劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全286件中、121~140件目を表示

3.5日本人が知ってる様で知らない“歌舞伎”の世界

2025年6月8日
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菊千代

5.0その道と芸を極めた者を“国宝”と呼び、それを魅せてくれた映画を“至宝”と呼ぶ

2025年6月8日
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泣ける

悲しい

興奮

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近大

4.0いろいろな意味で力作

2025年6月8日
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またぞう

4.5圧巻な

2025年6月8日
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泣ける

知的

幸せ

歌舞伎が綺麗に描かれてあった。解りやすく伝わりやすい血筋と芸の高さの競いになっているが、役者魂の舞台で光を浴びてなんぼも良くも悪くも表現されていて潔く、ある意味その亡霊に追い回される様でもあった。俊介が逃げるんじゃない役者として上手くなりたいも泣けたしその後の半世も泣ける。喜久雄が身を削り表情が固くなる一方で俊介の表情が豊かなのが印象的。国宝と言われるまでになったとてなにを得たのだろう考えさせられもする。圧巻だ。

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いち

5.0国宝級の映画

2025年6月8日
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しばらく余韻に浸っていたい!
だけどエンドクレジットが意外と短くて、もう2分くらい長くても良かったのに…なんて思うくらい良質な作品でした。

よくよく考えたら、歌舞伎の世界という世間一般の中では限定的で狭い世界の話なのに、受け取った世界観はとても深くて広くて奥行きのあるものでした。
たぶんそれは人間の生み出す〝虚構〟フィクション(※)の力をまざまざと見せつけられるから。
※ユヴァル・ノア・ハラリさんの『サピエンス全史』などの著作で目から鱗の考察を知ることができます。ホモ・サピエンスがネアンデルタールやその他同時代の異種人類との決定的な違いとして、虚構や共同主観を作り出す力があることにより、いかに地球の支配者になったのか。極めて説得力ある説明でしかもめちゃくちゃ面白く学ぶことができます。

何百人という観客が、役者が演じる人物の心情を同じ空間で同時に体験させられる。
そこには芸術として磨き上げられてきた洗練、それを守り抜いてきた血統への信頼、役者たちの稽古の積み重ねによる圧倒的な臨場感が存在する。それらが舞台の上での虚構の物語であるにも関わらず、見るもの・聴くものに対して現実的な情動の揺らぎを体感させる。

トップアスリートや有名なアーチストのパフォーマンスを見ることで、勇気や希望をもらえることがあるのも、きっと虚構を生み出す想像力の賜物なのだと思う。イチローや大谷選手ほどの才能は無くても、同じような努力が出来れば今よりは高いレベルの舞台で活躍できるかもしれない。だから頑張ろうと思うことができるし、結果的に望んだような活躍が出来なかったとしても、虚構を現実に変えていく道筋みたいなものをそれぞれの感性が掴み取っていく。未来へのレールはそこで掴んだ自分の感覚でしか描けない。

夢(虚構)を夢のままで終わらせてしまう人のほうが多いけれど、悪魔に魂を売ってしまうほどの狂気で手に入れた現実は、時には至高のもの=国宝となって、次の虚構に魅せられる者たちを育てていく。
虚構を現実にしようともがく人の繋がりが伝統を作っていくということなのかも知れない。

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グレシャムの法則

5.0凄絶なまでに美しく、醜い

2025年6月8日
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凄絶なまでに美しく、そして醜い。
芸のために、何もかも捧げる生き様が。

3時間という長編を、
ただ、ただ、息を止めるように観た。
目の前にはスクリーンだけ。

台詞は絞られ、
役者の表情、声音から心の機微を感じ取る。それだけに役者の力量が問われる。
観客は、俯瞰して、ただ喜久雄たち歌舞伎役者の生き様をみていく。

家族を失い、

恋人を失い、

友を失い、

何もかもを失ってでも、ほしいもの。
見たい景色。

この映画を撮るにあたり、1年半歌舞伎の稽古をされたとか。ここまで歌舞伎を魅せることができるのかと、役者の恐ろしさも感じた。
これは邦画史に名を残す。
いま、観るべき映画。

