国宝のレビュー・感想・評価
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良かった。
主演2人が何となく好きではないので良かったのが悔しいくらい。大河の主役は伊達じゃないんだなぁ、見終わったらそんな事はどうでも良いくらい緊張感と存在感が迫る舞台だった。映画っていうより舞台って言った方が今の気分にハマる。
歌舞伎界の人達じゃないのにあんなに歌舞伎に足を運びたくさせるなんて…なんかもう頭が下がります。
序盤の永瀬正敏のカッコ良さから学生時代の2人を演じた子達の演技にも引き込まれて見てよかった。
2度目の演技とか同じ日になんか出来ないだろとかおもっちゃうんだけど、セットとか2回組んだのかな。他にも色々とどうやって撮ったんだろう。気になる。
パンフのテキスト量が多そうだったので読みたいなー
映画でしか見れないカメラワークも素晴らしくて舞台から見た景色や均衡というか近さみたいなものがこんなに感じられるもんなんだなぁと圧巻でした。
2025年度暫定ベスト!
圧倒的なシネマティックな映像、カメラワーク、編集に引き込まれる。李監督の確かな演出力を感じられたのは「フラガール」以来か。
長い年月の物語にもかかわらず、中だるみも感じられない。歌舞伎の舞台が多いにもかかわらず、飽きることが全くない。これはきちんとキャラクターの心情を画面から伝えるという演出が効いているからだ。歌舞伎の演目の中でさえ、キャラクターのその場の心情を的確に伝えてくる。李監督ブラボー!
吉沢亮よかった!横浜流星よかった!田中泯さん素晴らしかった!(アカデミー賞助演男優賞確定!)音楽よかった!
大好きな作家吉田修一の原作作品の中でもダントツで1番。
今年後半にこの作品を超えられるものが出てくるか??
とんでもない
とんでもないものを観たというのか直後の感想
少しの時間席を立てませんでした
劇場の真ん中の席で見たのですが、舞台を観ている観客のように、歌舞伎のシーンが見れたのは嬉しかった。真ん中側の席おすすめです!
あと3時間長いと思って、食べ物、飲み物たくさん買うのは、おすすめできません。余ります
歌舞伎の舞台シーン等、実話のような感じがする映画ですが、再現ドラマではないので、あそこが実際の歌舞伎と違う!ここが原作と違う!等と観るのは、勿体ないです
評判は高いし、素晴らしい映画と私は思いますが、みんなが良いと言ってるからと言う視点で観るのも、みんな良いと言ってるけど、足りない所がある、描ききれてない部分があると言う視点で観るのも、この映画の魅力を狭めてしまうかも。
良い意味で先入観をいかに無くして観ることが出来るか?がポイントの作品です
映像美は圧巻。プロットはやや雑
映像がとにかく繊細で素晴らしい。
撮影がアデルブルーは熱い色のソフィアン・エル・ファニというのを見て納得。
歌舞伎という扱い辛い伝統芸能を題材によくぞここまでの映画を作り上げたなと感心した。
問題のプロットだが、話の焦点が芸事への執念なのか、キクオとシュンスケとの因縁や友情の物語なのかがやや散漫になった印象。
少し欲張り過ぎて色々な要素を詰め込み過ぎた印象はある。
シュンスケの足の件や師匠半次郎の死もやけにアッサリと消化してしまったなと感じた。
また、キクオとシュンスケが過去の軋轢を超えて、再び舞台で共演するに至るまでの流れがバッサリカットされているので、1番見たかった美味しいシーンが見れなかった印象。
あとは主人公キクオの何を犠牲にしても芸事にかける執念のような部分もあまり強くは描かれておらず、娘を蔑ろにするシーンもパレードのシーンだけなので、最後の娘の言葉もあまり効いてない感がある。
もう少し色んな要素を交通整理してまとめてシナリオを練り直したら更に良くなったと思う。
「国宝」というタイトルも話の真芯に合っているかと言われたら合っていない気もする。最後に人間国宝になりましたという展開があるだけで、あくまでも記号。キーワードとして出てくるだけなので、
「国宝」という題にするならば、国宝というものが何なのか、映画としてもう一段深く掘り下げて見せて欲しかった。
それこそ歌舞伎なだけに話の筋にビシッと一本筋を通して欲しかった。
2人に拍手喝采
凄いものを観てしまった
昭和チックだが圧巻
3時間トイレを我慢できるか心配で端の席にしましたが、不要でした。平日の夕方に200人ほど入るシアターでほぼ満席だったことも驚きでしたが、誰も途中抜けず、エンドロールが完全に終わるまで誰一人立つこともなく、見入っていました。老弱男女おり年配の方も多かったにもかかわらずです。それくらいみなさん惹き込まれていました。
本来の舞台では役者の顔はアップされませんが、この映画は多出しています。この点について賛否はあるでしょうが、私は映画ならではのこの演出に感情が揺さぶられました。
私は歌舞伎も日本舞踊も全くわかりませんが、美しさに涙が出ました。
中座するタイミングを考えてみましたが、思いつきません!参考にならずごめんなさい。
これは「ファンタジー」です?
