劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全1625件中、441~460件目を表示

5.0邦画産業の到達点として

2025年6月14日
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底知れぬ深みを湛えた歌舞伎の道、周りの全てを糧に噛み砕くからこそ圧を纏う役者の芸

類稀な才に惹かれた人々が過ごす昭和中盤からの数十年、明るい光が射すその側には深い影が走る

儚く美しく、端倪すべからざる3時間

なんか最近、俳優さんの幅や厚みといい、脚本や映像や音響の質や深さといい、わが国の映画界は突き抜けた高みに届いたのではなかろうかと思う

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sysr

5.0どこがどこまで!

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

これは映画なのでお芝居です、が!
どこまでがお芝居でどこまでが本気なのか最後まで困惑させられました。
お芝居、演技なんだけど演舞のシーンはまるで本物のドキュメンタリーみたいで3時間という長時間があっという間の作品でした

私は歌舞伎の世界は全く知りません
世襲だとか厳しい稽古とか全然わかりませんがこの作品を見た後で僅かながらに垣間見れたのかなと感じました
世襲のため、血の結束というか幼い頃から稽古に明け暮れてその世界に染められていく
部外者が入ればまたそれはそれで大変な世界…
どんな世界も色々ありますが歌舞伎の世界は想像以上の厳しさなのですね

私だけかもしれませんが離れた娘に忘れたことはないと名前を告げるシーンは涙が止まらなくなりました
人間国宝になろうともこれまで生きてきた証は変わらない
私も恥ずかしくない人生を全うしたいと思います

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もんも

5.0映画の醍醐味

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

まさにこれは「擬似体験」である。自分では生きられない人生を、3時間の中で追体験する。芸にすべてを捧げる生き方を、少しだけ味わうことができる。スクリーンを通して私たちは、自分の人生とは異なる時間と空間、感情に触れることができる。

『国宝』は、そのタイトル通り、日本が誇る伝統芸能と、それを支える人間の魂を描いた映画だ。静謐ながら力強く、観終わったあと、ふと自分の生き方や「何を大切にするか」に思いを馳せてしまう。

人生には、直接経験できないことがいくつもある。でも、映画という「擬似体験」の場があれば、私たちは少しだけ、他者の人生に触れ、学び、考えることができる。まさにそれが「映画」の醍醐味だ。

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つにてんてん

4.0…長い…

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

原作は未読なので、原作を読まれた方の感想を聞くと「よく3時間でまとめた」というのですが、たしかに、歌舞伎の演目をダイジェスト風とは言え盛り込んできているので、さらには「曽根崎心中」でも「二人道明寺」でも物語のキーとして使われているので、それらの演目を外すわけにもいかずなのはわかりますが、3時間は長い。
言ってしまえば、濡れ場シーンはいりますか?(あわせても10分にも満たないシーンですが)
テンポが悪いわけでもないし、観ていて時間が気になるかと言われるとそうでもありませんが、個人的にも濡れ場シーンがいらないかも~って思えるくらいで、でもそこも、人間関係だったり心情だったりを見せる箇所でもあったので不要は言い切れないと思います。

内容は、すごいと思います。芸事への凄まじい想い、対比しておかれている二人の若手歌舞伎役者の、それこそ人生は浮き沈みとはよく言ったものだ、思わせるモノでした。
それを描くために3時間は必要です、と言われてしまうと、そうですかぁ、と詫びるしかありません。

この「国宝」を観に行こうと思ったのも、亡き伯母や亡き母たちが芸事が好きで、少なからずその影響があったとは思います。歌舞伎の演目も、その意図も、「なるほど、だから『曽根崎心中』なのか」「だから『二人道明寺』なのね」と薄く感じ取れることもできました。

DVD、Blu-ray化の際は、特典として、吉沢亮と 横浜流星の演じた歌舞伎「二人道明寺」を見せてほしいなぁって思います。

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ちえべ

3.0戦前にあった芸道映画を思い起こさせる。

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

邦画「残菊物語」を観たことをある人はどれくらいいるのだろうか。現在、放送されている放送大学の「映画芸術への招待」で、芸道映画というジャンルがあることを初めて知った。その流れの作品である。

歌舞伎役者の家に生まれた人間と、そうでない家ながら歌舞伎役者の才能に恵まれた人間との対比の物語だ。この対比からストーリーはだいたい予想できるだろう。主人公2人は短期間で歌舞伎の踊り、所作、せりふ廻し等を練習したと思う。が、人気俳優(共にNHK大河ドラマの主役)だけあって充分な時間を取れなかったのでないか。しかし、一応は様になっていた。

原作を読んでいないので、迂闊なことは言えないが、映画は原作に忠実なのだろう。だから、上映時間が3時間に近い大作となった。推測だけど、原作者は物語を面白くする為に、話を捏ねってしまっているのでないか(ヤクザ・入れ墨・口上挨拶での吐血・娘との再会等)と感じた。あと30分位は切れるはずだ。

