することになる。
市長から免税の特権を勝ち取ったトランプは大きく飛躍した。
トランプは情熱的に妻に求婚した。
根負けした妻は結婚契約書に署名する。
トランプタワーを建てるまでに成功したトランプだが、
あれほど愛した妻を、
玩具に飽きたように捨てようとするのだった。
そしてその態度を隠そうともしない。
豹変するとはこのことだろう。
ひとかけらの情もこの男にはないのだろうと思った。
若くかっこよかったトランプも
頭が禿げ上がり、腹が出てくる。
それを運動や努力ではなくて、
外科手術で解決するのもトランプのやり方だった。
病に伏せるロイ・コーンとトランプの別れのシーンで終劇となる。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
I watched the movie “The Apprentice: The Creation of Donald Trump” on video streaming.
Made in 2024 / 123 min / R15+ / USA
Original or English title: The Apprentice
Distributed by Kino Films
Theatrical release date: January 17, 2025
Sebastian Stan (Trump)
Jeremy Strong (Roy Cohn)
Maria Bakalova (Trump's wife)
Martin Donovan (Trump's brother)
The original title, The Apprentice, means “The Apprentice” and is apparently the same title as
the reality show on which Trump himself appeared.
I don't know the director, Ali Abbasi.
He seems to be an Iranian who immigrated to Sweden.
I don't know the actor Jeremy Strong either, but I think I saw him in
Molly's Game,
Detroit,
Money Short: The Great Reversal,
Black Scandal
.
I think he gave a memorable performance in this one.
The Winter Soldier's portrayal of Donald Trump was a surprise.
The film depicts President Trump from his 20s.
It was
refreshing to see the young Trump collecting rent from each of his father's buildings.
Trump meets
Roy Cohn, a notoriously shrewd lawyer, at an exclusive club where the political and business elite gather.
Trump learned everything he could from Roy Cohn.
Roy Cohn's method is intimidation.
He wiretapped every nook and cranny in order to exploit the weaknesses of powerful people.
The media at that time was cassette tapes.
A large number of cassette tapes were in Roy Cohn's possession.
The mayor, the magistrate, and the vice president of the council would also succumb to Roy Cohn's threats.
After winning tax-exempt privileges from the mayor, Trump took a big leap forward.
Trump passionately proposed to his wife.
His wife, overcome by perseverance, signed the marriage contract.
Trump succeeded in building Trump Tower,
He dumped his wife, whom he loved so much, as if he was tired of toys,
He tries to dump his wife, whom he loved so much, as if he is tired of toying with her.
And he doesn't even try to hide his attitude.
He has changed.
I thought that there was not a shred of affection in him.
Trump, who used to be young and cool,
is now balding and gaining a belly.
Trump's solution to this problem was not exercise or hard work, but
surgery.
The film ends with a farewell scene between Trump and Roy Cohn, who is ill.
