劇場公開日 2024年10月4日

悪魔と夜ふかしのレビュー・感想・評価

全86件中、21~40件目を表示

2.5うーん…おしい?

2024年10月18日
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鑑賞方法:映画館

上映会は6割埋まってる感じ。上映してしばらく経っているのにリピーターがいるのか人気やなという印象。内容関係ないけど、本編開始前の会社のロゴがこれでもか!!というくらい出てくるので、いつまで続くねん!と内心ツッコミ。

ジャックの軽快な語りがうりの深夜バラエティ番組で起きる恐ろしい出来事をカメラ目線で追っていく話。昔風な映像やバックミュージックなど凝っている。話自体は正直、仕事の疲れもあったせいか何度か眠気に襲われる…😴短い話やのに時間の進みが遅く感じた。

ジャックと妻の関係性をもう少し描いてほしかったのと、最後にもう一捻りほしいところ。(荒唐無稽すぎるかな…)あらすじはかなり面白そうやのにおしい。

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3.5怖いもの見たさ…が好きな方は是非

2024年10月17日
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鑑賞方法:映画館

70年代のライブ・ショーのオマージュがオーストラリアから。最近映画アメリカ以外の国からの作品に話題作が多い。視聴率の為にテレビがなりふり構わず、最終的に「世界初の殺人のLive放送」を行った、という風刺映画「ネットワーク」があったが、そんな物を撮りたかったらしい。ハロウィンに「オカルト」で視聴率アップを狙う、胡散臭い感じが良く描かれている。予想以上にやっちゃつた画像は不気味過ぎだけど、ほんの少しだけ見てる側が冷静さを保っていられるのは、設定が70年代のテレビ番組の映像に徹しているからか。映ってるものは凄かったけど、番組のラストシーンとしてちゃんと終わってると見る方は何だか安心する。狙って撮っている意図が明快。敢えて不気味なショーを見に行く感覚で、どうぞ。

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まっちゃまる

3.0途中までは面白かったW

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

久々のホラー映画だったが、あんまり怖くなかったW
霊や悪魔をうまいこと利用していたヤツらの末路、ってことか。
そう言えば昔、悪魔と取引したと言われているブルースマンがいたけど、
彼も最後は非業の死を遂げてたなぁ。
少女役のイングリッド・トレリ。いいなぁ。
彼女が出てきた瞬間、ヤバい雰囲気バリバリ。
若いのに素晴らしい演技。
SFXはチープだが、まぁ、設定が70年代なんだからいいのか。
評論家じゃないのでアレコレ言わんが、ラストがなんかぐちゃぐちゃしてたなぁ。
もうちょい、ストレートにグサリと来ても良かったような気がする。

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KENKEN

3.5チープだが、面白い

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

生バラエティ放送で、悪魔を呼び出してしまったことから起こる大惨事。
雑だし、チープな画像なのだが、1977年のテレビ録画の再生ということで、妙に納得してしまう。悪魔が出てくるまでのあれやこれやが、けっこう面白かった。

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ファランドル

4.0あの時のオカルトが好きだった人たちに、、

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

ワンシチュエーションのホラーで飽きさせないのは、常に物語が動くのと上映時間の短さにある。
テンポよく進むストーリーに、キャスト達の背景を説明し過ぎないのが良い。
ストーリーが進むにつれて各々の個性が見えてくる。

いかにも昔の番組にあったかのようなフェイクドキュメンタリーな感じが好きな人はツボると思う。

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kuta

4.0地上波しか無い時代を思い浮かべるような作品

2024年10月15日
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鑑賞方法:映画館

確かに昭和の時代はこの手の生番組は実際によくあったし機器の故障以外にもしばらくお待ちくださいは頻繁起きた
フェイクドキュメンタリーの様な流れだがラストの妄想シーンは長過ぎだし不要かな?

