劇場公開日 2024年10月25日

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八犬伝のレビュー・感想・評価

全415件中、21~40件目を表示

5.0山田風太郎の原作を読まねば…。

2025年8月1日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

ドキドキ

ネットの評判がもう一つだったので、劇場での鑑賞は控えた。アマプラにお勧めに何度もでてくるので鑑賞した。

面白いではないか。傑作ではないだろうか。劇場で見逃したのが残念でならない。山田風太郎の原作は絶対に読みたいと思う。

有名すぎる八犬伝だが、信儀礼悌孝忠仁智の八つの玉が飛び散って、どーとかなる話程度しか知らない。南総里見八犬伝の南総が地名で、里見が家の名前と初めて知った。つまり、何も知らないということ。日本人として少し恥ずかしい気がした。

虚と実を交互に描くが、どちらも興味深く鑑賞した。

虚の部分は、八犬伝の話を映像化したものだが、そもそも滝沢馬琴の八犬伝が面白すぎる。もちろん映画だから、話しを端折る部分があるとは思うから、映像を見て、原作を読めば、8人の因果を物語をより深く楽しむことができると思う。

FXがしょぼいという批判を見かけたけど、それでこの映画の評価が下がるほど、ひどいとは思わなかった。進撃の巨人や鬼滅の刃が作画かひどいから面白くないといっているようなもの。ストーリがしっかりしていれば、それだけで及第点をつけるべきだと思う。馬琴先生に失礼だと思う。

実の部分は、これまた興味深い。滝沢馬琴と葛飾北斎の丁々発止の掛け合いが面白くないわけがない。また、二人を演じる役者が、役所広司と内野聖陽だからなおさらである。おそらく原作もしっかりしているのだろうと思う。寺島しのぶ演じる、馬琴の妻の悪態のスパイスが効果的。また奈落での鶴屋南北との虚と実についての考察は見入って、聴き入ってしまった。南北が上から覗き見、馬琴がしたから見上げる構図の演出は本当にすばらしいと思った。

かえすがえす劇場で鑑賞しなかったことが、残念でならない。

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うさぎさん

5.0日本初の作家が貫いた信念

2025年7月31日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

と言ったのは、馬琴先生がほぼ著作の原稿料のみで生活した日本で初めての著述家らしいからです

八犬伝といえば、オタクの身からすると小中学生程度で手に取った懐かしの作品
大抵あらすじを知っており、テンプレート通りの展開や大袈裟な表現に少し恥ずかしくなった思い出もありました

そんな馬琴先生の人生と八犬伝の物語とを交互に表現するという今作の演出はとても面白かったです
オタクな私として特に楽しかったのは、当時の名だたる作家の皆様が当然のように次々登場するところ!
そりゃあ馬琴先生の周囲には自然とそういった方が集まって来たのでしょうが、鶴屋南北先生に渡辺崋山先生まで出てきたらテンションが上がってしまいました

やりすぎだろうと未来の子供に笑われてしまう表現を、すなわち現在の作品達の基礎を作り上げた馬琴先生の生涯
そのほんの一部を垣間見えた今作、とても輝いていました

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きいろ

3.0なんとなく乗り切れない感じが

2025年5月28日
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楽しい

山田風太郎といえば、角川映画全盛期の80年代に、魔界転生や伊賀忍法帖等を初めとしたおどろおどろしくてエロティックな忍法映画をイメージします。
本作も山田風太郎の原作ということでどんな作風なのか期待して観ましたが、スペクタクルな作品の中の世界と、老いていく作者の私生活を交互に挟む仕掛けなので、なんとなく乗り切れない感じで、もったいないと思いました。
滝沢馬琴という人物を描く伝記映画の部分を主テーマにしつつ、どの様な経緯で八犬伝という作品が生み出されたのかはよく判りましたが、だからといって、八犬伝の世界にどっぷり浸れもせず、どっちつかずの印象でした。

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だるちゃ

4.0滝川馬琴の生涯がみれる

2025年5月22日
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知的

驚く

昔見た角川映画の八犬伝のリメイクみたいな感じなのかなと
思っていたのだけど
八犬伝も確かに映像化されているが中心にあるのは
滝川馬琴の一生みたいな感じでした
八犬伝がどのように描かれたのか
滝川馬琴がどんな人だったのか
なんかが見どころだと思います
個人的には北斎がとてもよかった
八犬伝の最後があんな風に書かれたというのを
知らなかったのでとても興味深かった

