室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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とても静で圧のある踊る
踊るファイナルから10年経過。
最後の方は特番で出てきたキャラも合流してごちゃごちゃして好きではなかった。
新たなる希望とかSWのパクリだし。
続編も作りたい人がいれば作ったらいいじゃないと言っていたような。
そして踊るチームで再始動。
最初は売り上げ欲しい為のお手軽かなと思ってました。
踊る特有の軽やかなテンポは鳴りを潜め、静かにストーリーは進む。
軽やかなテンポ役の矢本悠馬さんが浮く位に。
そして起こる事件、関係してくる昔のキャストの影。
15年前の希望がある警察の組織改革は現実でも遥遠く、現在と昔の整合性が悲しく辻褄合わせされる。
Rhythm And Policeの無い踊る、でもwithout youが悲しく響いても室井慎次の生き様は変わらない。
続編も観たいと思わせる映画でした。
室井さんのテーマが流れる時、痺れました。
うーん😔
一応前半だけどもうちょっと盛り上がりがあってもいいんじゃない?あと個人的にあまり好きになれないMOVIE2の事件と関係ある時点で少し萎えました。キョンキョンも関わってるみたいでそれももういいよです。過去作とは関係ない完全に新しい事件にして欲しかったなぁ。あと驚くぐらいノンデリなセリフを言うキャラが何人かいます(笑)この脚本家の悪いところが出てますね。
プロローグ映画の是非は?
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
今作は、警察を引退し秋田の山中の池のほとりの小屋に今は暮らしている主人公・室井慎次(柳葉敏郎さん)が、その住居の小屋近くで、過去に室井が関わった事件の刑期を終えて刑務所から出所した犯人の死体を見つけるところから始まります。
ところがこの死体の事件の進展は、今作の映画『室井慎次 敗れざる者』ではこれ以降は実質ありませんでした。
もちろん、室井慎次が里親として引き取っている森貴仁(齋藤潤さん)や柳町凛久(前山くうがさん・前山こうがさん、2人1役)の3人の暮らしのエピソードはありました。
また、日向杏(福本莉子さん)と新しく始まる生活での不穏な場面もありました。
しかしながら、今作からの新しいい登場人物である森貴仁と柳町凛久と日向杏に関しては、人物紹介や序章的な展開しかなかったと思われます。
森貴仁に関しては、殺された母・森麻絵(佐々木希さん)、そして殺した被告とのエピソードはあったのですが、被告を担当している弁護士・奈良育美(生駒里奈さん)の浅はか過ぎる言動も含めて、物語に映画本来の深みを加えるまでは行っていなかったと思われます。
特に弁護士・奈良育美を演じた生駒里奈さんは、他作品では深みある演技もされているので、もう少しリアリティある脚本での人物造形が出来なかったのかが悔やまれます。
弁護士・奈良育美の人物造形が浅くなればなるほど、対峙する森貴仁や殺された母・森麻絵の事件が深みを無くして行ったと思われます。
数少ない新しい登場人物の紹介的なエピソードや序章以外は、過去の登場人物が今どうしているかの短い紹介場面と冗長な過去作の映像が流れ続けていました。
あとは、新撮を含めて室井慎次の過去の振り返り映像でした。
すると次第に、今作の映画『室井慎次 敗れざる者』は、次作の映画『室井慎次 生き続ける者』のプロローグ作品(映画)なんだな、と分かって来ます。
そうすると、プロローグ映画としての今作は是か非か?が今作の評価の根幹になって来ると思われました。
そして、私の評価は非(否)でした。
正直言って、過去作の映像だらけだった今作を観るに、この2時間弱のプロローグ作品はTVの事前SP番組として撮影されたのでは?とは思われました。
仮に、そうではなく、映画作品としてこのように初めから撮影されたのであれば、特に制作のフジテレビや東宝は、映画の観客を舐め過ぎでは?と正直思われました。
そして今作の制作関係者の皆さんは、別作品映画のここ数年の前後編やシリーズ作品の中味の濃さを観た方が良いと、僭越ながら思われました。
ただ、今作はプロローグに留まっており、今作の中味が駄目だからと言って、次作の映画『室井慎次 生き続ける者』が駄目だとは限りません。
今回起こった死体発見の事件が動き出すだろう次作での挽回を、心から僭越ながら願っております。
俺、これからずっと大人に振り回されて生きてくの?
