劇場公開日 2024年6月21日

ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命のレビュー・感想・評価

全79件中、41~60件目を表示

5.0夢のような話だね

2024年6月28日
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幸せ

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マロン

3.5良い話しですが〜

2024年6月28日
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泣ける

残虐なシーンが無いのが素晴らしいのですが、感動が薄くなったような気がします。言葉だけでは伝わらないかも。

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イ・ジア

2.0パレスチナ?

2024年6月28日
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ナチスと同じようなことを、まさに今ユダヤ国家のイスラエルがガザに行ってるので素直に見る事が出来ない。

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オフロスキー

4.5"不可能でないなら、実行する方法はあるはず"

2024年6月28日
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おひさまマジック

4.0実話を全く知らずに見たため、テレビ番組内で起こるウソのような本当の話を目にした瞬間、涙を抑えることができませんでした。

2024年6月28日
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幸せ

 強権主義が台頭する時勢なのでしょうか、最近ナチスが題材の作品が目立ちます。本作もホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の外伝に入るもの。国に頼れなかった時代、市民レベルでユダヤ人難民の命をつないだ実話に基づいています。
 本作は、名優アンソニー・ホプキンスが主演を務め、第二次世界大戦直前のプラハでナチスの脅威から669人の子どもたちを救ったイギリスの人道活動家ニコラス・ウィントンの半生が描かれています。実際にニコラスに助けられたかつての子どもたちやその親族も撮影に参加しています。

●ストーリー
 第2次世界大戦直前の1938年。ロンドンで株の仲買人をしている青年、ニコラス・ウィンストン(青年時代:ジョニー・フリン)は、ナチスから逃れてきた多くのユダヤ人難民が、プラハで住居も十分な食料もない悲惨な生活を送っているのを目にします。せめて子どもたちをイギリスに避難させたいと思った彼は、同志たちとともに里親探しを行う活動を始めて、資金集めに奔走します。
 ナチスの侵攻が迫るなか、子どもたちを次々と列車に乗せていきますが、ついに開戦の日が訪れてしまうのです。
 それから49年後、老境に入ったニコラス(80年代:アンソニー・ホプキンス)は、救出できなかった子どもたちのことが忘れられず自責の念にかられ続けていました。そんな彼は、大切なスクラップブックを世に出すことを決めます。それはナチスの脅威が迫る開戦直前のプラハから669人の子どもをロンドンに移送させた活動の記録でした。
 そんな彼のもとに、BBCの番組「ザッツ・ライフ!」の収録への参加依頼が届きます。そこで彼を待っていたのは、胸を締め付けるような再会と、思いもよらない未来でした。
●解説
 オスカー・シンドラーや杉原千畝のように、ホロコーストから命を救うべく奔走した男の実話を映画化。「見たものを見なかったことにはできない」という気持ちに突き動かされた偉業を描いています。
 その物語は、約50年後の1988年から当時を回想する形で進みます。迫害からの集団脱出劇とはドラマチックですが、舞台裏は地道な事務作業の連続でした。当局への根回しや資金集め、里親探し。膨大な書類仕事を同志とともに鬼気迫る勢いで進めていく姿が描かれます。
 場面は現在に切り替わり、晩年のニコラスの胸中にあるものは、列車に乗せることがかなわず、救えなかった命への後悔ばかりでした。
 当時希望の列車は計8便がロンドンに到着。けれども9便目は間に合わなかったのです。救えなかった子どもたちを思い続ける老ニコラスを名優ホプキンスが滋味深く演じています。活動記録のスクラップブックは志のある人の手に渡り、感動の再会につながります。助けた子供たちの総数は、子孫を含めると約6000人というのです。
 しかし言葉少なにプールサイドでたたずむ彼の表情には、ヒーローのような勇ましさは全くありません。むしろ多くの子供たちを救えなかった自らの罪を購い続けるかのように人生を過ごしていたのです。
 ジェームズ・ホーズ監督は過去と現在とを交錯させながら、ひとりの男の希望と絶望を丁寧に描き出しています。

●感想
 激動の1930年代の緊迫感、80年代のユーモアを交えた穏やかな日常。カメラワークや空気感でその対比を際立たせた演出がいいと思いました。
 ナチスからの救出ものの作品の多くは、救出される瞬間の緊迫感がクライマックスに置かれがちですが、本作は戦後のニコラスと彼が救出した子供たちが奇跡的に再会するシーンがクライマックスとなっています。
 この実話を全く知らずに見たため、テレビ番組内で起こるウソのような本当の話を目にした瞬間、涙を抑えることができませんでした。
 緩急のある分かりやすい描写で観客を置き去りにせず、作り手の思いが感動的な終盤へと導いてくれます。ワイドショーのようなスタジオでの映像も生っぽさがあって再会の感動を盛り上げてくれました。

