ライド・オンのレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:ジャッキーの映画を劇場で観たことなかったなあ9割、予告1割
昔、テレビで何本か観て以来のジャッキー作品鑑賞だったけど、十分楽しかった。時計台の場面のミニチュアとか、過去作の映像にニヤリとする。改めて思ったが、周りにあるものを使ってのアクションがコミカルさと驚きを生むのだね。
ただノスタルジーだけの映画ではなく、行きつ戻りつしながら変化していく親子関係やチートゥとの絆(後半は特にズルい)のドラマ部分もしっかり描かれていた。
名前がチートゥ(赤兎)なんて賢いに決まってると思ったら、予想を超えてくる。
アカデミー賞にキャスティング部門が新設されるそうだが、スタント部門も早く作ってほしい。
もうそんな時代じゃないのよ
控えめに言って、最高
ジャッキーチェンの集大成
馬はけっこう頑丈
ってサニー千葉ちゃんも仰ってた。
数々のジャッキースタントをジャッキー様扮するルオが演じていたというメタ的設定の映画。
なのでこれまでのジャッキー映画の数々のセルフオマージュや小ネタが全編に込められていて、ファンならそこを探すのも合わせて楽しめる。
主人公が老齢のスタントマンというこの作品は「カンフースタントマン 龍虎武師」のジャッキー様からのアンサームービーの様に思える。
共通ワード "スタントマンはノーと言わない" なんてのは時代錯誤だと、ジャッキー様も本当に思っているのかも。理解はするんだけども、やはりちょっと寂しい。
そんな本作は共演者も豪華。
ユー・ロングァン、シー・イェンネン、ウー・ジン、アンディ・オン、等々。
特にアンディ・オンとのコメディチックなアクションシーンは、泣く程しごかれたという「香港国際警察 NEW POLICE STORY」とは打って変わり、『あん時ゃ悪かったな』、『いやいやあん時のおかげで今があります』。
なんて二人の会話が聞こえて来る様で、観ていてなんだかホッコリしてしまった。派手さは控えめだけど相変わらず高度な事してるんだけどね。
本作は家族の絆がテーマでもあり、疎遠だった娘との仲を取り戻す様子も描かれています。
この娘と疎遠という設定は「ポリス・ストーリー レジェンド」でも同様だったので、ひょっとして隠し子扱いしてきた娘に対して映画の中で謝罪しているのかも。
なんて他所様の家庭の事情に対する野暮はどうでも良くて、娘役のリウ・ハオツンが可愛過ぎる。アイドルかと思ったがきっちり女優さんらしい。今後にも期待です。
脱税はするなよ。
どう見ても娘というより孫だろとツッコミたくなるが、ジャッキー様の安定のスケベっぷりにファンならニッコリです。
御歳70歳、未だに現役のアクションスターで在り続けるジャッキー様を、あとどれだけ観られるのか。
そんなジャッキー様が家族愛とアクション愛を込めた本作。
是非「カンフースタントマン 龍虎武師」と併せて観ていただきたい。
二本合わせて、オススメ。
蛇足
ジャッキー様の映画の衣装がことごとくダサいというのを「プロジェクトV」のレビューで書いたが、まさか自覚されてるとは思わなかったw
ジャッキーチェン50周年記念作品
もっとどうにか出来たんじゃない?
スタントマンはNOと言わない
ジャッキー・チェン、50周年、そして70歳か。。。
80~90年代は、出す映画、すべて見させてもらいました。
かつて伝説のスタントマンと言われた主人公ルオ・ジーロンが一線を退き、
馬のチートゥを育てながら、一緒に地味な仕事をしていた。
ところが、金銭トラブルによりチートゥが売られることに。
困ったルオは、遠縁になっていた娘のシャオバオに助けを求める。
彼女は法学部の学生、そしてボーイフレンドは弁護士。
そんな中、ルオのもとにスタントのオファーが舞い込んできて・・・
といったストーリー。
ルオを演じる、ジャッキー・チェン、ホントに70歳か?という動き。
見た目はさすがに年をとったな、一段と目が垂れたな、とか思ったけど、
相変わらずのコミカルな動き。
しかも今回は馬を相棒に暴れてみたりと。
一人娘のシャオバオ、とても可愛らしい女優さん。今後も要チェック。
娘のボーイフレンド、修行だ!と酔拳の修行させられたり笑
アクションもよかったが、今回はヒューマン要素が多かった。
ストーリー自体はやや薄っぺらくも感じもしたけど、
最近のCGやワイヤーアクションと体を張った演技に対する問いかけ、
父と娘の思考のすれ違い、昔と現在の時代の違いを対比させていた。
また、昔のジャッキー・チェンの代表作いくつかの映像を引用し、
ルオが昔スタントをしていた映画とするとは。うまい!
