劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2152件中、1701~1720件目を表示

4.5最高の3時間をありがとう

2025年6月12日
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鑑賞方法:映画館

絶対みるべき 以上

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072

3時間苦痛でした

2025年6月12日
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終始ピントがずれているようなもどかしい思いでおりました。
描きたいことは大変よく分かるのですが、期待が大き過ぎたのかもしれません。
原作を読んでみようと思います。
私には到底100年に1度の傑作とは思えませんでした。絶賛の中すみません

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nomnom

4.5吉沢&横浜の熱演が素晴らしい

2025年6月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

 本作は喜久雄の少年時代から晩年期までを描く大河ドラマとなっている。ライバルである俊介との友情、歌舞伎役者としての栄光と挫折、様々な女性との出会いと別れがピンポイントに描かれている。大変ドラマチックな半生であるが、原作の吉田修一の同名小説(未読)は上下巻に及ぶ長編ということもあり、1本の映画にまとめると、どうしてもダイジェスト風な作りになってしまうのが残念だった。約3時間という長尺であるが、それでも物語は表層的と言わざるを得ない。

 例えば、女性陣の葛藤はかなり浅薄に映る。喜久雄の幼馴染・春江、歌舞伎役者の娘・彰子、京都の花街で出会った藤駒といったヒロインたちは、喜久雄の役者人生に深く関わるキャラクターたちなのでもう少し寄り添った視点というものがあっても良かったもしれない。

 また、少年時代の喜久雄は初めから女形を余興で演じていたが、どうして歌舞伎に興味を持ったのだろうか?そのきっかけが分からずじまいである。上方歌舞伎の看板役者、花井半二郎のことを知らなかったくらいなので、もしかしたらそれほど歌舞伎に興味がなかったのかもしれない。

 他にも色々とあるが、こうした描写不足が物語を軽く見せてしまっている要因となっている。
 ただ、これらを丁寧に描いていけば、おそらく1本の映画としてまとめるのは無理だっただろう。そういう意味では、こういう作りを甘んじて受け止めるしかない。

 そんな中、個人的には喜久雄と俊介の友情ドラマに最も見応えを感じた。幼少時から始まる両者のライバル関係は、時に対立を生んでいくが、同じ芸道を歩む者同士、根っこの部分では深い絆で結ばれている。そんな二人の愛憎関係は大変面白く観れた。

 そして、何と言っても喜久雄を演じた吉沢亮、俊介を演じた横浜流星の熱演が素晴らしい。本作には四代目中村鴈治郎が出演しているが、クレジットを見ると彼は歌舞伎指導という立場でも作品に関わっている。「藤娘」、「二人道成寺」、「鷺娘」、「曽根崎心中」といった人気演目を吉沢と横浜が見事な表現力で演じきっている。本人たちの努力もあるだろうが、おそらく鴈治郎の指導力のおかげもあったように思う。

 特に、「曽根崎心中」における両者の熱演には圧倒されてしまった。近松門左衛門による世話物の代表作と言えるこのメロドラマは、現実の二人の愛憎を見事に盛り上げ、観ているこちらの胸に熱く迫って来た。

 監督は李相日。吉田修一の小説を映画化するのは「悪人」、「怒り」に続きこれで3度目である。これだけ続くとは、余程相性が良いのだろう。
 過去作はいずれも殺人事件を巡るサスペンスドラマだったが、今回は一人の男の数奇な人生を真正面から描いた人間ドラマとなっている。過去2作と比べるとエンタメ要素は減ったが、歌舞伎の世界でもがき苦しむ喜久雄の姿に、才能と努力だけではどうすることも出来ない現実社会の厳しさというものが実感された。

 また、歌舞伎は様式美の世界である。それを如何に美しく再現出来ているか。これも本作の大きなポイントのように思う。
 今回は「アデル、ブルーは熱い色」のソフィアン・エル・ファニが撮影監督を務めている。外国人が日本の伝統芸能を撮るというのは意外だったが、この起用はかえって奏功したかもしれない。
 思えば、「アデル~」は鮮烈な色遣いが印象的な作品だった。こうした色彩センスは艶やかで華やかな歌舞伎の舞台を再現するのには合っていたと言える。
 また、「アデル~」同様、本作もクローズアップの多用が特徴的である。舞台観劇では決して見ることが出来ない役者の繊細な表情に迫るカメラワークは映画的なカタルシスを生んでいる。

 キャスト陣では、主要二人以外では、伝説的女形、小野川万菊を演じた田中泯の存在感が際立っていた。彼の説得力のある演技のおかげで、万菊のセリフは一言一句重みが感じられた。

