ジョン・レノン 失われた週末のレビュー・感想・評価
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メイ・パン側の物語でした。
この手のドキュメンタリーは、事実であるかもしれませんが、一方的な感情と事実と思います。 悪いとは思いませんが、今更、事を明らかにして、最愛のジョン・レノンは喜んでいるのかな? 映画は興味深かったですが・・・今更、何故、今、公表するのかな? ジュリアンだって別に今更、父親との思いでを映画されたいと希望したのかな? 映画大好きな私ですが、映画は興味深かったけれど、でもこの公表は必要かな?って 思ってしまいましたです。 別れに傷ついた、メイ・パンさんごめんなさい。
これはメイ・パンのレノンへの恋物語
映画として見応えがありました。ハタチそこそこの彼女のひたむきな一生懸命さがせつなく美しい。 けれども恋愛の後日談って誰しも答え合わせがないから、これはあくまでもメイ・パン側のレノンへの恋物語だな、と思って観ました。 レノンへの恋心とふたりの信頼関係は伝わったけれど、恋愛関係でつながれていたのかはわからない。 レノンがヨーコの元に戻ってほどなく亡くなったかの様な描き方をされていましたが、実際にはその後間もなくヨーコとの間にショーンが生まれ、ふたりで子育てしたりする期間があるのは事実。 ジュリアン・レノンが物語のバックアップをしていましたが(フルコーラスで流れたのもsalt waterのみ)オノ・ヨーコのディスられ方はどうなんでしょうね(笑) 現在の老いたメイ・パンが離れてからも関係があった、会う約束があった、としれっと言ってましが、そんなこと言う必要あるかしら?☆の半分マイナスはそれ。 アリス・クーパーとかミック・ジャガーがべべビュエル(リブ・タイラーの母)を伴っていたり、と時代が垣間見えたのもよかったです。
天国のジョン・レノンが怒らないか心配。。。
九州・柳川で名物の「川下り」に参加すると、途中でオノ・ヨーコの祖父の家が紹介されていたなあ、 なんてことを思い出したりしながら映画を見た(笑)。 私はビートルズファンなので、間違いなくレビューにもバイアスがかかっている。そこはご容赦願いたい。 私も含む同世代の多数派は、 ビートルズではポール・マッカートニー推しで、ジョン・レノン(というより、オノ・ヨーコ)は、ビートルズ解散の元凶として認識していた。 しかし、 知れば知るほど、ジョン・レノンの ◆機知に富んだ人柄(つまり、頭の回転が速い) ◆ミュージシャンとしての類稀な才能 ◆なによりピュアな生き方 に惹かれて、彼を再評価することになった。 本作でも触れられたが、 ジョンとポールは和解したと伝えられ、我々ファンは狂喜した。そして再結成への期待は膨らみ続けた。 前置きはここまで。 本作は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの秘書を務めていた中国系アメリカ人、メイ・パン(本名メイ・フン・イー・パン)の視点で描くドキュメンタリーである。 ジョンとの夫婦仲に悩んだヨーコが、メイ・パンにジョンと交際するよう提案する。 一般人には理解不能だが、たまにピンク映画で出てくるような展開だ(笑)。 期間はわずか18ヶ月、短くて濃密な「愛の回想録」。 ドキュメンタリーなので、実際の記録映像、テレビの録画や当時の写真、ジョンが描いたイラストなどがふんだんに使われている。 そこに登場する人物の顔触れは、メイ・パンとジョン・レノン本人のほか、 ジュリアン・レノン、シンシア・レノン、ポール・マッカートニー、リンダ・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ミック・ジャガー、エルトン・ジョン、アリス・クーパー、フィル・スペクター、ハリー・ニルソン、デヴィッド・ボウイなど多岐にわたる。 極めつけはオノ・ヨーコ本人だろう(素材は古かったが)… 作中、繰り返しオノ・ヨーコを強めにディスってるのが面白い。 だが結局、ジョンはヨーコの元へ戻った。 そして、ジョンとヨーコの間にショーンが誕生するが、映画ではまったく触れていない。 それは良し、としても、 映画に使われた音楽は、「残念」のひとことだ。 権利の問題などあるのかもしれないが。。。 映画の展開からしても、 『イマジン』 『Happy X'mas(War is over)』 『真夜中を突っ走れ(Whatever Gets You Thru the Night)』 くらいは、ワンコーラスでいいからちゃんと聞かせてほしかった。 ライブ音源からイントロが始まり、ボーカルにうつるところでフェードアウトするなんて… 百歩譲って、フェードアウトは我慢できても、 『イマジン』の不自然なつなぎは、あり得ないだろ、と思った。 ジョン・レノンの名前を冠した作品なのに、 天国のジョン・レノンが怒らないか心配になった。 劇場で見る意味はあったのか? 上げ底しても、☆1.5が限界。
浮気vs本気
なかなか見応えのあるドキュメンタリーでした。ビートルズはそれなりには聴いてますが、細かなエピソードなどには疎い私が観ても、ぐいぐい引き込まれる作品でした。オノ・ヨーコにとっては分の悪い内容だと思いますが、あくまでメイ・パンが知っている事実が、膨大な写真やフィルム、音声、ジョンのイラスト(いずれもとても貴重なアーカイブ)などがてんこ盛りで圧倒されます。編集や描き方のテンポもよくて、ドキュメンタリーにありがちなまったり感はなく、ちょっとしたジェットコースター・ムービーでした。ジョンとメイとの不思議なロマンスを主軸にしつつ、ジョンとジュリアンの親子関係、メイとシンシアとの友情、ジョンとポールの和解など様々な人間関係が縦横無尽に交錯し、濃厚な94分間が楽しめました。ジョンが不世出の偉人であることを再認識しました!
