劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全1475件中、721~740件目を表示

4.0役者それぞれの存在感

2025年6月16日
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鑑賞方法:映画館

3時間一切退屈なし
吉沢亮さんと横浜流星さんはどれほど稽古なさったのか。2人の踊りは素晴らしく、特に曽根崎心中は目が離せなかった。
少年時代を演じた黒川想矢さんも良かったし、人間国宝 万菊役の田中泯さんは震えるほどの存在感。
歌舞伎に魅せられた男の人生。号泣するとかめちゃくちゃ感動する、というより凄いもの観たなぁという感じ

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オヤドリ

4.5息を呑むシーンの連続に圧倒された

2025年6月16日
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鑑賞方法:映画館

驚く

ここまで表現出来るとは思っていなかった。
事前の想像をはるかに超える素晴らしい作品だった。

他の方のレビューにも見受けられたが「凄いもん見た」というのが観終わった直後の感想。
満員の観客がスクリーンに呑み込まれていく緊張感というか高揚感をひしひしと感じた。

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JM

5.0とても良かった!

2025年6月16日
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知的

知り合いの方にどうだった???と
聞かれて!

答え方に慎重になった。
おましろかった
たのしかったなどと

軽い感想は控えたかった

吉沢亮さん
どれだけ大変だったか。

映画を見ればわかってしまうので
簡単な感想は言えませんでした。

だから
見たらきっとわかると思う。

とても良い映画だったから見たほうがいい
感想は簡単に答えられそうにないと伝えました!

日本映画史に残る映画だと思います。

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品川慶

3.0おー怖

2025年6月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

単純

タレント風情の役者さんをかき集めて

我が国の伝統芸能No.1大衆芸能を

描こうってんだから

それ故かチャチな演技は

脚本で誤魔化さないと筋が歪みます。

それが変な間と間伸びを作るので

終盤、襲名以降の転換以降は欠伸の連続だった🥱

が、本作のおかげで、能から始まり歌舞伎へと繋がる

我が国の芸能の裏筋がよーく見え

気付きが得られた🉐

どちらかのタレントさんの

誰かさんとやったやってない

で振り回されている所謂大衆の皆さんは本作経緯で

梨園に顔が向くのかなぁ?w

向いたところでその先続くのかねぇ◎

ウチわからしませんけど、期待しとぉり〼

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tomokuni0714

4.5これぞ絶対に映画館で観るべき映画作品。

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりに良い意味で予告編で想像した通り!の
素晴らしい逸品!秀逸な3時間の大作でした。

余計な説明台詞も無し。
ただ作品に抑揚を付ける為だけのいざこざや、
安っぽい人間模様も全く無し。

美しい歌舞伎の映像美と、
出演俳優による鬼気迫る演技で
歌舞伎の裏も表も脳の髄まで
堪能させてくれました。

ただ作品の上映時間は3時間なのですが、
Netflixシリーズのように、1シーズン10話くらいあれば、もっと各々の栄枯盛衰をもっとより深く掘り下げられたのかな?とも思い、せめて前後編の6時間くらいは欲しかった所です。というか、それくらいずっと観ていられる濃密な内容でした。

しかし!とにかくこれは絶対に映画館の大画面で観るべき映画です。歌舞伎に興味が無くても、歌舞伎に、役者に生きる者のの凄みを魂に叩き込まれるような衝撃があり、魂が震わされるような、ナチュラル4D体験が出来る作品です。

絶対に!映画館で!なるべく大画面を選んで!今日明日にでも!観て下さい!!大傑作!オススメです!!!

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MOON

4.0 帰ってきた王道日本映画。大画面から溢れる吉沢亮の圧巻の演技に心震える!

2025年6月15日
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泣ける

知的

ドキドキ

 日本の伝統芸能歌舞伎の世界を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。閉鎖的な世界と言いながら、繰り広げられるのは、才能、血統への劣等感と親子愛、師弟愛、現代社会に共通する人間の本能に迫るものがあります。しかし歌舞伎独自の素晴らしさを見事な映像美で見せてくれ、また演じる吉沢亮、横浜流星の歌舞伎、演技がすばらしく、170分画面から目が離せません。李監督、ドラマ部分は、歌舞伎関連に集中しているところもありますが、その分歌舞伎世界をしっかりと描かれていて、この映画の完成度の高さに酔いしれました。撮影はソフィアン・エル・ファニ。まるで外国映画を見ているようなカメラワークが素晴らしいです。劇場はほぼ満員。私の見た回は、中年以上が多く、嬉しかったですね。