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ゆたぼー

3.5へぇ〜

2024年10月15日
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期待していなかったので、まあまあ楽しめた。こんな感じかなって思っていたら、その通りって感じ。ポップコーン片手に暇つぶしと思えば楽しい。

音楽や色合いが良かった。

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Oyster Boy

3.5B級映画枠としては充分面白い

2024年10月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

昔懐かしき「テレビ番組作り」を楽しみつつ
オカルトや超常現象の「やらせ」を楽しみつつ
段々とシリアスなテイストが前面に出てくるところを楽しみつつ
ラストまでの流れも「既視感いっぱい」なところを楽しむ映画
嫌いじゃないよ、こういう映画

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椿六十郎

3.0尻つぼみ

2024年10月14日
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何であんな終わり方にするんだろ…。単なる格好つけ。そんなん観たくない。最初のほうの緊張感が無駄。いつになったら、それがつまらない流れになるって気づくんだろ。観念的なのはもう止めてほしい。だから、くだらないって評価されても仕方ないよね。

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indiana

4.0狂気、不条理、悪魔。70年代からの恐怖

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

70年代放映されたある番組の、世にも悍ましい放送事故を映したマスターテープが見つかった。それが40年以上経った2024年、劇場で上映される……。
「悪魔と夜ふかし」は、そんな設定のファウンド・フッテージ系ホラー映画である。

結論から言うと、この映画非常に良く出来ていた。
70年代を再現すべく、番組パートはなんと4:3の画面比率で展開される。その番組の途中で起きる不可解な現象に不安を覚えているところに、舞台裏を描くドラマパートが挟まれる。2つのパートで物語が展開していくが、その切り替え方がファウンド・フッテージ作品としては絶妙で、違和感も薄く仕上がっている。画面比率を活かした演出も非常に巧みで、終盤では本当にゾワッとさせられた。きっとテレビで鑑賞したらもっと恐ろしい事になっていただろう。

恐怖演出でのジャンプスケアはほぼゼロ。だがとんでもなく怖い。
昔のテレビ番組特有のノイズの再現や音楽をはじめとした雰囲気づくり、そして何より役者の演技が優れている証拠だ。
特に悪魔に取り憑かれる少女リリーを演じたイングリッド・トレリの芝居はとんでもないクオリティだった。取り憑かれる前から既に醸し出される得体の知れぬ雰囲気。無垢な邪悪さ、とでも言うべき終盤の笑い。そして何より取り憑かれてからの恐ろしい表情・動き……。特殊メイクはしているにしても、明らかにそれだけで出る迫力ではない。

個人的に言う事があるとすれば「怖くなる・面白くなる」までが体感的に非常に長い(しかし伏線が散りばめられており見逃してはいけない)事と、終盤の悪魔の演出・デザインに少々のチープさを覚えてしまった事か。しかし逆に言えばその程度である。

予測不能な上、全てを語らず考察の余地だらけのストーリーもあり、薄気味悪い後味と恐怖が私の心に刻まれた。帰り道の人の影がちょっと怖く感じた位である。

質の良いホラー映画を観たい方、モキュメンタリー物が好きな方には是非ともオススメしたい。濃厚なオカルト要素もある為、その手のモノに興味がある方もぜひ。
史上初・悪魔出演の生放送を、劇場で堪能しよう。

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しゅわとろん

3.5色の使い方が古臭くどこかサスペリアを思い出しましたね。映像も古臭い...

2024年10月14日
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色の使い方が古臭くどこかサスペリアを思い出しましたね。映像も古臭いんだけど違和感なく飽きなかったです!

怖いか怖くないかで言うと怖くはないけど見てて楽しかったですね😊
昔こういうオカルト番組あったよね!って思わせられるし否定派の人が大槻教授に見えてきて笑ってしまった。

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アリさん

3.5こっちに催眠術かけてこないで

2024年10月13日
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1970年代のテレビのオカルト番組を忠実に再現。
画質の感じや番組内の演出が昔のテレビそのまんま。
昔のオカルト番組をただ観ているだけの感覚だった。
オカルトに全く興味が無い人間としては、ちょっと会話シーンが長くて退屈な感じがあり、番組の視聴率が伸び悩むのも納得してしまった。

TBSの安住アナウンサー風の番組司会者・ジャックが、ガンで闘病中の妻をゲストとして番組に登場させる場面。
序盤に出てくるちょっとした場面なのに、セリフやさりげない仕草の演出が上手く、かなり感動してしまった。
映画開始数分で泣かされるとは思わなかった。
その場面の最後にさりげなく出てくるナレーションも地味に衝撃的で、そこでも涙。

番組内で起こる超常現象の数々が番組スタッフによる演出ではないかという疑いがある中で、死者が出るような人智を超えた超常現象が起こってしまった、というストーリー。
だけど、この映画を制作している時は本当の超常現象が起きているわけでは無くそう見せかけているだけ。
この映画全体が「嘘のような本物のような嘘」という構造。
そんなことを考えていたら頭が混乱してきた。