秋田弁や、新人警官のグイグイくる演技など、ところどころ、やりすぎ感はあったものの、「踊る大捜査線」をそこまで知らなくとも、ソツなく面白かったので星4にしました。
とはいえ過去作で室井がどんな警官だったのかは知っていたほうが胸に迫るものがあると思います。(昭和脳)
一度は星4にしたものの、子役が兄も双子(弟役は二人で一役みたいです)もイケメンすぎるのと、星空が美しすぎたので星4.5にしました
秋田犬も可愛かったです。シンペイという名ですが、実はメスなのをアンが見破ります。
常に巧妙に立ち回るアンですが、このあたり、日向真由美の知能を受け継いでいるという描写なのかもしれない。(もっとも日向真由美、好きではない。ラスボスが女だとなんか萎えるし、たいして魅力があるキャラクターでもないし、もうあんなキャラは引っ込めてほしかった。まだ出すか?)
室井はもしかしたら自分を負け犬だと思って、玄関前に捨てられていた秋田犬に自己投影し、無意識にオスと思い込んで名前をつけてしまったのかも?
実はメスだったというのは、室井は負け犬じゃないという暗示だ、というのは深読みしすぎかなぁ。
母親を殺害された男の子に「被告人の気持ちを理解しろ」「弁護側で
反省してると証言してあげろ」と迫り、息子が意を決して犯人に会うと「これで裁判を有利に進められる」と安堵する新人女弁護士は、劇中でもデリカシーゼロの最悪人間として扱われてはいて、後に反省はするが、それでもあまりに醜悪すぎて見たくなかったです。
本当にこういう人は実在するので尚更嫌な気持ちになりました。
レビュータイトルは「犯人からの手紙を読め」と弁護士に迫られた男の子のセリフです。
彼の物分かりの良すぎる態度や、高すぎる精神年齢も、フィクションとはいえ、「あなたはこう生きて」という、事件遺族に対する、世間の無遠慮な押し付けや期待を体現しているかのようで、切ないものがありました。理想の遺族像、っていうのだろうか。
こんな期待は、もはや、暴力だ。
超イケメンで性格も良さそうな子が、性格の良い子どもを演じているので、余計にそう感じました。
織田裕二は最近オファーを断っているのか、映画であまり見かけません。仕事をセーブしている理由があるのかもしれません。
もっとも、青島も織田裕二もすでに定年に近い年だし、今出てきてもいかりや長介のポジションが妥当。青島が若くてかっこいいから、あの熱意に好感が持てたのであって。
若い頃の織田裕二が髪をかきあげながらテヘペロしたら、たとえその部下がどんなアホでも許せそうだけど、今だとそもそも個人が組織に献身する時代じゃなくなってる。
したがって青島は次も出ないと思いますが、続編が楽しみです。これまで出てきた誰かが冤罪被害者で、続編では潔白が明らかになると予想します。
遺体と共に出てきた洋梨。劇中では「用無し」を意味するモチーフだとされていたが、
警察組織を自ら退いた室井は、それをどんな思いで眺めたのだろうか。
キャリア・室井の象徴だった黒いロングコートは、ラストシーンで焼け落ちた。
組織に属することの悲哀と葛藤、そして抵抗と信念を描いて共感を得てきた「踊る」シリーズ。
昭和の企業戦士はもう定年している人が多いと思うが、時代も変わり、組織内の人間関係は前ほど濃密ではなくなった。昭和生まれにとっては過敏とさえ思えるほど、何でもかんでもハラスメントやプライバシーの侵害といわれる。
キャリアチェンジすることも当たり前で、新卒での就職先に骨を埋める…なんて時代ではなくなった。
踊る大捜査線のど真ん中世代だった人にとって、現在の室井の姿は共感を呼ぶのではないだろうか。
そして、そんな室井がタイトルで「敗れざる者」とされているのは、彼がすべてをあきらめたわけではない、ということを示唆している。
彼は今でも、警察官だった頃と変わらず、昭和のおっさんの美学と沽券を愚直なまでに守り抜いている。彼はキャリアだけど、泥にまみれて弱きを助け、強きを挫く男。
冷静沈着だが心は熱い男。
うん、書いてて恥ずかしくなるほどベタすぎるけど、
かっこいい室井は健在です。もちろん、「踊る」製作陣の心意気と信念も。
ただね、、一つ嫌な予感がするのは、次作のタイトルが「生き続ける者」ってことなんですよ
今、生きてる人はみんな生き続ける者なんだから、普通はわざわざタイトルにして、特筆すべきことじゃないよね
前編も「敗れざる者」というタイトルで一見、敗れたように見える人を描いてるんだから(個人的にはあれが敗れた者だとは思わないけど世間一般の見方として)
まさか後編で室井を殺さないよね?