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masa.k

4.5上半期1位

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

いやー凄いの一言。出てくる俳優全員凄いが
渡辺謙、寺島しのぶ、田中泯が凄すぎて贅沢過ぎる座組と映像美。お客さんもめちゃくちゃ入ってた。喜久雄が自分の頬を叩いて役に成り切る場面、身震いする程見惚れた。
ただ流石に長すぎる、周りの観客が最後ダレて携帯チカチカさせたりぴりりとした緊張が緩んでしまったのが残念

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木曜日

4.5必要なものは、血筋か、才能か

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

驚く

任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、
天涯孤独となってしまう。
喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は
彼を引き取り、喜久雄は思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことに。
喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、
親友として、ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。
そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく
喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる。

といったあらすじ。

正直、歌舞伎のうまい、へたはわからない私ですが、
血筋、世襲の世界ということぐらいは知っている。

冒頭は任侠もの?見るんじゃなかったか?と思ったけど、
喜久雄が半二郎に引き取られ、厳しいけいこをつけられ、
俊坊と切磋琢磨し、互いに成長していくところから、
ぐいぐい引き込まれていく。

吉沢亮さんが喜久雄、横浜流星さんが俊坊を演じた。
どちらも好きな俳優さんなので、出演映画はほとんど見ているのだが、
今回の映画も素晴らしかった。
お二人の女形の美しさ、歌舞伎を知らない私でも凄さに驚いた。

この二人の人生、芸に生き、芸から逃げ、芸に再び戻り、
と決して順風満帆とはいえない、むしろ波乱万丈の人生。
互いに足りないもの、それは血筋であり、才能であり。。。
そして最後、喜久雄は人間国宝にのぼりつめる。

3時間近くの壮大なストーリーであったが、あっという間であった。
心が揺さぶれる素晴らしい映画でした。

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よっしぃ

4.5田中泯すごすぎ

2025年6月15日
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メイン2人もだけど、少年時代を演じた2人もすごかった。ただ3時間は長い。あっという間には感じなかった。普通にトイレ行きたかった。

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ふぬ

5.0嗚呼

2025年6月15日
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一瞬一時一画…片時も

素晴らしかった✨

生まれ変わらずとも
この瞬間にこの時間を過ごせた幸せな気持ちを

作品に関わった皆様
ありがとうございます✨
感謝

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intense

5.0長時間映画なのに疲れない

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

斬新

邦画ってのはイマイチお金を払って劇場に行く気にならんのですが国宝は予告から気になっていたので思わず劇場に行ってしまいました。
小さい劇場がパンパンの入り。こんなに映画館がパンパンで観たのは何時ぶりでしょうと期待も高まりました。
映像、音楽、役者全てに魅せられました。3時間なのに疲れないとはコレ不思議。
歌舞伎ってTVで特集してますねぇ〜へぇ〜世襲でしょう。大変だねぇ、産まれた時から将来決まってて。ぐらいの認知しかないので外からの人間がいかに歌舞伎で生きていくのが難しいかを見せられた気持ちです。「才能」ではなく「血」の重要性。
そのコネだと血だのに潰される才能が現代と噛み合わないなぁと少し不快さも感じるがコレが「世襲」なのでしょう。それで守られてきた「芸事」なのだろう。だから役と芸事が噛み合うまで時間がかかる。時間をかけて何度も何度も演じてやっと「〇〇の代表演目!」と言われる様になるんだね、と納得したり。
そんな中に「才能」が飛び込んできてしまったら…?
喜久雄という「才能」と俊介という「血」。それぞれの葛藤も苦しいんだけど最後に勝るのは「血」、
どんなに「才能」があってもコネと血。それがなければ生きていけない。キツイ世界で常人には無理。そんな世界に取り憑かれた喜久雄の足掻きと苦しみが大きくではない、静かに広がる水波紋のように心を揺さぶってくる。
映画館でこそ活かされるような音楽と演出は恐らくTVで放映しても迫力としてはイマイチでしょう。是非、劇場で観て欲しい。
劇中の時の流れと女心というのは早いものでついていくのも理解するのも難しいモノですが、畜生、春江嫌いだわぁと思うくらいです(笑)
喜久雄も俊介も人間としてクズはクズ。ただ芸事の面で彼等は誰よりも互いを理解し高め合い支え合うことの出来る唯一無二のパートナーだったでしょう。
そう、彼等は人間として生きるには向かないのです。役者ですからね、芸事で人に魅せるのです。恐らくリアルの歌舞伎だとあり得ないのかも知れない喜久雄の人生は私として良かったです。役者さん方の演技も凄い。久しぶりに邦画でパンフレット買いました。
喜久雄の娘の言葉が、親として認められなくとも仕事の面でリスペクトされたら下手すりゃ何より嬉しいかもしれないなぁと思ってしまいました。

