ルート29のレビュー・感想・評価
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一般人としてはつまらない話
とにかくつまらない話。
ハルの母親は二人?生みの母親は施設に入っていて、ニュースでは母親が子供が帰宅しないと読まれていたのは育ての母親か?
一般人としては何で29号のロードムービーを訳の分からない二人がやっているのか、さっぱりでつまらない話です。
綾瀬はるかで観たけど、のり子はずっと掃除屋のつなぎで魅力もなにもない。のり子は子供を連れて来てという怪しい依頼を真に受けて、泥棒までしてやるのか?ホントに分からないからつまらなかった。
ラスト前で◯◯が道路の上泳いでいる映像はファンタジー?それまでのストーリーがぶっ飛びへんてこ世界の入り口を見た。今まで見た話がぶち壊された。
この道の先
コトの大小、モノの強弱ではなく、観る側も創る側も見落としていた、忘れていた映画のよろこびが生まれる前夜を目撃した気持になった。
綾瀬はるかが街を駆け出した終盤からの展開、シーン、映像表現、ひとつひとつの台詞の必然。ただ引きずり込まれてしまった。
決して幸福なラストではないのに、映画が無闇に言いがちな希望に触れた気になれたのは、監督が言うところの御伽噺そのものの力だろう。森井監督は嘘をつかなかった。
このチームは次にとてつもない日本映画を生む予感がする。その意味でルート29は、いま絶対に観ておくべき映画だと思う。
29点
シュールな脚本に演出。それはいいとして何を描きたかったのかいまひとつ伝わらず。
ごめんなさい。僕の感性にはちょっと合いませんでした。
最後に何か感動やオチがあるのかなと思いきや、それもなく終わってしまいました。
それに綾瀬はるかさんは好きなのですが、この役は綾瀬はるかではない感が。
てもハル役の女の子はこれからどのような俳優になっていくのか楽しみだと思いました。
こういうの演りたかったのかなあ
似合わない!
こういうファンタジーの世界観を嗜好する、監督、演者が少なくないのは知っているつもりだが、綾瀬はるかの清掃員(潜入ならOK)はよろしくない。役柄とはいえ、ずっと猫背だし、肩の、モッコリ感が後ろ姿だと、もうオバはん。(豊満な胸のせい)
むかし、デニーロがサックス吹きのミュージシャン役で総スカンを食ったが、一度、やってみたかったとかいうこともあるのかも。
自分無しでは成立しえないという重荷を背負いながら、このおっそろしく長ーい道のりをよくやり通したなあ、綾瀬はるか偉い。まあ観てるほうもエライでほんま(関西弁合ってる?)
3〜40年前のインディーズを
観ている気分に陥りました。
おそらく主人公が見ている夢の世界のお話では…。
風の音、川のせせらぎ、鳥の囀りとある意味森林浴的な感じは気持ちが良かったです。
ま、どんな
画を描こうと構いませんが、皆に評価されるかどうかは別問題。彼岸はこの監督さんの引っかかってる部分ですかね、お姉さん自問自答も良かった。
女優さんはどういう気持ちなんですかね?名画の中に自分が居る様な感覚?自分的には新垣結衣さんの役だった気がします。
ロードムービーなのか?
