劇場公開日 2024年10月4日

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悪魔と夜ふかしのレビュー・感想・評価

全97件中、21~40件目を表示

3.5むしろテレ東の凄さを思い知るなど

2024年10月30日
iPhoneアプリから投稿

なんかわけわからないけどとても面白かった!

本当に色んなホラーへのリスペクトに溢れてるし
地上波しか情報を得る手段がなかった時代に
いかにエンタメ業界が好き放題やってたかも
なんとなくわかってわけわからないけどとても面白かった!

スタジオ内にバックバンドがいるのも素敵だし、
悪魔ってのを本気で恐れてるのもとてもキリスト教的だし
ゲストの積み重ねによって司会者の内側に迫っていくのも
超常現象否定派のおじさんがすぐ謝って宗旨替えするのも面白い。

あと、幕間のアイキャッチのデザインも抜群に“当時”をトレースしてて
公開タイミングもハロウィンシーズン真っ只中で
なんかもう雰囲気作りは完璧でしたね。わけはわからないけど。

内容的にも観る者に判断を委ねる感じとかが
「信じるか信じないかはあなた次第です」みたいな胡散臭さがあって、
これは考察とかは違うんだよなあ…純粋に作品として楽しんでくれよ!
っていう制作側の意図が見え隠れしてるのかもしれないと思ったり。

逆にファウンドフッテージものって言語的なハードルが高くて、
ネイティブしかわからない肌感覚みたいなものもあるから
日本人はやはり日本人の作る「お蔵入り映像」を取り扱った
フェイクドキュメンタリーの方が何倍も面白いのかもと思ってしまった。

最近ならテレ東の「イシナガキクエを探しています」っていうモキュメンタリーがとんでもなく素晴らしい出来だったので未見なら是非。

まあ4話トータルの時間が100分だから一般的な映画と同じ時間でまとめられてるしね。
日本のテレビはこれまでもドメスティックにやってきて
これからもドメスティックなものが結局は面白いってことを痛感させてくれる良作です。
イシナガキクエが世界のNetflixでウケるとは思えないもんね。

なんかテレ東の話しばかりしてるけど地上波は見ないです。

それではハバナイスムービー!

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きーろ

4.0おもしろかった

2024年10月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

という感想はホラー映画には失礼か。

ほぼスタジオで展開していてスケール感はないが、
それを補って余りあるテンポの良さに惹きつけられた。
ナイトショー形式で次々に個性的な出演者が登場し、
どうなることかと固唾をのんで観ているうちにあっという間のラスト。
最近のホラー映画ではダントツで良かった。
但し、全く怖くはなかったけれど。

あの当時はユリゲラーをはじめとする超能力ブームとか、
怪しげな怪奇ものとかが氾濫していた。
私の年代には懐かしくもあってより興味深かった。
エンドロール後に何かあるかと期待したが、結果は曖昧なまま。
あの当時の胡散臭さのままがいいのかもしれない。

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みみず

3.0興味深いストーリー

2024年10月26日
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鑑賞方法:映画館

テレビ番組の生放送で起きた放送事故を描いたオーストラリア製ホラー。ハロウィンの深夜番組で視聴率獲得のために怪しげな超常現象を次々に披露するが、メインゲストの少女の思わぬ惨劇に襲われる。悪魔の少女が生出演した結果、大惨事が起きるというアイデアが非常に興味深くて面白い。

2024-178

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隣組

3.0放送事故ってレベルじゃねぇぞ

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

・・・と突っ込みたい内容。
内容についてはあまり事前知識を入れず見た方が面白いと思う。

日本でも近年話題のモキュメンタリー手法のホラー。
「イシナガキクエを探しています」「このテープもってないですか?」「行方不明展」などが好きな人は好きなタイプの映画だと思う。日本のようなじわじわくるタイプの演出ではないけれど。画面サイズも昔のテレビのように狭くなってるところが何ともそれらしい。
多分、映画館より家のブラウン管で見る方が怖いタイプの映画ダと思う(今時どうやって見たら良いのかわからないけど・・・)

