「仲間や家族を守るためにやめると決断すること」ライド・オン とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
仲間や家族を守るためにやめると決断すること
ジャッキーが生死をかけて映画史に残るような一世一代スタントにもう挑戦しなくても、スタントマン精神は生き続ける。愛(と尊敬の念リスペクト)に溢れた映画だった!
スタントマンに敬意を。アクション!ジャンプ、病院行き(ホスピタル)…?ジョッキー今回の相棒は、馬のチートゥ!ホッコリするような親子・師弟関係に、疎遠になっていた娘とその恋人も加わり(疑似)家族を築いていく。途中ジャッキーがジャッキーの歴代スタントを見る流れは、ジャッキー版"ニュー・シネマ・パラダイス"みたいでグッとこみ上げるものがあった。あれはヤバい。
日本の"人生の集大成"という宣伝文句に、「勝手にジャッキーの人生終わらせるな!」と思っていたが、実際見てみるとテーマ的にあながち間違いでもないなと思った。スター役に真実味をもたらすウー・ジンはじめ次の世代はスクスクと育ってきて頭角を現すどころか大活躍しているわけで。普段、名前や顔を知ることのないスタントマンの人々には、本当に感謝だ。
コメントする