個人的にはツーリングでR29を何度も走破したこともありタイトルに惹かれて鑑賞。現実感ない設定と演出でリアルさがないファンタジーとなっています。綾瀬はるかの演技は押さえすぎてちょっと大丈夫なんだろうか、この人と思わせるのが監督の狙い通りなんだろう。というか登場人物全員がそうであり、普通に感情移入し難いように描かれている。取っ付きにくい映画でした。
逃げる人達
兵庫県民として、鳥取と姫路のロードムービーて、2時間も話し持つんかなあ、と思うてましたが、歩きとは、充分持ちましたな。この2人、あのおじいちゃん、三途の川ならぬ三途の湖に連れて行ったんですね。現世逃避のおじいちゃん、現実逃避の父子、規律逃避の犬おばさん、そして法律逃避の二人。確かにロードムービー、なにがしかの逃避の映画でした。
ラストの魚。おじいちゃんと食べた魚と何か関連が有るんでしょうか。
好きな映画です
時間潰しの映画を探していたら、お、これ見たいかもと思い、映画館に入りましたが期待に違わず楽しい映画でした。この類の映画は好みが分かれると思います。館内に響き渡るような○○○をかいて、お眠り遊ばされている方もいらっしゃいましたが、まあ、そういうBGMもあるだろうと思いました。
この枝葉は要らんな。とバッサリ剪定された後の「主木」と「枝」から構成される映画なので空白は、鑑賞者が想像しながら、自由にお話を作れます。この「主木」と「枝」を象徴するような絵が繰り返されます。
殺伐たる無法地帯を女性二人で行くアメリカ製ロードムービーとは異なり、こちらは、ほのぼのとしたロードムービーです。
「人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」という言葉に翌々日の日曜日に出会いましたが、まさしくこれだったなと思います。
大ヒットするような万人向け映画ではない(★一つ減)と思いますが、今時の映像技術で作ったラストのシーンがなかなかの余韻を残し、あれは何だったのだろうと考えるのも楽しいです。
人と関わることを避けても、人の役に立ちたいと思うのが人間なのかな
2024年の日本映画(120分、G)
原作は中尾太一の詩集『ルート29、解放』
ある女性の願いを叶えるために鳥取〜姫路間を往復する女性を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本は森井勇佑
物語は、鳥取にて清掃員をしている中井のり子(綾瀬はるか)が、とある精神病院にて、入院患者の木村理映子(市川実日子)から「あるお願い」をされる様子が描かれていく
理映子は「もうすぐ死ぬ」と言い、「姫路に住んでいる娘・ハル(大沢一菜)に会いたい」と言う
初対面で縁もゆかりもないのに、のり子は清掃会社のワゴンを拝借して、姫路へと向かってしまった
映画の冒頭は、ハルを探している最中に泊まっていたゲストハウスのシーンで、そこもなぜか摘発を受けて追い出されてしまう
また、時系列的に一番最初になるのが、のり子が脳のCT写真の説明を受けているシーンで、これが一連の出来事の「5日前」となっていた
脳に腫瘍があるものの、経過観察と言われていたのだが、あの映像が誰のものかは明確にはなっていないのだが、おそらくのり子のもので、定期的な検査であるように思えた
物語は、知らない人・のり子になぜかついてくるハルが描かれ、彼女はのり子に「トンボ」と言う名前をつけた
彼女と親しいシャケ師匠(播田美保)のペットは「坂本」だし、ネーミングセンスが結構ズレている
そんな二人は、当初はワゴン車で鳥取を目指すものの、ドライブインで知り合った犬を探す赤い服の女(伊佐山ひろ子)に車を奪われてしまい、徒歩で向かうことになってしまった
そこからは、よくわからない人たちと出会い、途中でのり子の姉・亜矢子(河井青葉)と再会を果たしていく
だが、このあたりに登場する人はおそらくすでに死んでいる人たちで、帰り道は精神世界にでも入り込んでいるかのように思えた
結局のところ、姉のところで自分が誘拐犯になっていることを知り、ハルを母親に引き合わせた後は、きちんと警察署に出頭したりするのだが、どこまでがリアルなのかはほぼわからない
ぜんぶが夢のようにも思えるし、何なら「のり子=理映子」とか、「ハル=のり子の幼少期」なんて構図にも見えないことはない
このあたりは想像にお任せしますレベルなのだが、あまり深く考えない方が良いのかも知れません
いずれにせよ、かなりファンタジックな内容で、イメージとしての大魚が登場したりとか、変な夢を見たりとか、シュールな展開も多かったように思う
原作の詩を解釈した内容になっているが未読なので、その再現度というものはわからないの
だが、映画の舞台が「ルート29(若桜街道:鳥取県側)」であることに意味があるのかなと思った
鳥取から南下する若桜街道は「浅井」という場所で、左が伊勢道(現在の482号線、氷ノ山経由の但波馬道に続く)、直進(右)が播磨道に分かれている道で、この播磨道の先に姫路がある
伊勢に行かないというのは、忌中であるとも言え、それゆえにスルーする行き帰りだけになっているのかなと思った
帰りにハルを手放すことになることにも意味があると思うので、おそらくはのり子はすでに死んでいて、その魂が母と娘を引き合わせる役目を担ったのかな、と感じた
個人的な解釈なので的外れかも知れませんが、のり子という人物は人と関わることを避けてきた人間で、そんな彼女が「本当にしたかったこと」がこの映画で描かれていることなのかも知れない
そう言った意味もあるのだとするならば、生きているうちに人の役に立つことをすれば、迷い道には迷い込まないというメッセージになるのかな、と思った
私は仕事です( ゚Д゚)y─~~スパー
鳥取で清掃員の仕事をする女性が病院に入院している女性に娘を連れて来てほしいと頼まれて、姫路から鳥取まで国道29号線で2人旅をする話。
ローラースケートガールを探す風よけに始まって、やっとこみつけて後を追ったら、ん?林の中?というか保護者は?これって誘拐になりません?と思っていたんですがね…あっ!車(´・ω・`)
ハルにしてものり子にしてもコミュ障というよりなんだかASD vs ADHDという感じなんだが…と思っていたら、他の登場人物もみんな様子がおかしい???