ところで、初めてローソンユナイテッドシネマみなとみらいで観賞したのだが、音と衝撃がダイレクトに座席に伝わってくるタイプでこれはホラー映画にはもってこいだなと。

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Jax

3.5舞台装置は良かったけど・・・

2024年10月22日
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鑑賞方法:映画館

ふた昔前のテレビショーを再現し、生放送中に悪魔を呼ぼうという企画をやったら本当に悪魔が降臨したというお話でした。ザラっとした映像の質感とか、昔のテレビ同様のアスペクト比、出演者の衣装など、見た目もそれらしくこだわっていて、臨場感を醸成していました。

ただそういった舞台装置は上々だったものの、肝心の悪魔の恐ろしさがそこまで伝わって来なかったのは残念でした。これは、主役のテレビショーの司会者ジャック・デルロイ(デビッド・ダストマルチャン)が参加していたらしい秘密結社的な組織との関連という設定が、今ひとつピンと来なかったことに起因しているように思われました。序盤で秘密結社の説明が足早になされましたが、もう少しこの組織のおっかなさをアピールして欲しかったかなというところでした。

そんな訳で、本作の評価は★3.5とします。

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鶏

4.0エンタメかくあるべしの最前線傑作

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

めっちゃ面白かった。ほぼこういうものに出会いたくて映画館に行ってるということを再認識。こういうB級タッチの映画なぞ作りづらい昨今、この種の面白さはNetflixとかのオリジナル映画にしかなくなってしまったようなセンスの粋を集めた現代映画。

しかし昨今のグレーディングというかCGというか60〜70年代のルック作りの技術は凄い。あのテイストでまるまるアメリカの深夜バラエティのハロウィン特番の事故と、その裏舞台の素材が見つかったという体裁で構成されるモキュメンタリーができてしまっている。かと思うと後半、最近めったに見ないゴリゴリのホラースペクタクルが待っている。総合すると、80年代のレンタルビデオ屋にあったVHSテープのホラーをまとめて見ているような楽しさというか。『ファントムオブパラダイス』のスタジオから始まって、『エクソシスト』『スクワーム』的なものを経由して『キャリー』『ポルターガイスト』的なスペクタクルで魅せる、というか。

とにかく音楽含めて芸が細かい。日本ではかつて白石晃士がいろいろやってたフェイク短編にテクニカルなフィクションとファッションが融合されたような怪作。

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ONI

2.5どうせなら、最後は煽った観客席も巻き込んでしまえば良かったのに。

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

勿体ない。
ミミズのシーンと、ラストの悪夢みたいなシーンを入れてしまったので、中途半端なモノになってしまった。
あくまでマスターテープが見つかったというスタンスで、カメラが撮られた映像(何も起きていないのに周りの人が騒いでいれ等)を見せるべきであった。
何が起きたのかは、刑務所に服役している主人公のインタビューにするとか。
色々と手があったのに。

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ムーラン

4.0大好物です

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

モキュメンタリー風作品。
ブレアウィッチ、フォースカインド、パラノーマルアクティビティなど大好物
70年代の番組感再現度素晴らしい
キャストもシナリオも面白い。
ラストやり過ぎとビデオ見つかったからの?
が残念。続編期待

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ムロン

4.5意外と奥が深いのかも

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

私はホラー映画は好きではない。この作品はバラエティトークショーという軽妙で明るいものと悪魔との取り合わせから最終的にどう収束させるのかに興味があって足を運ぶことにした。
話の流れは既視感のあるものだ。でき損ないのメンタリストが霊媒士然して登場したり、超常現象キラーが登場するのもお約束感があって安心して観られた。クライマックスの惨劇で関係者がバタバタ死ぬのだが、意外とあっさりしている。その意味ではホラー弱めでヒヤッとしたい人には物足りないかもしれない。
この映画のオリジナリティ、見所と言ってもいいかもしれない箇所はラストと思う。ここは、これまでのリアリティー抜群のシーンと異なりかなり抽象度が高めだ。それゆえ、ここをうまく理解して前半と結びつけることのできた人は味わい深い作品として楽しめると思う。

私は、テレビという仕組みの悪魔性を訴えられた気がして満足している。どんなに不道徳で悪趣味なものであっても食らいつくし視聴率に昇華してしまうテレビ番組というシステムを見せつけられた気がする。
こう考えるとMC 役の主人公は自分としてはゲストを喰らう側と思っていたのかもしれないが、実際にはテレビに捧げられた生け贄だったと解釈できそうで前半部分の見え方も変わってくるように思い、もう一回は観たくなった。

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りょうた

2.5うーん…おしい?

