「リリーかわいい」悪魔と夜ふかし タブローさんの映画レビュー(感想・評価)
リリーかわいい
最初の一時間は、番組の司会からゲストまでとにかくインチキくさい人しか出てこなくて、特にあの超常現象否定派のおっさんがとてもウザくて最高。
これだけでも十分面白いのだが、物語中盤で地獄のインターフェース少女リリーが出てきてからがこの作品は本番だ。
リリーは一見可憐な美少女だが、ずっとカメラ目線で視聴者を見つめてきたり、会話や反応が普通の人ではなく明らかに違和感があってめちゃ怖い。この娘が出てきた時点でこの映画の勝利は確定したように思った。
終盤のカオスな展開は、ちょっとふざけすぎている感じがしたのでもう少し真面目なトーンでやらかしてくれたら星4点だったかなぁ…!
でも頭の悪い終わり方をするのかと思いきや、結末はわりと考察系であり、なかなか油断できない映画だった。
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