背中に入れ墨のある「元ヤクザ」が歌舞伎役者になれるか?否。
ファンタジーとはいえ、リアリティの無い設定は、作品への没入感を減退させる。
一度『世界』に入り損なうと、粗探ししか出来なくなる。
「本業の歌舞伎役者さんじゃないから、仕方ないよね」
何で、観る側が俳優に配慮して観なければならないねん。
連獅子も二人道成寺も、カメラワークとズーム、カット割りで誤魔化されてる。
元ヤクザの人間が、歌舞伎役者に魅入られて歌舞伎の世界に入り、大役を貰う?
地道に下から稽古し続けている門下生達のやっかみとか絶対にあるハズと思うんだよね。
【中村仲蔵】の話みたいに。
そこらへん、全スルーだもんね。
映画を観た歌舞伎役者さんが言っていたが、「化粧が☓。あれは、メイクさんにやってもらったメイクだから、皆同じ顔になってる。本来メイクは、役者自身がやるもの」「メイクしたまま寝ない」「衣装の扱い方がゾンザイ」らしい。
まるで人間国宝になる事がゴールの様になっているけど、人間国宝の役目って「後継者の育成」じゃないの?
この映画の【歌舞伎】は、『リアル』な歌舞伎ではなく、『ファンタジー』の歌舞伎です。
ただ、この映画を観て、歌舞伎に興味が出たなら「シネマ歌舞伎」からでも観てほしいね。
実際の歌舞伎役者が演じたものは、もっとすごいんだよ。
男の世界。ウ〜ン、マンダム。
5〜6月は、別の趣味でカメラを持って出かけているので映画館へ行くのが少ないのだが、今月はやっと劇場鑑賞2本目。
カミさんが珍しくこの映画観たいと言うので一緒に「国宝」をTOHOシネマズ上野で。原作未読。
6月17日(火)
平日昼間でもキャパ392の劇場が七分以上の入りで年齢層高め。横並びの列に年配の夫婦が予告が終わる開映ギリで係員に案内されて来た。映画館慣れ?していないのか、しばらくおしゃべりがうるさい。映画館に普段来ない客層が足を運んでくれるのは嬉しいがこういうのはちょっと困る。
齢70を過ぎたが、恥ずかしながら歌舞伎座には行った事がない。3階席でも良いから一度行った方が良いと昔言われた事があったのだが。そういう点では、ある意味歌舞伎の世界は新鮮であった。
上方歌舞伎役者の花井半二郎(渡辺謙)は、招かれた長崎・立花組組長立花権五郎(永瀬正敏)正月の宴の余興で「関の扉」を舞う権五郎の息子喜久雄を観る。その才能に眼を見張るが、二人の眼の前で殴り込んで来た他の組の者に権五郎は射殺されてしまう。
喜久雄を引き取った半二郎は、喜久雄を同い年の自分の息子俊介と一緒に芸を磨かせ、歌舞伎役者の女形として仕込んで行く。
半二郎と俊介(越山敬達)が舞う「連獅子」を舞台袖から観る喜久雄(黒川想矢)。
