悪魔と夜ふかしのレビュー・感想・評価
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地上波しか無い時代を思い浮かべるような作品
確かに昭和の時代はこの手の生番組は実際によくあったし機器の故障以外にもしばらくお待ちくださいは頻繁起きた フェイクドキュメンタリーの様な流れだがラストの妄想シーンは長過ぎだし不要かな?
なんかすごい怖かった
昔の番組の雰囲気を再現するタイプの作品が好きなので絶対観るぞと決めていたのですが、公開日をすっかり忘れていて急いで公開日のレイトショーで鑑賞しました。
めちゃくちゃ怖くて良かったです。
予告で女の子が悪魔の顔になることは知っていたので序盤のインド系のスピリチュアルな人は何も無い偽物なのかなと思っていたら早速異変が起きたので驚きました。
悪魔憑き系が好物なので終始楽しく観ることができましたが、番組内で起こる電撃や顔面ビームのエフェクトまで当時の映像クオリティなのはなんで何だろう?とは思いました。
B級映画枠としては充分面白い
昔懐かしき「テレビ番組作り」を楽しみつつ オカルトや超常現象の「やらせ」を楽しみつつ 段々とシリアスなテイストが前面に出てくるところを楽しみつつ ラストまでの流れも「既視感いっぱい」なところを楽しむ映画 嫌いじゃないよ、こういう映画
悪魔的!
悪魔と夜ふかし。題名からだとギャグぽいかなと思っていたら、失われたテレビ番組、深夜のバラエティーショーのビデオが奇跡的に見つかったと食人族なフッテージ物。笑って観ている内にだんだん不穏さが滲み出て着地点が見えなくなる怖さ。70年代のテレビが持つ胡散臭い雰囲気を実に良く出している。
悪魔教、ベトナム戦争、環境破壊、犯罪多発、経済不況、様々な世相を反映し、めちゃくちゃなエンタメ。とにかく視聴率さえ取れたら何でもありな番組。主役の司会役、デヴィッド・ダストマルチャンの演技が素晴らしく夢中に!本当に激ヤバ放送事故を見せられている気分に。
アメリカかと思っていたらさすがのオーストラリア映画!上手すぎて、面白過ぎてビックリ!ラストも大好き!
尻つぼみ
何であんな終わり方にするんだろ…。単なる格好つけ。そんなん観たくない。最初のほうの緊張感が無駄。いつになったら、それがつまらない流れになるって気づくんだろ。観念的なのはもう止めてほしい。だから、くだらないって評価されても仕方ないよね。
狂気、不条理、悪魔。70年代からの恐怖
70年代放映されたある番組の、世にも悍ましい放送事故を映したマスターテープが見つかった。それが40年以上経った2024年、劇場で上映される……。 「悪魔と夜ふかし」は、そんな設定のファウンド・フッテージ系ホラー映画である。 結論から言うと、この映画非常に良く出来ていた。 70年代を再現すべく、番組パートはなんと4:3の画面比率で展開される。その番組の途中で起きる不可解な現象に不安を覚えているところに、舞台裏を描くドラマパートが挟まれる。2つのパートで物語が展開していくが、その切り替え方がファウンド・フッテージ作品としては絶妙で、違和感も薄く仕上がっている。画面比率を活かした演出も非常に巧みで、終盤では本当にゾワッとさせられた。きっとテレビで鑑賞したらもっと恐ろしい事になっていただろう。 恐怖演出でのジャンプスケアはほぼゼロ。だがとんでもなく怖い。 昔のテレビ番組特有のノイズの再現や音楽をはじめとした雰囲気づくり、そして何より役者の演技が優れている証拠だ。 特に悪魔に取り憑かれる少女リリーを演じたイングリッド・トレリの芝居はとんでもないクオリティだった。取り憑かれる前から既に醸し出される得体の知れぬ雰囲気。無垢な邪悪さ、とでも言うべき終盤の笑い。そして何より取り憑かれてからの恐ろしい表情・動き……。特殊メイクはしているにしても、明らかにそれだけで出る迫力ではない。 個人的に言う事があるとすれば「怖くなる・面白くなる」までが体感的に非常に長い(しかし伏線が散りばめられており見逃してはいけない)事と、終盤の悪魔の演出・デザインに少々のチープさを覚えてしまった事か。しかし逆に言えばその程度である。 予測不能な上、全てを語らず考察の余地だらけのストーリーもあり、薄気味悪い後味と恐怖が私の心に刻まれた。帰り道の人の影がちょっと怖く感じた位である。 質の良いホラー映画を観たい方、モキュメンタリー物が好きな方には是非ともオススメしたい。濃厚なオカルト要素もある為、その手のモノに興味がある方もぜひ。 史上初・悪魔出演の生放送を、劇場で堪能しよう。
色の使い方が古臭くどこかサスペリアを思い出しましたね。映像も古臭い...
