「こりゃ、ありがとう!しかない!」ライド・オン ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
こりゃ、ありがとう!しかない!
ジャッキーチェン。
父が好きで、幼少期からそのコレクションを一緒に観ていた。
中でも「酔拳」は、酔った父が拳法の指導?をしてきて迷惑だった記憶w
チビゆきが、千鳥足で酔っ払っているフウに謎の型をしている写真が、アルバムに何枚もありますw
本作は、ジャッキー70歳の集大成!ということで、過去作の印象的なシーンや、お馴染みのNGシーンを見る事が出来て、一気に思い出が蘇りました。
ルオとシャオバオが過去の映像をテレビで見ている中にもあった、私も印象に残っている数々のシーン。
「ポリスストーリー」
デパートの最上階からシャンデリアに掴まって飛び降りるシーン。
ズルズルズルズル〜!!
アチッ!!アチッ!!痛ぁ〜!!アチッ!!
ガッシャ〜ン!!ドンッ!!
これは本当〜に凄い、衝撃的なシーンでした。
「酔拳」
相撲の四股のようなポーズ。太ももには水の入った湯呑みを乗せてキープ!
それだけでも大変なのに、おしりの下には火のついたローソク!!
ナイホア凄かったw!超出来てた!w
(あ!酔拳はテレビで見てたのじゃなかった)
「プロジェクトA」
時計台にぶら下がって、、、落下!!
赤と白のストライプのシェードに
「引っかかって止まって!!」と祈ったが、頭から地面に着地!
首、グニャ!ってなってた(°▽°)
生きているのが奇跡だったと思う。
「サンダーアーム」
こちらも高所からの落下で、頭蓋骨損傷に脳出血!!
死も覚悟した大怪我を負った際の手当の様子。
血ィ〜!!血ィ〜〜!!!
そしてあれはスパルタン号だったよ、ね??
などなど、セルフオマージュが散りばめられており、正に集大成。
(「ポリスストーリー3」の、あのヘリコプターのアクション含むスタント全てを、アイラブタラちゃんは「映画史上最高のスタントだ!」と評していましたよ)
高所からの落下、全身打撲、骨折、脱臼、失明の危機etc
骨折位ならギプスに靴の絵書いて続行でつ
(°▽°)
危険と背中合わせ。
怪我のデパート(°▽°)
身体を張って、スタントマンなしで自ら演じる事にこだわり続けたジャッキー。
その歴史を改めて見る事が出来ました。
本作でのクスッと笑えるNGシーンも見られて良かったです(^。^)
痛いのばっかりじゃないのが嬉しい。
もう70歳なんですね。。
いや、改めて凄い!!
本作はわかりやすいCGも使われていたし、ジャッキーのアクションもユーモアも物足りない、、っちゃ〜そ〜なんだけど、
(いや、充分高度なアクションなんだけど実際は)
and 香港映画は脚本が( ̄∇ ̄)
だけど、、香港映画にこだわったんだな、ある意味王道に戻ったんだな、と思えば、納得出来ました。
何よりどんな大怪我を負っても復活し、映画を作り続けて私たちに届けてくれるジャッキーが、ここにいてくれるだけで良いのだ!と思いました。
(ストーリーとは関係なかったけどw)
まさか涙ぐむなんて思わなかった。
シャオバオ、ナイホアのキャラも良かった。ナイホアに惚れちゃったよぉ〜
シャオバオ、男見る目あるぅ〜♪
お馬さんチートゥもお利口さんで美しく、演技も馬かったw
スタントマンは続ける事よりも、止める事の方が難しい。
クライマックスのスタントを「やめる」決断をしたルオ。
ジャッキー自身の決断ともとれる選択でジーンときちゃいました( ; ; )
CGも今ほど簡単に使えなかった時代、生身の体でのアクションで魅せてきたパイオニア。
歳を重ねて、自らの理想のパフォーマンスも出来なくなったと悟ったのかもしれない。
引き際。。
そして時代的にも危険なアクション撮影はコンプラ的にもNGでしょうし、何よりCGでお手軽に、迫力のあるアクションが作れる。
1つの時代が終わった感じがしましたね
( ; ; )
娘との和解のテーマもさ、実際のジャッキーと子供達との関係性に似ているし、もしかしたら彼の願望も含まれていたのかな?なんて思ったり。。
先日13年ぶりに来日を果たしたジャッキーチェン。
本人の希望もあって特別な日本限定のプロモーションだったようですね。
「エイガ、ミタ?スキ?」
好きだよ〜٩( ᐛ )و!!
カニ、食べられたかな?(^。^)
ジャッキーチェンの歴史が詰まったムネアツな作品です!
是非映画館へ!
コメントありがとうございます😊 勘違いトナラー事件 笑っていただきありがとうございます。
お馬さんは精悍ですね。私に審美感がないのかもです。本作では比較的 お馬さんカワユシかもですね。
たぶん 両親がギャンブル全て大嫌い 特に昭和の競馬 毛嫌い大嫌い→子供の👦私に 刷り込み効果
→ 歪んだ 馬への偏見カモです。 おっしゃるとおり馬に罪は無く🐴美しいカモです。
でも 『競馬は大嫌い』は変わらないですけどね。ありがとうございました。またよろしくお願いいたします🙇🙇🙇