プロジェクトA、ポリスストーリー?など、懐かしかったー。
エンドロールもいつもどおりメイキングやNGが映像として流れた。
サンダーアームのときの重傷を負ったシーンが流れ、
当時世界を騒がせたニュースになった記憶が再度呼び起こされた。
もう70歳、あんまり無理はしないで笑
スタントマンだって人間、NOと言ってもいいよ。
ストーリーやなんやの作りの粗い面はあるが
香港映画ではない、ところが哀しい。
物足りなさがあるけれど…
ジャッキーらしい温かみを楽しめる
ジャッキー・チェンの全盛期の作品はほとんど観ていない。少なくとも劇場鑑賞は皆無。
でも、最近10年の映画は数作観ていて、大傑作と思える作品はないものの、結構楽しめたという記憶が残っているので、今作も観たくなった。
【物語】
かつては香港映画界最高のスタントマンと呼ばれたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)。今は借金取りに追われながら、愛馬・チートゥと観光客相手の写真モデルで小銭を稼いで食いつなぐ日々。
ある日見知らぬ男達がやって来て愛馬チートゥを差し押さえると告げられる。チートゥはかつて友人の会社経営者の持ち馬の出産に立ち会い、障害を持って生まれた子馬を譲ってもらった馬だった。ところがその友人が経営していた会社が倒産し、チートゥは会社の資産なので差し押さえると言うのだ。
ルオはチートゥを引き取って以来、愛情を注ぎ、息子として育て、今やチートゥは掛け替えのない家族だった。 焦ったルオは疎遠の一人娘・シャオバオ(リウ・ハオツン)に助けを求める。シャオバオは大学法学部で学んでいるため、弁護士を雇う金が無いルオは娘に頼るしかないと思ったのだった。一旦は冷たく追い返すシャオバオだったが、恋人の新人弁護士ルー・ナイホァ(グオ・チーリン)を連れてルオを訪ねて来る。チートゥが会社資産ではなく社長の個人資産だったことを証明するため、父娘は頼りない駆け出し弁護士ルーと共に動き出す。
一方、昔ルオに世話になった映画館関係者からルオとチートゥ共演スタントの依頼が舞い込む。娘・シャオバオもルオの再起を後押しするのだが・・・
【感想】
まあ、なんてことないストーリーだし、スタントが凄いわけでもない。
でも、なんとわなしにいい。心地良い映画だった。
最近のジャッキー・チェン作品は大体いつもそうだ。
まず、ジャッキーの柔和で温かみある人柄がにじみ出ている顔を見ているだけで、癒される。エンドロールにメイキング映像(NGシーン)が挿入されているが、いつも和やかな撮影現場であることが想像される。そういう空気が作品に出ていることが、観ている方にも伝わり、心地良く感じるのではないだろうか。
また、今作の加点ポイントは娘を演じたリウ・ハオツン。女優としては美人とは言えないが可愛い。ヒロインではあるが、主役の憧れの人とか、カッコ良さを求められる役ではなく、老いぼれたスタントマンの娘という役なので、キレイ過ぎるのも違和感があるので親近感を持てる娘としてピッタリだ。娘を持つ身としては、会いたくても会えないでいた娘との距離を縮めて行くルオの歓びを想像しながら、父親目線で楽しめた。
ヒリヒリすることなく、ほんわかした気持ちで映画を楽しみたいというときにおススメの作品。
ジャッキー版「サンセット大通り」ハッピーエンド版‼️
これはジャッキー版「サンセット大通り」なのか⁉️香港映画の大スターとして、若い時からアクションとスタント一筋でやってきたジャッキー・チェン‼️気がつけば、70歳という高齢を迎えた今でもアクションとスタントで頑張ってる‼️若い時はスタントの危険さゆえ、常に死と隣り合わせの毎日だったのが、今では高齢ゆえどんな簡単なスタントでも死と隣り合わせの毎日‼️これはビリー・ワイルダー監督の名作「サンセット大通り」に匹敵する悲劇でもある‼️今作はレジェンドなスタントマンであるジャッキーが、高齢を迎えてもスタントマンとしての生活をこなす毎日‼️そして父と娘の愛情復活の物語と、主人公と馬の絆の物語も同時進行‼️そして主人公のスタントマンとしての進退、父と娘の愛情、売られそうになる愛馬‼️そのすべてがフツーに解決してお涙頂戴のクライマックスと恒例のNG集‼️そんなバカな‼️それでいいの⁉️今作はジャッキー映画だぞ‼️今まではクライマックスに強力なアクションシークエンスがあってのエンディングだったはず‼️そういえば何作か前の映画で最後のアクションと謳ってたような⁉️でも今作でもアクションシーンはあるわけだし、なんかすべてが中途半端に解決‼️さすがはジャッキー映画、これもある意味悲劇ですね‼️でも娘との愛情や愛馬との絆などのドラマ部分はなかなか見応えがあり、アクション以外のジャッキーの素晴らしい演技が観れたのは、それはそれで良かったです‼️
石丸さんには罪はないけれど。
ちょいと期待し過ぎたか
ジャッキーの老いを突きつけられる作品。 とにかく馬の赤兎が健気で可...
まさかのお涙頂戴アットホームもの!?
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