サイコサスペンスドキュメンタリー
2024年劇場鑑賞101本目。 ポールがヨーコと結婚してジョンは変わってしまったと言ってビートルズが解散するきっかけになったという認識でしたが、全然知らなかったオノ・ヨーコとの別居時代の出来事を今回メイ・パンという秘書でありヨーコ公認愛人が語るというものになっています。 こういったものは片方だけの話だと公平性に欠けて、どこまで真実か見極めるのも難しいのが定番です。しかし、実際ヨーコといる時にはしていなかったことを次々と行っているのは事実として残っているのでイマジン以外にはヨーコとくっついたのは本当にビートルズにとっても世界にとっても不幸なことだったのだな、と思います。
実話はこれだから
メイ・パン目線の本人出演ドキュメンタリーに目が離せない。微妙な年代のためジョン・レノンを過去の話としてしか知らなかったため、新鮮な話ばかりで見入ってしまった。ジュリアンも還暦越えてるし、すっかり偉人伝ですね。
新たな発見。これぞドキュメント!
ビートルズやジョン・レノンのドキュメントは書籍、テレビ、映画、配信と多くある。 ただ、今回はジョン・レノンとオノ・ヨーコが疎遠になった期間の話で、ジョン・レノンと元秘書メイ・パンとの関係をメイ・パンが振り返るストーリー。 メイ・パンの献身的なジョン・レノンのサポートがジョン・レノンの音楽活動の後押しになった事は私も初めて知り、新たな発見だった。 名曲、イマジンやホワイトクリスマスの制作秘話も必見。 ビートルズファン、ジョン・レノンファンはおすすめします。
メイ・パンがかわいそう
1973年秋から75年初頭にかけての18カ月間、ジョンはヨーコの要望で、夫妻の秘書でアシスタントを務めていたメイ・パンとともに過ごす日々を送った。この期間、ジョンは最初の妻シンシアとの長男ジュリアンと再会したり、アルバム「マインド・ゲームス」「心の壁、愛の橋」「ロックン・ロール」を制作、デビッド・ボウイやエルトン・ジョンらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの再会など、“失われた週末”という呼び名とは裏腹に、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で成功した時期を過ごした。そんな話。 失われた週末というのはオノ・ヨーコからみた言い方の様に思った。メイや息子ジュリアン本人の証言などから、あの18ヶ月がいかに楽しく充実していたのかがわかる。 オノ・ヨーコから当て馬の様に扱われたメイ・パンがかわいそうだった。 オノ・ヨーコの行動は全体を通して怖かった。
オノ・ヨーコが怖い
失われた週末はこれまでジョンが荒れてハメを外した期間としてだけ伝わってましたが、もしかするとそのままメイ・パンと一緒に居たかったかもしれないと思われました。最後に現れジョンを連れ去ってオノ・ヨーコが怖かったです。
24-050
ジョンとヨーコの個人秘書、 メイパンが語る失われた週末の真実的なドキュメンタリー。 どこまでが真実なのか❓ ジョンは故人となり真相不明な点はあるが、 プライベートな映像や写真、秘蔵エピソードてんこ盛りで楽しめました。 繊細で感受性が高く影響を受けやすい英雄。 本人の信念を勝る愛に囲まれていたんでしょうねぇ。 最後は切なくなりました。
観終わったら切なくなりました。
ビートルズ現役時代からのリスナーです。最初はビートルズでしたが、バンドを始めたのはローリングストーンズの影響でした、その関係ですっかりブルーズ、黒人音楽にハマってしまいました。一番ロックに関わっていた時代はビートルズはメジャー過ぎてあまり関心が湧きませんでした。ある程度年齢が行ってからビートルズの良さに気づいて、そのなかでもジョンにすっかりやられてしまいました。気が付いたら生まれた病院から亡くなったダコタまで彼を追いかけていました(笑) この映画で語られる史実に新しい発見はあまりありませんでしたが初めて見た写真や動画はとても新鮮でしたしストリーも整理されていてドキュメンタリーとして充分楽しめました。 