「オドロオドロしい映画かと思っていたけれどイメージと違う」動物界 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
オドロオドロしい映画かと思っていたけれどイメージと違う
クリックして本文を読む
観るか観ないか迷っていたのだけれど、上映終了前に観ることが出来て良かったです。
お父さんのフランソワが主役の位置付けだけれど、息子のエミールが実質的な主役です。
もっと特殊技術を多用したオドロオドロしい映画かと思っていたけれど、イメージと違いました。
SFXやVFXは、こういう映画で生かすことこそ王道だと思いました。
差別と分断を縦軸に、感染症の現代的危機を横軸のテーマにしていると思われるけれど、全体的に絶望感が漂う。
時間の進行とともに、主人公達を取り巻く生活や世界の破綻の足音が聴こえてくるようで怖くなります。
この映画は、音の効果が凄く重要だと感じたので、音響の良い映画館で観ることが出来たことはラッキーでした。
コメントする