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ホラー好き2

2.0人間国宝も軽く見られたもんだ

2025年6月7日
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トルティーア

5.0名作、そして役者魂を感じた。

2025年6月7日
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息をする間もないくらいずっと圧倒され、終わった後は6時間くらい観ていたような疲労感でした。
いつもは映画を観ながら他のことを考えてしまうこともあるのですが、そんなこともできないほどの映画でした。
とにかくすごいものを観た、映画ってこういうものだよねというのが率直な感想。

予告で観たときは、歌舞伎も簡単にサラッとやるだけだろうなと思っていたのですが、そんなことはなくかなり本格的に様々な演目があり驚きました。

最近は毎週映画館に足を運んでいますが、久しぶりにこのような名作を観ました。吉沢亮と横浜流星の役者魂も感じ、役者ってすごいなと感動しました。伝統芸能である歌舞伎を本格的に演じるのは、並大抵なことではなかったと思います。恐らくアカデミー賞、最優秀も獲るのではと。

学生時代の役者も良かったですが(怪物に出ていた黒川くんとか)、この役を市川染五郎と市川團子で観たかった。さすがに本物の歌舞伎役者では難しいのかな。でも、寺島しのぶが出ていたのはよかった。

エンディングの曲もよかった。

薄っぺらく感じない映画を久しぶりに観たので、本当に良かった。とにかく圧巻。
ここ数年稀にみる名作だと思う。

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ももか

5.0スクリーンに展開される美に圧倒された

2025年6月7日
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怖い

興奮

ドキドキ

二人の歌舞伎役者の半生を追った物語。

始まりは高度成長期が終わろうとする1960年代後半。
それから50年間。
2014年までの日本社会の変遷を背景に
歌舞伎役者の子と、その父の目にとまり部屋子として引き取られた少年。この二人の友情と葛藤を軸に物語は進行します。

興行主の気まぐれや、不慮の事故に伴う代役として大抜擢され
失敗するかもしれないという究極の恐怖と戦いながら着実に実績を重ねてゆく二人。
お互いの存在が心の支えだった若き日を過ぎて
大人として芸の道を歩み始めたとき、二人の前に立ちはだかる壁。それは血統と才能でした。

文字通り芸に命を賭けているからこそ
それぞれが自分が持たないものに対して血を吐くほどの苦しみを味わいます。
挫折や葛藤を繰り返し、二人の立場や評価は二転三転して入れ替わり、どん底の境遇で辛酸を舐める経験もします。

けれど、それでも歌舞伎以外の道を選ぶことがなかった二人。
そして梨園の頂点、人間国宝にまで上り詰めたときその目に写ったものは…

鷺娘、娘道成寺、曽根崎心中など素人でも粗筋だけは知っている演目に助けられて
予想よりもはるかに長い劇中劇ともいえる歌舞伎の舞台を楽しむことができました。
そして、通の目から観たら色々とあるのでしょうが、歌舞伎ド素人のわたしの目には主役二人の歌舞伎の舞台は輝くばかりの艶やかさで、改めて役者さんて凄いなぁ~という感嘆の念を抱きました。

3時間という長さを全く感じさせない、スクリーンに展開される美に圧倒された時間を過ごしました。

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さとうきび

5.0☆5じゃ足りないんよ

2025年6月7日
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興奮

国宝級イケメンの吉沢亮を目当てに観たら、
本物の国宝映画だった。

鷺姫、連獅子を観てみたいな…と歌舞伎に興味が湧いた。
日本に生まれたならここでしか味わえない世界をこの目で観ておかないとと。

何かを極めよう、極めた、さらに極めようとする人間の貪欲さは汚さと美しさが表裏一体なのかもしれない。

寺島しのぶさん、よかったな…

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summer

5.0芸の肥やし

2025年6月7日
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渡辺謙がバツ2で、その娘の杏の元旦那の東出クンが不倫→離婚しようが、吉沢亮が酔っ払って不法侵入しようが、三浦貴大がどんどん杉村太蔵化していようが、全ては芸の肥やし、芸のためなら女房も泣かす〜🎵なのである!オワリ!