あどけない感じだった少女リリーが、悪魔に取り憑いた後はおっさんみたいな顔になって度肝抜かれた。
少女の顔芸が、個人的にこの映画で唯一ビビったところ。

少女が悪魔に取り憑かれている間、その事態を深刻な表情で見つめるジャック。
少女のことを本気で心配しているのかと思ったら、実は別のことを考えていたことが後に判明。
ということは、妻がゲストに来ていた時も、同じようなことを考えていたってこと?
感動して損した気分。
ジャックが最終的に良い人なのか悪い人なのか、よくわからなくなってしまった。

超常現象懐疑論者のヘイグが番組アシスタントのガスに催眠術をかける場面。
ヘイグが画面のこちら側にいる映画観客に向かって催眠術をかけ始めたので、「催眠術にかかったらどうしよう」と本気で不安になってしまった。
怖くてちょっとだけ画面から目を逸らしてしまった。

ヘイグが少女に起こった超常現象に対して「こういうトリックが使われていたはず」と説明する場面。
かなり説得力を感じてしまった。
視聴率が欲しくてたまらないテレビ番組だったらやりかねないなと思った。

ラストは意味不明で余計だったと思う。
番組の終わりと共に映画も終わっていれば、スマートで綺麗な終わり方だったのに…

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おきらく

3.5🌈映像の色合い良し🌈

2024年10月13日
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役者も映像も昔の再現度がやたら忠実で本物風なのが面白くて最後まで飽きずに観れましたよ!
一ミリも怖く無いんだけど楽しいが勝り過ぎて大満足ですよ。
結局アイデアが優れていて昔の心霊番組を観てる感覚ってのが新しいですね📺👻⤴️❤️‍🔥
つうかクライマックスのあの出来事があまりにもカオスだし〇〇過ぎて笑っちまったし🤣😂🤣😂(クライマックスで爆笑したホラーは最近だとマリグナントと女神の継承で良い意味でブッ飛んでいて笑ってしまった名作っす)
あとクライマックスの話で追加ですがキャリーのような展開になると思い込んでたので想像とかなり違う展開でしたよ🫨
あとハゲ👨🏽‍🦲たオッサンがやってる事に対して乗り気じゃなくてむしろ辞めとけって忠告してるのに結局言う事聞かないやつらのせいで頭があっちゃ向いて〇死☠️してて散々ですね🥹
あと変な映画だなあって思っていたらトークトゥーミーと同じオーストリア🇦🇹映画なのよね🤗
否定派の大槻教授的なオッサンがガチの悪魔👿が降臨した瞬間にあなたに従えますとか言ってて大爆笑😂でした🤣
あと昔見た心霊番組で否定派と肯定派がバトルするタケシの番組とか思い出してしまいましたよ😚
あとリリーちゃんが可愛い過ぎなのよな🥰
この作品とか家でブラウン管テレビで📺深夜に観るのが最強の環境なんでしょうね😍
ここまで心霊テレビ番組に全フリして徹底的に作ってるチャレンジ精神が凄いしこの作品30年前に作った訳じゃないってのは(2023年作品だし😆)まあまあ凄い事だとは思いますよ👍
最後に 理由は分からないんですがこの作品に関してはパンフレットが欲しくなって🔥ついつい買ってしまいましたよ👾
これソフト化された時にはあえてVHSで発売とかしたほうがいいやつね📼

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お主ナトゥはご存じか2世

3.5デビット・ダストマルチャンさん、男前だったんだ

2024年10月13日
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今作では野心ある男前の役柄で
これもはまっていました
ダークナイトとプリズナーズの変態な役柄が大好きでしたけど
脚本もレトロな映像も楽しかったな

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たつじ911

4.0悪魔に小切手は効果なし

2024年10月13日
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1.主人公の男性、そんなに男前でなかった
2.前半、語りが多かった
3.後半は、大昭和満載でかぶりついてみた
4.最初から悪魔はいた?だから最初の人死んだのか?
5.悪魔否定の人の催眠術凄かった、本当にあんななるのか?
6.Mr.マリック思い出した
7.結局は司会者のストレス幻覚で大量殺人?
8.昭和はこの様な番組多かった、そして夢中で見た
9.お祭りの犬女、牛女、タコ女全部見に行った
10.身近に不確かな恐怖あった昭和が懐かしい
11.全てが説明つくのはヒトを傲慢にする
12.「夜更かし」CM多かった

