悪魔と夜ふかしのレビュー・感想・評価
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うーん、いまいちかな
面白かった?と聞かれたら微妙な作品
人にはおすすめ出来る万人受けするエンタメ作品ではなく
目新しさやレトロな70年代のファッションや時代感を好きな人なら
興味を引く作品かもしれません
淡々と展開して不穏な空気感を味わいながら睡魔と戦い
打ち勝てるかどうかがひとつの基準点
ラストに大きく山は動くものの観客が納得できるオチかというと
いま二つくらいの終わり方でした
今月はジョーカー、破墓、トラップを鑑賞予定
70年代のTV番組
日本もこんな映像でしたよね。セットなんかも。80年代初頭までこんな感じだったなー。凄く懐かしく、外国だから余計にかもしれないがお洒落にも映る。あと白黒のザーッ画面も久しぶりに見た!(笑)忘れていたよね、あれ。
本題のストーリーは、イマイチでした。なんか予想はしてたけど、やっぱり的な。ちょっと後悔。
ホラー以外の会話のやり取りが無駄に長くて、この映画の尺なんて短いはずなのに長く感じた。
ま、面白いストーリーの他の視点で観たらそれなりの評価にはなると思うけど、純粋にストーリーの好き嫌いで観る自分には合わなかったな。
「最初に感じる」
今年232本目。
お客さんが見ていて最初に感じる事は敢えて書かないように。そこが肝なので。日本だと深夜番組11PMが有名で自分は世代じゃないですが大橋巨泉さんですね、あの頃日本も外国も深夜に興味を引く番組があったのは誇らしい。
オカルトコメディ的には楽しめるかも
本編が短い分、前段説明長い。いかにもな前時代バラエティのやらせ加減想定が楽しく、視聴率を取るためなら何でもやる!時代が懐かしい😆ストーリーも退屈はしないが、惹き込まれるにはちょっと足りなかったかな~。最初の霊能者やリリーの着地、奥さんの処理など、他の方も書いていたが夢オチみたいで少し物足りないけど何とか見られます。
金曜だから夜ふかし
TV番組の生放送中に悪魔が現れた!的な放送事故を記録した映像という体のモキュメンタリー作品で、デヴィッド・ダストマルチャンの風貌や雰囲気が予告の時点で好みだったので鑑賞。
今の人も昔の人も取り憑かれている数字を求める貪欲さが招いた最悪の結果が悪魔と対面するというリアリティから一気にぶっ飛んでいく構成が役者陣の演技も合わさって面白い映画になっていました。
視聴率が右肩下がりになっている有名司会者が起死回生の一手として悪魔とトークをするという小粋な展開からどんどん不穏な感じになっていくストーリーで、変に曲がったことをしないようにモキュメンタリーにしているのもあってスッキリしていて観やすかったです。
気丈に振る舞ってるだけで超迷いながらの進行が悪い方向へ進んでいく流れをニヤニヤしながら観れるってのが贅沢でした。
当時の番組ってこんな感じの雰囲気だったんだなぁとレトロな映像から感じれるものがありましたし、シーンの切り替わり切り替わりで音楽で盛り上げてくれたり、登場シーンが毎回凝っていたりと、現代のバラエティでは見なくなったなというものが詰め込まれていて当時に生きていないのに懐かしさが感じれる映像で本当にバラエティを見ているかのようでした。
ワイプがたまーにしか出ないのもとっても良いです。現代のバラエティもワイプは最小限にすれば良いのにとずっと思っているので日本からなぜかその想いが通じててちょっと嬉しかったです。
悪魔憑きと対峙し出してからはよく映像に収められたなという展開の連続で笑っちゃいましたが、そういうものを好んでみる自分にとっては不気味さ全開の前半とハチャメチャな展開の後半と2面性楽しめたのでとても満足な作りでした。
どんな悪魔が出てくるかなぁと思っていたら頭パッカーンからモワモワ姿を現してきてのめっちゃベタなタイプだったのでズッコケかけましたが良いじゃん良いじゃんと謎にテンションが上がっていきました。