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うんこたれぞう

5.03時間が早い

2025年6月7日
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驚く

映像が美しく吉沢亮さんの熱演、カメラワークも非常に迫力があり3時間があっという間でした。

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ピーマンの肉詰め

5.0映画が小説を上回ったと感じたのは、春江と万菊。

2025年6月7日
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悲しい

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naco

4.5長い以外欠点無し

2025年6月7日
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今年のアカデミー賞間違い無し
作品、主演男優、助演男優、監督、脚本5冠決定かな!

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ムロン

4.0圧巻の演技 吉沢亮の凄み

2025年6月7日
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泣ける

興奮

ドキドキ

吉沢亮の演技に圧倒されました。
綺麗な顔は化粧をしても隠せず、仕草は女形の色っぽさがあふれ、最後まで夢を見せるような演技で息をのむシーンが沢山ありました。
子供時代の役者さんも目でも演技が凄くて、どこの子と思ったら怪物の子役と知ってこれからが楽しみになりました。
柳楽優弥みたいだと思いました。

横山流星もボンボンの演技良かったです。3時間近くが長く感じず最後まで集中して見れました。

残念かもと思ったのは女子の描写。
心情の移り変わりがあまりでてなかったのと、最後に向けて少しキュッとした印象でした。
国宝になる前の孤独と突き詰めた結果の国宝認定になった描写があれば最後もっとグッと来たかも。

ともあれ、本当に皆さんすごい演技で、魅せられました。
吉沢亮の代表作になるのは間違いないと思いました。

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EE 145

4.5175分も長くはない

2025年6月7日
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らいむ

4.5命をかけて目指すもの

2025年6月7日
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ヤクザの一門として生まれた喜久雄が歌舞伎の世界に入り、世襲や血筋を飛び越えて、歌舞伎役者としての階段を駆け上がっていく。
順風満帆のようで波瀾万丈な喜久雄の人生、数々の出会いと別れ。
自分が目指した道を極めるには、多くの犠牲を払わなければならないのだろうか。輝かしい栄光とともに、深い闇が喜久雄の背景には広がっていく。

私は歌舞伎の知識は全くないし、関心もそこまでなかったが、今作を見て実際に歌舞伎の舞台を見てみたくなった。そのくらい演者の皆さんが素晴らしすぎたし、劇伴や演出も本当に良くて、終始引き込まれていった。芸事に命をかけて取り組む人たちの生き様を是非劇場で見に行ってほしい。

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POTESARA

5.0国宝級

2025年6月7日
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この映画そのものを国宝にするべき

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ハイボール

3.5あっという間の3 時間

2025年6月7日
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「素晴らしかった〜ぁ…」とため息まじりに連呼してるおばさま多数。
(もちろん道成寺のリズムで退席)

原作があるから映画のせいではないのだけれど、
「そんなの起きる!?」な、やりすぎエピソードが連発して、ちょっとドン引き。
そんなの抜きでも、設定だけで、じゅうぶんに見応えある作品になった気がするだけに。

少年時代をもっと見たいと思わせる序盤から、キャストが全員素晴らしい。
への字口の寺島姐さん、貧乏くじがお似合いすぎる森七菜ちゃん。等々、女優陣が良い。

「さらば、わが愛 覇王別姫」ぽいのを想像してたら、そんなの皆無。
もっと愛憎入りまじる人間関係を期待してたら、意外とあっさり。
肝心の舞台シーンは、カット割多めで誤魔化してるなあ。
そして、王道な終わり方。洋楽かぶれなエンディングソング…!!!

そんな不満もありますが、キャストが全員良いので、それを見るだけで料金の価値はあったと思います。

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ababi

4.5役者ってすげえ

2025年6月7日
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知的

ストーリーは当然良かったんですけど、この作品は役者さんの凄さというものを改めて感じさせてくれました。
渡辺謙、横浜流星、そして吉沢亮。3人とも大河主演俳優で実力も実績も折り紙つきながら、こんなに素晴らしい演者であること改めて実感。感動させていただきました。

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金 玉均
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