二人が成人した後、交通事故で舞台に立てなくなった半二郎は、自分の代役を息子の俊介(横浜流星)ではなく喜久雄(吉沢亮)を指名する。緊張で震えが止まらず化粧が出来ない喜久雄に化粧を施す俊介。
父の代役で「曽根崎心中」の舞台を見事に務め上げる喜久雄の才能にショックを受けた俊介は姿を消す。それに気づき俊介と行動を共にする春江(高畑充希)。
「曽根崎心中」のお初徳兵衛の道行きとリンクして描かれる春江と俊介。
とうとう喜久雄は半二郎を襲名する事になるが、襲名披露の舞台で先代半二郎は糖尿病のために倒れ、亡くなってしまう。(倒れた時に呼ぶのは隣にいる喜久雄ではなく「俊坊!」)
いくら才能があっても血筋がない喜久雄は大旦那が亡くなれば歌舞伎の世界ではセリフもないような役しか貰えない。
そこへ俊介が花井半弥として歌舞伎界に戻って来て脚光を浴びる。喜久雄は背中の刺青や隠し子のスキャンダルで奈落に落ちるように姿を消すのだが…。
「関の扉」「二人道成寺」「曽根崎心中」「鷺娘」といった演目が複数回演じられる。演者を替え、或いは替えずに。(親子で舞う「連獅子」は一度のみ)
この構成は良かったと思う。吉沢亮は「曽根崎心中」でお初も徳兵衛も演じる。
「鷺娘」では田中泯と吉沢亮の比較もある。ソフイア・エル・ファニのカメラも素晴らしかった。
「ぼくのお日さま」のタクヤ越山敬達が、若き日の俊介を、「怪物」の黒川想矢が若き日の喜久雄を演じている。彼らも吉沢亮みたいにどんどん吸収して育って行くのだろうな。
結局、歌舞伎界と言うのは男の血筋の世界と言う事か。吉沢亮、横浜流星、田中泯、渡辺謙の演技が素晴らしいのは言うまでもない。女優陣の演技も素晴らしいのだが、女性の側の描き方が足りない。
母(宮澤エマ)のその後は。見上愛はどうなったのか。何故、春江は喜久雄と一緒に刺青を入れたのか(若き日の高畑充希(春江)役の娘も良かった)、恋人喜久雄を捨て俊介を選んだのか。彰子(森七菜)はあの後どうなったのか。唯一、その後が描かれたのはカメラマンとして登場した瀧内公美くらいだ。(これがまた良いのだな)
男性側も充分ではない部分もある。人間国宝の万菊は何故あんな安宿に住んでいるのか。それでいて喜久雄の事を何で知ったのか。俊介が亡くなった後、喜久雄はどうして人間国宝になるまでになったのか。
人間国宝となる男の50年以上の人生を描くのには2時間55分でも短かったのかも知れないが、もう少し編集に加減と工夫があっても良かったのではないか。
映画は、省略の芸術でもあるのだ。
おまけ
母は原爆症で死んだと言及があったらしい(長崎だから?)。聞き逃した。
実の母親は亡くなり行くところがない、と言うのは聞き取れましたが原爆症で、というのは聞き逃しました。
吉沢亮と横浜流星はどれだけ練習したのだろうか?
