「八犬伝の話は大好きです」八犬伝 イオナさんの映画レビュー(感想・評価)
八犬伝の話は大好きです
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私は「南総里見八犬伝」が大好きで、子供の頃はNHKの人形劇「新・八犬伝」にはまってました(笑)
辻村ジュサブローによって作られた「玉梓」の怨霊の人形が、不気味で怖くてゾクゾク感がたまらなかったのを覚えてます。
次々と伏姫の玉をもつ仲間が集まっていき、戦っていく様子は、RPGのようでもあり、ファンタジーでもあり楽しくてたまらなかったです。
その後も映画もみたり、違った解釈で書かれた小説も読んだりしてました。
なので、今回の映画も楽しみにしてたのですが、
お話の部分がしょぼくて、ちょっとガッカリしました。
映画館に行かなくて良かったです(笑)
八房のCGが残念だったのを皮切りに、仲間が簡単に見つかりすぎ(笑)
まぁー短い時間で表現できないのは、わかりますが、本当はもっともっと面白いお話なんです。
なぜその人物がその文字を書かれた玉を持ってるのか、文字の意味もちゃんとあるんです!
申し訳ないだけど、なんか学芸会を見てるようで💦
ただ犬坂毛野を演じた板垣李光人は、毛野にピッタリで女の子より女の子で可愛かったですね(笑)
それに比べて、滝沢馬琴と葛飾北斎の現実パートは、なかなか良かったです。
「虚」と「実」とを語り合うシーンや、馬琴が悩みながら、最後には盲目となりながらも、書き上げていく情熱は凄まじいものを感じました。
現実パートだけでも良かったのではないのだろうか?っとふと思ってしましました。
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