劇場公開日 2024年11月8日

  • 予告編を見る

動物界のレビュー・感想・評価

全123件中、81~100件目を表示

4.5試練を受けた父子の物語

2024年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人の身体が動物へと変わる奇病?進化?が蔓延した社会に生きる、とある父子。

子供が父親の愛情を認識していく過程が素晴らしい。細かな設定が施された脚本、また無理のない思春期ドラマの演出もいい。ラストは勿論、中盤を含め何度か泣けた。

この作品は傑作かもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
石岡将

3.5邦題、どんぴしゃだなー。

2024年11月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

獣人化に対峙する人間達の話だけど、まんま人種差別な話だし、感染してない人達にただただ追い込まれていく感染者達がいたいたしい。メイン3人の家族関係にも興味がつきない。なかなか見応えあり映画。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
peanuts

2.0獣になるウィルス

2024年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

SFファンタジー
こんな作品よく考えたな〰️と脱帽
母親がこのウイルスにかかり隔離 南仏にできた施設に移送中に、バスが転落
移送中の感染者(ほぼ獣だが…)が森に逃げ出し、その中にいた母親を父と息子で探す奇想天外なストーリー
母親似の息子も…
最後に父親の取った行動は良かったのかな

コメントする 2件)
共感した! 5件)
ろくさん

4.0ポテチ

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿

どこのどこの、
どこの誰から頼まれた♪

命をかける価値もない、
これほど汚れたニッポンの、
ひとの心が生み出したー・・♪

川内康範の、子供向け変身ヒーロー作品、
「正義のシンボル コンドールマン」を、
例に挙げるまでもなく、

本作は、
古今東西の、
ヴァンパイア、ゾンビ、
ビースト、モンスター、
DCEU、マーベルといった、
無数に存在する物語フォーマットに則っている。

同種のフォーマットであっても、

観客の記憶から速やかに消え去る作品と、
半世紀を経ても人々の心を捉え続ける作品が存在する。

それは何故か。

答えは、

VFXやアクションといった表層的な要素だけではなく、

シナリオ、演出、そして俳優の芝居といった、
いわゆる【平場】と呼ばれる部分の質の高低にあるとも言えるだろう。

本作は、派手なVFXや流行りのアクションに頼ることなく、

爪の下の爪、
子の毛を剃る父、
洗濯物の匂い等、

緻密に練られた脚本と、
卓越した演出によって、

観客の想像力を最大限に刺激する。

ポテチを食べるシークエンス、

森を疾走するシーン、

コンドルマン・・・
翼を持った友人と叫ぶシーン、
観客も一緒に叫びたくなるように、
徐々にクレッシェンドさせていく演出は高度な技術である、

また、
その意図をシェアできている、
編集、音楽含めたポスプロチームとの共同作業も素晴らしい。

観客にそれぞれ異なる経験視界視点から物語を読み解き、
自分だけの解釈を生み出す余地を残す。

ある者は、
作品に現代社会における分断や疎外感、解放感を投影し、

ある者はファンタジー作品や文学作品との類似性を発見する。

また、
親子の絆や人間の普遍的な感情を深く掘り下げる者もいれば、
音楽や芸術作品との関連性を指摘する者もいるだろう。

父子の関係を通して、
観客を信頼し、彼ら(観客)の解釈の多様性を尊重する姿勢が際立っている。

それは、観客一人ひとりが作品の中に自分自身を見出し、
共感し、そして新たな発見をすることを可能にする。

父と子のラスト、ポテチも含めて、

観客に思考を促し、感情を揺さぶり、
そして人生観すら変える可能性も秘めている、

というのは言い過ぎだろうか。

【蛇足】
飛ぶ者の主観、見上げる仲間、
お互いマイノリティのカット、
は、
U2のアルバム「魂の叫び」
「All I Want Is You」のサーカス団を描いたMV、
を思い出した。

