「全く共感出来ない人たちの話」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
全く共感出来ない人たちの話
1980年代、若き実業家ドナルド・トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、弁護士のロイ・コーンと出会った。勝つためには手段を選ばない冷酷なコーンはトランプを気に入り、勝つための3つのルールを伝授した。コーンに指導されたトランプは多くの敵を作りながらも不動産事業を成功させた。そして、コーンの想像を超える怪物へと変貌していった。そんなトランプ大統領の若い時の話。
これをトランプ大統領が観たら怒るだろうな、という感想。
全く共感できないし、3つのルールが、攻めまくり、非を認めず、勝ったといい続ける、という、頭のおかしいルールのもとに行動してるからだと感じた。
弁護士のロイ・コーンがトランプを育てた、という事が知れたのは良かった。彼も相当なワルみたいだし、金の亡者みたいだった。
この作品を観て何を感じるかと言えば、不信感だけ。
むかつくような人たちばかり出てくる。共感できる人がいないし、内容はつまらない。
トランプの何が素晴らしいのか、さっぱりわからなかった。普通なら、主人公の素晴らしいところが1つや2つは有るものだが、そんなシーンは全くない。もしかしたら、彼には良いところは無いのかも知れないが。
でも、トランプ大統領の考え方を知るために、観る価値は有ると思った。
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CBさんのコメント
2025年2月1日
りあのさんに全く同感です。
共感できる点はひとつもないのだけれど、トランプ氏を知るためには、今の時代のある面を知るためには、絶対観た方がいい映画だと思います!
映画としては、すごくちゃんとしているし!!