国宝のレビュー・感想・評価
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すごいのをみた
吉沢亮による吉沢亮の吉沢亮のための映画
正直歌舞伎の演技の良し悪しは分からないけど、吉沢亮の演技がずば抜けて良いことくらいは分かったし、監督も吉沢亮ありきでこの映画を制作したとインタビューにしてるくらいなので強ち間違いではないかなと
というかちょいちょい横浜流星の舞台の表情が気になってしまって。。。
演技の対比としてあえてそういう演出なのかもしれないけど最後までそれが引っかかってしまった
横浜流星の演技が下手だったわけではないし、周りを固める役者さんの演技も当然ながら素晴らしかったのも間違いない
ただ他にも気になるところがいくつかあって、上映時間の長さもありちょっと集中力散漫になってしまった
しかしながら歌舞伎の世界を物語にした映画作品を残したことは今のご時世からも良かったかなと
日本の文化はこれからも残して欲しい
何度でも見たくなる国宝の中毒性を紐解いてみた
5宝目を鑑賞し終えた私がこの素晴らしい映画の中毒性について述べる。
何なんだろうね?
こんなの初めての経験だわ。
観終わって少し経つとまた観たくなる、しかも劇場で。5回も観たらさすがに飽きるだろうと思っていても毎回しっかり感動するし、全編に渡ってべらぼうに面白いし、エンディングで流れる井口さんの美声に魂が震える。
土日の予定がなかったらまた行っちゃう?
席空いてるかな?
やべーまた埋まってるわ!
この繰り返し(常に暇してるわけではない)
ハッ……これがもしや課金しか貢献の術を知らない「推し」なる感情なのか?
確かに「ババンバ」も観たし「線は僕を」も観たけど、でも1回観れば充分なんだよね。
他の主演映画を繰り返し観たくなる訳ではない。つまり俺の推し対象は吉沢亮ではなく喜久雄であり、横浜流星ではなく俊ぼんであると考える方が自然であり、劇中で描かれる彼らの人生に魅了されているからこそ何度でも、お金を払ってでも、国宝が観たくなるのだろう。
彼らの歌舞伎は実際に観れないからこそ、劇場のスクリーンでだけ会えるからこそ、何度でも足を運んでしまうのだろう。
公開2日目に何かに呼ばれたかのようにレイトショーに足を運び、瞬きすら忘れるような映像体験に我を忘れ、あれよあれよと社会現象化してあっという間に100億突破してなお勢いは留まることを知らないこの状況。
今では最早疑う余地もなく、確信めいたものすら感じているのだが、国宝は実写邦画歴代No.1を達成するだろう。
日本人の記憶と記録に残り続けるこの作品を作り上げた全ての役者とスタッフに心からの喝采を送りたい。
喜久雄は報われたのか…
予告編を観た時から観に行きたいと思っていたのだが、満を持してというかタイミングが合ったのでやっと観ることができた。皆さん演技が上手くて作品世界に没入できた。特に歌舞伎の演目を演ってるときの吉沢亮、鬼気迫るものがあってウルッとしてしまった。こりゃあリピートしたくなるのもわかる。
しかしながら吉沢亮の老けメイク何とかならんかったんか、70代だと思うけどシワがなさすぎる、リアリティがない。その辺こだわってりゃあ映像も説得力がでてくると思う。高齢の俳優使っても良かったんじゃない?
旅館で寝てる田中泯見てたら土方巽思い出した(手のひねり方が恐怖奇形人間でクネクネ踊ってる場面となぜかシンクロ)、余談ながら。
俳優の演技力に圧倒されたひとときでした。
長すぎるのがもったいない
同名小説を映画化した『国宝』。
主演の吉沢亮演じる喜久雄と、横浜流星演じる俊介のライバル関係は、血筋と才能という如何ともし難いテーマを軸に、対立と共感が複雑に絡み合う。
脇を固める俳優陣も秀逸。田中泯の妖艶さ(本物の人間国宝っぽい)、寺島しのぶの静かなるも強烈な存在感(本物のおかみさんっぽい)、そして渡辺謙の熟練の演技(本物の歌舞伎役者っぽい)など、それぞれが物語に厚みを持たせている。
一方で、上映時間175分という長さはマイナスポイント。間延びしたシーンも多々あり、冗長で後半は集中できなかった。もっとコンパクトにすれば素晴らしかったと思う。
せっかくのダイナミックな視点の映像や演技なのに、途中で席を立つ人もいてなんだかもったいなかった。
映画としての構成に課題を感じる。
勧められて鑑賞👍自身では絶対に行かないジャンルですが面白いよ〜とか...
いい映画なのでしょうが。
世界に誇れるクオリティ!
役者の本気
3時間でも大丈夫でした。
日本映画史に残る傑作
面白いとか、感動とか月並みな感想を超えて、ただ、ただ凄い映画を観た!というのが正直な感想。こんな作品は観たことがない。ただ一途にひたむきに歌舞伎の芸に没頭する人間の生涯を垣間見たと言えばいいのか。吉沢亮と横浜流星の圧巻の演技(ホントに凄いです!)。そして人間国宝役の田中泯のこの世のものとは思えない幽玄な佇まい。その世界観に圧倒された3時間。長尺だけど、一寸たりとも目が離せず、見終わった後に茫然自失となり、立ち上がった際には膝がガクガクしてました。映画好きの方は是非映画館で観ていただきたいです。
ん〜やはり…
どうしても覇王別姫がよぎる
役者陣は本当に素晴らしい。映像も美しく見応えがあり、鬼滅の刃よりも長さを感じさせなかった。
ただ、ストーリーは日本人が大好きな「おしん」フォーマット。不幸な生い立ちの主人公が、困難に立ち向かい成長し大人物になっていく。
どうしても比較になってしまうが、社会体制に翻弄され続けた覇王別姫に対して非常に作品が内向きだ。歌舞伎の内側だけの話。血縁主義に翻弄されて続けてもそれを変革する方へは進まない。おそらく原作者が歌舞伎の内側に入りすぎたんだろう。外からの目が欠けているように思う。結局カタルシスは喜久雄の中だけでしか起こらない。
この作品は海外での公開を見越したビッグバジェットだそうだが、海外でヒットするかは疑問が残る。
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