劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2351件中、161~180件目を表示

5.0想像を上回る、物凄いモノ 観た‼️

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

ドキドキ

私、5回観ました。最初に観終わった時、感動で動けなかった。こんな凄い作品を、こんなに安い値段で観せていただいても良いのか‼️と思った。全編引き込まれるストーリー構成と、魅惑的なカメラアングルと映像の美しさ、劇中に流れる音響効果、何よりも吉沢亮と横浜流星の舞踊の完成度と演技力には、本当に恐れ入りました。どんだけ練習したんじゃろか、凄すぎる‼️演技を超えて、完全に憑依してました、もー絶句モノの感動巨編です。舞踏の場面は美し過ぎて、何回も何回も観たくて映画館に通いました。セリフの一言一句を覚えたかもです(笑)ラスト、エンドロールの向井さんの啜り泣くような歌声に魂を掴まれて、動けなくなりました。3時間、観客が全く微動だにしない、物音ひとつ、咳ひとつ聞こえない、エンドロール終了後も、皆んなが感動で、動けない、立ち上がらない観客が一体となってる連帯感すら感じました。こんな体験、なかなか出来ないよ。映画館で観なきゃ損だよ。
まだまだ、毎日でも観たいほど凄い‼️李監督凄い‼️

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渡辺さゆり

1.5どこ見てんの?ーだから、どこ見てんのよ!

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

単純

国内ではかなり評判がいいらしい。
そんな話を、帰国前から聞いていた。歌舞伎ファンの自分としても、期待はそれなりに大きかった。

けれど、森七菜演じる彰子のあの一言——
「どこ見てんの?」

このセリフが、なんとも皮肉に、この映画のすべてを言い表していた気がする。
俳優たちはそれぞれ“よく見て”演じていた。

でも映画そのものは、いったいどこを見ていたのだろう。
目がうつろになっていく二代目の姿が、その迷走ぶりを象徴しているようにも見えた。

森七菜は、以前の繊細な印象から一転、少し挑発的な役をそつなくこなしていた。
ついこの間まで「賢治の妹」だったのに、成長したものだ。

そして滝内公美(綾乃)や見上愛(藤駒)のキャスティングには、どこか奇妙なつながりを感じた。
「光る君へ」では、明子であり、彰子でもあった。登場人物たちが別の世界で呼応しているようで、つい目が泳ぐ。

定子=高畑充希=春江……この連鎖も面白い。
結局、「どこ見てんの?」と、観客の自分にも跳ね返ってくるのだ。

問題は、タイトルの「国宝」だ。
まさか本当に喜久雄が“国宝”になってしまうとは思わなかった。
タイトル通りすぎる展開に、ちょっと拍子抜け。

中盤のぐだぐだした流れも、俊坊や喜久雄のライバルが“人生の迷走”を繰り返すくだりも、正直、何を描きたかったのか掴みづらい。

脚本は結局、何を軸にしたかったのか。
人物なのか、芸なのか、それとも「国宝」という制度そのものの寓話なのか。
焦点がずっとぼやけたままだった。

とはいえ、俳優陣の演技は見ごたえがある。
吉沢亮の演技は確かに光っていたし、横浜流星も悪くない。
むしろ渡辺謙や田中泯といったベテランの存在感が、やや浮いて見えるほどだった。