「百年の孤独」の世界観でもある。

コメントする 2件)
共感した! 5件)
蛇足軒妖瀬布

3.5なかなかの良作

2024年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 6件)
共感した! 26件)
luna33

3.0奇病の原因や対策の話じゃない❗️

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

人間が突然変異する奇病が流行っている世界で、人々はどう過ごしているのかが描かれていた。
新生物に対して理解できない者は恐れ、攻撃する。理解できる者は共生をと考える。
いろいろな考えがあってどれが正義で正解かはわからない。
自分ならどうするかと考えさせられる映画だった。

私も一人息子を持つ親として、ラストのフランソワ(お父さん)の決断にはグッと来てしまった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
シンプル

4.0独特の世界観と表現

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
たいやき

3.5異端への恐れ、差別…そして愛。フランス映画らしい描き方。

2024年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 9件)
豆腐小僧

3.0住むべき世界に境界線ができた時、親は愛よりも生存を優先させなければならない

2024年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
Dr.Hawk

3.5マジョリティからマイノリティへの変貌

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿

最初は半獣(動物になった人間)のことを見下していた主人公が、話が進むにつれて主人公自身が徐々に半獣へと変貌していくことで、マジョリティからマイノリティへと立場が入れ替わっていく話。
映画を観ていて2010年公開の映画『第9地区』を思い出した。

鑑賞中は「自分が同じ状況に置かれたらどういう行動を取るのがベストなのか?」みたいなことを考えずっと頭を悩ませていたが、あまりの難問っぷりに頭から煙が出始めてきたところで「これは空想の世界の話で、実際には起こり得ないので考えても無駄」と思考停止。

映画を観終わっての結論は「マジョリティを守るための秩序によって、マイノリティがどれだけ苦しめられているのかをわからせるための映画」という感じ。
そう考えるとスッキリした。

父親のフランソワはきっと近所から「奥さんと息子さんがあんなことになって大変ねえ」と影でこそこそ噂されているとは思うが、愛する家族のことを最優先に考えて仕事や捜索に奮闘する姿に感動を覚え、途中から尊敬の眼差しで観ていた。
世の中には妻が妊娠中に不倫するような男もいるのに、妻の見た目が獣になっても愛し続けていて偉すぎる。

映画の最初と最後に出てくるポテトチップス演出が絶妙。
オープニングでは親に対する息子の反抗期表現だったのに対し、ラストでは息子に対する親の愛情を伝える手段となっていて、「ポテトチップスをバリバリ食べる」というちょっと滑稽にも思える画に、これだけの深みを与えていて思わず唸ってしまった。

コメントする 1件)
共感した! 10件)
おきらく

4.0色んなメッセージを受け取れました

2024年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

フランス発のSFスリラーものです。
予告編に興味を惹かれて観ました。
色んなメッセージを発信していました。
自然界と人間との共存を考えさせられたり
現代の差別・中傷がある世界や
家族の絆、親の子への執着
そして子を親から独り立ちさせる思い。
1本の映画でたくさんのメッセージが受け取れました。
動物化する人間の姿もなかなかリアルですごい映像でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
tom

3.5不思議とじんわりクる

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿

動物に変化してしまう奇病…
というツカミで、新種のゾンビ系パニック映画を想像しましたが、全く違う方向性の人間ドラマでした。
X-MENから一切ヒロイック要素排除するとこうなります、みたいな。

奇病にかかった半人半獣の患者に対する、一般人の警戒感みたいなものがシーンごとにバラバラなため、奇病絡みの部分はちょっと感情移入しづらい面はありましたが、主人公家族のドラマはかなりしっかり描かれており、なんだかんだ最後はうるっとしてしまいました。
半人半獣のCGがさりげなく高クオリティなのも良し。

全体的にゆるやかなテンポは、やっぱりフランス映画だなぁと。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
克晴

3.0背景にコロナ禍があるのかな

2024年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編で想像してた映画とは少し違った展開でした。
特に凄く良かった点もなかったですが、全体を通して悪い点もなく、普通に観れる映画という位置づけでしょうか。私のツボに入る場面が無かっただけで、好きな人は好きそう。家族の絆を重視する人にオススメな気がします。
個人的には、普段英語圏の字幕版ばかり観ていたせいか、違う言語の字幕版が初めてだったのもあって、ちょっと気になってしまいました。吹き替え版があったらそっちの方が良かったかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ヂャッキー

