ルート29のレビュー・感想・評価
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ロードムービーなのか?
個人的にはツーリングでR29を何度も走破したこともありタイトルに惹かれて鑑賞。現実感ない設定と演出でリアルさがないファンタジーとなっています。綾瀬はるかの演技は押さえすぎてちょっと大丈夫なんだろうか、この人と思わせるのが監督の狙い通りなんだろう。というか登場人物全員がそうであり、普通に感情移入し難いように描かれている。取っ付きにくい映画でした。
逃げる人達
兵庫県民として、鳥取と姫路のロードムービーて、2時間も話し持つんかなあ、と思うてましたが、歩きとは、充分持ちましたな。この2人、あのおじいちゃん、三途の川ならぬ三途の湖に連れて行ったんですね。現世逃避のおじいちゃん、現実逃避の父子、規律逃避の犬おばさん、そして法律逃避の二人。確かにロードムービー、なにがしかの逃避の映画でした。
ラストの魚。おじいちゃんと食べた魚と何か関連が有るんでしょうか。
好きな映画です
時間潰しの映画を探していたら、お、これ見たいかもと思い、映画館に入りましたが期待に違わず楽しい映画でした。この類の映画は好みが分かれると思います。館内に響き渡るような○○○をかいて、お眠り遊ばされている方もいらっしゃいましたが、まあ、そういうBGMもあるだろうと思いました。
この枝葉は要らんな。とバッサリ剪定された後の「主木」と「枝」から構成される映画なので空白は、鑑賞者が想像しながら、自由にお話を作れます。この「主木」と「枝」を象徴するような絵が繰り返されます。
殺伐たる無法地帯を女性二人で行くアメリカ製ロードムービーとは異なり、こちらは、ほのぼのとしたロードムービーです。
「人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」という言葉に翌々日の日曜日に出会いましたが、まさしくこれだったなと思います。
大ヒットするような万人向け映画ではない(★一つ減)と思いますが、今時の映像技術で作ったラストのシーンがなかなかの余韻を残し、あれは何だったのだろうと考えるのも楽しいです。
人と関わることを避けても、人の役に立ちたいと思うのが人間なのかな
2024年の日本映画(120分、G)
原作は中尾太一の詩集『ルート29、解放』
ある女性の願いを叶えるために鳥取〜姫路間を往復する女性を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本は森井勇佑
物語は、鳥取にて清掃員をしている中井のり子(綾瀬はるか)が、とある精神病院にて、入院患者の木村理映子(市川実日子)から「あるお願い」をされる様子が描かれていく
理映子は「もうすぐ死ぬ」と言い、「姫路に住んでいる娘・ハル(大沢一菜)に会いたい」と言う
初対面で縁もゆかりもないのに、のり子は清掃会社のワゴンを拝借して、姫路へと向かってしまった
映画の冒頭は、ハルを探している最中に泊まっていたゲストハウスのシーンで、そこもなぜか摘発を受けて追い出されてしまう
また、時系列的に一番最初になるのが、のり子が脳のCT写真の説明を受けているシーンで、これが一連の出来事の「5日前」となっていた
脳に腫瘍があるものの、経過観察と言われていたのだが、あの映像が誰のものかは明確にはなっていないのだが、おそらくのり子のもので、定期的な検査であるように思えた
物語は、知らない人・のり子になぜかついてくるハルが描かれ、彼女はのり子に「トンボ」と言う名前をつけた
彼女と親しいシャケ師匠(播田美保)のペットは「坂本」だし、ネーミングセンスが結構ズレている
そんな二人は、当初はワゴン車で鳥取を目指すものの、ドライブインで知り合った犬を探す赤い服の女(伊佐山ひろ子)に車を奪われてしまい、徒歩で向かうことになってしまった
そこからは、よくわからない人たちと出会い、途中でのり子の姉・亜矢子(河井青葉)と再会を果たしていく
だが、このあたりに登場する人はおそらくすでに死んでいる人たちで、帰り道は精神世界にでも入り込んでいるかのように思えた