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晩子

5.0芸術作品

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

日本はもちろんですけど、世界中の人に見て欲しい!
私のこの感情を上手に文字にする事ができないのがとっても残念です。
妬み嫉み、友情、恋愛、家族愛。
芸事の厳しさ、挫折と成功して。
人間の醜さと素晴らしさをも見せつけられた気がします。
溢れてくる涙の正体が自分でも分からず、悲しい涙なのか、苦しい涙なのか、ただただ切ないだけなのか、もしかしたら感動してたのか、名前が付けれない涙がずっと止まらなかったです。
歌舞伎の知識は皆無です。知識があればもっと違った見方ができたのかもしれないです。
本物の歌舞伎の舞台をみてから、またこの国宝の映画を見たいなぁっておもいます。

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Ayako

4.0話題になってたので

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

メディアや、SNSでも評判が良く、
キャストも好きな方が沢山出演されて
たので鑑賞。

歌舞伎のしきたりや伝統には
全く疎い私でしたが、
とても分かりやすかったです。

キャストの方々の感情移入が
凄まじく圧巻でした。
ドキュメンタリーを見てるかのように
錯覚するほどに。

今回の作品は、
歌舞伎の頂点を目指した1人の男性の
人生模様を描いた映画でしたが、
芸術作品としても価値は高いと
感じました。

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NABEZO

4.0順風満帆

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

原作未読
歌舞伎は無知
の上でお話し、特に俳優陣の頑張りに感服
吉沢亮は正に転生の女形で美しい
少年役の子たちも素晴らしい

よくは知らないのに喜久雄の曽根崎心中に自然と涙が溢れた
俊介は正直父親と一緒で最後に無理いうから所詮ボンボンかよと
歌舞伎に執着なのか己の立場に執着なのかがよくわからん
春江はもっとよくわからん

喜久雄の唯一の理解者って竹野さんしかいないんでないかい
インタビューの「順風満帆」はその瞬間しか見なければそうみえるのかと少し喜久雄の生き様の皮肉のように思えた

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ぱぴこ

4.0映画として

2025年6月15日
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知的

斬新

まず感じたことは出ている役者さんの役柄へのフォーカス具合の素晴らしさでした。歌舞伎のことは分かりませんが素人目線では随所の歌舞伎演目の演技が何も違和感がなかったです。それだけ出演者各員、この映画のため特異な芸能の修練をしたのでしょう。それが偲ばれる演技でした。2人の主人公のドキュメンタリーを見ているようでした。前述の高評価な内容の割に評点が低めなのは、映画としては描写不足過ぎた点に尽きます。タイトル国宝と聞いて感じるその道程の厳しさ、求道の肝心な部分を描ききれていない、その点への不満です。その為幕引きの余韻がない、色々と惜しい作品でした。

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岩兵衛

3.52人の生き方

2025年6月15日
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歌舞伎は、とても美しくて、迫力があって、色々な演目を観てみたいと興味を持った。
ただ、主人公の生き方には賛同できなかった。芸のためなら、他人を理不尽に傷つけてもよいとは思わない。
俊介君のように、自分より優れた才能を目の当たりにしても、芸を続けて、克服する姿の方に共感した。
終盤が、もう少し短くても良いのではないかなと思った。

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由由

4.5才能と血族の相剋、重層的な象徴構造

2025年6月15日
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悲しい

知的

 伝統芸能を極める過程での、才能と血族の相剋が半世紀のタイムスパンで美しく描かれた大作。歌舞伎という閉じられた世界の内側や舞台裏を覗かせてくれますが、それがとても真摯な視点からなのが素晴らしい。華やかな異界を現出させるために、多くの裏方さんや下積み役者さん、家族がいて、それらが歴史に裏打ちされた所作や作法・礼法により裏側でも整然と進行していく美しさ。そして勿論、看板役者になるための厳しい鍛錬と更なる高みに登るための非凡なる生き様が、切磋琢磨し合う二人と血族を絡めて描かれています。至芸を成立させるために多くの人々の死屍累々の犠牲があると見るか、唯々自己の修練と精進こそが最後の要なのかは見る人の立場により捉え方が違うかもしれません。この手の物語にありがちな、あからさまな悪事や意地悪をして主役を蹴落とそうという人が出てこないのが清々しかったです。誰もが各々の立場で必死に生きながらお互いに関わり合っていました。