そこから体中にミミズが入り込んでやがて目玉からミミズが飛び出てきたり、それが幻想だったみたいなフェイクも入ったかと思いきや悪魔がエンジン全開でステージ上の人物をありとあらゆる手で殺しにかかったりと勢いもありながらチープな映像が味を出していて見応え抜群でしたし、オチも良い塩梅で締めてくれたので良きでした。
悪魔を題材にした作品は多いけれど、コミカルに楽しく時に悲鳴を上げながら観れたのでちょうど良かったです。
尺もちょうどいいくらいですしもうちょいギアがかかるのが早ければなとは思いましたが佳作だと思います。
鑑賞日 10/4
鑑賞時間 13:55〜15:40
座席 I-15
最後のいろいろな点展開は評価割れると思うが 概ね高水準の面白さ マルちゃんの語りが素晴らしい❗️
俺、映画シロウトだから こういう 都市伝説的な過去の映像ビデオ📹📼 ファウンド・フッテージ❓ホラー❗️初体験
でもね 日本で言えば 昭和 のアメリカの輝きは素晴らしい👍
レトロ感 だけど 超クール🆒
主役の マルちゃんの語りが 日本のテレビでは過去存在しないレベルで 超クールでカッコ良い
グイグイ引き込まれる❗️ショウタイムのタレント司会者 この洒脱 スマート❗️
日本のタレントでは過去も今も存在しない
名司会者というか宮田輝というか欽ちゃんもタモリも 最初の最初は面白かったけど あとは 観客視聴者に甘えてた と思う
それに 昔 縁日 祭りでは必ずあった 見せもの小屋 『イカサマ と 真の闇』との 境界線上の ドキドキ感
【当然 昭和の興行は ほぼほぼ社会の闇 反社と繋がってた】
本作は マルちゃんさんの語り
最初に出てくる 霊の声が聞こえる人物 の どうにでも転がせるイカサマ感 これは日本の霊感商法 妖しい宗教に通ずる
本気で 霊能力的なものにくってかかる 大槻教授【今の人知らんだろけど】のような現実主義者
悪魔の全滅宗教からの少女の使者【実際にアメリカ🇺🇸にそういう事件あったかも 日本も類似あり】
3者
のコンビネーションをマルちゃんの語り,本音が 観客に 真の物として迫ってくる
舞台裏も描かれるから まるで公開生放送の観客席にいる感じである ドキドキ💓
監督の オーストラリア🇦🇺の兄弟は 1977当時の オーストラリアのショータイム【アメリカの模倣】
に感化されて制作の模様 故に舞台はアメリカ🇺🇸テレビ局 オーストラリア🇦🇺製作
当時は ニールセンの視聴率調査も 極めてアナログの模様
マルちゃんもそうだが 冷酷に視聴率稼ぎに焦点を当てる 首脳陣は極めて真っ当 仕事だから❗️
昭和を生きた身としては 本作の アメリカ🇺🇸放送の レトロなクールさ マルちゃん演じる司会者の語りの軽妙さに脱帽
マジ 引き込まれる❗️イカサマor真実の恐怖🫨 どっちドッチ❓❓イイねぇ
ただ 途中から最後は いろいろ 是非映画館で確認してください❗️俺はチッとなぁ
本文中『マルちゃん🟰デヴィッド・ダストマルチャンさん 監督等 コリン・ケアンズ キャメロン・ケアンズ兄弟ね❗️』
生バンドも 悪魔だかイカサマだかの少女も素晴らしい 仕込みor真実 是非 映画館で コンプラなんて知らんがな❗️
最後に言っていい❓ あの ゆりゲラさんの 『スプーン曲げ🥄』どこが『超』能力だったのだろう❓
何の役にも立たないじゃん むしろ 時間かかりすぎて⏳⏰超胡散臭い。生産性❓
でも 時代の空気は恐ろしい マジで『スプーン曲げ🥄&ネス湖のネッシー』凄いことだと 当時は思ってた。
ネッシーの証拠写真も画像が粗すぎて 話にならん❗️
有料🈶パンフは 読みやすいが 比較的 文字を読むのが得意な人向け❗️本や新聞📰読むの好きな人は是非買って❗️
あっ ネットニュースで 終わってる人は不要カモ🦆【あくまでこ個人的感想】
事実上の レイトショー にもかかわらず 6割くらいの入 小さい器とは言え 大したもんだ
まさに地域を代表する『夜ふかし野郎』【3割くらい女性】
が集ってたズラ❗️
B級ホラーと期待しないで観たら...
