「ランティモスでお腹がいっぱい!?」憐れみの3章 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ランティモスでお腹がいっぱい!?
一年の内にヨルゴス・ランティモスの新作を二本も観れるなんて嬉しいような、鑑賞後は既に飽きが来てしまっている自分がいるようでいないようで??
オムニバスである3章からなる物語は一本で撮れない苦肉の策かとランティモス、役柄は違うがキャストは皆同じでどこか続いている物語でも無くそこに斬新さとそれぞれで違う顔を見せる役者の演技、特にジェシー・プレモンスには脱帽の反面でウィレム・デフォーは良い意味でデフォーまんま久に普通の姿を拝んだ気も!?
印象に残るのは生々しいエロくないエロがエロくて痛々しい暴力性が際立ちながらコメディ要素が散りばめられた雰囲気、マーガレット・クアリーはど下ネタ全開のコーエン弟が撮った『ドライブアウェイ・ドールズ』でも脱がないのに本作ではあっさり過ぎて呆気に取られてしまう。
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