「三連祭壇画」憐れみの3章 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
三連祭壇画
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同じ俳優が、関連のない3つの物語に、まったく別の役で出演する、という前情報だけで鑑賞を決定。
不条理すぎてほとんど理解できません。
やってることは分かるのですが、行動原理や作品の意図などが、ね…
1章目は、仕事上の関係もあり、性愛の対象でもあるので隷属するのはまだ分かる。
自分の立ち位置を奪われそうになり、振り切れるのも。
2章目の疑心暗鬼まではまだいいが、“親指とカリフラワーのソテー”あたりからは理解不能。
求める方も従う方も、どうなってんだ。
3章目は滑稽劇としては最も分かり易かったが、ルースを連れてっても「ご苦労、帰っていいよ」で終わりでは。
無意味なドリフトは一応笑いどこなのか?
あの傷を「野良犬に襲われた」なんて素人でも信じまい。
各タイトルに共通する『R.M.F』も、章が進むごとに存在感がなくなってくし。
観てないけど、これこそ『哀れなるものたち』では。
それをテーマにした三連祭壇画のような作品?
試みの興味深さはあれど、面白味まで感じ取るのは自分には難しかったです。
どうせなら家や車まで使い回してほしかった。
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