国宝のレビュー・感想・評価
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確かに素晴らしい映画で、練りに練った構成と迫力のある映像とサウンド...
確かに素晴らしい映画で、練りに練った構成と迫力のある映像とサウンドで臨場感あふれるなかなかない豪華な作品ではあった。しかしシリアスで過激、後味もズーンと重い。エンターテイメントではなく、芸術映画だと思った。万人受けというよりは、観る人の好みによると思う。★4.3だけに期待しすぎていた面もある。独特な世界観に打ちのめされたといってもいい。不思議な感覚になった。気軽に友達とカップルでみよう!デート向けっていうような大衆向けのものではないから注意が必要な気がする。気楽に観れるものではないので、覚悟がいるかも。いや、それは私が感受性が強すぎるから受け取りすぎて今そう思うのかもしれない。
歌舞伎のシーンは圧巻、でもさすがに長い
原作未読。
吉沢亮と横浜流星ならば、オッサンの自分でも目の保養になると思い鑑賞。
とりあえず歌舞伎のシーンは圧巻。特に前半の曾根崎心中は鬼気迫るものを感じた。
でも、最後の鷺娘までくると、そこまで歌舞伎に縁のない人からしたら飽きを感じる。
ストーリーは、3時間のわりに消化不良。特に、主人公の周りの女性たちの描き方が雑。
春江(高畑充希)はずっと画面にいたけど、舞台を観ているだけ。
藤駒(三上愛)はその娘が出てきたから少しはマシだけど、
さすがに彰子(森七菜)の扱いはもう少し何とかならなかったのか。
最初のやくざのシーンも、思い切ってカットしてもよかったのでは。(全編を通してなにも影響がなかった。原作では途中ヤクザ者と絡むのかな?)
吉沢亮が干されてしまったところあたりは、正直退屈でした。『国宝』ではなく『血統』のほうが良かったのではないか?と思うことも多々。
役者の皆さん、物凄く稽古したんだろうなというのが伝わったので☆4です。
隅から隅まで見応えあり!
ついに観てきた!
あえて白紙の状態で
余韻が凄くて眠れない。
監督:李相日氏が吉田修一氏の小説を映画化
🎬『悪人』🎬『怒り』
2人が組む作品は強烈なインパクトを残す。
吉田修一氏は長崎市出身で同世代
序盤のシーンは丸山の料亭《花月》
長崎弁も嬉しい
吉沢亮さんありきの映画だったそうだけど、私的には寺島しのぶさんもありきだったと思う。
少年時代を演じた黒川想矢くんは🎬『怪物』の子。
この子は🎬『誰も知らない』の柳楽 優弥を彷彿させた。この先の活躍が楽しみね。
《国宝》
「血か、才能か──」
「本物を目指す」という生き方は2025年きっといろんな賞🏆総なめにするだろうなぁ。
衣装もね
豪華絢爛なピカピカの和服と萎びた和服…。
隅から隅まで見応えがあった。
素晴らしい映画でした!ストーリーも映像も俳優陣も圧巻!!
映画館で見るべき映画
できれば週末に😅
いい加減寝なきゃ💦
ファンタジーとして見れば、かなぁ
就職して最初の仕事が歌舞伎でした。
今は亡き人間国宝の方々とも接することが出来たことは、とても良い経験でした。という自分の歌舞伎との関わりをいちおう前置きとして、見た感想です。
舞台や演劇を物語にした映画やドラマあるあるなんですが、稽古初日から舞台を使っていたり(海外ではあったりもするけど)、稽古初日から衣裳を着ていたり、最近では、舞台美術家が本番で小道具を忘れた俳優にキャットウォークをつたって上から舞台に落とすって表現もあったりしますが、実際の舞台、演劇としては「ありえない」と思うわけです。
(そういう意味では、医療でも警察でも弁護士でも、みんな「実際はありえない」のでしょうけれど。)
そんなことを踏まえたうえで、歌舞伎はたいてい、昼夜興行。
二人娘道成寺を演じたのが、昼公演か夜公演は分からないけれど、1時間上演したとしても、他にも演目はあるでしょう。幕間があって、次の演目があるでしょうし。
この映像時(物語時)が初日としたら、次の日も公演があるわけで。
20日間興行としたら、あと19日あるわけで。そこでやり切った感だされてもなぁと思ってしまったわけです。
この激しい舞踊をあと19回、同じテンションで続けるのか。う〜ん。
舞台美術家が小道具持っていく映画は、タイムリープものだったから、ファンタジーと思えたけれど、いろいろと細かく描いている分、ない、ない、ないと思う点が多々あり、それが気になってしまいました。
実際の歌舞伎の顔寄せに初めて参加したとき、「當る平成⚪︎年⚪︎月興行〜〜千穐万歳大入叶〜お手を拝借、よぉ〜(うろ覚え)」みたいな様子で、心の中で、うわっ、映画の中のヤ⚫︎ザの襲名みたいだなと思ったので、反社の部分はファンタジーには思えなかったです。
背中に背負っていてもおかしくないかも(ないでしょうが)。
大絶賛している方が多いけれど、そこまでは……って感じでした。
何が自分にはハマらなかったかは上手くいい表せないですけど、今年イチとまではいかなったなぁ。(147本見て)
2000年以降の邦画における最高傑作だと思う。
3時間ダレない展開、人生の浮き沈み、世襲、家制度の生む軋轢、
3時間ダレない展開、人生の浮き沈み、世襲、家制度の生む軋轢。
ストーリー展開が良い。二人のライバルが競い、喧嘩し、一方が成功し 一方が敗退する。しかし時は、それを逆転させる。そして更に 再逆転させる。
映像も良い。
本当の歌舞伎は詰まらないが、本映画は面白かった。
(この後に歌舞伎座6月を観劇したが、相変わらず連獅子とか、最悪につまらなかった。)
そこに「吉沢亮」はいなかった。
凄かった。
今年観た映画の中で、間違いなくナンバー1の映画でした。(30本くらい観た中で)
それも飛び抜けてダントツで。
吉沢亮さんは、この映画にどんな覚悟で臨んだのだろうか。
全編を通して演技が凄すぎて、エンドロールで「あ、そういえば主演は吉沢亮さんだったな」と思うくらいでした。
吉沢亮さんではなく、まさに別人の「喜久雄」でした。
ここまで己を押し殺して役に入り切ることができるなんて。
撮影終了後のケアをどうしたのか、聞いてみたいと思いました。
歌舞伎についての知識はまったくありませんが、舞台に上がる覚悟や重みが本当によく伝わりました。
劇中で、舞台後に拍手喝采のシーンがありますが、一緒に拍手をしたくなるほどでした。
アカデミー賞間違いなしの映画です。
観たことがない方はぜひ!