結局のところ、姉のところで自分が誘拐犯になっていることを知り、ハルを母親に引き合わせた後は、きちんと警察署に出頭したりするのだが、どこまでがリアルなのかはほぼわからない
ぜんぶが夢のようにも思えるし、何なら「のり子=理映子」とか、「ハル=のり子の幼少期」なんて構図にも見えないことはない
このあたりは想像にお任せしますレベルなのだが、あまり深く考えない方が良いのかも知れません
いずれにせよ、かなりファンタジックな内容で、イメージとしての大魚が登場したりとか、変な夢を見たりとか、シュールな展開も多かったように思う
原作の詩を解釈した内容になっているが未読なので、その再現度というものはわからないの
だが、映画の舞台が「ルート29(若桜街道:鳥取県側)」であることに意味があるのかなと思った
鳥取から南下する若桜街道は「浅井」という場所で、左が伊勢道(現在の482号線、氷ノ山経由の但波馬道に続く)、直進(右)が播磨道に分かれている道で、この播磨道の先に姫路がある
伊勢に行かないというのは、忌中であるとも言え、それゆえにスルーする行き帰りだけになっているのかなと思った
帰りにハルを手放すことになることにも意味があると思うので、おそらくはのり子はすでに死んでいて、その魂が母と娘を引き合わせる役目を担ったのかな、と感じた
個人的な解釈なので的外れかも知れませんが、のり子という人物は人と関わることを避けてきた人間で、そんな彼女が「本当にしたかったこと」がこの映画で描かれていることなのかも知れない
そう言った意味もあるのだとするならば、生きているうちに人の役に立つことをすれば、迷い道には迷い込まないというメッセージになるのかな、と思った
私は仕事です( ゚Д゚)y─~~スパー
鳥取で清掃員の仕事をする女性が病院に入院している女性に娘を連れて来てほしいと頼まれて、姫路から鳥取まで国道29号線で2人旅をする話。
ローラースケートガールを探す風よけに始まって、やっとこみつけて後を追ったら、ん?林の中?というか保護者は?これって誘拐になりません?と思っていたんですがね…あっ!車(´・ω・`)
ハルにしてものり子にしてもコミュ障というよりなんだかASD vs ADHDという感じなんだが…と思っていたら、他の登場人物もみんな様子がおかしい???
なんかオカルト的要素もあるし…。
まったりテンポというよりも、会話の間すらたっぷりで、しかも何言ってるのか良くわかりません。
というか冗長過ぎて考えるのもダルい。
一応シュールでコミカルな描写も織り込んでいる感じではあるけれど、これっぽっちもノレなかった。
わからなくても楽しめる
アート系ロードムービーです。ミニシアター向きの映画だと思うけど全国ロードショーにしたのは綾瀬はるか主演だからでしょうか。
それにしてもハルはどう見ても男の子ですよね。
抽象的な演出の意味はわかりませんが楽しめる映画です。
心を閉ざした主人公の映画はよくありますが、自分もそういう傾向があるので、何回観ても飽きません。
地元が舞台なので秒で観に行くことを決めましたが…『赤ちゃんが見た悪い夢』みたいな。そんな。そんな映画
地元の映画館で森井監督と一菜さんが登壇してのトークイベント付き上映の抽選(でも通常料金)に当選できたので、ワクワク観に行ってきました。
結果、この点数になっちゃいました。私が苦手とする“アート系”作品でした。もう少しエンタメ寄りに振ってくださるのかな?と儚い期待を寄せていたのですが。
地元の風景や国道29号線を辿って鳥取に行くロケーションは本当に「そうだよ!ここだよ!ここだー!!」でした。
家から徒歩でほんの5分程度で行ける街並みが何度も現れていて、素直に感激しました。無人のローラースケートが滑ってく、パステルおみぞ商店街の角っこの時計屋?(何でも屋?)がいい味出していました。
鳥取までのバイクツーリングで何度も走った、国道29号線の冷たい夏の趣を見事に捉えていらっしゃったと思いました。真っ赤なスーパームーンの絵が大変印象的でした。ですが面白ポイントはここまで。
他はよくわかんないの。コタツで寝た時にありがちな「赤ちゃんが見たわけのわかんない夢」を見せられているみたいな。そんな。そんな感じ。
