「映像の凄まじさ、隠された厳しい眼差し」IMMACULATE 聖なる胎動 TTさんの映画レビュー(感想・評価)
映像の凄まじさ、隠された厳しい眼差し
映像に絵画のような美しさがあります。ショット、アングル、カット割、カメラワークの隙がなく、監督の映像クリエイターとしての技量が如何なく発揮されています。
単なるゴシックホラーではなく、知性が緻密に作品を完成させています。道徳観の保守性、終末思想・使命感を妄信することへの厳しい眼差しが、作品の通底に流れ脈打っているのではないでしょうか。現代に通じる課題提起、時代に相応しい映画です。
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