なんかオカルト的要素もあるし…。
まったりテンポというよりも、会話の間すらたっぷりで、しかも何言ってるのか良くわかりません。
というか冗長過ぎて考えるのもダルい。
一応シュールでコミカルな描写も織り込んでいる感じではあるけれど、これっぽっちもノレなかった。
場違いな…
奇妙な作品だが奇を衒っているだけで退屈。
いびきをかくほど寝てしまったがまったく惜しくない。周りの方に申し訳なかっただけ。それでも退屈で出てきた。
綾瀬はるかの場違いな肌の綺麗さだけが印象に残った…
わからなくても楽しめる
アート系ロードムービーです。ミニシアター向きの映画だと思うけど全国ロードショーにしたのは綾瀬はるか主演だからでしょうか。
それにしてもハルはどう見ても男の子ですよね。
抽象的な演出の意味はわかりませんが楽しめる映画です。
心を閉ざした主人公の映画はよくありますが、自分もそういう傾向があるので、何回観ても飽きません。
ミニシアター向け映画かな
個人的には嫌いではないです。が、、、コレはミニシアターに向いている映画かなぁと。
芸術的要素が大きいから映画評価サイトのレビューなんて当てになりません。ダメな人はダメだし、ハマる人はハマる映画です。
地元が舞台なので秒で観に行くことを決めましたが…『赤ちゃんが見た悪い夢』みたいな。そんな。そんな映画
地元の映画館で森井監督と一菜さんが登壇してのトークイベント付き上映の抽選(でも通常料金)に当選できたので、ワクワク観に行ってきました。
結果、この点数になっちゃいました。私が苦手とする“アート系”作品でした。もう少しエンタメ寄りに振ってくださるのかな?と儚い期待を寄せていたのですが。
地元の風景や国道29号線を辿って鳥取に行くロケーションは本当に「そうだよ!ここだよ!ここだー!!」でした。
家から徒歩でほんの5分程度で行ける街並みが何度も現れていて、素直に感激しました。無人のローラースケートが滑ってく、パステルおみぞ商店街の角っこの時計屋?(何でも屋?)がいい味出していました。
鳥取までのバイクツーリングで何度も走った、国道29号線の冷たい夏の趣を見事に捉えていらっしゃったと思いました。真っ赤なスーパームーンの絵が大変印象的でした。ですが面白ポイントはここまで。
他はよくわかんないの。コタツで寝た時にありがちな「赤ちゃんが見たわけのわかんない夢」を見せられているみたいな。そんな。そんな感じ。
トークショーが始まって、司会の地元ラジオ局のきれいなおねいさんが「みなさん、いかがでしたか?お楽しみいただけましたでしょうか?」の問いかけに約400名分の予定調和の拍手が箱に響いていたんですが。
その時、私は聞き洩らしませんでした。隣の席のおじさん(自分もおっさんなんですが)が「わけわからんかったわ(ボソッ…)」と漏らしていて。
思ったね!この人となら映画友達になれるって。本作をボロクソとまでは言わないものの「どこがそんな面白かったねんやろ?」の共通テーマで語り合えそうだから。
森井監督ごめんなさい。私にはさっぱりわけわかりませんでした。
あまりにも幻想的・観念的・抽象的すぎるキャラクターたちの言動とお話の展開が、いちいちわけわからん奇行に見えて仕方なかったの。怪奇現象に見えたの。
なんとなーく“死の匂い”を描いて伝えたかったんだろうなぁ…くらいしか擁護できないの。みんな本当にこの世の者ならざる不思議ちゃんばかりなんだもん。
私が期待してたのって、綾瀬さんがバレーボール抱えておっぱ… ちがう!そうジャナイ!!そういうのじゃなくて!もう少し大衆に媚びたエンタメ寄りの作品だったの。
冴えないOLさんが、なり行き上ちょっと不思議系な女の子と知り合って始まった凸凹コンビの珍道中みたいなのを期待してたの。なんたって“あみ子”だもん。あのあみ子だもん。おっぱ…だもん。
