劇場公開日 2024年11月8日

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動物界のレビュー・感想・評価

全110件中、41~60件目を表示

4.5今年一番泣いた家族ドラマ

2024年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

親子愛を描いた映画はごまんとありますが、本作は傑出しています。繊細な心理描写、深い洞察、知的な視点、美しい音楽など、高品質な土台が熱い感動に繋がっています。

物語では、一部の心ない人達が動物化した人間を獣と呼び、銃で追い回す。その姿はまさにコロナ禍での私達ではないでしょうか。

しかし、悲惨な境遇の中ではじめて見つける喜びもある。幸せとは何かと胸を締め付けられます。

本作はジャンルとしてはホラー、またはSFですが、極めて良質なヒューマンドラマでもあります。ラストは涙なしでは見られません。

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パンダ

4.0困難の中で生きる人たちを描く始めたフランス映画の一作

2024年11月20日
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鑑賞方法:映画館

ハリウッド映画のようなわかりやすい三幕構成ではなく、描きたい主題を突き詰めて映像化した一作。
「ACIDE」や「またヴィンセントは襲われる」と似た質感で、起こっている問題の機序は説明せず、全体的な解決作を描くこともなく、主人公たちが巻き込まれた災難の中でいかに生きるかを描き切っています。

本作においては、多様化する社会とそこで起きる差別の問題に気候変動問題を絡めて動物化する奇病に振り回される人々や社会を描いています。

ハッキリとした答えが出せない問題が増えているからこそ、このような作品を作り続けているフランス映画界に注目しています。

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よして

4.0毒も喰らう、栄養も喰らう。

2024年11月20日
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や

3.024-130

2024年11月19日
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動物に変異する奇病。
しかもその動物は猿や犬だけに限らず、
鳥、カメレオン、タコ、ナナフシなど
なんでもあり。

病気の原因には一切触れられないけれど、
獣と呼ばれる患者とどう関わるのか。

あるものは家族として向き合い、
あるものは共生を望み、
あるものは暴力での排除を主張する。

コロナ禍で見た社会となにも変わらない。
奇異なものを排除するのは簡単かもしれないが、愛情は姿にではなく心に宿る。

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佐阪航

3.5悪くない。十分楽しめた。ただ…、ちょっと惜しい感じの映画。

2024年11月19日
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yurimaripapa

4.0フランスから現れたクローネンバーグの継承者!!濃密なフレンチ臭漂う掘り出し物の快作。

2024年11月18日
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じゃい

3.5ラストはとても良かった 鳥は飛べなきゃいけないとか、動物界であって...

2024年11月17日
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ラストはとても良かった

鳥は飛べなきゃいけないとか、動物界であって人間界だったな

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トント

4.0考えさせられる映画 A movie that inspires deep thought

2024年11月17日
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知的

難しい

おそらく、
実世界のメタファー(比喩)なんだろうけど
観る人によってそれが何なのかは
微妙に変わるかもしれない。

およそ100年ぶりに(スペイン風邪以来)
人類はパンデミックを体験したことと
この作品は無関係とは思えない。

感染症に対する比喩なのかもしれないし
あるいは性的マイノリティに対する
比喩なのかもしれない。

実際、第二次大戦ごろ
ゲイは治療対象として
外科手術が行われたという歴史があるし
ドイツのエニグマを解読した
アラン・チューリングに対し
当時、同性愛は罪とされ
逮捕、治療されたことは事実だ。

そういったことに対して、
どのような態度を取るのか
取れば良いのか、
観る側は突きつけられてしまうように思った。

実際、観終わってから
頭の一部がこの映画に支配されている。

未来を感じる終わり方が
個人的には救いになった。

It’s probably a metaphor for the real world, but what exactly it represents may subtly vary depending on the viewer.

Given that humanity has experienced a pandemic for the first time in about 100 years (since the Spanish flu), it seems impossible to think this work is unrelated to that event.

It might be a metaphor for infectious diseases, or perhaps a metaphor for sexual minorities.

In fact, during World War II, gay individuals were subjected to surgical “treatment” as if they were patients, and history tells us that Alan Turing, who cracked Germany’s Enigma code, was arrested and forced into treatment because homosexuality was considered a crime at the time.

The film seems to confront the viewer with questions about what kind of stance to take or what stance is appropriate toward such issues.

Even after watching it, I felt as though part of my mind remained captivated by this movie.

For me, the ending, which hinted at a sense of the future, offered a sense of salvation.

