「泣かせてもらいました。複数の母親役が同一人物に思えないけれど。」母とわたしの3日間 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
泣かせてもらいました。複数の母親役が同一人物に思えないけれど。
休暇で天国からきた亡き母が娘と過ごす3日間。
母親から娘は見えて聞こえても、娘からは見えない聞こえない、触れない、相手に伝わらないもどかしさ。
自分のような苦労をさせたくないために、娘を学費の高い学校に通わせるために、娘を預けて自分は離れて働きづくめの母。
そんな母親に捨てられたのではないかと恨む娘。
わだかまりをもったまま、最後に話もできずに死別してしまった後悔が互いにあって切ない。
如何にも泣かせる設定であることはわかっていても、こちらも泣きに来ているので、問題なし。
9割中年女性の観客の皆さんと泣かせてもらいました。
娘役が、カワイイ美しいだけでなく、とても感じがいい。
母親役を演じている役者は複数いて、同一人物に思えない。
最近の母を演じている人は「国民の母」と言われているらしいが、生前の母親役の人の方がずっと母親らしくて温かくて気持ちが伝わってきて、うまかったと思います。
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