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sasayan163

3.5滝沢馬琴の半生を描いた作品です

2025年5月5日
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28年もの歳月を費やして描かれた里見八犬伝。
両目が見えなくなった馬琴に代わり、最後は亡き息子の嫁が代筆して完成したとされている。
漢字の読み書き駕できなかった義理娘であるが、8ヶ月で馬琴の字と読み違えるほどの文筆であったらしく、文豪界の奇跡と語り継がれることとなる。

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しげ

5.0個人的には見どころは、 滝沢馬琴と鶴屋南北の長い問答だと思う。 歌舞伎の四谷怪談の舞台も圧巻だった。 それもそのはず、 演じているのは本職の歌舞伎役者たちなのだから。

2025年4月30日
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興奮

幸せ

動画配信で映画「八犬伝」を見た。

2024年製作/149分/G/日本
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2024年10月25日

役所広司(滝沢馬琴)
内野聖陽(葛飾北斎)
土屋太鳳(伏姫)
磯村勇斗(宗伯)
黒木華(お路)
寺島しのぶ(お百)
渡邊圭祐(犬塚信乃)
鈴木仁(犬川壮助)
板垣李光人(犬坂毛野)
水上恒司(犬飼現八)
松岡広大(犬村大角)
佳久創(犬田小文吾)
藤岡真威人(犬江親兵衛)
上杉柊平(犬山道節)
栗山千明(玉梓)
河合優実(浜路)
立川談春(鶴屋南北)
中村獅童(七代目市川團十郎)
尾上右近(三代目尾上菊五郎)
小木茂光(里見義実)

「駆込み女と駆出し男」を見たので、

滝沢馬琴と八犬伝に興味を持った。

ほとんど予備知識なしで見始める。

馬琴はこの物語の完成に、48歳から76歳に至る28年間を費やしたという。

冒頭からテキトーなことをいろいろ言う里見義実や、
CGのイヌに攫われる伏姫などを見てちょっと心配になったが、
心配はいらない。

だんだんと面白くなってくるから。

滝沢馬琴、
妻のお百、
息子の宗伯、
息子の妻のお路。
馬琴より8歳年上で友人である葛飾北斎、
その関係性などが丁寧に描かれる。

個人的には見どころは、

滝沢馬琴と鶴屋南北の長い問答だと思う。

歌舞伎の四谷怪談の舞台も圧巻だった。

それもそのはず、

演じているのは本職の歌舞伎役者たちなのだから。

終盤で渡辺崋山が登場するが、

史実として、モリソン号事件や蛮社の獄のことを知っておくと
もっと楽しめると思う。

自分は映画を見終わってから確認した。

ともかく、28年かかって八犬伝が完結したことを
この目で見届けることができて本当によかった。

そして、原作者として長く愛され続ける山田風太郎こそすごい人だったんだなと思った。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドンチャック

4.5役所広司らの迫真の演技が光る!

2025年4月6日
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泣ける

楽しい

興奮

八犬伝の執筆活動にフォーカスを当てた設定がユニークでおもしろい!

作者の曲亭馬琴役に役所広司、絵師の葛飾北斎役に内野聖陽。馬琴の頑固親父っぷりと北斎の天才だけど変人っぷりがよく演じられている。この2人の息のあった掛け合いが、お芝居を見ているようで実に楽しい!

そして、いつも大声で不平不満を捲し立てる妻役に寺島しのぶ。仲間に入れてもらえず孤独を抱えたまま逝く最期は、真に迫る演技だった。

なんと言っても見どころはラスト。失明して物語を書けなくなった悔しさ、漢字が書けない嫁のお路に代筆してもらうもどかしさが、ヒシヒシと伝わる。何度も諦めようとしながら完成へと導き、そこで息絶える馬琴。最高の演技だった。

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うさぎ

2.5うーん・・・

2025年4月4日
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bebe

2.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年4月2日
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ムービー好き

1.0磯村勇斗さんは中々に良い演技

2025年3月27日
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すごく期待していたのですが、映画としてかなり陳腐に感じました。
率直に言って、あんまり面白くはなかったです。