主演の吉沢亮と横浜流星、どんだけ練習したんだろう?凄ご過ぎる。圧巻。多分、多くの人が歌舞伎を観た人はそんなに多くないと思うけど、素人でも良い悪いは判ると思う。
私の姉は5歳からピアノを始めて毎日練習をして音大に進んだが、姉は色々言っているが、姉のピアノを一度も上手いと思った事はない。
ピアノに詳しくなくてもプロで活躍している人のピアノは上手いと思うし、上手い下手は素人でも判ると思う。
歌舞伎役者から見たら彼等の演技はどう写るのたろうか。聞きたいくらいだ。
主人公の喜久雄は子供の頃に歌舞伎役者半二郎から認められる程の天才。
それは交通事故で代役を実子の俊介より喜久雄を任命する位に。
以前に歌舞伎役者が学生の時の良かった事は?「将来が決まっている事」悪かった事は?「将来が決まっている事」と書いたと聞いた事がある。歌舞伎では家業を継ぐのが当然。世襲の世界。
映画で心に残った台詞は俊介が稽古中、「貴方、芝居が憎いでしょう」と言う台詞。自分の生まれだけで歌舞伎の道を歩ませられた俊介。本当はそんな考えがあったかもしれない。「憎くでも演じ続けなければならない」と言う台詞にも考えさせられてしまった。
代役に抜擢された喜久雄は俊介に血が欲しいと言う。自分に足りない家系という血が。
しかし、喜久雄の演技の素晴らしさに逃げ出してしまう俊介。それを追う喜久雄のガールフレンド春江。やはり喜久雄は天才なのだ。
世界一の演者になれる様に悪魔と契約する喜久雄。全てを犠牲にしても。
半二郎の死で3代目を就任していた喜久雄は何年も帰って来なかった俊介の帰還と共に後ろ盾を無くして転落する。
歌舞伎役者の重鎮の娘と放浪をするが、人間国宝の万菊の呼びかけで、また歌舞伎の舞台に復帰する事が出来る。
観ていて、何故、人間国宝の人の前で踊って復帰に繋がるかよく解らなかった。口添えがあって後ろ盾が出来たって事だろうか?この人間国宝の万菊は初対面の時からも喜久雄の才能を見抜いていた。その位、喜久雄は才能がある。
舞台に復帰して俊介と二人で歌舞伎を盛り上げるが、俊介が糖尿病で足を切る事になる。
片足になった俊介は「曽根崎心中」で喜久雄との共演を申し出る。ここの俊介の流星は凄い。舞台で倒れても演技を続ける。涙の中で演技を続ける喜久雄と俊介。
数年が経ち俊介が亡くなった事が判り、喜久雄が人間国宝に選ばれる。その取材の中、カメラマンをしている女性が芸妓の間で出来た娘だと判る。娘は悪魔の契約の通りになった事と喜久雄の舞台を観る度に正月が来た様な別の所へ連れて行ってくれる楽しさを感じていたとも。
舞台で踊る喜久雄は降る紙吹雪を見て「綺麗やわ」と呟く。
ともかく映像が綺麗。
何度も言うが吉沢亮と横浜流星の演技が素晴らしい。
3時間を感じさせない。
今年の日本アカデミー賞の多くを獲ると思う。
美しく厳しい世界…大河ドラマ主役の競演!
歌舞伎についてあまり知識がなかったので、公式サイトの説明を読んでから行きました。演目や専門用語を少しでも知って見たほうがよいと聞いたので。正解でした。
それこそ本物の歌舞伎役者さんに比べたらまだまだなのかもしれません。しかし、1年半という短い(長い?)練習期間でこれだけの仕上がりを見せてくださったお二人に拍手を送りたいです。(実際拍手しそうになりました)他のお仕事もいっぱいだというのに…
3時間って長いのではと心配していましたが、最後まで集中して見ることができました。原作も読んでみたいと思ったし(徳次さん全カットらしい)、歌舞伎に少なからず興味を持ちました。
後半ちょっと急ぎがちというか無理なところもありましたがそれを差し引いても、映画館に見に行く価値のある作品だと思いました。
長くてもレッツトライ!
重そうな映画だなという印象と3時間という長尺に耐えられるかなという不安とともに鑑賞。原作は未読です。
歌舞伎の正統な血筋の俊介と任侠の親のもとに生まれながら歌舞伎に取り憑かれていく喜久雄の半生を描いた映画。
まずは歌舞伎の舞台シーンの緊張感!こちらまでドキドキ、固唾を飲んで見守ってしまいます。これだけのシーンを説得力をもって演じるのは相当の努力をしたんだろうな、と感じます。
血か才能かについては、場面ごとにシーソーのように立場が逆転し、血だけでは、才能だけではどうにもしがたいヒリヒリ感にこちらの情緒も揺さぶられます。
決してお涙頂戴の作品ではなく、芸に取り憑かれた男を淡々と描いているところがいい。
長尺の作品ですが、何度も盛り上がりの展開もありその世界観にのめり込んで鑑賞できました。
長尺に怯んでいる方々、大丈夫です!レッツトライ!