The satisfaction rating is 5 on a 5-point scale: ☆☆☆☆☆.
唐纳德-特朗普的学徒生涯》(The Apprentice The Creation of Donald Trump)电影。
2024 年制作 / 123 分钟 / R15+ / 美国
原标题或英文标题:The Apprentice
由 Kino Films 发行
剧场版上映日期:2025 年 1 月 17 日
Sebastian Stan (Trump)
Jeremy Strong (Roy Cohn)
Maria Bakalova (Trump's wife)
Martin Donovan (Trump's brother)
原名 “The Apprentice”,意为 “学徒”,显然与特朗普本人出演的真人秀
同名。
我不认识导演阿里-阿巴西。
他似乎是移民到瑞典的伊朗人。
我也不认识演员杰里米-斯特朗(Jeremy Strong),但似乎在
Molly's Game、
Detroit、
Money Short: The Great Reversal、
Black Scandal
中见过他。
我觉得他这次的表演令人难忘。
冬日战士》对唐纳德-特朗普的塑造令人惊喜。
影片描述的是 20 多岁的特朗普总统。
看到年轻的特朗普在父亲的每栋大楼里收租,
,令人耳目一新。
在政界和商界精英聚集的高级俱乐部里,特朗普遇到了
声名狼藉的热门律师罗伊-科恩。
特朗普从罗伊-科恩那里学到了他所能学到的一切。
罗伊-科恩的惯用伎俩是恐吓。
他窃听每一个角落,以便利用权势人物的弱点。
当时的媒介是磁带。
罗伊-科恩掌握了大量磁带。
市长、地方法官和议会代表也会屈服于罗伊-科恩的威胁。
在从市长那里赢得免税特权后,特朗普的事业又向前迈进了一大步。
特朗普热情地向妻子求婚。
失去耐心的妻子在婚约上签了字。
特朗普成功地建造了特朗普大厦,但是、
他太爱他的妻子了、
他试图抛弃她,好像他已经厌倦了玩弄她。
他甚至不掩饰自己的态度。
他变了。
我以为他对她连一丝一毫的感情都没有。
年轻时酷酷的特朗普,
,快秃顶了,还挺着个大肚子。
这也是特朗普的解决方式,不是通过运动和努力,而是通过
手术。
影片最后,病中的罗伊-科恩与特朗普上演了一场告别戏。
满意度5分制:☆☆☆☆☆。
トランプの帝王学の祖
話し自体は飽きずに見れた
無くなったアル中の兄の影響で飲まないのね
こういう偉い人の奥さんは大変
後半になるごとに似てきた気がした
ロイコーンはそっくり
撮影の仕方がドキュメンタリーみたいにその時代に撮影してる雰囲気出してるのかな
憎まれっ子、世にはばかる。
最初知り合った時、トランプは
税金逃れに、ロイ・コーンを雇い、
法を捻じ曲げて、利益を上げてきたのに、
貿易相手に、法外な関税をかけて、税金を取ろうとする。
そしてまずぶん殴ってから、交渉するという名の駆け引き。
呆れてものが言えない。
さらに、【海外の映画に関税をかける‼️】と言い出した。
アメリカ製作ではない映画に100%の関税をと、ぶち上げた。
これは問題だ。
芸術にまで口出しするとは。
大体に、ハリウッド映画は輸出するためにつくられている。
インド、中国、日本などが買って楽しんでいるのだ。
それをアメリカで制作して、アメリカ人だけが、観ればいい。
誰もハリウッド映画を買って観てくれなくなる。
映画こそ国境のない芸術である。
あまりの無知に驚く。
そして、
この映画の内容は事実なのだろう。
名誉毀損で訴えてはいないのか?知らないけれど、
立派に世界各国に公開された。
★脂肪吸引の手術。
★円形脱毛症の皮膚の切り取り、縫い合わせる。
★妻に豊胸手術を強いる
などが暴露されている。
★痩せるためと称して、アンフェタミンを服用。
(麻薬の一種とされている)
悪徳弁護士ロイ・コーンの影響を受けて、
その真似をして、元々は気弱な男が、
今のようなドナルド・トランプとして、できあがったのだ・・・
的な主張のようだが、確かに似たもの同士で、最初は税金逃れなどに
ロイ・コーンはチカラを発揮した。
この醜悪な男は、権力を握っている・・・
世界の命運を握っている。
先行きは全く分からない、
このトンデモない大統領を止めるものは、何か?
オレンジみたいな顔
現職米国大統領のできあがっていく過程が非常に興味深い。序盤から髪型をやたら気にするオドオドのトランプが次第に饒舌になっていくのは、辣腕弁護士ロイ・コーンの指導もさることながら、熱心なアプローチでイヴァナを落としたことで自信をつけたようにも見えた。本にならない=中身がない人物とライターが言う通り、3つのルールもMAGAもアメリカ・ファーストもすべて他人の受け売りで、イヴァナへの豊胸手術とかGスポットとかエアフォースワンでフェラさせたいとか言動もいちいちしょーもなくて笑える。
ただ、当初のイヴァナへの一途さや童貞くささにはどこかかわいいところもあるおっさんとも思われて、もしかしたらそれは本邦の石丸とか斎藤とかに支持者が共感していることに通じているのかも…。まあ、まさかのトランプ返り咲きで、あらゆる方面で凄まじい凋落が始まった合衆国だが、不動産屋のおっさんを笑って許すのは床屋政談までにしておいてほしい。
ジェレミーストロングがいい味出してる
勝つための3つのルール
若き実業家・ドナルド・トランプの若き日の姿を描いたドラマ。「勝つための3つのルール」が非常に印象的でまさに現在のトランプ大統領に通じるものがあるように感じた。
ルール1「攻撃、攻撃、攻撃」
ルール2「非を絶対認めるな」
ルール3「勝利を主張し続けろ」
2025-50
セバスチャン・スタンはトランプ本人にしか見えなかった
中々に面白かったです。
トランプの作り方、というよりも、トランプは如何にしてトランプになったのか、というような映画でした。