室井は死んだが、その信念はいまも後輩たちの中で生き続けるのだ…なんて
言い出さないよね?
それだけはやめてほしい。
室井さん、”踊る”奇跡を信じて”生き続ける者”も必ず劇場で観るよ
冒頭から懐かしい過去映像出てきますが・・・
そりゃ自分も年とるはずだと思いながらの鑑賞
題名と予告から分かる通り・・・
室井さんは組織のトップになれずにリタイヤ
青島の現在も語られますが、あの熱い思いは何処へ
どうしたんだよ青島!!
ただドラマ本編のオマケみたいな会話やシーンが、成就する場面に涙。。。
室井さん、”踊る”奇跡を信じて”生き続ける者”も必ず劇場で観るよ
映画館で観れたことに感謝
親の影響でハマった「踊る」シリーズ。自分は世代ではないが新作として映画館で観れたことがなにより嬉しい。また過去作の繋がりを見つけるところが楽しく、個人的には室井さんが「キムチラーメン」を食べてるところで笑ってしまった。直接の出演はないが、面影でとどまっていることで「室井慎次」の作品として楽しめました。
ファン以外が観にいったら「あの暑苦しそうな人は死んだの?」とか思ってしまいそう
2024.10.16 MOVIX京都
2024年の日本映画(115分、G)
『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ映画
警察を引退した元管理官が事件に巻き込まれる様子を描いたミステリー映画の「前編」
監督は本広克行
脚本は君塚良一
物語の舞台は、秋田県大仙市
定年前に警察組織から離れることになった元管理官の室井慎次(柳葉敏郎)は、里親となって、事件の被害者遺族のタカ(斎藤潤)と加害者家族のリク(前山こうが&前山くうが)を育てていた
タカはもうすぐ進路を決める時期に来ていて、リクは不登校真っ只中だった
室井は何かを強制することもなく自由に育てていたが、現地民たちは快くは思っていなかった
地区長の長部(木場勝己)ははっきりと「出ていってほしい」と明言し、牧場を経営している石津(小沢仁志)もその考えに同調していた
だが、室井はこの土地を出ていくつもりはなく、一定の距離を保とうと考えていた
物語は、室井の住む古屋の向かい側にて異臭騒ぎが起こり、そこから死体が発見されるところから動き出す
秋田県警のみならず、警視庁の捜査一課まで登場する大騒ぎとなり、そこにはかつての部下の緒方薫(甲本雅裕)などもいた
さらに、その死体が東京で特殊詐欺に加担していたメンバーの一人で、かつて室井が捜査の指揮を執ったレインボーブリッジで取り逃した男だった
そのメンバーの一人が殺され、しかもわざわざ秋田に住む室井の目の前に埋められていて、その関連を無視することはできなかった
だが、警察を退いた室井には捜査に参加する権限はなく、距離を置こうと決めていた
映画は、随所に過去作の映像が挿入される内容になっていて、知らない人が見ても何のシーンなのかはわからないと思う
あくまでも記憶の片隅に残っている人向けという感じで、それによって、室井の立場の変化とか、映画には登場しない青島という刑事との関わりを思い出すものとなっている
また、映画は思いっきり「前半」なので、事件と不穏な動きが起こって「後半に続く」という感じになっている
単体で評価できないこともないが、その評価はあくまでも「隠居した室井像」に何を求めるかというもので、彼が立場を越えて捜査に加わる意思の変化を描かれているかを判断するしかないと言えるのではないだろうか
いずれにせよ、後半は来月早々に公開されるのだが、テイストはかなり真逆な展開になると予想される
室井の有能さを見せつける警察ドラマになる可能性が高く、やはり現場に戻ってほしいという渇望を生み出すことになるのだろう
室井自身がどうなるかはわからないが、可能性としての死亡は捨てきれない部分があるので、そうなった時にファンが受け止められるのかは何とも言えない
そうならないことを願いつつも、そう言った危険性がゼロの本部で指揮を執るよりは、前線に出ることで「現場」というものを改めて認識するシリーズになるのかな、と感じた
