「イタリアへの親近感」ドマーニ! 愛のことづて Mikikarさんの映画レビュー(感想・評価)
イタリアへの親近感
男尊女卑は日本の専売特許と思っていましたが、イタリアもそうだったのですね。
アメリカ兵からチョコレートをもらったのも日本と同じですね。
ランニングを着て、小競り合いばかりしている兄弟も、どこにでもあった光景だと思います。
無声のミュージカルのような手法を用いて、軽やかに表現しているので、
問題提起の映画ではなく、純粋な女性讃歌と判断しました。
いつの時代でも、どこの国でも、自分の居場所で自分の人生を元気に全うしたいものです。
なお、白黒映画は苦手でしたが、時代背景にマッチして自然でしたので気になりませんでした。
戦後の貧しさの残る1946年でも、オシャレに見えたのは、色なし効果かもしれません。
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