劇場公開日 2024年10月25日

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八犬伝のレビュー・感想・評価

全410件中、261~280件目を表示

4.0深みと派手さの両方がよかった

2024年10月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

滝沢馬琴の現実世界は演技のうまい役者で固めてひたすら深みのある物語に仕上がっていたし、八犬伝のほうは若さ弾けるアクション活劇に仕上がっていたし、その対比もメリハリがあっておもしろく、長い時間の映画なのに最初から最後まで夢中になって観られました。
CGが子ども向けの戦隊ものレベルだったのがちょっと残念だったけど。
それにしても、八犬伝の物語はやっぱり面白い!

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すみゃん

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年10月29日
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鑑賞方法:映画館
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mini

4.0予告編どおり

2024年10月28日
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鑑賞方法:映画館

もっとも映画で観たい原作の1つ「南総里見八犬伝」に関する映画なので、楽しみに観ました。
山田風太郎医師の原作「八犬傳」は、未読だが、
 日本で最初と言われている 副業を持たない純粋な小説家:曲亭 馬琴(滝沢馬琴)氏を語っても、誰も興味を持たないが、永い章回小説「八犬伝」の切り抜きを 張り合わせて入れ込む事により、
江戸後期の文人の生きざまを見事に映画・小説化できていました。

本作を観ていて、月代・火縄銃・武具・衣装等での考証が気になったが、それはあくまで"虚の世界"
江戸時代にあって、作者があえてSF娯楽作品に徹している事が素晴らしい。
実の世界での考証は、文句はないが、最晩年に過ごした 新宿区四谷信濃仲殿町は、下級武家屋敷街だったのだが、竹藪が多く、そんなに田舎ではなかったと思うのだが。。。

撮影はしっかりしています。

八犬伝を扱った作品は、「宇宙からのメッセージ(1978年)」「里見八犬伝(1983年)」とみてきたが、
子供の頃観た NHK「新八犬伝(1973年-1975年)」が、1番面白く、今でも8個の字は主題歌として覚えています。

馬琴について、じゅうぶん魅せてくれたので、
次に観たいのは、今回の役者をそのまま使った「南総里見八犬伝」だ。
2時間では表現しきれないので、
ネットフリックス等の動画配信で、全106冊の章回小説を 最低でも3シーズン30話位
可能ならば9シーズンにまとめて、製作して欲しい。

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YAS!

3.5虚と実

2024年10月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

魔界転生や忍法帖の山田風太郎原作の作品。

物語「南総里見八犬伝」の「虚」の世界と
原作者「曲亭馬琴」の「実」とを行ったり来たりする構成。
「八犬伝」パートはうまくダイジェストにしてあるので見やすい。(親兵衛編はめんどくさい)
が、途切れ途切れになるので、ちょっと集中が欠ける部分も。
どっちもやりたいのはわかるが、話が散漫になってしまい薄くなった印象を受けた。
「馬琴編」と「八犬伝」を2部(作)構成でもよかったか。(それだと「馬琴編」が地味な仕上がりになるかも)

キャスティングは豪華。
「八犬伝」パートは若手を多く起用。演技はともかく(笑)、原作に近いイメージの俳優であったと個人的には思う。(特に毛野は女性をキャスティングしがちなので辟易していた)

八房デケェなw

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YOU

3.0企画的に失敗だったか

2024年10月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

邦画界随一の名優役所広司の作品なのでそれだけで観賞は決まりなのだが、役所以外にも内野聖陽他、名だたる名優のキャスティングを見て楽しみにしていた。

【物語】
時代は約200年前、江戸時代後期。 滝沢馬琴(役所広司)は自宅で親しい友人の浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)に構想中の物語の冒頭を語り始める。たちまち魅了された北斎は、馬琴に頼まれ話を聞いて思い浮かんだ場面をその場で絵にする。馬琴はその絵でさらに構想を搔き立てられる。

北斎は物語の続きを聴くために足しげく馬琴のもとへ通い、一方馬琴も北斎がイメージしたシーンをその場で描くのを見ることが大きな楽しみになっていた。

悪が横行する世で勧善懲悪を貫く八犬伝は、出版されると世間で大人気作品となる。長大な物語は20年を超す歳月書き続けられるが、終盤に差し掛かる頃には年老いた馬琴は視力を失い、ライフワークとして書き続けて来た物語を完結することが危うくなる。

八犬伝は、安房里見家当主義実が不用意な発言から敵方の嫁玉梓(栗山千明)に大きな恨みを買い、玉梓が里見家にかけた犬に纏わる呪いを解くため、運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いを描く物語。 馬琴の執筆生活描写の間に八犬伝のダイジェスト的シーンが挿入される。