滝川馬琴の息子役だった磯村勇斗さんは、中々に良い演技だったな、と感じたました。

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ねこたま

5.0仁義礼智忠信孝悌♥️

2025年3月15日
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マサシ

4.5虚と実を上手く交錯させて描いた作品

2025年3月14日
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楽しい

単純

興奮

映画館で鑑賞したかったが、忙しくて時間が取れずPrime Videoで鑑賞。

「八犬伝」は知っていて内容も気になっていたのだが、里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いを描いた虚構パートと、「八犬伝」の作者である滝沢馬琴と挿絵をお願いされた葛飾北斎がやりとりしながら、「八犬伝」の完成に向かう実話のパートを上手く交錯させて描いた作品。

虚構パートである、「八犬士」が呪い立ち向かうシーンをダイナミックに描いている反面、実話のパートでは作者の滝沢馬琴が葛飾北斎に読み聞かせ、物語を完成に導く執念を描くなど、虚と実を上手く構成した今迄にない構成で面白かった。

ただ贅沢を言うならば、八犬士が活躍する虚構のパートだけを見たかったという思いもあるけど、作者である滝沢馬琴が28年の歳月をかけて「八犬伝」を完成させた執念を、家族背景や友人である葛飾北斎とのやりとりを通して見せたかったのかなとも思ってしまった。

見応えある作品で、自分としては充分に楽しむことができた作品でした。

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BANAO1975

3.5CGなどや撮影技術の映像のカタログのような映画

2025年3月14日
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mac-in

4.0虚の「八犬伝」パートだけでも観たい

2025年3月1日
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「八犬伝」と言っても、それを書いた滝沢馬琴の半生を実にし、虚の「八犬伝」のストーリーと並行して描かれる物語。

滝沢馬琴の実を描いた部分は実力派の俳優さん達がきっちり演じていて厚みがある。

虚の部分の「八犬伝」は壮大な物語になっていて実と対極を成す。
「八犬伝」が好きな私は虚の「八犬伝」の部分が壮大なスペクトルなのでその部分だけでも一つの映画として観てみたかった。

主題はハッキリしている。
それは「正義が虚であっても、それを貫いて一生を終えればその人の人生は実となる」って事ですね。
南北との討論でクリエーターの虚、実を捉える創作の違いを感じました。

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ライブラ

3.0お見事

2025年3月1日
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物語の中の世界は退屈だったが、当時は画期的で斬新で、信じられないくらい面白かったのだろう。しかし役所広司と内野聖陽のシーンはお見事。さすがの貫禄です。現実世界のキャストは豪華だったなぁ。

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いつこ

3.0まぁ映画にするとこうなるよなぁ

2025年3月1日
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ねきろむ

3.0馬琴がただの頑固爺いになってしまった

2025年2月26日
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単純

難しい

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Uさん

3.0ちょっと残念、

2025年2月20日
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作品の中の、曲亭馬琴側と『八犬伝』側の割合を分けて欲しかった。7対3とかにするとか…、
あれだと、どちらもどちらを邪魔してしまっている。とても残念。
馬琴の、『八犬伝』を軸とした人生をとても良く描いているし、『南総里見八犬伝』の方も映画としてとても面白かったから余計残念。
それぞれを二本の映画としてシリーズ的に上映すれば良かったと思う。

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パンナコッタ

2.0「実」パートと「虚」パートの出来映えに大きな落差がある。

2025年2月18日
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「実」パートの重厚な役者の存在感とディテールの描き方の緻密さに比べ、「虚」パートの描き方があまりにもライトであり、「実」パートを際立たせるために意図的にそうしたのかもしれないと思いつつも、ズシリと見応えのある時代物のファンタジーを期待していた自分としては肩透かしを食らった感じがした。

何よりも八剣士のキャスティングが、美形ばかりでみんな同じように見えてしまい、自分にはアイドルグループがコスプレしているようにしか見えなかったところが大いに不満で、大変に幻滅した。

ファンタジーであっても本物の時代劇を感じさせてくれなければ、十分満足などできない。いつかやり直していただきたい。

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いま〜じゅ太郎

0.5「八犬伝」が観たかったのに馬琴の映画だった

2025年2月17日
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きょうこ
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