私が感心したのは、映画音楽を担当した人。弦楽を主体にした付随音楽で、上手いなと感心した。
但し、エンドロールに流れる主題歌は今ひとつの出来。

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いなかびと

4.53時間が足りない

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

斬新

3時間尺映画を観たことは何回もあるが、
この上映時間を以て足りないと感じたのは初めて。
観終わった後、もっと(登場人物の深いところが)知りたい、もっと観たい。
だからといって全てを描き、ドラマ配信型にするのも違う。『国宝』映像化の正解がこれで合ってるとは正直思わないが、正解が分からない。

感想を述べようとしても
どんな言葉でもちんけに聞こえてしまう。
感情が作品に喰われる。
こんなの初めて

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葉

4.0血の世界🩸

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

主演お二人の、吹き替えなしの舞が本当に素晴らしく、魂を削って演じている感じがよく出ていました。特に最後の場面は圧巻で、ここだけでも観る価値が十分にあります✨✨
それにしても、こんなに長い年月を描く話だったとは🫢
出てくる女性の顔立ちが似ているので、ちょっと判別しにくかったのと、急展開していると感じた箇所が複数あり、原作を読んでからのほうがよくわかるのだろうと思います。
伝統の世界は、芸だけでなく血筋が深く関係していて、だからこそ台頭するのが難しいのだろうと思いました。
そして、お客さんがいてこその芸だ、ということも強く感じました✨✨
主演お二人の代表作になることでしょう✨✨

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eigaeiga

4.5歌舞伎と人間の業を垣間見たい人におすすめ

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

ドキドキ

「垣間見る」のですが、「食らい」ます。
役者・映像・音響の凄さと人の意地汚さが直撃してきます。
400年の伝統を持つ歌舞伎を、1年半の新聞の連載後に加筆修正されできた原作小説。これを1本の映画にするのだから全ては描ききれない、と。
吉沢亮の喜久雄と横浜流星の俊介の藤娘のポスターを見たときは二人の区別がつかなかったけど、映像で踊る姿はまるで別の雰囲気でした。田中泯や渡辺謙もその内面を踊りでみせてくれます。
パンフレットの俳優・スタッフのコメントが充実しており余韻に浸れます。
見る人により評価が分かれそうですが、私は大満足しました。他の人物のストーリーも観てみたい作品です。歌舞伎も観たくなります。

上映前の予告に「ババンバ〜」が流れて、吉沢亮の振り幅の広さにくらっとしました。

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オレンジ

3.0期待しすぎたかも

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

予告を観て楽しみにしていた作品

俳優陣の演技は素晴らしく、歌舞伎に詳しくないので舞台の場面は華やかで良かった。
中盤まではのめり込むように観ていた。

けれど、物語が薄い
原作未読のため、そこをもう少し描いて欲しかったという場面が多すぎて感情移入しづらく、中盤以降は時間が長く感じた。

長編なので3時間に収めるのは難しいであろうことはわかるけれど、物足りなさが勝ってしまった。

大作だし賞はたくさん取るんだろうなぁという印象に終わった気がして残念。

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かなた

4.0本物の歌舞伎が生で観たくなりました😃

2025年6月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

吉沢亮、横浜流星、今乗りに乗ってる大河ドラマ主役2人の、圧巻・迫真の演技‼️
映画ならではの魅力〜大胆なカメラワーク、荘厳なBGM、顔がアップされ表情が良くわかる等々〜が、2人の演技の迫力を倍増させてましたが、だとしても2人とも歌舞伎は初心者のはず、ここまで美しく感動的だと言う事は、本物の歌舞伎って、どんだけ凄いんだろ〜と改めて思いました😳
生で本物の歌舞伎がますます観たくなりました😃

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たもん

4.5

2025年6月11日
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鑑賞方法:映画館、TV地上波

興奮

難しい

主役の二人の演技は圧巻でした
どれだけ練習したのだろうというくらい
前半の喜久雄が代役になるまでは芸や才能が…
という展開であるが、後半はもう波瀾万丈で
文字にはしない方がいいですね
自分で観て感じてください
約3時間と長いですがそれほど長くは感じない
他の脇役陣もかなりのメンバーでした
何らかの賞を獲るのは間違いないでしょう
小説を読んだ人には物足りないようですが
歌舞伎を知らない人でも楽しめるんじゃないかな

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かちかち

5.0最高 感動

2025年6月11日
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感動しました
皆さん 絶対見てください
おすすめです
歌舞伎を観たくなりました
東京まで行ってこなきゃね

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ブラッキー

5.0人の執念を描いた映画だと思う。

2025年6月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

歌舞伎に人生をすべてベットした男たちの話で、絵も美しく、吉沢、横浜の演技は見事。。伴侶も子供も顧みないで、自分の全てを歌舞伎に注ぎ込み、舞台は美しい。。。お見事な映画でした。評価が高いのがわかりました。

ただし、導入部分がだるい感じがしたし、歌舞伎の演目の場面では内容を理解していないので、少し辛い部分はあった。歌舞伎入門的な場面だったように思える。演目理解してたら、もっと面白いんだろうな。。。と思ったので-0.5。ただ、わからなくても楽しめるし、演目は有名なのばかりなので、タイトルぐらいはみな知ってると思う。