トランプ役のセバスチャン・スタンは、凄く良かったな。トランプ本人にしか見えなかった。ルーマニア出身の俳優。
最初の妻役のマリア・バカローバは可愛くて良かった。ブルガリア出身の俳優。
描かれているのは1980年代後半まで。1990年代以降の主要事業の倒産や負債による苦境とそこからの再起、政界への挑戦、そして近年のトランプについては、全く取り上げていないですね。
それは、また別の物語で。
ということなのかな。
面白い
政治的な好悪はともかく、映画として面白い作品だと思う。
ピカレスクロマンとでもいうような、完全な悪漢が悪漢としてのし上がっていくストーリーは痛快です。
日和った師匠を超えていくという少年ジャンプ的勝利は、フィクションの娯楽作品だったらサイコーなんですが、これがほぼノンフィクション、しかもこの悪者が現アメリが大統領だってんだからサイコですわ。
本作の主人公は実はロイ・コーンのようにも見えますが、彼の人生にアメリカの病理が凝縮しているように思います。
同性愛者が同性愛者であることを隠すために同性愛者を攻撃するってパターンはアメリカ政治の大きな要素なんじゃないかな。
同性愛者であることを隠すために過剰に攻撃的になり、過剰に男らしさを前面に出していくていう、ホントに個人的な性質によって、膨大な数の犠牲者ってのが出てるような気がする。
その点ではトランプってねじれのないまっすぐな人なんだろうね。
それにしてもトランプもロイ・コーンも、本人の昔のフィルムだよって出してもそう思ってしまうほどの好演。
助演男優賞は彼にあげたかったな。
映画は楽しきゃいいけど、リアル世界でトランプが大きな権力をもってるのは怖すぎるよ・・・
。
フィクションであってほしい・・。
ロイ役、トランプ役の演技には、凄味がある。
後者は本人でないか?と錯覚するぐらい、彼になっている。
過激な表現、分かりにくいところも多々あるが、
良識ある青年が、勝利にとり憑かれ、
巨大なモンスターになる過程をうまく表現している。
とても、怖い映画。
========================================
わたしは常々、思う。
勝つため、全力で人を陥れたり、利用する人間を避けたいと。
作品で描かれている全盛期のロイ、勝利に固執したトランプ、
どちらも、関わりたくない、巻き込まれたくないタイプの生き物だと思った。
どれぐらい、実話を含んでいるのか、アメリカに疎い、私は判断できないが、
仮に 7、8 割が本当だとするならば・・
”アメリカ” と ”民主主義の自由” を掲げ、自分の快楽のまま、取引を楽しみ、
決して負けを認めず、引かず、媚びず、顧みず、
勝つまで攻撃し続けるモンスターが、この世に存在することを認めざるを得ない。
この話、9 割以上がフィクションであることを心より願う。
本当にトランプだった
どこまで実際の事なのか・・・
誰がトランプに頭を切るハゲ治療をしろと言った?それは私の友達と高須院長がいった。
どことなく、あの傲慢な実物をテレビなどで見てしまっているからか、どうしても序盤のなよなよとした姿が信じられなかった。
また、盛り下がったシーンの後に変に大きく音楽を流して次のシーンに切り替えるやり方をやられても気持ちがそこまで追いつけず、どことなく物語に入り込めなかった。
余談だが、トランプの美容整形に関して調べたら、あれは高須クリニックの院長の友達が執刀したとのことでタイトルに入れ込んでみましたが、特に意味はありません。
犯罪者とビジネスマンの融合した思考
ウィンター・ソルジャー/バッキー役のセバスチャン・スタンがトランプを演じているので、『キャプテン・アメリカ』新作を観終わるまで行くのを我慢していたこちらを拝見。
案の定、浮気ファックシーンがあったので、バッキーへのダメージ回避にこの順番で観てよかった。
観たらますますトランプが嫌いになりました。
どこまで真実で、どこまで嘘や誇張なのかがわからないけれども。
なぜあんなに攻撃的なのか、なんで謝らず勝ったとしか言わないのか。
数々の発言の下敷きになる思想や育ち方を暴くような内容。
その中でも、実家が社会理念や遵法の精神から、違法性を指摘され破産寸前まで追い詰められた過去があり、対して非合法ギリギリの悪徳なやり口で勝ち続けてきたのは間違いなく、あの性格形成に対して説得力ある描き方になっていました。
まさに「攻撃、攻撃、攻撃」!
とにかく自分さえ成功すれば、誰が(国が)どうなろうとかまわない。
「反倫理」「反理性」「反知性」「反人権」な暴力性に支配された、犯罪者とビジネスマンの融合した思考が、理知的なもの(= 左翼的な思考や学術)への攻撃につながっている。
この勝ちになりふり構わない姿は、「今スッキリしたいだけ」で未来・将来など考えない人々には受けるのは間違いなく。
一瞬の快感と引き換えに、アメリカが国際的信用を失い、それに日本が巻き込まれて一層景気が悪くならないといいな、と思いました。
トランプタワー
トランプ大統領の就任式にこの映画を見るって、なかなかオツだね。
これがけっこう尖った映画で、面白い。
どこまで本当かはわからないが、出来事は、ほぼ本当なのでは?と思う。
ただ、描き方は、創作だろうけど。
彼を育てる弁護士ロイ・コーンとの出会いから、彼の指導により今のトランプが出来るまでをテンポよく、当時の音楽に乗せポップに描く。途中アンディ・ウィホールも出てくる。
彼との関係は、ちょっとBL的な匂いも。この二人が魅力的に描かれていて面白い(好き嫌いはあるけど)。
弁護士ロイの死で映画は終わる。(1986年)それ以降のトランプがどうなっていったかも知りたいところ。
その意味では中途半端。だけど、彼がどのように作られたかの片鱗は味わえる。
映画的に面白く、現在の大統領の裏事情をこんなに明るく描く米国って国は素敵だと思う。
ただ映画としてはチェイニーを描いた「バイス」の方が面白かったし、深かった。
こちらは描き方がとても映画的で面白いけど、表層的。
めちゃくちゃ似てた!
全208件中、21~40件目を表示