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流山の小地蔵

4.0今、笑顔で過ごせる歓び

2024年6月27日
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実話とのこと、良い作品でした。
一人の力が多くの人を救い、一つの命が後世の沢山の命に繋がっているということ。
救えなかった人はもっと大勢いる。運に左右される部分もある。でも、可能な限り行動したニッキーのような人がいたことに感動しました。

シンドラーや杉原千畝だけじゃない。ナチス政権下に耐え難く、行動せずにはにいられなかった方々が、やはりこのニッキーやその仲間たちのように、他にもいたんですね。本当に心優しく勇気のある方々だったのだろうな。
重みのあるタイトルだなと思います。

上映館が少ないのは残念。

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ふわり

3.5上映時間短めで物足りない淡白な名作

2024年6月27日
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知的

幸せ

変にドラマチックな演出が無い為、リアリティがあり残酷な史実に向き合う事ができる。
ユダヤ人の3分の1にあたる600万人の命を奪ったホロコースト、その中で目の前にいるチェコの子供達を救ったイギリス難民委員会児童課とその支援者、里子を受け入れた家族達がいた事を胸に刻みました。

それにしてもヘレナ.ボナム.カーターの存在感は今回も凄い!

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映爺

4.0普通の人が普通に行うことは、今の方が難しくなっているのかもしれません

2024年6月27日
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怖い

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Dr.Hawk

3.5ジャンル シンドラーものとしては一番地味

2024年6月27日
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2024年劇場鑑賞156本目。
シンドラーのリストが人気を博してからは日本の杉浦千畝を筆頭に中国のシンドラーやら動物園やら色々な人がユダヤ人を救う映画が作られてきて、これもその一本という感じでした。他の映画は結構命がけだったり、国の命令を無視したり、何かしか緊張感があったのですが、この作品だと救えるところまで救ってだめならだめで仕方ないという感じで、何をこんな2時間も使って描くんだ、という感想でした。

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ガゾーサ

4.5事実の重みに涙が止まらない

2024年6月26日
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ナチが占領直前のプラハから669人ものユダヤ人の子供たちを救い出した、ニコラス・ウィントンと人々を描く、「関心領域」の対極にある映画だ。
どうせ「シンドラーのリスト」の二番煎じ、と多寡をくくっていたが、事実の重みに胸が熱くなり涙が止まらなかった。
その後のシーンで、成人した子供たちに再開する場面もいいが、救えなかった子供たちに思いをはせるアンソニー・ホプキンスの表情に、またウルっと来てしまった。小規模公開が残念な、とても良い感動作だ。

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ファランドル

5.0人間であることを誇りに思えるような作品

Mさん
2024年6月26日
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M

4.0誰かの希望を守る事

2024年6月26日
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良い作品でした
あえて感動させようとするようなストーリーじゃなくて、それがまた良かったと思います
主演のアンソニー・ホプキンス、脇を固める他のキャストの方々も素晴らしかったです
特に若い頃のニコラスの母役のヘレナ・ボナム=カーター、信念を持った意志の強さで、登場人物の中で一番印象的でした
正しい事をする、誰かの希望を守る
とても大切な事だけど、それをしようとする第一歩とやり続ける事、すごく勇気が必要で大変な事です
ニコラスもお母さんも周りの人達も他人事とせず一生懸命な活動に感動でしかなかったです
そこでも感動なんだけど、ラストにはもっと感動があって涙ポロポロでした
救えた子供より救えなかった子供への後悔が入っているバッグ
それを手放せてニコラスの後悔が少し軽くなったように思えるラストで心地よく観終われました

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小町

4.5子供達を救え 〜 プラハからロンドンへ

2024年6月26日
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こころ

4.5子供たちは未来の希望です

2024年6月25日
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泣ける

名優アンソニー・ホプキンス主演作ということで鑑賞。

第二次大戦下のチェコでナチスの迫害から守るため669人の子供たちを救ったニコラス・ウィントンの半生を描く実話に基づいたお話。

1987年、年老いたニコラス(アンソニー・ホプキンス)は妻の旅行中に自分の部屋にたまった書類の山を片付ける。机の引き出しにある鞄の中には第二次大戦下に自分が助けようとした子供たちの詳細を記したファイルがあった。。。

1938年、1週間の事務作業の予定でチェコを訪れていたニコラス(ジョニー・フリン)は貧しいユダヤ人難民の子供たちを目のあたりにして、ナチスの迫害から彼らをイギリスに逃がそうと計画するのだが。。。

というストーリーで、669人の子供は救えたのだが、救えなかった子供たちのことを思うと年老いても後悔の念が消えないニコラス。子供たちのファイルを何か役立てることができないか思案するなか、「ザッツ・ライフ」というテレビ番組から出演依頼が届く。。。

50年ぶりに自分が助けた子供たちと再会するシーンはとても良かったです。ニコラスの苦労が報われた瞬間だと思いました。そして自宅に招いての交流。15000人もの子供がナチスによって収容されたらしいが、ニコラスのおかげで助かった669人の子供たちが今では6000人もの家族になった。人と人との温かい絆が感じられました。殺伐とした現代ですが、人と人との絆こそが権力者に対抗できる手段であり、世の中を動かす原動力になるのではないでしょうか。そんなことを考えさせられました。文部科学省選定は余計だと思いますが、良質の映画であることに間違いないです。良い映画を見たなあという余韻が心地いい。