予想外に面白かった!!
レトロな画質も良い!懐かしさ満載!
ガスの首が折れて死んだ後あたりから、バタバタしてよくわからなくなったが、
そこまでは単純に面白かった!!娯楽!快楽!
アマプラに来たらもう一度じっくり見ようw
自分は今までアメリカのいわゆる「トークショー」という文化を今一つわ...
自分は今までアメリカのいわゆる「トークショー」という文化を今一つわからないままでいたが、この映画の主人公ジャック・デルロイみてたら往年の川崎敬三を思い出して、日本じゃ昼過ぎにやってたワイドショーのような番組をアメリカじゃ夜中にやってるんだな、と理解したのだが正しいのだろうか。この映画も「あなたの知らない世界」みたいなものだと思えばより楽しくなった(あなたの知らない世界はアフタヌーンショーじゃないけど)。
最高に面白かった。オススメします。
最高に楽しめたオーストラリア製オカルトホラー作品でした。
1970年代の視聴率獲得に手段を選ばないテレビ時代。テレビ史上初となる生放送のオカルトライブショーで“悪魔の生出演”を実現させる為に
生放送とCMと舞台裏を同時に描きつつクライマックスまで一気に見せてくれます。
途中何度もアクシデントに苦笑いし、さらに悪魔憑きの少女リリーが登場してからはハラハラドキドキする展開に目が離せず最後まで十分楽しめました。
レトロなざらついたフイルム効果が効果的で1970年代のB級映画を思い出せてくれますし舞台裏のモノクロシーンもリアルに感じました。
おススメ度は満点。オカルトホラー作品に抵抗がない方は是非ご覧ください。“悪魔憑き”のエクソシスト好きな方も是非。
ダークナイトの脇役デビッド・ダストマルチャンが主役というのも嬉しい作品でした。
{ホラー}のようで{ホラー}でなし
生放送のトーク・バラエティ番組「ナイト・オウルズ」の司会者
『ジャック・デルロイ(デヴィッド・ダストマルチャン)』は
低迷する視聴率の打開策としてオカルトショーを企画する。
1977年のハロウィンの日、
観客が集まるスタジオに呼ばれたのは霊能力者や
超常現象懐疑論者の元マジシャンなど。
しかし、最後にカルト教団のたった一人の生き残りの少女『リリー』と、
彼女を保護しカウンセリングを続けて来た超心理学者『ジューン・ロスミッチェル』が登場し、
『リリー』に取り憑いている悪魔を呼び出すパフォーマンスの最中に惨劇は起こる。
仕立ては〔ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年)〕以降
{ホラー}映画の王道となってしまった{モキュメンタリー}。
(死蔵されていた)実際の放送ビデオと、
新たに発見されたスタジオ内の制作現場の記録ビデオを
時系列に再構成したとの触れ込み。
{ホラー}なので、事前の仄めかしや煽りのエピソードは幾つも挿入され、
最後の盛り上がりに向け心臓の鼓動は高まる。
肝心のシークエンスは〔エクソシスト(1973年)〕を思わせる場面もあり、
一瞬はっとさせられはするものの、そこまでの怖さはない。
放送現場での惨事は〔NOPE/ノープ(2022年)〕でも描かれており、
斬新さの面でもいま一つ。
が、本作に心を惹かれるのは
当時の「トークショー」の完全な再現に腐心したことに対して。
深夜なので多少の狼藉は許されるであろう前提で、
時にくだらない、時に猥雑な数々の企画がトライアルされ、
好評なら繰り返し生産され消費される。
視聴率を取るためなら手段を厭わぬスタンスは、
ある意味、当時の潮流でもあったし、パワーにも満ちていた。
「PC」に代表されるように、
妙に品行方正になってしまった今となっては、
郷愁さえ感じてしまう(なので〔不適切にもほどがある!〕のようなドラマができたのかと)。
〔リコリス・ピザ(2021年)〕が{ロマンチック・コメディ}の皮をかぶりながら
実際は1973年のサンフランシスコの風俗にオマージュを捧げたのと同様、