2024年10月18日
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鑑賞方法:映画館

上映会は6割埋まってる感じ。上映してしばらく経っているのにリピーターがいるのか人気やなという印象。内容関係ないけど、本編開始前の会社のロゴがこれでもか!!というくらい出てくるので、いつまで続くねん!と内心ツッコミ。

ジャックの軽快な語りがうりの深夜バラエティ番組で起きる恐ろしい出来事をカメラ目線で追っていく話。昔風な映像やバックミュージックなど凝っている。話自体は正直、仕事の疲れもあったせいか何度か眠気に襲われる…😴短い話やのに時間の進みが遅く感じた。

ジャックと妻の関係性をもう少し描いてほしかったのと、最後にもう一捻りほしいところ。(荒唐無稽すぎるかな…)あらすじはかなり面白そうやのにおしい。

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める

4.0凄く新鮮

2024年10月18日
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鑑賞方法:映画館

ちょっと普通の発見映像物と違うホラーです。
発見裏側映像➕オンエアされた番組なんオンエアされた部分があるからこの妙なコメディの様なムードがあるんだと思います。
そこがなかなか新しいです。
当時だから生放送の番組が進むほど、いろいろヤバい事起きてきて、でも番組続けなきゃ、、、製作者がわの立場でゾワゾワします。そして最後がまたたまらないB感フィニッシュ。

イングリッドトレリが可愛い!
癖強ポルカドットマンのなかなか素敵な司会を楽しみましょう。

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masayasama

3.5怖いもの見たさ…が好きな方は是非

2024年10月17日
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70年代のライブ・ショーのオマージュがオーストラリアから。最近映画アメリカ以外の国からの作品に話題作が多い。視聴率の為にテレビがなりふり構わず、最終的に「世界初の殺人のLive放送」を行った、という風刺映画「ネットワーク」があったが、そんな物を撮りたかったらしい。ハロウィンに「オカルト」で視聴率アップを狙う、胡散臭い感じが良く描かれている。予想以上にやっちゃつた画像は不気味過ぎだけど、ほんの少しだけ見てる側が冷静さを保っていられるのは、設定が70年代のテレビ番組の映像に徹しているからか。映ってるものは凄かったけど、番組のラストシーンとしてちゃんと終わってると見る方は何だか安心する。狙って撮っている意図が明快。敢えて不気味なショーを見に行く感覚で、どうぞ。

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まっちゃまる

3.0途中までは面白かったW

2024年10月16日
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久々のホラー映画だったが、あんまり怖くなかったW
霊や悪魔をうまいこと利用していたヤツらの末路、ってことか。
そう言えば昔、悪魔と取引したと言われているブルースマンがいたけど、
彼も最後は非業の死を遂げてたなぁ。
少女役のイングリッド・トレリ。いいなぁ。
彼女が出てきた瞬間、ヤバい雰囲気バリバリ。
若いのに素晴らしい演技。
SFXはチープだが、まぁ、設定が70年代なんだからいいのか。
評論家じゃないのでアレコレ言わんが、ラストがなんかぐちゃぐちゃしてたなぁ。
もうちょい、ストレートにグサリと来ても良かったような気がする。

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KENKEN

3.5チープだが、面白い

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

生バラエティ放送で、悪魔を呼び出してしまったことから起こる大惨事。
雑だし、チープな画像なのだが、1977年のテレビ録画の再生ということで、妙に納得してしまう。悪魔が出てくるまでのあれやこれやが、けっこう面白かった。

