国宝のレビュー・感想・評価
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長い!
歌舞伎の知識は、無いのですが
吉沢亮くんも、横浜流星も、どれだけ研鑽を
積んだのか。。。と思える
素晴らしい演技でした
でも、どうしても歌舞伎役者には
見えません
こんなに歌舞伎をがっつりやるなら
いっそのこと
団子くんと、染五郎とか
中村屋兄弟とか
歌舞伎役者さんに、演じてもらっても
良いのではないかと思うけど。。。
吉沢亮くんと、横浜流星の熱演ぶりが
凄すぎて
やっぱし、他の人ではあかんかなぁ
と、モヤモヤします
そして、なんで、舞台を関西にしたのやろ
メインの二人が、関西出身でないのだから
東京で、ええやん
関西弁探偵の、私は、決めゼリフの
イントネーションが気になって
感動が冷めます
クライマックスとなるべき場面が
何度かあり、そこを頂点に
世襲や、血、才能を乗り越えて芸に生きる
二人の姿をメインにした物語の方が
映画向きやと思うけど。。。
主人公が「国宝」となるまでの
長い道のりを描くなら
映画じゃなくて
大河ドラマとか、日曜劇場にしたら
良かったと思います
まだ、続きあるんか?
という気持ちになりました
そして、なんか、上から目線で
どや!すごいやろ!!と言われ続けていて
批判じみた感想要りません
みたいな、雰囲気の映画でした
単純な感想として。。。
黒川想矢くんが良かった
そして、俊ぼん、エエやつやなぁ
春江の心変わりにモヤモヤ
親子そろって、糖尿になるなんて
寺島しのぶ、食生活、考えたってぇや
なんてことも思いつつ、観てました
国宝はつながっている?
こんなすごい映画のレビューなんか、私には書けません。
いろいろな映画通がYoutubeでもこのサイトでもレビューしていますのでそちらへどうぞ。
映画とは関係ないこの私の2週間の流れを書きます。
2週間前に別の映画を見た時に、上映前にこの映画の予告編が流れました。
国宝?自分の顔が国宝だとかなんとか思ってるの吉沢君は。(冗談です)
家に帰ってYoutubeで国宝を検索すると、京都・奈良の国立博物館でやっている大国宝展の話がヒット。ここで私の興味はそちらに移り、そちらを見に行くことに。
5月31日土曜日の新幹線で京都に行き、博物館へ行く前にまだじっくり観光したことのなかった東寺へ。そこで、何やら会場設営なのか片付けなのか大規模に立ち入り禁止の区域を設けてやってました。
そしておとといの金曜の夜、Youtubeで東寺を検索すると映画「国宝」のジャパンプレミアが5月30日金曜日にやっていたとのニュースが。
私が東寺に行ったのは5月31日なので、あの片づけはジャパンプレミアムの片付けだったんだと判明しました。
これも何かの運命なので、さっそく本日映画「国宝」を鑑賞。
2週続けての「国宝」鑑賞。
どちらも素晴らしかったです。
役者の人生
稽古たいへーん
なんかすごいもん観た!
予告から重厚な人間ドラマを期待して、公開2日目に鑑賞してきました。内容的に若者受けはしないかと思っていましたが、出演俳優の人気もあってか、年齢層は広めで客入りも悪くなかったです。
ストーリーは、極道の家系に生まれ、抗争で父を亡くし、15歳にして天涯孤独となってしまった喜久雄が、その才を見抜いて引き取った上方歌舞伎の名門・花井半二郎のもとで、半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように共に修行に励み、実力をつける中、半二郎が事故で舞台に立てなくなり、その代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、二人の運命が大きく動き出すというもの。
鑑賞後、「なんかすごいもん観た!」という言葉にならない感動に襲われました。一人の男の人生に伴走したような、何かをやり遂げたような達成感を得られる稀有な映画体験です。
これまで歌舞伎には全く興味がなく、もちろん観たこともなく、その魅力も、演技の良し悪しもまるでわかりません。それなのに、何度も描かれる舞台シーンではことごとく熱いものが込み上げてきて、わけもわからず涙が流れます。歌舞伎に魅せられ、その道を極めることに取り憑かれ、魂を捧げた男たちの壮絶な人生がそこにあったからでしょうか。