3.5ポール・キルシェ良いねぇ

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

心ならずも異端者扱いされた者達のアイデンティティ確立を描いた寓話。真面目に丁寧に作られているが、冗長だと感じる人もいるだろうなあ。

コメントする 2件)
共感した! 16件)
ひろちゃんのカレシ

2.5みんな狼チャイルド

2024年11月10日
Androidアプリから投稿

悲しい

人間が様々な動物に変化してしまう病気が発生した世界で、発症してしまった少年の話。

母親が発症し人の心を失う中、南仏の療養施設に入ることになり、その近くに父子が引越して巻き起こっていくストーリー。

発症する切っ掛けはわからず、過程も動物の種類も人それぞれでだけれど徐々に動物化していくという不条理な物語だけれど、人を襲えばその結果は…。

人としての意識を無くした妻に尚愛情を持つ夫と、そんな状況に置かれた思春期の少年。
更には自分も発症し始めてしまった少年と父親の心情と、あり得ない話しだから難しいものはあるものの、なかなか面白かったけれど、テンポが悪くて少々冗長だった。

コメントする 2件)
共感した! 19件)
Bacchus

3.5気色悪さのセンスに脱帽

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

何かの動物に変化してしまう奇病という
単純だけど誰もやらなかった設定。
うまいなあと思いました。
映像も演技も、すごく丁寧な仕事で
ヒューマンドラマが描けています。
キワモノ設定がキワモノ映画になっていないのがすごい。
フランス映画全体をくくるのはどうかと思いますが
フランスっぽい、アートな洒落た感じもありますね。
本来は差別などのしっかりしたテーマはあるのでしょうが
予告編で感じた脳裏から離れない気色の悪さは
唯一無二だと思います。
原題をGoogle翻訳すると、まんま「動物界」ですが
もう少しキワモノ感のうすい邦題をつけた方が
よかったような気がします。
「動物界」だと昔のビデオスルーのB級映画の匂いがします。
本作観て、似たような気色悪さを思い出したのですが
同じフランス映画の「スプライス」。
気色悪さと後味の悪さを求める方には
こちらもオススメ。

コメントする 4件)
共感した! 8件)
すかちん

4.0それ行けバンパイヤ

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿

突然の発病の様に、ある日突然に人体が動物化してっちゃう話。
鳥とか犬、猿からタコ、カメレオンまで。
哺乳類だか、鳥類だか、両生類やら軟体生物。
発病しないと何の生物になるのか不明な世界なんだけど、オオカミ人間やら、ゴリラ人間、様々な動物人間が居そう。
そこに恐怖し、発病しちゃった人間に差別隔離を行おうとする人間社会なんだけどX-MENとか炎炎の消防隊みたい。
ラスト近く、あれほど嫌っていた添加物モリモリのスナックフードをハンドル片手に手掴みでバリバリ!法や社会ルールを無視してまでも愛しか選べないオヤジのカッコよさよ!
は?人間と動物、どっちがケダモノなんだ!?

もしも手塚治虫がコレ見たら「僕にも描けるよ」って言うんだろな。
てか、あんたが描いて来た物語ってこんなんばっかだよ。w
だから今も好きなんだよ。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
永田製麺

2.5オチ以外は良かった

2024年11月9日
Androidアプリから投稿

変異者と健常者の溝に対してなんの解決策も落とし所も妥協点も見いだせないまま尻切れトンボで終わったような印象

コメントする (0件)
共感した! 1件)
龍神

3.5仲間のいる処へ

2024年11月9日
Androidアプリから投稿

突然変異で他の種へっていうのはトンデモな発想だとは思うんだけど、相変わらず原因、治療、対処はどうでも良さそうなおフランス映画 なんとなくこの前見たAcideに似てる
真夜中の何が出現するか分からないし~んとした森も怖くなくなるのね
ただ鳥人間との友情(飛ぶシーン大変そう)くだりは良かったかな

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ゆう

4.0余韻が素晴らしい♪

2024年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

図らずもワンコも含めて今の自分と同じ家族構成だったので終始父親の目線で鑑賞しましたが…中々に良い映画だと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
トクサン
PR U-NEXTで本編を観る