トークショーが始まって、司会の地元ラジオ局のきれいなおねいさんが「みなさん、いかがでしたか?お楽しみいただけましたでしょうか?」の問いかけに約400名分の予定調和の拍手が箱に響いていたんですが。
その時、私は聞き洩らしませんでした。隣の席のおじさん(自分もおっさんなんですが)が「わけわからんかったわ(ボソッ…)」と漏らしていて。
思ったね!この人となら映画友達になれるって。本作をボロクソとまでは言わないものの「どこがそんな面白かったねんやろ?」の共通テーマで語り合えそうだから。
森井監督ごめんなさい。私にはさっぱりわけわかりませんでした。
あまりにも幻想的・観念的・抽象的すぎるキャラクターたちの言動とお話の展開が、いちいちわけわからん奇行に見えて仕方なかったの。怪奇現象に見えたの。
なんとなーく“死の匂い”を描いて伝えたかったんだろうなぁ…くらいしか擁護できないの。みんな本当にこの世の者ならざる不思議ちゃんばかりなんだもん。
私が期待してたのって、綾瀬さんがバレーボール抱えておっぱ… ちがう!そうジャナイ!!そういうのじゃなくて!もう少し大衆に媚びたエンタメ寄りの作品だったの。
冴えないOLさんが、なり行き上ちょっと不思議系な女の子と知り合って始まった凸凹コンビの珍道中みたいなのを期待してたの。なんたって“あみ子”だもん。あのあみ子だもん。おっぱ…だもん。
時間もかなり長く感じたかなぁ。いつも言うんですが。理想の尺の1時間30分前後で〆てほしかったです。
せっかくこんな辺鄙な地方都市までいらしてくれた森井監督と一菜さんの手前、さすがに「拷問ムービーでした」とかの酷評は言えないっしょ。(十分言ってますが)
だからね、中盤に眠気が来ちゃいました。となりのおじさんもイビキ寸前の鼻息でしたから。
ちなみにトークショーでは一菜さんが、今アクションの練習(何の!)をしていらっしゃるとのお話が。えっ…あみ子がアクション女優て(笑)それはそれで観てみたいかも。てか本作よりはよっぽど面白い映画になりそう。絶対にカルト映画になりそう。
それから司会者のおねいさんが言っていらっしゃったみたいに『ルート〇〇』のシリーズ化は、もうやめてたげて!
おーい!とんぼ
綾瀬はるか主演の割に、話題にもなってないし評価も低いが…なるほど。笑
喫煙する中学生やら、簡易宿泊所での容疑者確保やら、冒頭からよく分からない。
でも何故か分かる、これは今後に一切絡まないと。
わざとなのはすぐ気付くけど、全体的に棒読みです。
等間隔に棒立ちしたり、同じようなものをやたらと並べたり、シュールながらリズムのある画づくり。
この辺りはウェス•アンダーソンか『物語シリーズ』か。
また、独特の擬音こそ出てこないが、言葉選びや台詞のリズムは完全に宮沢賢治だ。
となると、やりたかったのは現代版『銀河鉄道の夜』だろうか。
…と、推察できるのはここまで。
旅の中で出会う人物や起こる出来事にも、物語的あるいはテーマ的に意味があるのでしょう。
でもまったく理解できないのだから仕方がない。
重要に思えたノートも、水没したきり。
予告で男の子だと思ってたハルは、本編を観てもやっぱり女の子には見えない。
顔立ち、髪型、服装、声、仕草、言葉遣いまでそうなのだから、これも意図的なのだろうが…
森の緑にトンボのピンクが絶妙に映えてたりと端々にセンスは感じるが、これは絵画ではなく映画だ。
平坦な演出で何かが浮き上がってきただろうか。
ただ感情移入やテーマへの理解を阻害していたようにしか思えず、役者も誰一人活きていない。
これでは“ルート”ではなく“アート”だよ。
シュールなファンタジー
監督作者脚本家、だれが一番これを作りたかったのか?
ただのファンタジー作品に2時間付き合わされるお客さんの
辛さがわかっているのだろうか??
綾瀬はるかの無駄つかい。特にたばこの扱い方がひどい。
あの状態でたばこだけ持っているのか?宿泊代は?
金色の魚の意味は?せめて一緒に見たクジラの設定とか
まるっきり観客(シネコンに映画を見に来る人ね)置き去り。
(こういう作品こそいい作品という方には申し訳ない)
久々に何も感じることが出来ない映画だった。
多分、ミニシアター系の映画として存在していれば、 もっと高評価にな...