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ノブ

4.0複雑な思い

2024年6月25日
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ニコラスのお母さんと奥さんが最高だった。
また、ニコラス自身は、チェコへのナチス進行により助けられなかった、120人の子どもたち(さらに一緒に活動したチェコの支援者が捕まってアウシュビッツに送られたこと)への罪の意識で、活動を失敗と捉えて無言を貫くはずだったというあたり。
史実を踏まえた、堅実な作りのドラマだった。
アンソニー・ホプキンスのセリフが極端に少なく、その表情や指先の演技だけで雄弁に哀しみと喜びを語っていたのも印象的。

映画としての出来の良さとは別に、史実的な面で「ただ子供たちを助けたいと思い、黙っていられず体が動いた」青年の存在に圧倒されます。
その事実は重く、感動的。

ただ、世に知られるきっかけがBBCのバラエティ番組だったからか、この映画の製作にBBCが関わってたりしていて手前味噌感があったのと。
昨今のガザ関連のせいで、イスラエル含めたユダヤ人勢力に対して、モヤっとした感情を抱く自分を認識し、素直に褒められないな、とか思ってしまった世界状況が悲しいと感じました。
イスラエルの新型コロナワクチンの開発と国民的治験協力については感謝してるけど、ユダヤ人の「これだけやられたんだから、やり返す権利がある」という態度には納得できていない、とかいろいろ複雑な思い。
素直に感動したかったな。

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コージィ日本犬

4.0期待度◎鑑賞後の満足度◎ こりゃ泣くわ。ただ、“ニッキー”とその仲間達の成し遂げた偉業の映画化にしてはささやかで地味。自分からは自慢しなかった彼の謙虚さに相応しい気もするし、ちと勿体ない気もする。

2024年6月24日
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①地味な作品でも、若い頃の“ニッキー”のパートはヘレン・ボナム=カーターが、年老いてからの“ニッキー”はアンソニー・ホプキンスが、その存在感と演技力で飽かせない。

しかし、二人とも『眺めの良い部屋』や『冬のライオン』『マジック』の頃と比べたら年取っちゃいましたねぇ(じぶんのことも云えないけれど)、沁々と思いながら観ていたら、何とラストクレジットを観ていてもっと驚いた。

②“ニッキー”の奥さん役の女優さん。「あまり見たことないなぁ、でもアンソニー・ホプキンスの奥さん役をするぐらいだから、イギリスの舞台やテレビでは有名な女優さんなのかな」と思っていたら、ラストクレジットを見ていたら何と『存在の耐えられない軽さ』『敵、ある愛の物語』『蜘蛛女』のレナ・オリンだとは!
ただ、言われてみれば面影は有るような。
年齢差は結構有るんじゃないかしら。最初は娘かな、と思ってたから。

でも、ラストクレジットを見ていてもっと驚いたのは、マルト・ケラーの名前があったから。
『マラソン・マン』『ブラック・サンデー』『フェドーラ』『ポビー・デアフィールド』のマルト・ケラー、一体どこに出ていた?と役名と役者名とを目で追っていたら、

③救った子供達と救えなかった子供達。

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もーさん

4.0実際に行動できる主人公

2024年6月24日
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泣ける

育てたように子は育つと言うが、当時の状況で実際に行動できる主人公もそれをサポートできる母もすごい

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しんしん

4.0強制終了の続き

2024年6月23日
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悲しい

幸せ

1938年〜1939年にかけて、チェコのユダヤ人難民の子供たちをイギリスに移住させた、ユダヤ教からキリスト教へ改宗したドイツ生まれのイギリス人の話。

1987年イングランドのメイデンヘッドで暮らすニッキーから始まって、1938年の出来事と行ったり来たりしながらみせていく。

難民を救う為に1週間の予定でプラハを訪れたニッキーが、過酷な環境で暮らす子供たちを目の当たりにし仲間とともに立ち上がるシリアスな展開と、断捨離をしなけれなばならない状況の爺さんが、当時の資料を図書館に眠らせたくないという心情でモヤモヤするちょっとユニークな展開のミックスという、重くなり過ぎない流れだけれど、やっていることは凄いことだし、母親が主人公に負けす劣らすカッコいい!

あまりディープで重苦しいところや生々しいものないし、なんとなくそうだろうなとは思っていた展開ではあるけれど、ナイスBBCと舐めるな地元紙w

これが映画になったことで多くの人に知られると共に残ることになるということでとても意味ある作品だし、ちょっと描き方があっさりしている感じは否めないものの面白かった。

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Bacchus

5.0ドライアイ気味がいっきに潤う

2024年6月23日
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はるけっと

4.5サプライズ。

2024年6月23日
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泣ける

単純

幸せ

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SAKURAI