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コアラ

5.0人間の一生を描くには短すぎる時間。

2025年6月11日
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歌舞伎を見る映画ではなく歌舞伎役者の人生を見る映画。歌舞伎を全く知らなくても楽しめた。

類い稀なるセンスに努力を重ね、血筋が全ての世襲制で守られてきた歌舞伎界に食らいつく喜久雄と、恵まれた血筋を活かして幼い頃から稽古を重ねてきた俊介。お互いにないものねだりのように嫉妬し合い、歌舞伎に翻弄されながらも歌舞伎に生きる。2つのジェットコースターのような人生が交互にうなりながら駆け巡っていく重厚な3時間。

実際に歌舞伎を演じるシーンがやはり特に圧巻。画角が横長なことによって引きの絵なのに没入感があるという不思議な感覚。人生で一度だけ歌舞伎座で見たことがあったが、その時とはまた違って舞台を客席の上に浮かんで俯瞰して見ているかのような贅沢な体験だった。

ストーリーからは俊介の芸能人生どころか人生そのものの栄枯盛衰を血筋によって支配されてしまうという残酷さに痺れ、喜久雄からはどんなに順風満帆な人生だと思われている人でも血と汗の滲む努力があり、地獄の底を這いずり回るような絶望を味わったり、理不尽な現実に嫉妬を燃やしたり、人生とは絶対に一筋縄では行かないものだと改めて感じさせられた。

映画としては長いのかもしれないが、人間の一生を描くには短すぎる時間。一瞬の儚さがギュッと詰め込まれている作品なので、フラッと見に行くというよりも、しっかりと集中力を確保して見に行ったほうがより楽しめるかも。

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おけん

3.01日してならず

2025年6月11日
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鑑賞方法:映画館

難しい

役者さん達はすっごくがんばってるのが伝わってくるのですが、脚本が薄い気がする。

小野川万菊さんの存在(伝えたいこと)をもっとわかりやすくしてくれないと伝わらないよ

月日が流れるのも早すぎて入り込めない
もったいない
もっとじっくり伝える映画だと思う

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ふわり

4.5美しくもあり、泥臭くもあり

2025年6月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

原作未読、歌舞伎の予備知識なしで鑑賞。

吉沢亮様の美しさと、蔦重と田沼様の共演と聞き、予告を観てから何ヶ月も楽しみに待っていました。
上がり切ったハードルを軽く超える出来の作品・演技・そして美しさでした。

多くの観客が、観終わった後にすぐに席を立たずに連れとガヤガヤと感想を語り合う姿が多く見られました。良い映画の特徴でしょうし、お年寄りが多かったのもあったかも知れません。

序盤、吉沢亮様と横浜流星様が舞台衣装に着替えると、どちらがどちらかの見分けがつかず、化粧でそれほど化けるという描写なのかなと思いました。もしくは自分の目が節穴か。

3時間近くあると、展開が退屈に感じる所もあり、また終盤に向かうにつれどんどん盛り上がるかと思いきや、盛り上がりが停滞してると感じる所もありました。
作りがどうのこうのではなく、いい時もあれば上手く行かない時もあるのが人生、という描写なのだと思いました。
そこに妙なリアリティを感じました。

役者・舞台側からしか見られない景色も貴重で興味深かったです。まるで自分が大拍手を受けているような気分になりました。

演目や歌舞伎について、専門家に教えてもらった後でもう一度劇場鑑賞したいと思いました。

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WKB

4.5流石なビジュアル

2025年6月10日
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鑑賞方法:映画館

約3時間の上映時間を飽きさせないビジュアルは流石です。超オススメ

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alreo

3.5歌舞伎シーン✨

2025年6月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

短期間で歌舞伎を習得するのは難しいだろうから、歌舞伎のシーンは少ないのかと思っていましたが、すごく多くて驚きました。
歌舞伎に無知な私ですが、あそこまで出来るようになるには、吉沢亮さん横浜流星さんお二方とも、かなり努力されたんだろうなと感じます。

幼い頃から国宝になるまでの人生を描いているし、歌舞伎シーンも多いし、3時間かかるのは仕方ないとは思いますが、、、長かったーー

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りかちゃん

5.0映画館で見てよかった

2025年6月10日
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鑑賞方法:映画館

映像が美しい
邦画は観に行くことがあまりなく悩んだけどCMみたらどうしてもいきたくなり大福食べてトイレ耐え抜きました
もうずっと美しいカメラもいいやつなのか?
美しい2人がずっと綺麗に映って映画館でみてよかったです

そしてさすがの田中 泯 美しい

ドキュメンタリーみたいで感情もしっかりもってかれました
芸を磨く、ワタシには関係のない話だけど人生を美しく生きたいと思います

余談 吉沢亮もしかしたらジョーカーもできるんじゃないかと美しく静かな狂気が素敵でした

また時間を見つけてもう一回なんとか観に行きたい

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18号

5.0国宝

2025年6月10日
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泣ける

2日連続鑑賞
原作も読んでいたが想像以上に映像が美しくてもう一度観たいと思った
主演の吉沢亮さんが菊男に憑依して少し恐ろしさも感じたがとても感動した映画でした

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かよ
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