後編次第という大前提ではあるが
後編を見なければ完全な評価は出来かねるが、とりあえず現時点では前編の出来は良いと感じる。なんというか、「ハズした部分が無い」という感じ。無難とも言う。
まず、日向杏役の福本莉子が素晴らしい。
「あ、こりゃ日向真奈美の娘だわ」というのをすぐに納得出来る、説得力のある演技だった。
それから、今回の被害者がレインボーブリッジの事件の容疑者という設定も良い。
「なぜ今更踊るの続編をやるのか」という問いに対して、「当時のスタッフがそろそろ引退するから」とか「フジテレビがもうひと稼ぎしたいから」みたいな制作サイドの理由ではなく、「昔の事件の容疑者が出所したあとの話をやるからだ」と、ストーリーの部分で正々堂々と答えが出せる設定なので、とてもスマートだ。
出所した元受刑者が社会に馴染むのはただでさえ難しい。あの事件の「洋梨」の彼らなら尚更そうだろう。彼らが出所した後に社会に馴染めずまた犯罪に手を染めるというのは納得感があり、無理のない設定だ。
また、すでに退職した室井慎次が捜査に参加する理由として自然というのも大きなプラスポイントだ。
この映画は恐らく「事件被害者のその後と向き合う」のと同じぐらい、「罪を犯した人間のその後と向き合う」というのがテーマになってくるのだろう。刑務所での面会シーンがそれを象徴していると思う。
だから"洋梨"の彼らを20年経過した今持ち出してきたというのが、決して単なる懐古のファンサービスなんかではないというのが伝わる。きっと後編でそのへんがしっかり掘り下げられるのであろう。
また、室井慎次という人間のパーソナルな部分の描写も、とても丁寧に描かれておりファンとしてはしっかり満足出来るものだった。
今作は制作陣もかなり気合が入っているのが伝わってきたので、後編もぜひ期待したい。
『室井慎次 生き続ける者』に期待したい
2024年映画館鑑賞94作品目
10月13日(日)イオンシネマ新利府
6ミタ0円
TVドラマも劇場版も全て鑑賞
複数回観ました
監督は『踊る大捜査線 THE MOVIE』『スペーストラベラーズ』『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』『交渉人 真下正義』『サマータイムマシン・ブルース』
『UDON』『少林少女』『曲がれ!スプーン』『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
『幕が上がる』『亜人』『曇天に笑う』『ビューティフルドリーマー』『ブレイブ 群青戦記』の本広克行
脚本は『踊る大捜査線 THE MOVIE』『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』『恋人はスナイパー 劇場版』『容疑者 室井慎次』『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』
『誰も守ってくれない』『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』『グッドモーニングショー』の君塚良一
粗筋
キャリアの中では異例の東北大学出身ながら警察庁長官官房審議官交通局担当まで上り詰めた室井慎次だったが盟友青島俊作刑事との約束だった警察の改革を果たせず秋田県警本部長異動を拒否し定年前に退職した
室井は故郷秋田県に帰り長らく空き家だった農家の家を1人でリフォームし農業で自給自足の生活を始めた
人里離れた土地で携帯電話の電波が届かない地域だった
室井は犯罪被害者犯罪加害者の子供を救おうと高校生の森貴仁と小学生の柳町凛久を預かり里親になった
そんなある日に山の中から少女が現れた
杏は無期懲役囚日向真奈美の娘だった
室井は4人暮らしになった
だが地元の人たちは室井を歓迎していなかった
秋田は秋田でも室井は元々この土地の人間ではなかった