でも、もし世間が“名演”だけを見て満足しているのだとしたら、やっぱり言いたくなる——「どこ見てんの?」

この映画、演技の力で持っているけれど、映画という総合芸術としてはバランスを欠いている。

演技が良ければ良いほど、作品自体の空洞が目立ってしまうという皮肉。
チームで作る映画を、個の技量だけで完結させてしまった感じがする。

結局のところ、吉沢亮——いや、アイリスオーヤマのCMだけが、自分の視線の行方をちゃんとわかっていたのかもしれない。

ラストの余韻まで、どこか広告っぽいきらめきが残るのはそのせいだろう。

アイリスオーヤマだけが、きっと喜んでいる。

……そして気づけば、自分も問われている。
「で、あなたはどこを見てたの?」と。

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critique_0102

4.5芸を極めるためには全てを捨てる潔さ

2025年10月16日
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泣ける

幸せ

癒される

国宝になるためにこの世に生を受けたような吉沢亮くんの演技は圧巻でした。
そして、横浜流星くんの存在もなくてはならない存在で、お互いに切磋琢磨して芸を磨き上げる、特訓のような厳しいお稽古の毎日、歌舞伎という特殊な世界に身を置いた二人、家柄血筋全てを持っている横浜流星くんと違い、やくざの子である吉沢亮くん、何よりもほしいのが血筋、しかしどうしても手に入らない葛藤、お稽古にお稽古を重ねる以外には手だてがない、芸を極めるためには全てを捨てる潔さ、
何かを得るためには何かを捨てなくてはならないのだと思う。
とにかく舞台も音楽も美しいので、映画館で観るべき作品です。
リピーターも多いようで、私も2回目でしたが、2回目も感動しました。
3時間があっという間にすぎていき、最後まで飽きることなく鑑賞出来ました。3回目も観たいと思います。
賞という賞を総なめするのではないかという予感がします。
また、
昭和の古きよき時代の3名の女性陣にも拍手を送りたいと思います。
高畑充希さん、見上愛さん、森七菜さん、各々に素敵な女性を演じられていました。
吉沢亮さんは、国宝になられるくらいの男性ですから、女性たちも関わり方が難しかったでしょうし、ご苦労をされたのではないかと思います。
しかし、お三方共に吉沢亮さんの凄さは見抜かれておられましたよね。
人間模様も細やかに描かれていて、見ごたえ十分な素晴らしい作品です。
製作してくださり有り難うと言いたいです!
感謝です。

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ゆっこ

2.0原作の良さを活かしきれていないのでは…

2025年10月15日
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えぬし

3.0確かに面白かったんだけど…

2025年10月15日
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アトム

4.0本物の歌舞伎を見てみたい

2025年10月15日
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鑑賞方法:映画館

まずは子役の歌舞伎に圧倒された。伝統と閉鎖的な世界が良く表現されていたのではないか。一つのことに夢中になれる幸せと苦しみ。どれほどの練習を重ねたのか、本物の歌舞伎を見たくなった。
なぜ彼女が離れて行ったのかが理解できない。後半は少し間伸びした感があり、ちょっと時間が長いと感じた。

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ひとし

5.0素晴らしい

2025年10月15日
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楽しい

驚く

ストーリーも素晴らしいが、俳優の歌舞伎が素晴らしい。歌舞伎が身近に感じた。

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かっしー

3.5前評判で期待し過ぎたかな

2025年10月15日
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知的

斬新

邦画における空前のヒット作と言われ、メディアでも大きく取り上げられて、監督や主演俳優たちのインタビューなども多く流れていたので、初期の混雑がおさまったタイミングで観に行ってきました。
前評判で期待し過ぎたせいか、期待ほどではなかったなというのが正直な感想。主演2人の歌舞伎シーンなどは確かに素晴らしいと感じました。ただ、歌舞伎にそれ程、関心も造詣もない人間からすると、歌舞伎シーンが多すぎて、最後の方は少し飽きてきてしまいました。
そして最も残念だったのは、ストーリー展開。閉鎖的な伝統芸能の世界に生きる人たちの心模様を描いた人間ドラマなのだから、もう少し深い人物描写があると良かったです。ストーリー展開が少し雑に感じる場面も何箇所かありました。(主人公の恋人の唐突な翻意、師匠が舞台上で倒れた際に口にする言葉…など)
海外の人や歌舞伎に全くアクセスする機会のなかった人が、日本の伝統芸能の世界を垣間見るには良いのかも知れません。しかし3時間がとても長く感じられました。
正直なところ、最近観た3時間もの(「宝島」や「韓国ミュージカル ON SCREEN」)ではそんなことはなくて、アッという間の3時間でしたが…

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Rosa

4.0人の弱さや醜さが凝縮

2025年10月15日
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歌舞伎という華やかな世界の中に、友情、欲望、挫折、妬み、結実など様々な心が動く様を描写した人間ドラマとその描写が最高でした。
そして俳優陣の演技には感服

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サーフアンドターフ

4.0歌舞伎見たくなりました

2025年10月14日
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楽しい

知的

難しい

歌舞伎を見たことないのでみたくなりました(小並感)

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ともやん

4.5国宝

2025年10月14日
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泣ける

興奮

驚く

「傑作」。吉沢亮と横浜流星の魂をぶつけ合う生の演技に鬼気迫るものを感じました。但し、二人のアプローチは、対局的で「静と動」、「芸と血」の対立が見事でした。凄い俳優になってしましたとの思いです。そして、渡辺謙、田中泯,寺島しのぶという最高の助演を得て、物語が更に昇華されました。出会えて良かったです。

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マックノム

4.5歌舞伎最高

2025年10月14日
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淡々と進んでいくせいか、
長時間も気にならない秀作。