 歌舞伎、能狂言、華道、茶道など、芸事の中でこれほど強力な血族のしがらみがあるのは世界の中でも日本だけなのではないでしょうか? それがコンプラ全盛の現代で最後の聖域というか、功罪半ばであることは確かですが、それによって生み出され継承発展されている芸があることも事実です。でも本作の結論は才能は血族を超克できるということと感じました。おそらくはその方向性は海外へ発信する際には必要不可欠でしょう。本作では血族により守られ、引き継がれるもの(芸も、肉体的欠陥も)と共に、排除されるものと、それを乗り越えるものが生々しく描かれていました。

 そして行き着く先の至芸の世界、孤独な境地の象徴として、田中泯が演じる万菊の圧倒的な存在感が重しになっていました。彼の「メゾン ド ヒミコ」でのあるコトバで肩を震わせて嗚咽したことがあるのですが、本作でも短いコトバの一つ一つがストーリーの重要な鍵になっていました。終盤、何故場末の木賃宿にいたのかは原作を読めばわかるのでしょうか? 至芸を見極める目力の凄みとの対比が強烈でした。枕元の人形は孤高の象徴でしょうか?

 「2人の女方が向き合っている」プロモーション写真は、直ぐに「覇王別姫」を想起させましたが、あちらは壮大な歴史と政治のうねりに翻弄される伝統芸能、こちらは至芸の境地に至るまでの才能と血族の相剋で、全く内容が異なりました。求められる演技レベルは本作は人間国宝ですから自ずと高くなりますが、万菊、喜久雄共にシネマティックな感興を見事に達成していたと思います。

 最新映画館のハイレベルな音と映像が、リアルな劇場体験を彷彿とさせ、色々な視点からの撮影が、歌舞伎の魅力を見事に表出しています。出だし長崎の料亭での縁側を花道として使う演出もその後の展開を象徴していたり、橋、河原、舞台袖、稽古場、同演目等、複数回登場するシーンが、時代により違う意味を持つ重層的な象徴構造になっているのも面白かったです。本物の歌舞伎の情報量は桁違いですので、これを機に是非歌舞伎座や劇場に足を運ばれる良いきっかけになればと感じました。

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marcomK

5.0傑作

2025年6月14日
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芸に生きると言うことが描かれる中で、
吉沢亮と横浜流星と言う2人が芸に生きる姿を観た。素晴らしい努力、素晴らしい演技。大画面で観るべき、美しい映画

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Penguin

5.0国宝

2025年6月14日
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一言で素晴らしい大作
吉沢亮さん横浜流星さん2人の
歌舞伎の演技が素晴らしい
その描写も美しい
日本国内だけでなく
海外の評価も爆上がりの予感が…
ホンマに素敵な映画でした

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nori

5.0歌舞伎の凄みと、この時代にこの映画が流行る意味

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

私はK-POPが好きで、普段から時代の最先端のアイドル達のパフォーマンス・ショー・音楽・ファッションに触れています。だからこそ、この映画で歌舞伎の凄みを実感しました。
1つのショーが今は沢山の最先端技術に支えられています。ですが、歌舞伎は基本全部人の手作りです。この映画では、そうした歌舞伎の舞台の瞬間の儚さやナマモノ感がより鮮明に感じられました。日本人の繊細さとか丁寧さが凝縮されているのだろうと思います。そうしたところで、歌舞伎の凄みを感じたのです。人の造形の自然な美しさ、表情、頭から足先までの動きの機微、動作音、声、手作業で創られた音楽・衣装・道具の素晴らしさまで全部、この映画で体感することが出来ました。
コロナ禍を経て、エンタメの幅が多様化しさらに盛り上がりを見せています。そんな今、吉沢亮さんを始めとして、私のような若者にも人気のある俳優さんが多く出演しているほか、エンタメの原点とも言え、ある意味どの「界隈」にも通ずる歌舞伎を題材にすることで、映画館離れしている若者の集客にも繋がっているのではないでしょうか。
この時代に、この作品と巡り会えて本当に光栄です。世代や、界隈問わず、エンタメ好きには是非とも観てほしい作品です。

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かぴ
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