劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全751件中、741~751件目を表示

5.0心持ってかれた・・・

2025年6月6日
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鑑賞方法:映画館

今年の邦画No.1は確定かと。

もうめちゃくちゃ圧倒されました!!
すごい映画です。

吉沢亮、横浜流星、渡辺謙、そして田中民の迫力ったら。
歌舞伎を通して人の生き様を見事に表現してると思う。
李監督はすごいわ。

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Mariko

5.0末恐ろしい黒川想矢の目力

2025年6月6日
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鑑賞方法:映画館

全て圧巻のベスト映画でしたが、冒頭からの少年時代を演じた黒川想矢の女形、特に目力が印象に残る。怪物でも印象的だったが、末恐ろしい。

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サンダンス

4.0娘が悪魔と交わした契約は、彼の人生を弄んだのだろうか

2025年6月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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Dr.Hawk

5.0吉沢亮と横浜流星の演技(踊り)は圧巻。 今年一番の邦画だと思います。

2025年6月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

ヤクザの親分の子、喜久雄(吉沢亮)は15歳の時に抗争で父を亡くし天涯孤独になる。

喜久雄の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼を引き取り歌舞伎の世界へ飛び込むことになり、半二郎の跡取り息子俊介(横浜流星)と兄弟のように育てられる。

そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に跡取りの俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる。

この代役として喜久雄「吉沢亮)が演じた曽根崎心中のお初の演技はとても素人とは思えない演技で映画鑑賞している全員が生唾を飲んでいた。

この踊りをみた俊介は自分の未熟さを知り歌舞伎の世界から距離を取る。
その後、喜久雄が任侠出身とされ歌舞伎界から終われるが、年月が経ち二人は和解。二人して舞台に立つが今度は俊介が糖尿病を患い義足になってしまう。
それでも俊介は歌舞伎への情熱はなくならず、義足をつけ命をかけて喜久雄と曽根崎心中を演じる。この時の2人の演技は凄いの一言。

その後、俊介は糖尿病により亡くなるが、喜久雄は齢を重ね若くして人間国宝になる。
映画の最後には喜久雄が踊る鷺娘はこれまた、物凄い踊り。
3時間はアッというまでした。

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映画好きのジイサマ

4.5最高傑作

2025年6月6日
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まるで覇王別姫さらば我が愛の
レスリーチャンの如き
国宝の様な作品

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トムヤムくん

5.0満点

2025年6月5日
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鑑賞方法:映画館

初日。午前中は他の初日を2本消化したが、本日はこの作品を観るために劇場に来たと行っても過言ではない。7年前に読んで鳥肌が立ちっぱなしの、歌舞伎女形を主人公にした、吉田修一の傑作小説、そして吉田作品の映画化といえば李相日監督。製作発表から待ちに待った作品だ。
日本の映画史に、この作品が刻まれる。それだけの価値ある名作が誕生したと断言する。歌舞伎界という、日本独自の芸能文化の伝統を背景に、ここまでドラマティックな人間模様、歌舞伎役者(表現者)としての神髄を描き切った、みごとな逸品だった。

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t2law

5.0素晴らしい

2025年6月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

カマラワーク、場面の切り替え、そして脚本が素晴らしい‼️存分に終始たのしめました。歌舞伎は興味があるけど行った事なし。でも全く関係なく面白い。
主人公と御曹司の波瀾万丈人生が飽きる事なく、これでもかーって位に一転二転で良かった。
最後も格好いい終わり方。
アカデミー賞は間違いなくノミネートは確定作品。
有難う御座いました。

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ノブ様

4.5極上の映像体験!歌舞伎のシーンは圧巻!

2025年5月22日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

斬新

「守ってくれる血が俺にはないねん」

▼感想
東宝の試写会に招待頂きました!ありがとうございました!

かなり面白かった!3時間と邦画にしては長尺だったけど、これだけの時間が必要な濃密なストーリーだった。吉沢亮演じる喜久雄が日本一の歌舞伎俳優を目指す。様々な出会いや別れ、栄光や挫折など歌舞伎を極める美しさや残酷さがこの3時間に詰まっていた。

主演は吉沢亮、共演は横浜流星。イケメン…という言葉では表せないくらい美しい顔立ちだった。二人の関係も絶妙で単純な憎み合うライバルではなく、相手の存在が自分のコンプレックスになっていた。俊介にとって喜久雄は「父に選ばれなかったこと」、喜久雄にとって俊介は「歌舞伎の血が流れていないこと」…それを思うとお互いの衝突や再会も感じ方が変わってきた。

歌舞伎のシーンは圧巻!「自分は歌舞伎が特別好きではないから退屈に感じたらどうしよう」そんな不安は吉沢亮と横浜流星の演技に呑み込まれ消えた。歌舞伎のシーンは瞬きできないくらいの迫力があり、子供の喜久雄が感じたように怖さも感じるくらいだった。退屈なシーンは全くなく、二人のとてつもない努力がこの迫力を生んだのだと思った。

これは特にスクリーンで観て良かったと思える映画だった。この映画をきっかけに歌舞伎も久しぶりに見に行きたいと思った!

▼お気に入りのシーン
震える喜久雄の顔に俊介が化粧をするシーン!

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UUU

5.0芸の肥やし

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

渡辺謙がバツ2で、その娘の杏の元旦那の東出クンが不倫→離婚しようが、吉沢亮が酔っ払って不法侵入しようが、三浦貴大がどんどん杉村太蔵化していようが、全ては芸の肥やし、芸のためなら女房も泣かす〜🎵なのである!オワリ!