そんな折に室井の家の敷地内で異臭騒ぎが起きた
地元の警察官に穴を掘らせたら腐乱死体が埋まっていた
遺体は特殊詐欺グループメンバーの1人だった
警察を辞めた室井だが官房審議官まで上り詰めたキャリア組OBという実績を買われ特別に強制的に捜査に加わるハメになった
室井がなるはずだった秋田県本部長の代役は彼と親しかった新城賢太郎だった
新城からすれば最後が秋田県本部長とは想定外で無念の思いだった
室井ののんびりとした平和な生活は壊された
杏は嘘つきで里親と子供たちの仲を引き裂こうとし幼い凛久は信じてしまうも室井を信頼する貴仁は彼女を疑った
そんなある日に新人弁護士奈良育美が現れた
貴仁の母親を殺した加害者の担当弁護士だった
貴仁宛に何度も何度も弁護士の指示で加害者の反省文を送ったが本人は一度も開封せず読まなかった
そんな貴仁に弁護士は加害者に有利になる証言者として出廷を願った
貴仁は裁判所に出る気は全くなかったが刑務所の接見室で加害者に会うことにした
室井家の物置小屋が全焼した
懐かしい映像の数々
青島俊作(織田裕二)
恩田すみれ(深津絵里)
和久平八郎(いかりや長介)
小原久美子(田中麗奈)
日向真奈美(小泉今日子)
リクくんはなぜか双子のダブルキャスト
双子はともかく舞台なら当たり前だが映画では異例で事情はよくわからない
リクくんがコメディーリリーフ的な役割を果たしているが杏の登場でストーリーはやがて不穏な雰囲気に
二部作
後編の前振り
本格的な忠臣蔵だとむしろ前編の方が面白かったりするけど
佐々木希と生駒里奈は秋田県のバーターだろう
生駒里奈の生唾ゴックンの一場面は偶然かもしれないが彼女なりの熱演で高く評価したい
地元の商店店主を演じるいしだあゆみ
スタイルは相変わらずシュッとしてるが見るからにすっかりおばあちゃんになった
それもそのはず76歳でそれにしては若い
かつて全員集合で荒井注とコントをしていたくらいだからそれを思えばかなり昔の人
彼女が今回演じる市毛きぬも元々地元の人間ではなく東京から引っ越ししてきた余所者という設定
配役
定年前に警察を辞めて故郷秋田に帰ってきた室井慎次に柳葉敏郎
室井たちと同居することになった猟奇殺人犯日向真奈美の娘の日向杏に福本莉子
里子として秋田で室井に育てられてる犯罪被害者の子で高校生の森貴仁に齋藤潤
里子として秋田で室井に育てられている犯罪加害者の子で小学生の柳町凛久に前山くうが&前山こうが
警視庁刑事部捜査1課の桜章太郎に松下洸平[4]
集落の地域課の若手警官の乃木真守に矢本悠馬
森貴仁の母を殺害したヤクザの弁護を担当する新人弁護士の奈良育美に生駒里奈
森貴仁のクラスメイトの大川紗耶香に丹生明里
森貴仁の母の森麻絵に佐々木希
秋田県警察本部長の新城賢太郎に筧利夫
警視庁刑事部捜査1課の緒方薫に甲本雅裕
室井と同郷で警察官から刑務官に転身した森下孝治に遠山俊也
警視庁刑事部管理官の仁狩に西村直人
捜査資料管理センターに務める技術専門官の明石幸男に赤ペン瀧川
警視庁長官補佐の坂村正之に升毅
警察庁長官官房審議官の沖田仁美に真矢ミキ
牧場を営む石津百男に小沢仁志
百男の妻の石津紀子に飯島直子
地区長の長部音松に木場勝己
児童相談所の総務班長の松本敬子に稲森いずみ
市毛商店店主の市毛きぬにいしだあゆみ
タイミング
私ごとだが柳葉敏郎の4学年下、織田裕二の3学年上、10月10日で還暦を迎えた。月末で定年となるのを挟んで前後編が公開されることに勝手に縁を感じる。27年も続くサーガであれば思い入れる部分があって当然。ゆったりと進むストーリーはこちらの思いを膨らませるいいリズムにもなった。
異分子たることが明確になったのちも杏を抱えたまま生活を続けるなど腑に落ちない所はいくつかあったが、ベースとなる男の子2人との田舎暮らしが心地よい。子供達が不器用な室井を安易に嫌わせていないところがいい。