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えびちゃん

2.577年のハロウィンの雰囲気

2024年10月12日
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元ネタにしたのは、オーストラリアの「ザ・ドン・レーン・ショー」という深夜番組でのハプニングらしい。
この監督の前作「スケア・キャンペーン」がアマプラに上がってたので予習の意味で見てから参戦。
やらせのつもりだったのに…???ていう展開は、前作と同じ。

77年の雰囲気(音楽・ファッション)が好きだけど、出てくるそのテイストを過去作品へのオマージュと好意的に捉えるか、二番煎じと捉えるかで評価も変わりそう。

驚くような結末でもなく、あっさり終わって、後に何も残らない感じも「スケア・キャンペーン」と同じかなあ。

でも、退屈せずに最後まで突っ走るし、もう一度見ても良いなと思える作品ではあります。

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ababi

4.5知らないけれども懐かしい。

2024年10月12日
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タイトルと主役の俳優さんから、70年代の深夜のテレビショーをパロったホラーコメディかと思ったら、そのまんまだった(もちろん再現風のフィクションですが)。
それがなんとも面白くて怖くて面白い。

知らないけれども(ちょっと知ってる)70年代のあの雰囲気が懐かしい。
(出てる人も髪型や服装だけでなく顔や体型までみんな70年代ぽいのが流石です。日本だと平安時代が舞台でも今風の顔と話し方)

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大吉

3.0冗長な前半、肩透かしな後半

2024年10月12日
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中盤までこれといって事件らしい事件がないので非常に退屈。
悪魔少女リリーが出てきてようやく盛り上がるかと思いきや、さんざん引っ張られたせいもあってイマイチ物足りません。
うーん、期待外れ。

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克晴

4.0夜更かしの皆さん!

2024年10月11日
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ファウンドフッッテージとは撮影者が、何らかの理由で失踪し、後日その記録だけが発見される――という「体」で、展開する疑似ドキュメンタリーのこと。

当作品も、「ある深夜トーク番組で起きた史上最悪の放送事故、そのマスターテープが見つかった…」と、始まります。が、解説有り、楽屋裏の撮影有りで、これはフィクションですよ~と観る者を油断させる。
しかも作品の舞台は思考が鈍る深夜帯。落ち目のトーク番組の司会者が、名声を得ようとオカルト企画に打って出る。
幕が開き、迎えるトークゲストの面子がもうズルい。霊と話せる男、悪魔憑きの少女、『超』心理学者、オカルト全否定・小切手ぶん回しオジサン(好き)。

いかにも胡散臭く、虚構を飾り立てた乱痴気騒ぎの始まる予感が、野次馬根性に火を点ける。視聴者は、そこに真実があるかどうかよりも映る熱狂に、ただ熱狂したくて舞台に、画面に釘付けになる。そしてそれはスクリーンのこちらにいる私も同じ。何かにハマるときって盲目だ。

そんな祭囃子に乗せられ面白半分でいる内に、雲行きは徐々に怪しくなる。〝そんなまさか〟が起こり、現実を浸食していくのに逃げることも忘れて見入ってしまう。
司会者のジャックもただ一人に愛されればしあわせだったはずなのに、もっと多くを、と数に振り回され、道を誤る。その行き先が転落とわかっていてもブレーキを踏めない。私たちも彼に同情しつつも、その破滅が見たい。

70年代をモデルにしながら恐怖の本質として描かれるものは現代的で、しっかり怖かった。予告編でオチは想像できるものの見事な構成で心のチャンネルは最後まで掴まれたままでした。
ラストもどこか清々しい。快作です。
とても楽しい夜更かし。

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まほ

4.5いや、想定外に面白かった!!

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

まったく予備知識なく、ちょっと変わったホラー映画くらいのイメージのまま鑑賞。
まさかこんな展開の作品が待ってると思わず、序盤から最後までかなり興奮気味に楽しめることができました。

時代設定通りの雰囲気ある絵作りが巧みですし、とぼけた主演の演技も魅力的。モキュメンタリー的だが、しっかり映画としての味付けがされているのも素晴らしく、非常に楽しめた一作でした。

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よして