多分、ミニシアター系の映画として存在していれば、
もっと高評価になっていたであろう作品
そういう意味でのいろんなバランスが取れてない、惜しい作品
最後のでっかい魚のシーンで、
魚が道に沿ってきちんと右折してきたのが、つぼにはまった
道じゃないところを飛んできたってよかっただろうに、
律儀な感じだった
リアリティのないファンタジー
シュールな作風は嫌いではないが、「絆の物語」が心に響かない
無表情で立ち尽くす人々を正面から長々と映し出す独特の「間」、喜怒哀楽の感情に乏しい風変わりな登場人物たち、人を食ったような突拍子もないような展開と、確かに独特でクセのある映画だが、こうしたシュールな作風は、決して嫌いではない。
トンボが、居場所と写真だけで、どうやってハルを見つけ出したのかとか、どこからカヌーを見つけてきたのかとか、誰が、ハルのことを警察に通報したのかとか、ハルが、あれだけ多くの石をどこから持ってきたのかといった疑問も、あまり気にならない。
ひっくり返った車に乗っていたお爺さんが、カヌーに乗った新郎新婦たちと去っていく場面や、大きな赤い月が街の上に昇っている場面や、山道の上を巨大な魚が泳いでくる場面などのファンタジックな見せ場にしても、唐突ではあるものの、それほど違和感を覚えなかった。
ただ、話としては冗長で、あまり面白さを感じることができなかったのは、残念としか言いようがない。
特に、「3匹目」の犬を捜す赤い服の婦人が語る話や、人間社会を「牢獄」と捉えて、息子と山の中で暮らす父親が語る話はまだ良いとして、トンボの姉に、教師の職とか妹の性格について、それこそ支離滅裂な話を、あれだけ長々と語らせる必用があったのだろうかという疑問が残る。
病院で、ハルと母親が対面するクライマックスにしても、お互いが身に付けていた笛によって心を通じ合わせるようなシーンはあるものの、そもそも、その笛についての説明がないし、いくら母親に精神的な疾患があるのだとしても、もう少しカタルシスが感じられても良かったのではないかと思えてしまう。
結局、これは、それぞれに孤独を抱えて生きてきたメガネとハルが、旅を通じて心を通わせ、絆を深めていく過程を描いた映画だったのだろう。
しかし、その割には、これまでの2人の生き様や、キャラクターの描き込みが不十分だったと思わざるを得ず、そのため、2人の心が繋がっていく様子にも、感動することができなかった。
これが、「理屈」ではなく「感性」の映画であるということは十分に承知しつつも、それならそれで、もっと「心に響くもの」が欲しかったと思えるのである。
綾瀬はるかさん
こんなに弱いキャラの綾瀬はるか初めてだ
綾瀬はるか演じるのり子は鳥取の清掃会社で働いている。仕事中の病院でタバコをあげた女性患者に姫路から娘を連れてきて欲しいと依頼され、承諾したのり子は姫路へ。ん?その車、個人の物じゃなくて会社の営業車じゃない?そんな事して良いのかよ。それから娘のハルを見つけるんだけど、自分的にはモヤモヤが始まった。だってハルを演じる大沢一菜を観るの初めてで、男の子にしか観えないんだもん。こりゃわざと違う子供を連れて行くストーリーかと最後まで想像してた。モヤモヤはそれだけじゃなくて、ほぼ全部。中学生はタバコ吸っちゃダメよ。犬を連れて食堂に入っちゃダメよ。車盗まれたら警察呼ばなきゃダメよ。そこから歩いて行くなんて考えられない。道路にひっくり返ってる車ほっておいちゃダメよ。突然カヌーに乗るなんて、そんな施設見えてなかったし、のり子は財布持ってたのかなぁ?何より、家族に相談しないで子供を連れ出したら誘拐だよね。のり子は分かってたんだろうな。だから最後にね。それにしても最後のオチは何だったんだろう。ハルの想像かと思ってたらのり子の方にも?何度もあった立ち止まったシーン、「腹が減った」って言いそうだった。ずっとモヤモヤしてて楽しかったけど、伏線回収無しで残念でした。
5.385ヘラる話。感情が静止感極まって詩的すぎ~
もうちょっとぉーーー(´-ω-`) (@_@;)
なんとかならんのかいぃぃ・・・
今日は 絵が止まり過ぎな 「ルート29」を観たよ。
毎年1作位はこんな作品にぶち当たるってのがコレかな。
原作:中尾太一氏「ルート29、解放」
監督・脚本:森井勇佑氏
---------MC---------
中井のり子(トンボ)役:綾瀬はるかさん
木村ハル 役:大沢一菜さん
木村理映子(ハルの母)役:市川実日子さん
中井亜矢子(のり子の姉)役:河井青葉さん
--------話展開