不満な点は音楽。軽い所でいかにも軽い音楽が流れるなど古い印象。(ちなみに松本晃彦でないのは何故かとググっていて盗作疑惑を今更発見、オリジナル曲を聞いてその再現度に呆れた。感動していた自分の過去を返してくれ…。)
次回の登場人物も少し明らかになり、興味はスパイダーマン・ノーウェイホーム的なところに行ってるマタゾウであった。
ちなみに小泉今日子ファンで今年も2回ライブに行く予定。映画にドラマに主演客演が続き、間違いなくシーズンが到来して行くであろう。
やっぱり予備知識は必要かも
ストーリーは面白く、往年のメンバーから子役まで俳優陣の演技は大変素晴らしいので、リアルタイムで踊るシリーズを見てない世代でも楽しめる作品と思いました。
けれど、過去シーンが随所に散りばめられ、その都度周りの年配の方?の反応についていけなかったので、一度勉強してから、リトライ、後編にのぞみたいと思います
長〜い序章
テレビドラマシリーズ及びこれまでの映画も全て観ているので楽しみにしていました。
懐かしい映像がたくさん出てきたので、そこは感慨深く見ていました。
話としては、ちょっとダルくなる感じもあったけど、続編が楽しみになる終わり方だったかな。
序章に過ぎないので…
この映画だけでは評価出来ないですね。
「生き続ける者」と2本セットでの評価になると思います。
懐かしのシーンがいっぱい出て来たりするけど、それって青島刑事が出ないからなのかなって思ってしまいました。
室井さんが警察を辞めた理由が私には理解出来なかったし、田舎で子どもたちと生活する理由も弱いです。
次作を見たら分かるのかな〜?
高評価はヤラセか過去作への惰性か
中身が無い。少しくらいは引っ張りそうな脚本にはできるが本当に何もない。そしてつまらない。古いギャグを何度も行うのもつまらないが問題はリアリティの無さ。無職の人間に里親を許したり、警察が大声で「離婚なんですか!?」と叫んだり、教師が他の生徒がいる前で「里親の子ども何だから就職考えないの?」と問い詰めたり、弁護士が親に対して「お前が口出すな」と啖呵を切ったり、とにかくデリカシーに欠けるしリアリティが無い。昔はこんな人いたけれどいつの話だ…と感じる場面が多い。今年一番ひどい邦画なのに、ここまで高評価なのが興味を唆る。
本編ほとんど知らなくても楽しめました
テラスで満天の星空を眺めながらウィスキーが飲めるなんて
なんて羨ましい、と思える映画でした。
出世よりも大切なものを持ち、実直に生きる、
そんな生き様に憧れます。
あと、ドラマというのは人物を分かりやすく描くことで
おもしろさが際立つのだなと。
前編ということでしたが、
周りの人々を通して室井さんの人柄が描写された映画でした。
後編にも期待大です。
警察を離れた室井慎次・・・
「踊る大捜査線MOVIE」の1と2、「容疑者 室井慎次」をおさらいしてからの鑑賞です。
本作品の被害者が「2」の犯人ですから、最悪、この作品だけは見ていた方が良いかな。小泉今日子さんも絡んでくるから、やっぱり劇場版は見ておいた方が良いかもしれない。
ただ、田中麗奈さんは思い出話の回想シーンのみの登場なんで、「容疑者・・・」は、そんなに必要ないかな。
結局、本作品はやたら「踊る大捜査線」に媚びているような気がした。
エンドロールも含め、やたら盛り込まれた回想シーン。懐かしいメンバーの再登場。
新たな登場人物含め、しつこい程耳に入るレインボーブリッジの封鎖・・・
室井さんが子供達を引き取り、人としての繋がりが描かれるのが、本作のメイン・テーマだと思うけど、「踊る大捜査線」シリーズのその後を描くってのが、やたら強調され宣伝されている。
それって、本来はオマケなんじゃないかな?
何か違和感がある。
とは言え、「踊る大捜査線」大好きな自分にとっては、メチャクチャ楽しませてもらった一本ですが、2部作の一本目ですからね・・・
何、あの中途半端な終わり方!
あまりにも突然すぎた。何一つ片付いた気がしないままのエンディングだった。
まぁ、後編が楽しみで仕方ないんだけど・・・
全286件中、81~100件目を表示