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ファランドル

4.0あの時のオカルトが好きだった人たちに、、

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

ワンシチュエーションのホラーで飽きさせないのは、常に物語が動くのと上映時間の短さにある。
テンポよく進むストーリーに、キャスト達の背景を説明し過ぎないのが良い。
ストーリーが進むにつれて各々の個性が見えてくる。

いかにも昔の番組にあったかのようなフェイクドキュメンタリーな感じが好きな人はツボると思う。

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kuta

4.0地上波しか無い時代を思い浮かべるような作品

2024年10月15日
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確かに昭和の時代はこの手の生番組は実際によくあったし機器の故障以外にもしばらくお待ちくださいは頻繁起きた
フェイクドキュメンタリーの様な流れだがラストの妄想シーンは長過ぎだし不要かな?

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ゆたぼー

3.5へぇ〜

2024年10月15日
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期待していなかったので、まあまあ楽しめた。こんな感じかなって思っていたら、その通りって感じ。ポップコーン片手に暇つぶしと思えば楽しい。

音楽や色合いが良かった。

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Oyster Boy

3.5B級映画枠としては充分面白い

2024年10月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

昔懐かしき「テレビ番組作り」を楽しみつつ
オカルトや超常現象の「やらせ」を楽しみつつ
段々とシリアスなテイストが前面に出てくるところを楽しみつつ
ラストまでの流れも「既視感いっぱい」なところを楽しむ映画
嫌いじゃないよ、こういう映画

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椿六十郎

3.0尻つぼみ

2024年10月14日
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何であんな終わり方にするんだろ…。単なる格好つけ。そんなん観たくない。最初のほうの緊張感が無駄。いつになったら、それがつまらない流れになるって気づくんだろ。観念的なのはもう止めてほしい。だから、くだらないって評価されても仕方ないよね。

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indiana

4.0狂気、不条理、悪魔。70年代からの恐怖

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

70年代放映されたある番組の、世にも悍ましい放送事故を映したマスターテープが見つかった。それが40年以上経った2024年、劇場で上映される……。
「悪魔と夜ふかし」は、そんな設定のファウンド・フッテージ系ホラー映画である。

結論から言うと、この映画非常に良く出来ていた。
70年代を再現すべく、番組パートはなんと4:3の画面比率で展開される。その番組の途中で起きる不可解な現象に不安を覚えているところに、舞台裏を描くドラマパートが挟まれる。2つのパートで物語が展開していくが、その切り替え方がファウンド・フッテージ作品としては絶妙で、違和感も薄く仕上がっている。画面比率を活かした演出も非常に巧みで、終盤では本当にゾワッとさせられた。きっとテレビで鑑賞したらもっと恐ろしい事になっていただろう。

恐怖演出でのジャンプスケアはほぼゼロ。だがとんでもなく怖い。
昔のテレビ番組特有のノイズの再現や音楽をはじめとした雰囲気づくり、そして何より役者の演技が優れている証拠だ。
特に悪魔に取り憑かれる少女リリーを演じたイングリッド・トレリの芝居はとんでもないクオリティだった。取り憑かれる前から既に醸し出される得体の知れぬ雰囲気。無垢な邪悪さ、とでも言うべき終盤の笑い。そして何より取り憑かれてからの恐ろしい表情・動き……。特殊メイクはしているにしても、明らかにそれだけで出る迫力ではない。

個人的に言う事があるとすれば「怖くなる・面白くなる」までが体感的に非常に長い(しかし伏線が散りばめられており見逃してはいけない)事と、終盤の悪魔の演出・デザインに少々のチープさを覚えてしまった事か。しかし逆に言えばその程度である。

予測不能な上、全てを語らず考察の余地だらけのストーリーもあり、薄気味悪い後味と恐怖が私の心に刻まれた。帰り道の人の影がちょっと怖く感じた位である。

質の良いホラー映画を観たい方、モキュメンタリー物が好きな方には是非ともオススメしたい。濃厚なオカルト要素もある為、その手のモノに興味がある方もぜひ。
史上初・悪魔出演の生放送を、劇場で堪能しよう。

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しゅわとろん