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新米エヴァンゲリスト

4.5「守ってなんかいない!」

2024年11月16日
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怖い

知的

幸せ

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ロックウッド

3.0友情は美しくて儚かった

2024年11月16日
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ふろず

3.5とんでもない設定を、真面目にストレートに

2024年11月15日
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人間が、次第に鳥やカマキリ、猿などの動物に変異していく奇病が発生した世界。
ゲテモノになりそうな、とんでもない設定だが、真面目にストレートに描いて、最後の家族愛にはジーンとくる。
息子役のポール・キルシェが、「ウインターボーイ」の時よりはるかに良く、魅力的。

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ファランドル

3.5物足りない

2024年11月15日
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ケモナーにはちょっと物足りないかな?
ちょっとヒトっぽさを残したデザインで、何の動物に変化したのか分かりにくい
ママんは猿?ナマケモノっぽくもあったけど、分かんないよね
遺伝は全くしないものって設定なのもちょっと残念だったかな

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みのまる

4.0Nature

2024年11月14日
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ブレミン

0.5石川賢の野獣戦線

2024年11月14日
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病人28号

3.5仏製アニマライズスリラー

2024年11月14日
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興奮

知的

難しい

人間がさまざまな動物に変異する謎の奇病が蔓延した近未来を舞台に動物に変異したまま姿を消した妻を捜す男とその息子の姿を描きだす。仏製アニマライズ詩情スリラー放出。ケモノに変わりゆく世界で人間たちは何を思う。人間と動物のハイブリッドという設定自体の新機軸や解釈、メタファーなど多様に描こうとする題材が開かれている。それぞれが動物化するおぞましさがある一方で、動物化することで自己採掘や生き方の問いの是非を導きだすような風刺的側面もある。新生物のビジュアルや造形もアニマトロニクスやデジタル効果などで表現したみたいでリアリズムが良く出来てる。強制隔離された世界で現実世界との対比や人間自体の脆弱ぶりを思い起こさせる思慮深い作品へ昇華される。

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𝐵𝐴𝑈𝑀

4.5わたしはタコになりたい

2024年11月13日
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泣ける

悲しい

知的

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カールⅢ世

3.5スリラーじゃなくて、ドラマだった 息子の腕の傷、 できた時は刺され...

2024年11月13日
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スリラーじゃなくて、ドラマだった

息子の腕の傷、
できた時は刺された的なものだと思ったけど、
切り傷だったの?

それはさておき、
最後のお父さんの笑顔が最高だった

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jung

4.0パンデミック後の世界。

2024年11月13日
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泣ける

悲しい

楽しい

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MOVIE FUN MAMIKO

4.0ケモノノケモノ

2024年11月13日
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幸せ

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uz

2.0コロナ禍を経験したからこその違和感が気になってしまう

2024年11月13日
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人間が動物に変異する奇病の蔓延というアイデアは面白いし、それを具現化した特殊メイクやVFXも見応えがある。
ただ、何のためにそのような設定を導入し、それで何を訴えようとしているのかが、今一つ分からない。
この奇病は、エイズや新型コロナなどの実際の病気のメタファーではなさそうだし、この奇病で、新種の狼男や吸血鬼やゾンビを描こうとしている様でもなさそうだ。
奇病を発症した人に対する差別や抑圧、あるいは、健常な人と発症した人との分断や対立みたいなものも、それなりに描かれてはいるのだが、それがテーマであるとも思えない。
別に、無理矢理、寓意やメッセージを読み取る必要はないのだろうが、それでも、こうした奇病に対する対応の不自然さは気になってしまう。
例えば、自分が、いつ、この奇病にかかってもおかしくない状況のはずなのに、人々に、そうしたことに対する不安や警戒心が全くと言っていいほど感じられないのは、どうしたことだろう?
新型コロナの頃は、隣の人がマスクをしていなかったり、ちょっと咳をしただけで、あれほど過敏に反応していたのに、この映画の高校生たちが、ごく普通の学校生活を謳歌しているばかりか、主人公の少年の異変に気付かないことには、大きな違和感がある。
奇病に対する社会の対応にしても、発症した者を捕獲したり隔離するばかりで、病気の予防法や発症が疑われる場合の措置(病院や保健所に届けるなど)が周知徹底されていないことには首をかしげざるを得ない。
そもそも、社会がこんな対応をしていたら、主人公のように、発症を隠そうとしたり、家族が発症した人をかくまおうとするような事例が後を絶たなくなるはずで、施策としては完全な失敗と言えるだろう。
祭りの夜に、村人たちが、発症した人たちを、問答無用で撃ち殺そうとする場面は、唐突で脈絡がないとしか言いようがないが、こんなことを放置していたら、それこそ、社会の秩序は崩壊してしまうだろう。
その一方で、父親と少年が、施設に入る前に行方不明になった母親を独自に捜し出そうとしたり、病気を発症した少年が、施設に入ることを拒否しようとする理由にも、あまり説得力が感じられない。
病院で面会した母親は、そんなに酷い扱いを受けているようには見えなかったし、施設に収容されても、家族等が面会できる(そのために、施設の近くに引っ越したのだろうし、終盤で、父親が少年に「面会に行くから」とも言っている。)のだから、それほど孤独にはならないように思えるのである。
もし、病気を発症した人や家族が、施設に対して良からぬ印象を持っているのであれば、施設内の様子を明示するなどして、その理由をきちんと説明するべきだったのではないだろうか?
いずれにしても、ラストシーンからは、結局、「束縛から逃れて自由に生きろ!」みたいなことが言いたかったのかとも思えるのだが、その一方で、そのために、このような特異な設定とストーリーは必要だったのかという疑問も残るのである。

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tomato