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ありの

5.0素晴らしい作品だった

2025年6月12日
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興奮

本物の歌舞伎を見たことはないのですが2人の熱演に引き込まれました
声の出し方、表情すばらしかったです
実際に歌舞伎公演に行きたいとおもいました

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Kyumi

5.0気迫に飲み込まれる

2025年6月12日
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泣ける

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興奮

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ぴこ

梨園の血筋であるかないかによって翻弄される2人の物語に圧倒される。

2025年6月12日
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マサヒロ

5.0苦悩、葛藤を乗り越えた芸術作品

2025年6月12日
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qq

4.5余韻に浸ってます

2025年6月12日
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知的

ドキドキ

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白十字

3.5歌舞伎の舞台裏を見せる映画

2025年6月12日
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歌舞伎の描き方が美しく見せていて見応えあります
男優さんたちの演技の力が感じて良かった
女優さんの描き方なんか中途半端に見えて残念

渡辺謙が居なくなってからの話が急に早くなって
ドラマがダイジェスト版みたいになってる感じ

少し歌舞伎のシーンが長く感じる

この映画を3時間でまとめるのは少し短い
配信のドラマのが良かったんじゃないかな

まぁ珍しく力の入った日本映画でした

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マツサキ

5.0血筋と才能

2025年6月12日
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冒頭シーンからいきなり引き込まれて、美しい映像と相まってグイグイ魅了されて、見終わって感動と脱力。あー面白かった。これはかなりの傑作じゃない⁉︎。
吉沢亮と横浜流星の美形同士(狸顔と狐顔)のコラボも良いし、2人の迫真に迫った演技も感動もの。支える女達にも強い覚悟が。それにしても、血脈がなければのし上がれない世界、いい加減にもっと大きく門戸を開いたらいいのに。何にしても独占は良くないと思う。血脈は無くとも、芸があるやないか‥努力に努力を重ねたであろう吉沢亮の最後のシーンの鷺姫は憑依してたね。

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ダリア

3.0感動しないのは私の問題

2025年6月12日
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平日の昼間にも関わらず、田舎にしては結構席が埋まってた。
期待が膨らむ。

申し訳ないが、私には全く合わなかった。演者達の魂のこもった熱演にはリスペクトするが、3時間歌舞伎をずっと見るのは、苦痛でしかなかった。一生分の歌舞伎を見た気分。

少年時代を演じた俳優さんには心奪われた。
そのまま大人時代も演じてほしいくらいだった。

渡辺謙、田中泯、寺島しのぶの安定感はさすが。

あまりの長さにエンドロールが流れたら、誰よりも早く席を立った私でした。

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ぼっち

4.5歌舞伎を知らなくても

2025年6月12日
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能楽ばかり見て歌舞伎は苦手。
洋画ばかりで邦画苦手な私が見に行きました。

レビュー見てから行くかどうか決めようとしている方も、取り敢えず映画館に行きましょう。
俳優さんの真剣勝負が見られます。
子役も良かったし吉沢亮くんと横浜流星くんもものすごい修行しただろうと想像します。
歌舞伎のしつこさ、クドクドしたところが苦手な私なのに、舞台上の演技で3回も、いやずっと泣いてました。
ストーリーは急展開も急展開で驚きっぱなし。興味ないわって方も見ておいた方が良いんじゃないでしょうか。ただし関西弁だけは…全員下手ですね!

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うん

4.0圧倒的熱量〜「歌舞伎の映画」であり「映画が歌舞伎」だった

2025年6月12日
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知的

斬新

2025年公開、配給・東宝。

【監督】:李相日
【脚本】:奥寺佐渡子
【原作】:吉田修一〜『国宝』

主な配役
【立花喜久雄(花井東一郎)】:吉沢亮
【大垣俊介(花井半弥)】:横浜流星
【花井半二郎】:渡辺謙
【大垣幸子】:寺島しのぶ
【福田春江】:高畑充希
【彰子】:森七菜
【藤駒】:見上愛
【小野川万菊】:田中泯
【立花権五郎】:永瀬正敏
【綾乃】:瀧内公美

1.圧倒的な熱量と緻密な脚本

『フラガール』、『悪人(原作:吉田修一)』などで高い評価を受けた李相日監督。

歌舞伎へのリスペクト。
人間という生き物への愛、侮蔑、赦し。

それらを圧倒的な熱量で描ききった。

また、構成、セリフなどに冗長さや贅肉がなく、
175分という3時間に及ぶ上映時間中、
たえず緊迫感と緊張感を維持させられる。

ラスト近く、
人間国宝となった喜久雄(吉沢亮)のインタビューシーン。
ようやく「緩和の時間」かと思ったら、綾乃(瀧内公美)が登場する。そんな具合に、ひとときも観客を休ませないのだ。

歌舞伎という伝統芸能を舞台に、

◆若い役者たちの能力を限界まで引き出し、
◆分かりにくい歌舞伎の舞台を簡明かつ荘厳に描出し、
◆人間とは何か、を観る側に問い掛ける、

そんな作品を製作してみせた。

2.素晴らしいキャスティングと裏切らない演技

吉沢亮と横浜流星は、
以前から良い俳優だと思っていたが、
本作で、その潜在能力の一部がさらに解き放なたれた。

また、脇を固めた俳優たち、特に
寺島しのぶ、田中泯、さすがの存在感だった。

冒頭、
任侠ものと見紛う立ち回りがあるが、
この場面すら、「舞台」のような仕立てになっており、
永瀬正敏が大見得を切る。

歌舞伎の映画であり、
映画が歌舞伎だった。

3.まとめ

荘厳、重厚、熱量、、、
暑苦しい単語が並んでしまうが、
実際にそんな映画だった。

ソファに寝転がって観る作品ではない。
歌舞伎という芸能を舞台にしながらも、

「娯楽」の対極にある映画。
もう一度、通しで観られるか、自信はない。
☆4.0

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Haihai

2.0歌舞伎の世界ってすごい!