心に闇を抱えてある意味病んでいるのり子。誰とも会話が弾まない。でも精神病院?の清掃員で真面目に仕事してる。ある時一人の患者と出会い、禁止されている会話をしてしまう。どういう訳かイキなり写真(メモ)を見せて この女の子は自分の子で もう直ぐ死ぬから連れてきて欲しいと依頼する。
言う方も 聞く方もどうかしてるって話。きっかけはそれだけ。
清掃車奪って、子供見つけて、山のねぐらで追いかけて。
有り得んの連発。 勝手な行動のオンパレ-ド。
母の元まで 連れて来る ル-ト29号線をひた走るロードムービ-となってますね。
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まぁ見てて ほぼ総てにツッコミ入りますかね。
指摘したらきりが無いけどw。
もうちょっと 詰めて策を練らないといかんかな~って感じしました。
荻上さん系の詩的作品を目指してるのかもだけども、雲泥の差があると感じましたです。
折角 母に再会させたのに心が晴れて行かない・・・そこは表現ダメかな。
晴れを狙って無いのかもだが、
締めなきゃイケないところが 甘いまま。 寒さしか残って無い。
それとタバコ吸い過ぎ。喫煙場面多いかな。
シ-ンに間が持たない だから吸わせる。作り手のアイデアが詰ってないのでは無いでしょうか。それが絵に出ちゃってそう。
イメ-ジ先行タイプの場合、音とか、光等表現でかなりカバ-して情的な波動を創って置かないと 感情が湧き起る波に出遅れが生じてしまう。ピッタリリズムを合わせたら爽快感が増すのだが それが出来ていなくて。アングル含めて。
観ている側から 常に気分を乗せに行かなくてはならず、そこが残念なポイントですねかね。撮りがこのままなら編集で繋ぐしか無さそうに感じました。
これだけ静止絵があるのにタイミングが出て行かないのが不思議と感じます。
(良かった所)
・清掃車内で ハルが養生テープを顔に付けて外に顔出してる所。
他車の子供が目撃して ”お父さん、なんか事件~”って言うのは唯一ワロタ。
・商店街の通行人 全員静止してる場面。そして スーパ-ムーンの被せ。
自動車事故と救急車、その中を のり子がハルを探す所でしょうか。
エキストラの皆様の努力の結晶ですね。 よくやったと思いました。
静止 ⇒ 動きだす ここのタイミングは良い感じしました。
監督は こういった絵を狙いたかったんですね。
綾瀬さんらしい もう一つの顔が観れたのは良かったかも。
興味ある方は
劇場へどうぞ!
むげん猫踏んじゃった。
清掃業務で訪れた病院の入院患者の1人の女性から「娘のハルを連れて来てくれ」と頼まれた、人とのコミュニケーションが苦手な中井のり子の話。
ハルが生活をする森で出会い、そのハルから“トンボ”とあだ名を付けられたノリ子とハルが病院まで向かう道中さまざまな人に出会いながらも進むロードムービー。
どの作品でも評価は分かれるけれど本作こそ変わった癖あり作品で好き嫌い分かれる作品って感じですかね。
病院へ向かう道中、2匹の犬を連れもう1匹の犬を探す婦人、転落してひっくり返った車から付いてくるジィさん、森奥にある川で出会った親子、学校教師のトンボの姉…、写真を使って生きてる死んでるの神経衰弱をするジィさん2人と…。
この世界観にハマらなければキツイかもですが、私はハマって笑い堪えるのに必死で(笑)
とりあえず高良健吾さん演じた森の父の話し方と“美味しいですよと手渡した川魚”の件が1番ツボでした、あと姉の誉めては落とす結局どっちなんだよな会話は分かっているものの堪えましたね。
ラストのでかい魚が宙を浮きながら泳いでくるシーンにはどんなメッセージ?だったけど、途中眠くなるところもあったけど面白かった。
分からなかった不思議な世界
これは不思議な作品だなぁと言う思いです。
不思議と言うより僕の理解力が無いからそう感じるのかも知れませんが、正直まったく分からなかったと言う方が正解かと思います。
ハルのお母さんの登場から始まって2人の出会いからの道中。途中で出会う犬連れの女、おじいさん、父親と息子、時計屋の女店主等々不思議な人ばかり。更にハルの死んでいるお母さんや警察で連行されるのり子など、一体どんなメッセージだったんだろう?
人が生きて行く道には想像もつかない出来事の連続だ。過酷な事も不思議な事も、そして分岐点もある。その中で成長して行く自分でありなさい。とか、こんな風に考える事しか思いつかない僕であります。
せっかくの綾瀬はるかがもったいないなどと思ってしまったのですが、とは言え作品の表現の仕方はこう言うのも有るのだと知れたと言う事ではいい映画を見ました
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