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うんこたれぞう

5.0「神様と話ししてたんとちゃうで。悪魔と取引してたんや。」【6月20日追記あり】

2025年6月5日
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鑑賞方法:試写会、映画館

興奮

知的

斬新

6月6日「稽古始めの日」に、映画館のスクリーンという“舞台”で体感すべき邦画が、カンヌから日本に凱旋しました。

「誰も見たことのない、吉沢亮がここに─」
昨年12月23日に解禁された、『国宝』のティザービジュアルと予告映像。

クランクアップ間もなかったという吉沢亮さんは、まだ役が抜けきれていない状態でのティザー写真の撮影でした。

レビュータイトルの喜久雄の台詞のように、悪魔と取引したかのような神がかった表情は、“国宝的イケメン”という言葉では到底形容できない美しさでした。

中指で目尻に《朱》を入れる顔のアップ、《漆黒》の着物に《白》の半襟、《白》い背景。このミニマムなカラーの写真1点で、見事に『国宝』という映画の世界観を表現していました。

映画.comのフォトギャラリー画像(35)でも見られるこのティザービジュアルは、特報の映画ポスターに使用され、今年5月のカンヌ国際映画祭でも披露されました。

✎____________

吉沢亮さんという俳優は、つくづく不思議な役者だと思います。

自らを「お芝居依存症」、親友の北村匠海さんからは「ぼくが知り得る中で、一番芝居バカ」。

吉沢亮さんの特撮ドラマ出演作に、横浜流星さんが俳優デビューでゲスト出演した『仮面ライダーフォーゼ』。初共演の吉沢亮さんの役名が「流星」で、13年後の『国宝』の競演に運命を感じます。

代表作の大ヒット映画シリーズ、『キングダム』の秦の若き始皇帝・嬴政と、『東京リベンジャーズ』の暴走族のカリスマ総長・マイキー。2作品とも“王”や“トップ”の圧倒的なオーラで、主役を超える存在感です。

昨年9月公開の「コーダ」を演じた『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。静かで小さな作品でも、高い評価で配信後も劇場上映が続いているロングラン作品です。

今年31歳になった吉沢亮さん本人は、「一生コメディだけに出ていたい(笑)」と、少年のように透き通る瞳を輝かせて笑顔でコメントしています。

役者としての“夢”の一つであった、李相日監督作品へ、主演として出演が叶った『国宝』。完成報告会での渡辺謙さんの言葉通り、俳優・吉沢亮の新たな代表作となることを願って─。

✎____________

【5月30日京都】
世界遺産・京都東寺では初の映画上映イベントとなるジャパンプレミア。国宝指定の金堂の扉が開き、キャストと監督の9人がレッドカーペットに登壇。

《黒と白と深緋》のスーツやドレスでスタイリング、『国宝』カラーでほぼシンメトリーに横一列に並び、雨上がりの東寺の借景に溶け込んでいました。

日本人のDNA、というよりこの作品の表現を借りるなら、自分に日本人の血が流れていることを感じて息を呑んだ瞬間でした。

【5月18日カンヌ映画祭】
第78回カンヌ国際映画祭・監督週間部門公式上映にてワールドプレミア。吉沢亮さん、横浜流星さん、渡辺謙さん、李相日監督の4人が登壇。

現地の機関誌では
「歌舞伎の生まれではない映画の俳優たちが
とてつもない大きな挑戦に挑んで
結果として非常に絶大な説得力を生みだした。

そして映像の美しさ。
特に歌舞伎の舞台をみる映像は
一枚一枚の絵画のような美しさであった。

最後に2025年のカンヌ映画祭の中で
最も美しい映画のひとつであった。」
と結ばれていました。

✎____________

【6月6日追記】
公開前には「何故本物の歌舞伎役者を使わないのか」、という声もありました。映画を観た後なら「何故吉沢亮と横浜流星だったのか」、説明は要らないと思います。

映画の撮影にエキストラ参加しました。歌舞伎の数ミリ単位の型を、数センチずつ角度を変えたりしながらテイクを繰り返し、数秒・数分のシーンを1日かけて撮影しています。

P.S.
レビュータイトルの「悪魔と取引」という台詞は、終盤に伏線回収されます。シークレット・キャストのシーンなので、お見逃しなく…

P.S.2
6月16日、公開10日間の観客動員85万人、興行収入11.9億円、前週比143.4%。

今週開催の第27回上海国際映画祭で上映、フランス・スイス・オランダ・韓国・香港・台湾、9つの国と地域で上映が決定。配給の東宝(TOHO Global)×製作のアニプレックス(MYRIAGON STUDIO)による、海外展開を期待しています。

【6月20日追記】
予告にも登場する屋上の夜景のシーンで、喜久雄の舞いと台詞が、吉沢亮さんのアドリブだと知りました。もう一度映画館に行って、喜久雄が芸に生きたように吉沢亮が役を生きていることを、目に焼き付けてきました。

映画館で驚いたのは、2週間前の初日には予想できなかった若い年齢層と、「歌舞伎」というワードからは想像できない観客層でした。映画が大ヒットすると、良い意味で作品が一人歩きすることを、映画館で再確認してきました。

✎____________

5月30日試写会で鑑賞
6月6日・6月20日映画館で鑑賞
6月1日★★★★★評価
6月2日レビュー投稿
6月6日・6月20日レビュー追記
6月9日・6月16日レビューP.S.追記

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ひな
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