圧巻
糖尿病は怖いな
3時間という長さをまったく感じさせない映画でした。1時間は歌舞伎のシーンかな?当方、歌舞伎はあまり得意ではないですが、吉沢亮と横浜流星の二代イケメン人間国宝のビジュアルのおかげなのか、歌舞伎のシーンは見入ってしまった。とにかく美しい。その一言に尽きる。
ストーリーはテンポ良く、飽きるタイミングはなかったです。途中、ジョーカーをオマージュしているであろうシーンもあったりと常に惹きつけるシーンがつづいた。
ふたりともダークサイドに落ちるも、交互に復活し、最後に完全体で大復活。意外にこのストーリー展開っていままでなかったかも。最後の娘のシーンは読めてしまっていらないなぁと思ってしまいましたが、それ以外はどれも魅力的なシーンでした。映画館で観るべき映画です。観て本当によかった。
三十代最後の夜に
糖尿病
ミミズクの意味
喜久雄が「他に何も要らないから日本一の歌舞伎役者になりたい。」と悪魔と取り引きした事を娘にまで言ってしまったのは、歌舞伎の世界での確固たる地位と居場所が欲しかったからなのではないだろうか。それ位、歌舞伎界のしきたりが厳しい事を亡くなった師匠である半二郎からも聞かされていたから。
何一つ約束されたものは無かったけれど、生まれ持った才能と実の父の見事な死に様、そして半二郎への恩、切磋琢磨して互いに成長して来た俊介への思い、自ら望んだかの様に背負い、全ての苦難を乗り越えた喜久雄が手にしたものは、皮肉にも自らを犠牲にしても喜久雄を支え続けてくれると言う、無償の愛を貫いた女達を演じた様な「女方」によるものだった。
人間国宝となった際にカメラマンになった娘からの質問に「忘れた事はないよ・・・」と自分の名前を言ってくれた。日本一の役者になった父にそう言われ、綾乃にはまるでお正月でも来たかの様な嬉しい瞬間だったのでは。
最後にアナウンサーの順風満帆と言う言葉にも感謝の気持ちを表せる位、心は満ち足りたものだったけれど、父が最後に残した雪が静かに降るあの美しい景色は未だ見れてない事を言った様に思えた。
波瀾万丈
それにしてもこんなにも波瀾万丈の人生があるんだろうか。
任侠一家の息子に生まれ警察沙汰になった後に歌舞伎界に弟子入りし、一度離れて地方営業した後に復帰し名跡を継いで人間国宝とは。
話が出来すぎではという思いも浮かんでしまうが唯一共感しうる点が喜久雄が常に芸に対して真摯であったこと。
もし劇中に喜久雄が浮かれて遊びに耽ったり芸を疎かにする描写があったとしたらもっと低評価をつけていたかもしれない。
正直なところ歌舞伎には知識もなく昔一度鑑賞したことがあるくらいでその時も特に興味を持てなかった。
たぶんこの作品は歌舞伎の世界に造詣が深く知識が豊富な人のほうが楽しめるのかなと思う。
そんなわけで吉沢亮の歌舞伎の演技が国宝に値するような演技なのかは判断できないが吉沢、横浜両氏の熱量のある演技については良かったとは言える。
ただ世間的な高評価ほどではなかったかなと感じている。
本物の歌舞伎は観た事ないが…
吉沢亮、横浜流星の演技はお見事!
世界的舞踏家の田中泯の役柄配置がよりリアルに感じた
歌舞伎を知らない私でも3時間しっかりと最後まで観れたが、中盤は中だるみを感じたのでもう少しコンパクトにできたのがも
家のビデオでは絶対に一気見できないと思うので映画館で観てよかった
ずっとハラハラした
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