当初は明確な立場の差があり、それを自覚していた喜久雄と俊介の二人が、父の事故により代役が必要になったことから、運命の歯車が大きく、しかも予想外の方向に回り出します。それを複雑な思いを抱きながらも受け入れる二人の姿に、厳しいプロの世界でしのぎを削る生きざまを見る思いがします。
しかし、芸の技量と同等かそれ以上に血筋を重んじるこの世界では、後ろ盾のない喜久雄の未来は必ずしも明るくはありません。一方で、花井家跡取りの座を追われながらも芸から離れられなかった俊介。彼が再度脚光を浴び、かつての二人の立場が完全に逆転する構図に背筋がゾクゾクします。
そして、これが単なる跡目相続という小さな枠に収まらず、芸を極める役者の真髄へと昇華していくような展開が、とてつもない力で観客を引き込みます。紆余曲折を経て再び演じられる、二人藤娘、二人道成寺には、以前とは別の熱量を感じて再び涙腺を刺激されます。そして、圧巻の曽根崎心中。おそらく右脚までも病に冒され、死を覚悟した俊介の最期の舞台だったのでしょう。それを承知した上で演じ切る二人の姿に涙が止まりません。役者であることとの心中を本望とした俊介の思いが、演目と重なり、観るものの心を激しく揺さぶります。
終盤は、大人になった娘と喜久雄の突然の邂逅。わずかなシーンではありますが、芸の道を極めた表の顔と、そのために全てを犠牲にした裏の顔を知る、実の娘ならではの思いが滲み、実に印象的です。瀧内公美さんの渾身の演技が光る素敵なシーンです。
そして、ラストの鷺娘。誰も見たことのない景色を追い求め続けた喜久雄の生きざまを彷彿とさせる、万感の終幕。その景色は頂点を極めた者にしか観ることのできないものだったのでしょう。そして、それを目にすることは、この先二度と逃れることのできない地獄の始まりを意味しているのかもしれません。「国宝」の認定が取り消されることは生涯ないのですから。
主演は吉沢亮さん、共演は横浜流星さんで、お二人とも熱演という言葉ではとても言い表せないほどの演技を魅せています。歌舞伎の所作そのものが極めて重要な作品なだけに、お二人のプレッシャーや稽古は相当なものだったと推察されますが、見事にその大役を果たしていると感じます。脇を固めるのは、渡辺謙さん、寺島しのぶさん、田中泯さん、永瀬正敏さん、高畑充希さん、森七菜さん、見上愛さん、黒川想矢くんら。
悪魔との取引‼️
父親を殺された極道の一人息子・喜久雄、そんな喜久雄を引き取った歌舞伎界の花形俳優・花井半二郎の一人息子・俊介の50年に及ぶ友情と葛藤の物語‼️半二郎が怪我した自分の代役に息子の俊介ではなく喜久雄を推したことから、二人の関係に変化が起こる‼️そんな二人の物語が歌舞伎界の内幕も含めてかなりソフトにまろやかに描かれます‼️喜久雄に自分の代役をさせねばならない半二郎の苦悩、代役が息子でないことに憤りを見せる半二郎の妻、代役が自分ではない事に哀しみを滲ませる俊介、そんな俊介を愛してしまう喜久雄の恋人・春江、喜久雄の娘を産みながらもほったらかしにされる芸妓、歌舞伎界を追放された喜久雄と苦労を共にする歌舞伎界重鎮の娘、父を恨む喜久雄の娘など、様々な物語が結構なアッサリ味で深みもなく描かれているので、もう少し一人一人のキャラを丁寧に描いて欲しかった‼️本当はもっとドロドロした歌舞伎界の裏側を観たかったんです、私は‼️演劇界の「イヴの総て」や映画界の「サンセット大通り」みたいな‼️半二郎の代役に喜久雄が舞台に上がり、涙を流す俊介と春江が手を繋いで出て行くのを交錯させて魅せるシーン‼️和解した二人が久しぶりに舞台で共演するシーン‼️この二つのシーンは素晴らしかった‼️キャストの皆さんも吉沢亮、横浜流星、高畑充希、森七菜、そしてワンシーンのみの瀧内久美さんも含め頑張ってたと思うのですが、半二郎役のラスト・サムライがミスキャスト‼️今作の製作のニュースを聞いた時から、歌舞伎界の女形の名優役と聞いて、そのビジュアルからして大丈夫かな?と思ったら、予想通り本編で歌舞伎の舞台で演じるシーンは無い‼️無理だと自覚してたのかな⁉️
歌舞伎の人はどう思うのだろう?