【感想】
ちょっと期待ハズレだったかも。
不覚にも前半ウトウトしてしまったせいもあるかも知れないが、そもそも最初から引き込まれればウトウトしない。と言うと「他人の性にするな」と言われてしまうか(笑)

本作で良かった点を言うと、役所広司、内野聖陽という二人が演じる馬琴と北斎の対話シーン。その部分は、期待通りでとても良かった。だから思うのは、この2人の絡みのシーンをもっともっと観たかった。

八犬伝のエッセンスを、単なるあらすじ説明にはせず、あたかもこれだけで1本の「南総里見八犬伝」実写化作品が制作できるキャスティングと撮影を行い、挿入シーンとした贅沢な構成。八犬伝をまともに読んでない俺には八犬伝がどんな話か分かって有難いことではあった。が、しかし、やはり半端だ。 前述のとおり、役所・内野の演技をもっと観たかったという満たされない欲求が残るし、八犬伝実写化作品として観たら、満足できるものではない。 そりゃあ、そうだろう、馬琴が28年掛けて執念で書き上げた八犬伝が作品の1時間ちょっとで描き切ることはできまい。

俺としては、八犬伝のあらすじはアニメか何かでサラサラと説明してもらって、馬琴の執筆生活、北斎初め周りの人間との関係、さらには息子、嫁、母親との関係をより深く、時間を掛けて描いて欲しかった。寺島しのぶ演じる妻生百なんか、あの描写だけだと悪妻にしか見えない。 馬琴の墓参シーンを観れば、お百が馬琴を支えたことは想像できるが、描き切れていないと思う。

ひと言で言えば、役所と内野がもったいなかった。

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泣き虫オヤジ

3.0目まぐるしい

2024年10月28日
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鑑賞方法:映画館

時代ものを見ない私だが土屋太鳳ちゃんが出るので見に行った。がしかし、出番が少なく残念。
物語的には壮大なのかもしれない。ただ、物語なのか現実なのか分かりにくいのが、良いのか悪い演出なのか疑問である。個人的に評価の難しい作品。

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い

2.5「虚」と「実」

2024年10月28日
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naichin

3.5いい作品ではある

2024年10月28日
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ある程度、作品の内容についてはレビューなどを読んでいて理解して視聴いたしました
それ以上のものではなかったかなぁ
ちょっともったいない感は否めない
せっかく八犬伝をやるならば全編を映像化してほしいという願いもあります
南総里見八犬伝という規模感からして今の日本では難しいのであろう
過去のOVAシリーズも中途で終わってしまって
残念な思いをしました
だからこそ期待してたんですがねぇ

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あっくん

4.0面白かった

2024年10月28日
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田中

4.0切なくも素敵な物語

2024年10月28日
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いつも前情報を見ずに鑑賞するので、見てみると思っていたのと違いましたけど、とても面白かったです。スケールが大きかった分、シーンごとの雑さがあったり、展開が強引だったり突っ込みたいところは多々あるけれど、それらをひっくるめて評価できました。こんな風に実世界との葛藤に苦しみながら生まれた創作の世界はどれほど大切なものか。痛いほど伝わってきました。

8人の剣士たちも上手かったし、アクションも見ごたえがありました。本当は八犬伝の世界観だけを壮大に描いているものを期待していたので、最初の方は葛飾北斎が出てくるたびにテンションが下がっていましたけど、ラストは切なくて、あたたかかったです。なるほどなぁ、虚と実の結びつきはそりゃあ簡単な事じゃないけど、あり得ない夢というエンタメの世界に生きる力を見出している人はいっぱいいます。私もそうだけど。しょせん創作だという揶揄する人は多くいるだろうけど、立派な道義だと私は思うのですよね。八犬伝ファンには色々と物足りなさはあるかもしれないけれど、物語としては満足いく作品となっていました。ぜひ♪

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ゆうき

4.0タイトルなし

2024年10月28日
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突っ込みどころはいっぱいあるけど、面白い。
八犬伝の話し自体は今やコスられまくった痛快勧善懲悪戦隊ヒーロー物だけど、あの時代にあの臭いそうなおじいちゃん達が創造したのは驚き。
虚の主人公がいかにも初々しく、実の主人公がくたびれて汚い。
見て良かった
曲亭さんも北斎さんも最高!