色の使い方が古臭くどこかサスペリアを思い出しましたね。映像も古臭いんだけど違和感なく飽きなかったです! 怖いか怖くないかで言うと怖くはないけど見てて楽しかったですね😊 昔こういうオカルト番組あったよね!って思わせられるし否定派の人が大槻教授に見えてきて笑ってしまった。
こっちに催眠術かけてこないで
1970年代のテレビのオカルト番組を忠実に再現。 画質の感じや番組内の演出が昔のテレビそのまんま。 昔のオカルト番組をただ観ているだけの感覚だった。 オカルトに全く興味が無い人間としては、ちょっと会話シーンが長くて退屈な感じがあり、番組の視聴率が伸び悩むのも納得してしまった。 TBSの安住アナウンサー風の番組司会者・ジャックが、ガンで闘病中の妻をゲストとして番組に登場させる場面。 序盤に出てくるちょっとした場面なのに、セリフやさりげない仕草の演出が上手く、かなり感動してしまった。 映画開始数分で泣かされるとは思わなかった。 その場面の最後にさりげなく出てくるナレーションも地味に衝撃的で、そこでも涙。 番組内で起こる超常現象の数々が番組スタッフによる演出ではないかという疑いがある中で、死者が出るような人智を超えた超常現象が起こってしまった、というストーリー。 だけど、この映画を制作している時は本当の超常現象が起きているわけでは無くそう見せかけているだけ。 この映画全体が「嘘のような本物のような嘘」という構造。 そんなことを考えていたら頭が混乱してきた。 あどけない感じだった少女リリーが、悪魔に取り憑いた後はおっさんみたいな顔になって度肝抜かれた。 少女の顔芸が、個人的にこの映画で唯一ビビったところ。 少女が悪魔に取り憑かれている間、その事態を深刻な表情で見つめるジャック。 少女のことを本気で心配しているのかと思ったら、実は別のことを考えていたことが後に判明。 ということは、妻がゲストに来ていた時も、同じようなことを考えていたってこと? 感動して損した気分。 ジャックが最終的に良い人なのか悪い人なのか、よくわからなくなってしまった。 超常現象懐疑論者のヘイグが番組アシスタントのガスに催眠術をかける場面。 ヘイグが画面のこちら側にいる映画観客に向かって催眠術をかけ始めたので、「催眠術にかかったらどうしよう」と本気で不安になってしまった。 怖くてちょっとだけ画面から目を逸らしてしまった。 ヘイグが少女に起こった超常現象に対して「こういうトリックが使われていたはず」と説明する場面。 かなり説得力を感じてしまった。 視聴率が欲しくてたまらないテレビ番組だったらやりかねないなと思った。 ラストは意味不明で余計だったと思う。 番組の終わりと共に映画も終わっていれば、スマートで綺麗な終わり方だったのに…
🌈映像の色合い良し🌈
役者も映像も昔の再現度がやたら忠実で本物風なのが面白くて最後まで飽きずに観れましたよ! 一ミリも怖く無いんだけど楽しいが勝り過ぎて大満足ですよ。 結局アイデアが優れていて昔の心霊番組を観てる感覚ってのが新しいですね📺👻⤴️❤️🔥 つうかクライマックスのあの出来事があまりにもカオスだし〇〇過ぎて笑っちまったし🤣😂🤣😂(クライマックスで爆笑したホラーは最近だとマリグナントと女神の継承で良い意味でブッ飛んでいて笑ってしまった名作っす) あとクライマックスの話で追加ですがキャリーのような展開になると思い込んでたので想像とかなり違う展開でしたよ🫨 あとハゲ👨🏽🦲たオッサンがやってる事に対して乗り気じゃなくてむしろ辞めとけって忠告してるのに結局言う事聞かないやつらのせいで頭があっちゃ向いて〇死☠️してて散々ですね🥹 あと変な映画だなあって思っていたらトークトゥーミーと同じオーストリア🇦🇹映画なのよね🤗 否定派の大槻教授的なオッサンがガチの悪魔👿が降臨した瞬間にあなたに従えますとか言ってて大爆笑😂でした🤣 あと昔見た心霊番組で否定派と肯定派がバトルするタケシの番組とか思い出してしまいましたよ😚 あとリリーちゃんが可愛い過ぎなのよな🥰 この作品とか家でブラウン管テレビで📺深夜に観るのが最強の環境なんでしょうね😍 ここまで心霊テレビ番組に全フリして徹底的に作ってるチャレンジ精神が凄いしこの作品30年前に作った訳じゃないってのは(2023年作品だし😆)まあまあ凄い事だとは思いますよ👍 最後に 理由は分からないんですがこの作品に関してはパンフレットが欲しくなって🔥ついつい買ってしまいましたよ👾 これソフト化された時にはあえてVHSで発売とかしたほうがいいやつね📼
2024年ベスト・ホラームービー!⭐️⭐️⭐️✨✨
ラスト…
最愛の妻を亡くしてしまい、一時失踪までしてしまった、メンタル的にはかなり不安定な、夜の人気番組の名司会者は、番組出演者が本番中に亡くなってしまったり、「視聴率を稼げ!」と番組プロデューサーやスポンサーからの過度なプレッシャーにとうとう耐えきれず、傍観しているはずの催眠術に見事にかかってしまい、手元にあった短剣で、自ら恐ろしい結末を招いてしまったようです。
最後まで一気に見せてくれるこの作品は、神秘主義的なものと、精神的な不安定さが、取り返しのつかない結末を時には招くことがあると教えてくれます。
近年観た中でも、最も面白いホラー映画でした。
超オススメ!