原作未読のため映画単体としての感想。
役者の気合いと鍛錬には感服しますが、ストーリー。全体的に非現実的すぎて感動が半減。歌舞伎の世界が好きな人にはあまり受け入れられないと思う。血筋がなくても大成する役者はいるけど、さすがに主役に設定がねじ込まれ過ぎてる。女性たちの人物像が全体として薄い、二人の母、二人の妻(一人は内縁)でお腹いっぱい、さらに二人目の内縁、あげく娘は描ききれていない印象でした。
時間がどんどん進んで「◯年後」というのも頭が追いつかない。老け顔メイクもやや甘く感じた。
曽根崎心中はあのまま見せたのに、鷺娘での馬鹿でかい音楽なぜ。
田中泯だけでも⭐︎倍増
原作既読、歌舞伎は20年以上観ております、マニアの入り口程度にはいると自負しております。
原作者がこの作品のために歌舞伎の裏方に三年入ったというだけあって、舞台の上がる前の行き詰まる緊張感や演者たちの微妙な距離感、血縁主義の強さなどが遜色なく著されております。
文庫でも上下2巻の内容を映画にするには流石にそのままとはいかないのは当然のことでした。
正直なところ、女形のお家芸であるならば吉沢亮と横浜流星ではゴツい。観る前からそれはわかっていたので、人気のためにはしかたないかとあまり期待しておりませんでしたが、吉沢亮の声が予想外に板の上にはハマっており嬉しい収穫。
お二人ともそれこそ血の滲むような努力をされたのだろうと察しました。しかし悲しいかな、どうしてもずっと日舞をされてきた本場の人たちとは違う。本場の人たちは扇子が体の一部のように動く。どうしても手首の固さはその域まで達していなかった。
師匠に渡辺謙はあまりにもイメージが違う。立役だろう…荒事だろうよ…。師匠連中には梨園が良かったのではと思いましたが、万菊役の田中泯が素晴らしすぎて脱帽。語り口も驚きましたが、何よりも所作が何十年も女形として生きてきた人のそれであり、演じることの究極はここなのではないかと感嘆いたしました。
この作品につけた星全て田中泯といっても過言ではありません。
もはや田中泯を観に3時間使ってくださいと宣伝したいほどです。見応えありました。
でも鷺娘は玉三郎を観てほしいな…。
一番色っぽかったのは田中泯?(笑)
久々に90点上げちゃいます。3時間があっという間でした。
こんな事書いちゃ申し訳ないんだけど物語は思ったように展開し、思ったように終わりますが、それがまたなんと心地の良いことか。
本当の主演は吉沢亮でしょうけど、横浜流星が助演では可哀想なので、まさにW主演と言ってもいいと思います。後半3分の1はまさに横浜流星が主演でした。
歌舞伎の世界が舞台の映画なのに配給が東宝ってのも「ん?なにかあったの?」なんてゲスな勘ぐりを支度もなりますが、松竹の社員さんたちが悔しがってないかな?とも思います。
本当に美しく、強く、気高く、脆い二人の主演でしたが、私にとって一番色っぽかったのは田中泯であったことは内緒です(笑)
アカデミー賞に出品しないかな。国際長編映画賞受賞すると思うんだけどな。
血と汗
国宝級の演技を歌舞伎役者ではない者が演じる意味に興味を感じました。パンフレットにあった李相日監督の「歌舞伎を見せる以上に”歌舞伎役者の生き様”を撮りたかった」という言葉に表われているように、自分が観たかったもの、心を動かされたのもそういった部分だったと思います。とはいえ、歌舞伎の演技自体も大きな見所であり、吉沢亮、横浜流星の血の滲むような特訓の成果に目が釘付けになりました。今作のことを最初に知ったとき、御曹司・俊介役はどことなく品のある顔立ちの吉沢亮、外の世界から才能を見出される喜久雄役は孤高の風格が似合う横浜流星かなと思いましたが、実際に観て、このキャスティングで納得でした。頂点を極めようとすればするほど絶望も底なしに深く、それはビルの屋上で放心したように喜久雄が踊るシーンが象徴的でしたが、魂を揺さぶられるような深い感銘を受けました。自分の役を奪われる俊介の激しい心情も見事に描かれていて、橋の上で喜久雄に掴みかかるシーンは、横浜流星ならではの激しくも美しいシーンだったと思います。国宝級の役者が舞台の上から観ている景色をほんの少しでも追体験できる、とても貴重な唯一無二の作品でした。
素晴らしかった
長さを感じさせない李相日監督の力量に脱帽