思っていた以上の出来上がりでしたね。ただ、メイパンとジョンの最後の別れの場面は何とも後味が悪くいたたまれなくなりました。ポール、リンゴやミック、ボウイなどビッグネームが登場しますが、もしヨーコと一緒にいたらこういった親交は難しかっただろうし、特にジュリアンとシンシアがジョンと会えたのは間違いなくメイの存在が大きかったのだなと改めて認識しました。スーパースターのお遊びの1つとだけでは語れない存在と関係性があったのですから尚更です。メイと一緒になっていたらどうだったのだろう? 暖かい家庭を作れたのかもしれないけど、ジョンは本当にその中に納まりきることができたのか? ジョンはヨーコとのアーテステイックな関係を最終的に選んだ、いや、というよりもジョンがいつも求めていたがの強い女性像。ジュリア、ミミ叔母さんなどと被って見えます。やっぱり彼にとってヨーコはマザー、母親代わりだったんだろうな。 今回の映画でメイパンの印象は随分変わりましたし観終わったら切なくなりましたが新しい視点の物語にとても満足しました。
セレブリティの奥さまたるもの
メイ・パンさん視点からの失われた週末 ジョンの意外な面が垣間見える貴重な記録でした MTVもSNSも無い頃なので、やっぱりこの時代ってクラブでバカ騒ぎが普通だったんかな 親交ある人達もビッグネームばかり ただオノヨーコが悪者扱いみたいで、ジョンは君がいないとダメみたいなこと言ってたと思うのですが、Starting overの歌詞とかどう解釈すれば...傍目には締め上げられた夫の束の間の気儘な時間の様に見えた 奥様とマネジメント二役は大変、大谷の奥様もこんなんかな?ふと思った しかしニクソンにケネディ、まさかの同じ黒幕の仕業じゃないよね
たられば…
ジョンが生きていれば… この話も、だいぶ変わったのか、もっと美化されていたのか? どれが真実なのかは、これを観ても解らないけど… そこに何かがあったことは想像できる。 まさにイマジンの世界ですね… そして、時系列があまり理解できないけど、この方と別れて(途中会ってたらしいけど)5年もあったことに驚きがあり、そして、そこに別の意味があるのかな…と思って観ていました。 死して神格化されたことは間違いないんだろうな…と思った。
音楽ファン、ビートルズの推している方はぜひ。
今年178本目(合計1,270本目/今月(2024年5月度)12本目)。 (前の作品 「トラペジウム」→この作品「ジョン・レノン 失われた週末」→次の作品「」) この手の作品は、どうしても原作の(ここでいう「原作」というのは、当然、ビートルズのバンドのこと)知識を知っていると有利かなといったところです。当時「何が実はあったか」についてお互いの立場で描かれています。なお、誰かを極端に非難したりといったことはありません。 こうした「ビートルズのその後」的なものは小説等でも探せばあるのでしょうが、これらを映像媒体で見られたという今回はとても良かったかなというところです。 音楽が好きという方にはおすすめの一作です。 採点に関しては特に気になる点までないのでフルスコアにしています。 このバンドのファン、ファンだった方、あるいは当該人物の「その失われた週末」が何かを知っている方など幅広くおすすめです。
多分この作品を見る人の中で、 一番ビートルズに興味のないのが私だと...
多分この作品を見る人の中で、 一番ビートルズに興味のないのが私だと思うけど、 ドラマとして惹かれて見てみました 知らないことはたくさんあったけど、 知識がなくても大丈夫です テンポよく、線描のアニメーションもはまっていて、 一瞬たりとも飽きずに楽しめました ジュリアンが出てきたのも良かった この人のことももちろん知らなかったけど、 素敵な女性ですね ちょっといろいろ調べちゃおうと思います
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