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ふがし

3.02つのパートそれぞれに物足りなさが、、、

2024年10月28日
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曲亭馬琴作の『南総里見八犬伝』はNHKの人形劇『新八犬伝』を小学生の頃に見てから大好きになり、馬琴が28年かけて書き上げた十二巻に渡る原作も中学生の頃に読破後に益々ファンになりました。
この映画では馬琴が八犬伝に取り組み始めてから没するまでの人生を描くパートと、南総里見八犬伝の物語パートを交互に絡めて描かれます。
とても面白い作品でしたが、2つのストーリーを2時間半に納めたためにそれぞれが大味になってしまった感じは否めませんでした。
特に八犬伝パートは原作を知っているたけに割愛された部分をもっと見たかったなと思いました。
馬琴パートももう少し描いて欲しかったと。
それぞれをダイジェストで同時に楽しめたという点ではとても満足です。
あと、八犬伝パートの演出が配役と共に少々チープに感じました。

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まくーな

4.0虚と実の対比が凄い

2024年10月28日
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子どもの頃NHKの人形劇「新八犬伝」を毎回欠かさず観ていた者として、この映画はとても楽しめました。
虚の「八犬伝」と実の馬琴の生活との対比がくっきりと分かれていて、物語も分かりやすかったです。
虚は総天然色イケメンパラダイスで、実はモノクロのジジイ二人!?
その爺二人の演技が見事で、流石です。
虚があるからこそ実を生き抜けるのかもしれない・・・そんな風に感じました。
子どものころ観ていた人形劇は、自分の脳内ではすでに「イケメンパラダイス」だったのかもしれません。
CGと美しき剣士たちの映像は迫力がありました。
玉梓の怨霊はもっと怖くても良かったかな。
ノスタルジーも感じて+0.5ポイント

「八犬伝」が完成して本当に良かった!

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Jo

3.040年ぶり

2024年10月28日
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楽しい

40年ぶりに八犬伝観たなぁ薬師丸ひろ子さんが可愛かった思い出、懐かしい…

今作は配給会社も違い、別の作品となっています

165分は長かったけど最後まで暇になる事なく観れました
AEON.CINEMAのサービスデイという事もあり平日にしては客入り良好

原作者とその作品の映像化といった感じで現実とファンタジーを行き来しつつ映画が進むので中々面白いです

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pantara

4.0馬琴の人生観と戯作家のジレンマ

2024年10月28日
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笑える

楽しい

幸せ

南総里見八犬伝の創作の物語を曲亭馬琴と葛飾北斎とのやりとり(多分フィクション)が絶妙な味わいの作品。

役所さんの好演が光る作品です。

年齢バレしそうですが、かつての人形劇を思い出す八犬伝のテーマ。
真田さんも実写版の映画で演じていたっけ。

馬琴の紡ぐ物語と馬琴の作家背景をしっかりパラレルワールドのように描かれており、非常な見応えのある映画でした。

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三上将

3.0八犬伝制作話

2024年10月28日
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悲しい

楽しい

八犬伝作者の馬琴のお話しがメイン。
サブスクで十分かも知れません。
映画館で見るほどではありません。
面白いお話しです。

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B級

4.0山田風太郎の八犬伝を読んで感動したのは半世紀前のことです

2024年10月28日
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楽しい

山田風太郎の八犬伝を読んだのは半世紀も前の小学生の頃。「仁義礼智忠心孝悌」と諳じるくらいハマっていて、最近八王子の上川霊園にある山田風太郎の墓所に行ったくらいです。
八犬伝を書き上げた滝沢馬琴の生涯と八犬伝が並行して展開される映画。正直、滝沢馬琴の生涯には興味はなくて八犬伝に出てくる剣士のアクションばかり気になりました。
滝沢馬琴の友人として葛飾北斎や渡辺崋山が登場しました。調べたら確かに同じ頃に生きていたようですが、本当に親交があったかは不明です。
ただ、滝沢馬琴が視力を失って息子の嫁が口述筆記したことは本当だそうです。

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映画大好きジジイ68歳

3.0阿波?南総じゃないの? ラスト フランダースの犬かよ( ̄▽ ̄;)

2024年10月28日
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れっどでび

3.0一粒で二度おいしい?

2024年10月28日
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滝沢馬琴の創作の様子を描く
実と、「八犬伝」の物語が
展開される虚のパートに分かれた
構造。
人間ドラマとエンタメ、
一粒で二度おいしい映画を目指したと
思うけど、うーん、残念ながら
どちらも消化不足かなぁ。

馬琴が己の人生を描く純文系の作家
だったら、もうひとつの物語も深みも
増したと思うけど、なにしろ彼の実人生とは
かけ離れた超エンタメを書く人だからね。

鶴屋南北(立川談春師の演技は見事!)と
交わす虚実論はとても面白かったので
僕の好みとしては、人間ドラマのみで
観たかったです。

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高坂圭

2.5虚と実、監督が違う?と思うくらいの落差

2024年10月28日
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椿六十郎
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