「厳しい評価は多いけれど、綾瀬さんの新たな魅力も」ルート29 chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)
厳しい評価は多いけれど、綾瀬さんの新たな魅力も
東宝などメジャーなシネコンで公開前派手な宣伝の多かった綾瀬さん 前作「はい、泳げません」と同じ東京テアトル・リトルモアの配給 自ずと公開規模や内容もミニシアターに近いものを想起させるが、長い彼女のキャリアにおいて、こういった作品にも新たな魅力を感じるものであった 笑顔とかアクションには程遠い今回の役どころ 現実離れした登場人物・設定が次々と展開されることに、多くの皆さんの厳しい評価もわかります
ファンタジーと評される方もおられましたが、常に受け身姿勢の現実から、守るべき存在を得たことで、彼女なりの不器用さはあっても「責任」を果たしていく姿は、現実的でなくとも信じてみたい、観ている自分にも伝わるものがありました
主人公2人に次いでセリフや場面が多かった河井青葉さん 「あんのこと」とは一変、つかみどころのない「きょうだい」「先生」、よかったです 彼女作品によって様々な姿をみせてくれます 伊佐山ひろ子さんも、渡辺美佐子さんも、50年以上のキャリアをお持ちですが本作存在感のある役でした (11月16日 イオンシネマりんくう泉南 にて鑑賞)
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