素晴らしい作品でした
全キャスティングが素晴らしかった
ストーリーを超えて、、
吉沢亮がすごい。
横浜流星さんがいい俳優なのは[春に散る][正体]で知って驚いていたんですが、、
吉沢亮さんも[キングダム]で二役演じ分けていていい俳優だなあくらいに思っていたんですが、今回は次元が違って。
このお二方、イケメン俳優売りされていたり、事務所が推したりでいろいろ言われたこともあると思うんですけど、実力で見返してやろうと努力されたんだろうなと思います。
このストーリーともリンクするような。
水面に浮かぶ白鳥ですよ、、すごい。
このまま力をつけて、日本を代表する俳優になるんだと思うとそこにも感動してしまいます。
葛藤や狂気、皮肉で美しい作品でした。
悪魔と取引をしたと喜久雄も自覚しているんですよね。
そこが残酷で人間らしくて。
春江も背負っているものが同じで魂の繋がりがある喜久雄ではなくて、俊介を選んだのがまた、、
それも喜久雄のためだったように思えたり、本能で流れたようにもみえる人間らしさでもあるように思えたり
喜久雄に翻弄された女たちもまた、、
万菊の全てを見透かしたような目と語り。シシガミ様のようで国宝というよりは神のような。
血筋に翻弄された2人
この2人でなければこのレベルの作品にはならなかったと思いました。
上質な作品でした。素晴らしかった。
主人公に感情移入できない。
あの狂気にいたる人物の掘り下げをもう少し、
やってよかったんじゃないか。
父親が死んだ時の雪景色に答えがありそうだけど、
敵討ちしくじって、一応本人吹っ切れたみたいになってるし。
芸の真髄を追い求めると思いきや、
最後は、完成度もへったくれもなく、
俺たちの生き様をみよおお、みたいなノリも、どうなんっていう。
あそこまで自分自身を劇に持ち込むのはテーマと相反するように思うんだけど。
極めつけは、娘との再会。
そこまでおおげさな演技と演出でごまかしていたけど、
あそこで作品が瓦解したように感じた。
コンビ復活の流れとか、親友がなくなった後、
どう芸をきわめて国宝にいたるかも、ダイジェストでも欲しい。
難しいところから逃げて、あえて描かないことで高尚に見せようとしている
ようにも見える。
作中の言葉を借りると骨で映画作ってないと感じた。がわは豪華なんだけど。
騙されながらも途中までかいがいしくついていく、
森七菜が一番印象に残ったけど、浮いてた。
芸姑さんは最初から二号でも三号でもって言って
近づいてるんだから、しょうがない。
最初のヒロインは芸姑さんとの浮気を察して、乗り換えた?
単にしゅんぼうのほうが好きになっちゃったのかな。
しょうがないけど、なんかやり方が暗い。
再会後も何考えてるのか分からないし。
いろいろ書いたけど退屈はしなかった。
難しいけど感動
正直、歌舞伎に魅力を感じたこともなければ、芸術が美とも思ったことない人間だけど、吉沢亮さんの芝居がすごすぎるなと思った。
友情、恋愛を含む人間関係しかり、歌舞伎に対して愛を持って全キャスト・スタッフが取り組んでいたんだろうなと感じさせる作品だった。
血がほしいって思う喜久雄の気持ちもわかるし、才能がなく喜久雄の演技を見て逃げ出す俊介の気持ちもわかる。
お二方の幼少期を演じていた子役二人もアカデミー賞新人賞を取った方でさすがの芝居だった。特に喜久雄の幼少期の子、父が殺される瞬間を見たあの表情で悲しみがブワッときた。
圧倒的な芝居をお持ちのえげつないキャスト方がこの作品に携わって、厳しいで有名な李監督がメガホンを取ったからこそ、この作品が出来上がったんだろうなと感じた。
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