本作は{ホラー}と見せかけ、1970年代の「トークショー」そのものに捧げている。
我々世代にとってはレトロな懐かしさも、
若い人にとっては却って新鮮に見えるかもしれない。
不謹慎なドリフ
2024年劇場鑑賞248本目。
テレビの1970年代の生放送で悪魔がとんでもないことをするという様子をその番組まるごとと、CMの間の舞台裏と合わせてマスターが見つかったので見せてくれるということなのですが。
いくらビデオが普及してない時代とはいえ、国民の約半数が見たこの大事件が歴史に残ってないのがいくらフィクションとはいえリアリティがなさすぎて。これが収録でお蔵になってたなら良かったのですが。
でもオカルト否定派の方がいい仕事してらっしゃって、最後までめちゃくちゃ面白かったです。特に最後は不謹慎なドリフかっていうくらい盛り上がって良かったです。
しばらくお待ちください
降霊と催眠と悪魔との対話を題材にしたTVの生放送番組のビデオがみつかったという体でそれをみせるお話。
1970年代にアメリカで大人気となったTVショーが落ち目となった77年のハロウィンに放映されたヤバい番組ということだけど、オープニングのバックストーリーの説明のまあ長いこと。
そしていよいよ胡散臭い降霊術、からの魔法を捨てた男、そして悪魔と対話となっていくけれど、何を見せられているのか…一応「説明はつく」のおっさんのセリフでフォローは入れられていたりするけれど。
カメラがなぜか裏まで追いかけるCM中の様子はまだ良いとしても、終盤は司会者視点?…ファウンドフッテージですよね?こんなのほぼ夢オチみたいなもの…ということで自分にはハマらなかった。
とんでもない映像が見つかってしまった!
いわゆる「発見されてしまったフィルム」wというのカテゴリーの映画。
テレビの心霊特集で降霊術をデモしたら本物が降りてきたってプロットは既視感中の既視感だが、70年代風の佇まいや当時と同じタイプのフィルムで観ると「エクソシスト」や「サスペリア」で育った身としては自動的にゾワッとしてしまう。
番組ホスト役の亡くなった妻の嫉妬の念を、悪魔崇拝カルト教団の生き残りで悪魔憑きの女の子が受けてしまい元夫を破滅へと導いていくのだが、当事者だけでなくクロストゥ、ガス、ヘイグなどの共演者も巻き込み大惨事となり、映像自体もお蔵入りとなる。
本作のキモはなんと言ってもリリー役の女の子だが、これがまたなかなか見事なホラー顔。(瑛茉ジャスミンとか言う辛いものが大好きなモデルさんにそっくり)
ナレーションを見たらなんとマイケル・アイアンサイド!
自分の中では怖い顔の役者No. 1で「スキャナーズ」では変顔大賞受賞。
監督、脚本はオーストラリア出身のケアンズ兄弟。
自分的には初めましてだが、多分次にお会いすることはなさそうかな。
「トークトゥミー」もそうだが、今オーストラリアンホラーが元気いいのかな?
キングお墨付きのストーリーテリング
引き込み力がすごい。70年代のやらせ全盛時代の深夜バラエティーショー。司会者とプロデューサーのなりふり構わない視聴率稼ぎが面白い。感覚が麻痺していて、本当のハプニングもやらせ演出だと勘違いして、『グッジョブ』と喜んでしまう。
最初の霊能者が退場した後に、超能力や霊能力のトリックを暴くマジシャンがスタジオに登場する。このオカルトバスターの存在が、霊能者クリストゥと悪魔憑き少女リリーへの対立軸となり、「真実はどちらだ」という視聴者目線で物語にドライブできる。
この作品が上手いところは、オカルトバスターのオッサンにスタジオで起きた超常現象の種明かしを実演させるところ。やっぱり、トリックがあるんだと思わせてからの惨劇だから、よりリアルに感じる。
恐さ自体はそれほどでもないが、キングお墨付きのストーリーテリングが際立ってます。ホントに目が離せない一作でございます。
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