時間もかなり長く感じたかなぁ。いつも言うんですが。理想の尺の1時間30分前後で〆てほしかったです。
せっかくこんな辺鄙な地方都市までいらしてくれた森井監督と一菜さんの手前、さすがに「拷問ムービーでした」とかの酷評は言えないっしょ。(十分言ってますが)
だからね、中盤に眠気が来ちゃいました。となりのおじさんもイビキ寸前の鼻息でしたから。
ちなみにトークショーでは一菜さんが、今アクションの練習(何の!)をしていらっしゃるとのお話が。えっ…あみ子がアクション女優て(笑)それはそれで観てみたいかも。てか本作よりはよっぽど面白い映画になりそう。絶対にカルト映画になりそう。
それから司会者のおねいさんが言っていらっしゃったみたいに『ルート〇〇』のシリーズ化は、もうやめてたげて!
おーい!とんぼ
綾瀬はるか主演の割に、話題にもなってないし評価も低いが…なるほど。笑
喫煙する中学生やら、簡易宿泊所での容疑者確保やら、冒頭からよく分からない。
でも何故か分かる、これは今後に一切絡まないと。
わざとなのはすぐ気付くけど、全体的に棒読みです。
等間隔に棒立ちしたり、同じようなものをやたらと並べたり、シュールながらリズムのある画づくり。
この辺りはウェス•アンダーソンか『物語シリーズ』か。
また、独特の擬音こそ出てこないが、言葉選びや台詞のリズムは完全に宮沢賢治だ。
となると、やりたかったのは現代版『銀河鉄道の夜』だろうか。
…と、推察できるのはここまで。
旅の中で出会う人物や起こる出来事にも、物語的あるいはテーマ的に意味があるのでしょう。
でもまったく理解できないのだから仕方がない。
重要に思えたノートも、水没したきり。
予告で男の子だと思ってたハルは、本編を観てもやっぱり女の子には見えない。
顔立ち、髪型、服装、声、仕草、言葉遣いまでそうなのだから、これも意図的なのだろうが…
森の緑にトンボのピンクが絶妙に映えてたりと端々にセンスは感じるが、これは絵画ではなく映画だ。
平坦な演出で何かが浮き上がってきただろうか。
ただ感情移入やテーマへの理解を阻害していたようにしか思えず、役者も誰一人活きていない。
これでは“ルート”ではなく“アート”だよ。
シュールなファンタジー
監督作者脚本家、だれが一番これを作りたかったのか?
ただのファンタジー作品に2時間付き合わされるお客さんの
辛さがわかっているのだろうか??
綾瀬はるかの無駄つかい。特にたばこの扱い方がひどい。
あの状態でたばこだけ持っているのか?宿泊代は?
金色の魚の意味は?せめて一緒に見たクジラの設定とか
まるっきり観客(シネコンに映画を見に来る人ね)置き去り。
(こういう作品こそいい作品という方には申し訳ない)
久々に何も感じることが出来ない映画だった。
多分、ミニシアター系の映画として存在していれば、 もっと高評価にな...
多分、ミニシアター系の映画として存在していれば、
もっと高評価になっていたであろう作品
そういう意味でのいろんなバランスが取れてない、惜しい作品
最後のでっかい魚のシーンで、
魚が道に沿ってきちんと右折してきたのが、つぼにはまった
道じゃないところを飛んできたってよかっただろうに、
律儀な感じだった
リアリティのないファンタジー
精神世界
じゃない
ファンタジー
じゃない、、、
なんなんだろう。
リアリティのない意味不明なシーンやセリフが延々と続く。
全員が淡々と素人っぽい演技が続く。
満腹なら眠くなるし、
空腹なら最後まで観られなそう。
オープニングから7割は辛観ているのが辛い。
ただ、最後どうなるのか、気になってしまった。
あみ子が大きくなってた。
独特な魅力がある。また観てみたい。
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