2025年6月12日
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単純

難しい

絶対に生で見たい!

とは全くならなかった。
ゲージツを全く解しない私が観るべきではない作品だった。
もっとも平日の昼だというのに私以上にゲージツとは明らかに無関係のおばさま方が多く、
結構ガラガラなのにすぐ隣の席に始まってから割り込んできたり、
チュロスを音を立てて食べたり、ケータイに応答して会話したり、
近年まれに見る惨状で一層ネガティブな感情がかき立てられた。
誰目当てなのだろう?亮きゅん?流星きゅん?

とは言え、キャストは皆さん大熱演だった。
おそらく途方もない努力の末にこの映像があったはず、本当に素晴らしい。
その一方で、それらのシーンを見せられれば見せられるほど鼻白む私がいた。
この作品で表現したかったのはそこなの?
ゲージツを全く解しない(大事なことなので2回目)私には違いは全くわからないし、
何なら格付けチェックのように並べてみせられてもわかるまい。
大変申し訳ないことながら冗長に感じられて何度も吐息が漏れた。

ストーリー展開もぎこちなかった。
舞台のように時折大転換し洞察力に欠ける私は何度も?となった。
たとえば、吉沢亮がV字回復する場面など不可解さしかなかった。

この作品を選んだのは消去法。
職場のボスに観たら感想を聞かせて!と言われたのにも後押しされた。
前日、この原作者の作品を観てつまらないと思ったばかり。
かなり危惧はしていたが現実となった。
ボスには「ゲージツ的すぎて理解できませんでした」と伝えなきゃ、
エッホエッホ・・・・。

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みみず

4.5歌舞伎

2025年6月12日
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楽しい

興奮

ドキドキ

歌舞伎を知らない人間が歌舞伎を観たらどうなるの?
って感じで観に行きました。
二人の侍の物語、陰と陽が描かれていて、凄かった。
とにかく、凄かったです。

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nya3nyan

4.5任侠と歌舞伎がカンヌにウケないはずがない

2025年6月12日
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泣ける

任侠と歌舞伎を組み合わせて小説化した吉田修一さん、それを読んで吉沢亮さんにオファーした李監督、喜久雄を見事に三次元化した吉沢亮さん。
本来なら歌舞伎役者が演じるであろう作品を、吉沢亮さんの喜久雄で観せてもらって感謝です。
芸の稽古で覚醒するシーンは、正にこの表情を見せたかったんだろうなー、李監督は、と思う。
横浜流星さんの曽根崎心中は、吉沢さんとは違う気迫で見入ってしまった。
一番盛り上がる場面で劇伴が大きく、ちょっと興醒めしてしまった。そこまで盛り上げなくても、役者の演技力が全て物を言っていたのに。

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りゅう

5.0俳優陣の神がかった演技は言うまでもなく、脚本や演出の妙を感じる最高の映画作品

2025年6月12日
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R新開

5.0予告の期待を裏切らない

2025年6月12日
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興奮

驚く

斬新

横浜流星も素晴らしいが
吉沢亮の演技がすごすぎた

主演男優賞はもちろん
助演男優賞は確実だろうな

そして田中泯の存在感
歌舞伎に詳しくないので
予告見たとき
ベテラン歌舞伎役者が出てるんだろうと
思ってました
声も雰囲気も田中泯さんとは違ったので

田中泯さんとわかったとき
驚きました

3時間だけど、退屈なシーンが、1つもないから安心して見に行ってほしい
トイレが気になるなら
通路側や移動が人の邪魔にならない座席を選べば安心です
ど真ん中だと移動に勇気がいるので

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ねこり

5.0そうかぁ。。。。。 観てしまった 観始め、観終わった 何が言いたい...

2025年6月12日
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そうかぁ。。。。。
観てしまった
観始め、観終わった
何が言いたいか分からない
とにかく観終わった

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✌︎

5.0圧倒的映像美と残酷なまでの芸の道

2025年6月12日
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見終わって3日経ちますがまだ心が震えている。
とにかく映像が美しい、吉沢亮と横浜流星も美しい。そしてあまりにも残酷でもある。芸のために行き芸の前に夢破れる。劇場の大スクリーンで見るのにふさわしい日本が世界へ誇れる作品。吉沢亮の代表作になるだろうがほかの出演者も素晴らしい。 もう一度見に行きたい作品

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なつ
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