劇場公開日 2024年11月8日

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動物界のレビュー・感想・評価

全115件中、41~60件目を表示

4.0シンプルな展開と高い描写技術

2024年11月23日
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jax

4.5エモーショナル

2024年11月23日
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鑑賞方法:映画館

劇中のガキの台詞で「(事件を起こしたのは) 化け物じゃなきゃロマだよ」と言っていたように動物化は差別される(主に本人にはどうしようもない)要因のメタファーと思われる。
そうした要因で差別され、隔離され、時には虐殺される。それを実に分かりやすくあからさまにする。
しかし本作はそういう社会的な批判を軽々と越えてもっとエモーショナルな領域に踏み込んでいる。そしてそこが良い。
動物化している人々の気持ちをフィクスに代弁させ、エミールの焦燥も相まって、観客に彼らを応援したい気持ちにさせる。フィクスが○んだところなんてさ、涙ぐんだよね…
主人公親子に(母親を想って)新生物を愛する気持ちがあるからなのかな。良き…

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ぱんちょ

3.5まさに新世界🤔

2024年11月23日
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鑑賞方法:映画館

新感覚の新ジャンルの映画ですね😏
鳥男はアメリカの小島やすお…じゃなくて、小島よしおかと思った(笑)

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おたか

4.5隔離と侵攻の現代に希望を描いた近未来SFパンデミック

2024年11月22日
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過去のSFパンデミックでは
主にディストピアを描いてきたが
本作では近未来のフランスが舞台だ。
夜よりも日中のシーンが多く
暗闇でテーマを曖昧にせず
観客に明確なメッセージを伝えよう
という覚悟を感じさせる。
異質な存在に対して隔離と攻撃の選択肢しか
持ち合わせていない作中の街の人々は
パレスチナ侵攻や数々の虐殺が同時に進行する
現代に生きる我々、虐げられていない者であり、
虐げられる存在にとっての希望は何かを問いかける。
虐げられる存在とそうでない存在。
作中では親子の絆そして青い恋だけが
その隔たりを超える。
変貌する肉体は成長のメタファーとしても扱われ
子が親の元から巣立つという成長物語の側面も
併せ持つ多重構造となっている。
斬新な世界観のエンタメ作品でありながら
痛烈なメッセージを突き刺す名作。

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辻井宏仁(放送作家)

4.0せつなくて泣けた

2024年11月21日
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泣ける

悲しい

知的

記憶にあるスプライスやラムのように暗く不穏な感じがして直感で「大好きなジャンルだ」と思い、あまり予備知識入れずにすぐに劇場鑑賞を決めました。いい意味で裏切られました。勝手に人間が動物に支配されていくような展開かと想像してましたが家族愛、親子愛、父と息子のせつない想いに胸が苦しくてラストは泣かされました。友情、別れのシーンでも「うっっ」って…一緒に観た妻は一切泣いてなかったので女性目線だと「父と息子の関係」はまた違うのかなぁ…女性の方で「泣けたぁぁ」って方が居たら感想聞きたいと思いました。
人間から動物へ変貌していくエミール役の俳優、すごく良かったですね。とてもイイ映画に出会えて良かったです。

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Full3002

4.5今年一番泣いた家族ドラマ

2024年11月20日
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泣ける

興奮

知的

親子愛を描いた映画はごまんとありますが、本作は傑出しています。繊細な心理描写、深い洞察、知的な視点、美しい音楽など、高品質な土台が熱い感動に繋がっています。

物語では、一部の心ない人達が動物化した人間を獣と呼び、銃で追い回す。その姿はまさにコロナ禍での私達ではないでしょうか。

しかし、悲惨な境遇の中ではじめて見つける喜びもある。幸せとは何かと胸を締め付けられます。

本作はジャンルとしてはホラー、またはSFですが、極めて良質なヒューマンドラマでもあります。ラストは涙なしでは見られません。

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パンダ

4.0困難の中で生きる人たちを描き始めたフランス映画の一作

2024年11月20日
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ハリウッド映画のようなわかりやすい三幕構成ではなく、描きたい主題を突き詰めて映像化した一作。
「ACIDE」や「またヴィンセントは襲われる」と似た質感で、起こっている問題の機序は説明せず、全体的な解決作を描くこともなく、主人公たちが巻き込まれた災難の中でいかに生きるかを描き切っています。

本作においては、多様化する社会とそこで起きる差別の問題に気候変動問題を絡めて動物化する奇病に振り回される人々や社会を描いています。

ハッキリとした答えが出せない問題が増えているからこそ、このような作品を作り続けているフランス映画界に注目しています。

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よして

4.0毒も喰らう、栄養も喰らう。

2024年11月20日
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や

3.024-130

2024年11月19日
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動物に変異する奇病。
しかもその動物は猿や犬だけに限らず、
鳥、カメレオン、タコ、ナナフシなど
なんでもあり。