*上映館が意外と少ないので早めに観に行くことをオススメします。
ことは成された‼️
この映画は怖いというよりも、映画としてヒジョーに面白く出来てると思います‼️フィクションなんですけど、1977年の深夜の人気TV番組で起こった惨劇を、実際のTV番組の映像と、舞台裏の映像を織り交ぜながらドキュメンタリーっぽく、はたまた劇映画っぽく描いています‼️TV番組の映像はTVのスタンダードサイズ、舞台裏はビスタサイズで描くという画面構成も凝ってます‼️そしてTV番組で描かれるのは "悪魔の生出演"‼️悪魔に憑かれた少女リリーが起こすエクソシストな超常現象‼️それをヤラせだと真っ向から否定しようとする学者の "催眠術" 説‼️70年代の懐かしいTV画面で展開されるビックリドッキリな展開‼️リリーが悪魔に取り憑かれるシーンも「エクソシスト」のミーガンのような特殊メイクに頼ることなく、演技(顔芸)を重視した悪魔ぶりでリアリティがあります‼️ラストの主人公の悲劇は、視聴率に固執するあまり、"悪魔の生出演" という超えてはいけない一線を超えてしまった主人公へ悪魔が引導を渡した瞬間だったのでしょうか⁉️
悪魔に小切手は効果なし
1.主人公の男性、そんなに男前でなかった 2.前半、語りが多かった 3.後半は、大昭和満載でかぶりついてみた 4.最初から悪魔はいた?だから最初の人死んだのか? 5.悪魔否定の人の催眠術凄かった、本当にあんななるのか? 6.Mr.マリック思い出した 7.結局は司会者のストレス幻覚で大量殺人? 8.昭和はこの様な番組多かった、そして夢中で見た 9.お祭りの犬女、牛女、タコ女全部見に行った 10.身近に不確かな恐怖あった昭和が懐かしい 11.全てが説明つくのはヒトを傲慢にする 12.「夜更かし」CM多かった
77年のハロウィンの雰囲気
元ネタにしたのは、オーストラリアの「ザ・ドン・レーン・ショー」という深夜番組でのハプニングらしい。 この監督の前作「スケア・キャンペーン」がアマプラに上がってたので予習の意味で見てから参戦。 やらせのつもりだったのに…???ていう展開は、前作と同じ。 77年の雰囲気(音楽・ファッション)が好きだけど、出てくるそのテイストを過去作品へのオマージュと好意的に捉えるか、二番煎じと捉えるかで評価も変わりそう。 驚くような結末でもなく、あっさり終わって、後に何も残らない感じも「スケア・キャンペーン」と同じかなあ。 でも、退屈せずに最後まで突っ走るし、もう一度見ても良いなと思える作品ではあります。
知らないけれども懐かしい。
タイトルと主役の俳優さんから、70年代の深夜のテレビショーをパロったホラーコメディかと思ったら、そのまんまだった(もちろん再現風のフィクションですが)。 それがなんとも面白くて怖くて面白い。 知らないけれども(ちょっと知ってる)70年代のあの雰囲気が懐かしい。 (出てる人も髪型や服装だけでなく顔や体型までみんな70年代ぽいのが流石です。日本だと平安時代が舞台でも今風の顔と話し方)
あるテレビ番組を思い出した。
77年の深夜に生放送されたトークバラエティのビデオが発掘された、という設定。ほぼ番組1本分とCM中の舞台裏で展開される。
内容はオカルト特集。映画でも「オーメン」「エクソシスト」などのオカルト映画が流行った頃だ。
生放送だから、当然リアルタイムで展開する。その緊迫感は半端ない。何が起こるのか?ドキュメンタリーを観ている様にドキドキする。
アイディアだけに留まっていない、しっかりした演出力の賜物だ。
惜しむらくは、テレビ番組のシーンは4:3のアナログ画面なんだけど、CM中になったら、急にクッキリデジタル画面になって、かなり冷めた。
