劇場公開日 2024年9月27日

「ぶっ飛んでいるようでリアリティに溢れている」憐れみの3章 モトコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ぶっ飛んでいるようでリアリティに溢れている

2024年9月28日
iPhoneアプリから投稿

奇妙な人間模様を描いたぶっ飛んだ3つの中篇映画。と思いきや、どのストーリーもリアリティがある。実際に人間が生きていく中であり得ることを見事に表現している作品だった。
根っこにリアリティがあるからこそ、良い意味で居心地の悪い作品に仕上がっていると感じた。
何を観ているだろう?という気持ちに何度もなる一方でこれは、私が生きている社会の人間模様と何も変わらないのではとも思え、ハッとさせられ釘付けにされる。そんな作品だった。

モトコ