「目力が半端ない」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)
目力が半端ない
ドナルド・トランプの若き日を描いた作品ということで興味を持ち観に行きましたが、師弟関係のドラマとして面白かったです。
野心はあるもののまだ良識さを持っていた青年が、勝つためには手段を選ばない弁護士の影響を受け、成り上がってゆくにつれて人間性を失ってゆく様子はやはりやるせない。
弁護士の非情さエキセントリックさはインパクトがありましたが、それゆえにパワーバランスが逆転してゆくところは悲壮感が強かったです。
この弁護士と出会わなければ……とも思いますが、元々野心家で権力に対する憧れが強かったようでもありますし、なるべくしてこうなったのかもという気もします。
トランプ役のセバスチャン・スタン、朴訥さから自信や横柄さを身につけて変化してゆく様が良かったですし、口元とか本人再現度も高いと思います。
またなんと言っても、弁護士役のジェレミー・ストロングの目力が半端ない、怖い。
こちらは本人のことは知らなかったのですが、異様な存在感に圧倒されました。
映像や音楽から当時の猥雑とした空気感が伝わりましたし、コミカルさもありテンポよく進む展開も見やすかったです。
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