病気の原因には一切触れられないけれど、
獣と呼ばれる患者とどう関わるのか。

あるものは家族として向き合い、
あるものは共生を望み、
あるものは暴力での排除を主張する。

コロナ禍で見た社会となにも変わらない。
奇異なものを排除するのは簡単かもしれないが、愛情は姿にではなく心に宿る。

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佐阪航

3.5悪くない。十分楽しめた。ただ…、ちょっと惜しい感じの映画。

2024年11月19日
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yurimaripapa

4.0フランスから現れたクローネンバーグの継承者!!濃密なフレンチ臭漂う掘り出し物の快作。

2024年11月18日
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じゃい

3.5ラストはとても良かった 鳥は飛べなきゃいけないとか、動物界であって...

2024年11月17日
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ラストはとても良かった

鳥は飛べなきゃいけないとか、動物界であって人間界だったな

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トント

4.0考えさせられる映画 A movie that inspires deep thought

2024年11月17日
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知的

難しい

おそらく、
実世界のメタファー(比喩)なんだろうけど
観る人によってそれが何なのかは
微妙に変わるかもしれない。

およそ100年ぶりに(スペイン風邪以来)
人類はパンデミックを体験したことと
この作品は無関係とは思えない。

感染症に対する比喩なのかもしれないし
あるいは性的マイノリティに対する
比喩なのかもしれない。

実際、第二次大戦ごろ
ゲイは治療対象として
外科手術が行われたという歴史があるし
ドイツのエニグマを解読した
アラン・チューリングに対し
当時、同性愛は罪とされ
逮捕、治療されたことは事実だ。

そういったことに対して、
どのような態度を取るのか
取れば良いのか、
観る側は突きつけられてしまうように思った。

実際、観終わってから
頭の一部がこの映画に支配されている。

未来を感じる終わり方が
個人的には救いになった。

It’s probably a metaphor for the real world, but what exactly it represents may subtly vary depending on the viewer.

Given that humanity has experienced a pandemic for the first time in about 100 years (since the Spanish flu), it seems impossible to think this work is unrelated to that event.

It might be a metaphor for infectious diseases, or perhaps a metaphor for sexual minorities.

In fact, during World War II, gay individuals were subjected to surgical “treatment” as if they were patients, and history tells us that Alan Turing, who cracked Germany’s Enigma code, was arrested and forced into treatment because homosexuality was considered a crime at the time.

The film seems to confront the viewer with questions about what kind of stance to take or what stance is appropriate toward such issues.

Even after watching it, I felt as though part of my mind remained captivated by this movie.

For me, the ending, which hinted at a sense of the future, offered a sense of salvation.

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新米エヴァンゲリスト

4.5「守ってなんかいない!」

2024年11月16日
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怖い

知的

幸せ

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ロックウッド

3.0友情は美しくて儚かった

2024年11月16日
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ふろず

3.5とんでもない設定を、真面目にストレートに

2024年11月15日
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人間が、次第に鳥やカマキリ、猿などの動物に変異していく奇病が発生した世界。
ゲテモノになりそうな、とんでもない設定だが、真面目にストレートに描いて、最後の家族愛にはジーンとくる。
息子役のポール・キルシェが、「ウインターボーイ」の時よりはるかに良く、魅力的。

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ファランドル

3.5物足りない

2024年11月15日
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ケモナーにはちょっと物足りないかな?
ちょっとヒトっぽさを残したデザインで、何の動物に変化したのか分かりにくい
ママんは猿?ナマケモノっぽくもあったけど、分かんないよね
遺伝は全くしないものって設定なのもちょっと残念だったかな

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みのまる

4.0Nature

2024年11月14日
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ブレミン

0.5石川賢の野獣戦線

2024年11月14日
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病人28号

3.5仏製アニマライズスリラー

2024年11月14日
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興奮

知的

難しい

人間がさまざまな動物に変異する謎の奇病が蔓延した近未来を舞台に動物に変異したまま姿を消した妻を捜す男とその息子の姿を描きだす。仏製アニマライズ詩情スリラー放出。ケモノに変わりゆく世界で人間たちは何を思う。人間と動物のハイブリッドという設定自体の新機軸や解釈、メタファーなど多様に描こうとする題材が開かれている。それぞれが動物化するおぞましさがある一方で、動物化することで自己採掘や生き方の問いの是非を導きだすような風刺的側面もある。新生物のビジュアルや造形もアニマトロニクスやデジタル効果などで表現したみたいでリアリズムが良く出来てる。強制隔離された世界で現実世界との対比や人間自体の脆弱ぶりを思い起こさせる思慮深い作品へ昇華される。

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𝐵𝐴𝑈𝑀
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