1970年代後半、この頃、日本でもオカルトブームだった。つのだじろう先生の漫画や、宜保愛子さん、「あなたの知らない世界」等がブームを牽引した。そしてそんな中起こったのが「生き人形」事件。この映画であれを思い出した。
#悪魔と夜ふかし
アイデアは良いのかも
いつ盛り上がるかと観ていたら盛り上がらないまま最後まで。
1970年代のテレビショーをまるっと、CM時間(楽屋裏描写で)まで見せて、ほぼそれだけなんて。
ちょっとつらかった。お尻がもぞもぞしました。
オーストラリアのホラー映画は、「トーク・トゥー・ミー」がものすごく怖くて面白かったので期待値があがったかもですが、それを差し引いてもなんだかな
悪魔の仕業の数々も、どこかで見たようであまり怖くない
ミミズぶっしゃーの部分が唯一ショッキングだったけど、あれは心霊現象じゃないし
どこまでがジャックの仕込みでどこからが想定外なのか良くわからない
多分この映画の一番の恐怖どころは映り込んでいる奥さんだと思うけど、ハロウィンのおばけみたいで全然怖くない。ジャパニーズ・ホラーならもっとうまくやるのに。
まるっと番組だけ見せられても画面に映し出されるヨソイキの表情や言動から読み取れるものは少ない。
ジャックが実は何を望んで何をしたのか、どういう男だったのか、後半のジャックの夢(?)で断片的に見せてくるが訴求のインパクトが弱くてもやもやっとぼやけて良くわからない。
主人公の思惑がはっきり分かる描写を入れ込みつつ、行動との対比とか現実とのこんなはずじゃなかった乖離とか見せたらもっとメリハリがついて面白くなったんじゃないかと思う。
視聴率欲しさに悪魔に奥さんを売り、その上瀕死の奥さんを番組に引っ張り出して美談を作り上げるジャック、お前が悪魔じゃん、と思いました。
悪魔と夜ふかし、ってそういうことなの?
冗長な前半、肩透かしな後半
中盤までこれといって事件らしい事件がないので非常に退屈。 悪魔少女リリーが出てきてようやく盛り上がるかと思いきや、さんざん引っ張られたせいもあってイマイチ物足りません。 うーん、期待外れ。
夜更かしの皆さん!
ファウンドフッッテージとは撮影者が、何らかの理由で失踪し、後日その記録だけが発見される――という「体」で、展開する疑似ドキュメンタリーのこと。 当作品も、「ある深夜トーク番組で起きた史上最悪の放送事故、そのマスターテープが見つかった…」と、始まります。が、解説有り、楽屋裏の撮影有りで、これはフィクションですよ~と観る者を油断させる。 しかも作品の舞台は思考が鈍る深夜帯。落ち目のトーク番組の司会者が、名声を得ようとオカルト企画に打って出る。 幕が開き、迎えるトークゲストの面子がもうズルい。霊と話せる男、悪魔憑きの少女、『超』心理学者、オカルト全否定・小切手ぶん回しオジサン(好き)。 いかにも胡散臭く、虚構を飾り立てた乱痴気騒ぎの始まる予感が、野次馬根性に火を点ける。視聴者は、そこに真実があるかどうかよりも映る熱狂に、ただ熱狂したくて舞台に、画面に釘付けになる。そしてそれはスクリーンのこちらにいる私も同じ。何かにハマるときって盲目だ。 そんな祭囃子に乗せられ面白半分でいる内に、雲行きは徐々に怪しくなる。〝そんなまさか〟が起こり、現実を浸食していくのに逃げることも忘れて見入ってしまう。 司会者のジャックもただ一人に愛されればしあわせだったはずなのに、もっと多くを、と数に振り回され、道を誤る。その行き先が転落とわかっていてもブレーキを踏めない。私たちも彼に同情しつつも、その破滅が見たい。 70年代をモデルにしながら恐怖の本質として描かれるものは現代的で、しっかり怖かった。予告編でオチは想像できるものの見事な構成で心のチャンネルは最後まで掴まれたままでした。 ラストもどこか清々しい。快作です。 とても楽しい夜更かし。
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