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TZW

3.5『鷺娘』の演目は確かに心震える演目です。

2025年10月14日
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李相日監督の作品は
心震える作品が多いのではないかと
個人的には感じ
大変体力を要しおじけることもありますが
やっぱり観てしまいます。

この映画のコアのひとつとなる!?
『鷺娘』という演目は
もうひとつ違う軸を提供してくれているのではないかと
個人的に感じます。

それは
20年以上前に京都の南座で
坂東玉三郎さんの『鷺娘』をみたからかもしれません。

正直、人間業ではない
芸!?に我が目を疑いました。

そうしますと
この映画の重要な役どころのひとつは
あらためて
田中泯さんとなるのかもしれません。

あれ以来
川辺に白鷺を見ると気になってしまいますが
宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』をみて
その後は青鷺も気になってしまいます。

川辺で佇む青鷺はもはや
初老の老人です。

白鷺は娘で
青鷺は老人。

もはや完全に
映画『国宝』の感想を離れていますが
田中泯さんの映画の内外の在り方をみて
また、ひとつこの映画の別の出入口があるのかしら!?と
脱線しました。

よい映画を
ありがとうございます。

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ヨハナシ

4.5生き様を醜く美しく描き切った

2025年10月13日
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ままま

4.5凄まじい演技と演出。

2025年10月13日
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怖い

興奮

斬新

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moon-yoko

5.0日本人が今見るべき映画

2025年10月13日
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日本の古来持っていた強さや美しさ、そしてその背景に必ずある厳しさ、愚かさの詰まった映画でした。

現代は何につけてもコンプライアンス。
努力することが悪の様にすらなり、平静と見せかけて、失ったものも大きいと感じています。

それが時代の変化なのだと受け入れつつも、昭和から日本の急速な変化を体感する世代としては、不安に思うことも多く。

ああ、懐かしいなと感じる、厳しいことももちろん沢山あったけれど、とても美しく躍動していた日本を思い出す様でした。

役者の方々の努力が痛いほど分かるのでそれにも感動。

今、観てよかったです。

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カブトムシ

4.5「内容に引き込まれる」

2025年10月13日
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泣ける

難しい

いやぁー歌舞伎役者の子供に生まれなくてよかった
市川勸玄くん大変なんだな

血筋か才能か どの世界でもあるんでしょう一般の会社でも社長の後継はみたいな普通によくある話です

まったく知らない話かと思いきや曽根崎心中をすこーし知ってたからよかった

話は重くて笑いは一切なしだが一度は見る価値あり

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幕張豊砂の弟

3.0役者は舞台の上が全て

2025年10月13日
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誰もが舞台の上で繰り広げられる歌舞伎の魅力に惑わされてしまい、段落の間を雑にしすぎ。
幼馴染よりも横浜流星に傾いた高畑充希の心情。
その際に受けた吉沢亮の心情。
逃げ出した横浜流星が復帰した時の心情。
いつの間にか居なくなった森七菜。
そして、歌舞伎に復帰した際の吉沢亮。
全ての人物描写が“何年後”で誤魔化されている気がした。

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ムーラン

4.0私的、弱点と凄みを感じさせる、今年の代表的な作品の1つだと

2025年10月12日
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komagire23

3.0役者の演技に加えて映像と音楽もとてもすばらしかった。泣けた。しかし...

2025年10月12日
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泣ける

悲しい

難しい

役者の演技に加えて映像と音楽もとてもすばらしかった。泣けた。しかし刺さったがハマらないというか、決して楽しい作品ではないのでこれがハマる層はごくピンポイントの層だけではと感じた。少なくとも家族には面白かったとは伝えられなかったしお薦めもしなかった。

というのも観賞後にスッキリしなかった。
ストーリー展開の不自然さや心情表現に物足りなさを感じた。(小説は未読)
行動描写や情景描写は多いが、特に脇役の心情はそこまで描写していなかった。監督が「見て感じる作品」と言っていたので敢えてなのかもしれないが、少なくとも私は登場人物の気持ちがどっちつかずに感じる箇所がいくつかあった。「見て考える作品」なのか、、、?
いやいや、明確にしてほしい。伝える工夫はしてほしいと感じた。

スライドショーのように場面を次々と見せられた感覚で、人の心の動きを感じたい私には向いてなかったのかも。昔の映画のような作りだが、昔のはもっとちゃんと心情が伝わっていたと思う。
白塗りをしていると横浜流星と吉沢亮がどっちかわからなくなる場面もあり、そういう部分でも満足できなかった。

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シネマ猫
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