2時間55分に及ぶ長編でしたが、テンポが非常に良く、冗長に感じる部分が一切なかったため、長さをまったく感じさせない作品でした。吉沢亮、横浜流星、渡辺謙といった錚々たる役者陣の演技も素晴らしく、もちろん原作である吉田修一先生の力も大きかったと思います。しかし、それらすべてを見事に統合し、一本の壮大な映画作品として完成させた李相日監督には、最大限の賛辞を送りたいと思います。
本作の舞台は、家柄や血縁が重視される歌舞伎界。物語は、主人公・喜久雄(吉沢亮/少年期は黒川想矢)が、長崎の極道一家の親分(永瀬正敏)の息子として生まれながら、父を抗争で亡くす場面から始まります。ここで印象的だったのが、父が命を落とす抗争のシーンに降りしきる雪。この雪が作品全体の“隠し味”として効いており、非常に象徴的でした。
その後、上方歌舞伎の大御所・花井半二郎(渡辺謙)に才能を見出され、喜久雄は歌舞伎の世界に足を踏み入れます。入門に至るまでの経緯は比較的あっさり描かれているものの、観客にしっかりと伝わるように工夫されており、構成の巧みさに感心させられました。
歌舞伎界に入った喜久雄は、半二郎の息子であり、すでに歌舞伎役者として活動していた同い年の半弥(横浜流星/少年期は越山敬達)とともに稽古を重ねます。親友でありライバルであり、ある意味で家族とも言えるこの二人の関係こそが、本作の核心となるテーマでした。
特に心を打たれたのは、2人の関係性と歌舞伎の演目「曾根崎心中」を重ね合わせた演出です。それぞれのパートナーとの“道行”の物語を経た後、ラストで2人が「お初」と「徳兵衛」を演じて再び“道行”をするという展開には、思わず胸が熱くなりました。原作の力は言うまでもありませんが、吉沢亮と横浜流星という歌舞伎役者ならぬ俳優が見事に舞台を演じ切ったことから、衣装や舞台美術と言った演出など、細部に至るまで徹底的に作り込まれていたことが、作品全体の質の高さを支えていたと感じます。
役者陣では、主役の2人の熱演はもちろん、世界的俳優である渡辺謙の安定感ある演技も印象的でした。しかし、個人的に最も注目したのは田中泯の存在です。彼が演じた人間国宝の歌舞伎役者・小野川万菊は、表情は勿論、手の所作や台詞回しに至るまで、まさに女形そのもの。一瞬のカメラワークも相まって、田中泯の演技には目を奪われました。
そんな訳で、本作には文句の付けようがないため、評価は★5.0とします。
なかなか凄かった。
文句なし❗️圧巻❗️よく吉沢亮、横浜流星は歌舞伎の演技をこなした。
文句なし❗️素晴らしかった。時間の長さは感じない。よく、歌舞伎を映画化にした。吉沢亮、横浜流星は本当に演技が素晴らしく、歌舞伎の演技も完璧だった。時代背景、脚本、設定も文句なし❗️2025年上半期ベスト邦画、いや年間ベスト邦画も濃厚。それだけでなく、2025年の日本アカデミー賞を始めとする映画賞各賞、キネマ旬報2025年邦画ランキング1位も濃厚。それにしても吉沢亮、横浜流星の演技は凄い❗️この作品はぜひ映画館で観てほしい作品。おすすめします❗️
二人の演技は凄い
吉沢亮さんと横浜流星さんの演技は凄い。
特に横浜さん。糖尿病で片足切断、もう片方も壊死?
の中舞台に立って…。
原作も読みました。あのボリュームをよく3時間で
まとめたな、と思います。
では涙溢れて心打たれるシーンがあったか、と言うと
そこはうーん、どうなんだろう。
二人の役者人生は飽きることなく最後まで見れました。
役者の業
いや〜役者ってすごいや!
歌舞伎のシーンは迫力あって、これは劇場で大画面で見て正解だったなって思った
大画面のドアップに耐える顔面の主役、顔がいい すごいね 美人てのはこういうこと
芸事の才能に恵まれ、芸事の才能に呪われたような話でしたな 血反吐を吐くほど辛くやめてしまえば楽だと理解はしている それでも彼らは舞台をライトを喝采を望むんでしょう 役者なので
温泉宿みたいなとこで絡んできた男がすごいリアルなキモさで鳥肌ヤバかった この世の害悪が詰まってた本当に嫌 ストーカーになる男の描写が実在するキモさでぐう〜〜後を引く胸糞 ゲロロ🤮
そのあとの舞の狂気
こんなに苦しんでるのは芸のせいなのに辛い時縋るあてが芸にしかない こんな苦しいことある?
終始地獄の映画 分かってたけど3時間地獄でとっても疲れた
でも、舞台での演技、綺麗だったな〜。
が最後にくる感想。
前半は良かったが...
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